礼拝でのお話
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ワーシップ
メッセージ



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シティーチャーチ
メッセージ201001114 
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天よりも高くされた大祭司 
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28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんハレルヤ
聖なる聖なる聖なる主を称えます。

主は、王の王、主の主、愛に満ち天よりも高くされた真の大祭司です。
この方を覚えて、御言葉を共に開いて参りましょう。

さて、聖書の通読箇所から見て参りましょう。
今週の聖書の通読箇所は、
旧約聖書が、エゼキエル書
新約聖書がヘブル人への手紙です。
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11月14日(日)[ ]エゼ1-3 /[ ]ヘブ4
11月15日(月)[ ]エゼ4-7 /[ ]ヘブ5-6
11月16日(火)[ ]エゼ8-11 /[ ]ヘブ7
11月17日(水)[ ]エゼ12-14 /[ ]ヘブ8
11月18日(木)[ ]エゼ15-16 /[ ]ヘブ9
11月19日(金)[ ]エゼ17-19 /[ ]ヘブ10:1-18
11月20日(土)[ ]エゼ20-21 /[ ]ヘブ10:19-39
11月21日(日)[ ]エゼ22-23 /[ ]ヘブ11:1-16
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このエゼキエル書は、神の臨在が詳しく述べられている書です。
また、そこには、神の臨在が、エルサレムを去っていく様が書かれています。
それは、大きな罪のためでした。
主は、主ご自身の約束のゆえにここにおられます。
しかし、私たちは、主が喜んでここにおられる群れとならせて頂きましょう。
また、ヘブル人への手紙は、律法とキリストの関係、神殿での礼拝と、キリストとの関係が非常に詳しく書かれた書です。
わたしたちは、この方が、ユダヤ人の待ち望んでいたメシアであることを知ることが出来ます。

皆さん。是非、聖書を読みましょう。
聖書は、難解なところもありますが、それを読むことによってあなたの霊が成長します。
聖書は命のパン、神の言葉です。

では、今日はこのヘブル人への手紙から、7章を開きましょう。
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【 聖書箇所 】ヘブル人への手紙7章1-4、24-28
・新改訳Up395(贈呈p344、英対p653)
・新改訳Vp431、英対p478(贈呈p392)
・口語訳p348
・新共同訳p407 (贈呈p407、英対p603)
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司会者お読みください。
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【 聖書箇所のテキスト 】
7:1 このメルキゼデクは、サレムの王で、すぐれて高い神の祭司でしたが、アブラハムが王たちを打ち破って帰るのを出迎えて祝福しました。
7:2 またアブラハムは彼に、すべての戦利品の十分の一を分けました。まず彼は、その名を訳すと義の王であり、次に、サレムの王、すなわち平和の王です。
7:3 父もなく、母もなく、系図もなく、その生涯の初めもなく、いのちの終わりもなく、神の子に似た者とされ、いつまでも祭司としてとどまっているのです。
7:4 その人がどんなに偉大であるかを、よく考えてごらんなさい。族長であるアブラハムでさえ、彼に一番良い戦利品の十分の一を与えたのです。

7:24 しかし、キリストは永遠に存在されるのであって、変わることのない祭司の務めを持っておられます。
7:25 したがって、ご自分によって神に近づく人々を、完全に救うことがおできになります。キリストはいつも生きていて、彼らのために、とりなしをしておられるからです。
7:26 また、このようにきよく、悪も汚れもなく、罪人から離れ、また、天よりも高くされた大祭司こそ、私たちにとってまさに必要な方です。
7:27 ほかの大祭司たちとは違い、キリストには、まず自分の罪のために、その次に、民の罪のために毎日いけにえをささげる必要はありません。というのは、キリストは自分自身をささげ、ただ一度でこのことを成し
遂げられたからです。
7:28 律法は弱さを持つ人間を大祭司に立てますが、律法のあとから来た誓いのみことばは、永遠に全うされた御子を立てるのです。
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では、主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
というのは、キリストは自分自身をささげ、ただ一度でこのことを成し遂げられたからです。
ヘブル人への手紙 7章27節
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では、このところから、
「天よりも高くされた大祭司」
と題しまして、御言葉を共に開いて参りましょう。

さて、今回の聖書箇所は、メルキゼデクという人物が出てきます。
少し、旧約聖書を見てたいと思いますが、この名前は、旧約聖書に二回しか出てきません。
それは、創世記と詩篇です。
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18 また、シャレムの王メルキゼデクはパンとぶどう酒を持って来た。彼はいと高き神の祭司であった。
19 彼はアブラムを祝福して言った。「祝福を受けよ。アブラム。天と地を造られた方、いと高き神より。
20 あなたの手に、あなたの敵を渡されたいと高き神に、誉れあれ。」アブラムはすべての物の十分の一を彼に与えた。
創世記14章18-20節
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昔、ソドムとゴモラが滅ぼされる前に、これらの国を含む連合国同士の戦いがありました。
そのとき、ソドムにいたアブラハムのおいのロトは、戦いに巻き込まれ、連れ去られてしまったのです。
そこで、アブラハムは戦いに行き、エラムの王ケドラオメルとその連合軍を打ち破ったのです。
そうして、帰ってきたとき、シャレムの王がやってきました。
そして、彼は、アブラハムを祝福したのです。

ここで、アブラハムが、彼を祝福したことについて、
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7:4 その人がどんなに偉大であるかを、よく考えてごらんなさい。族長であるアブラハムでさえ、彼に一番良い戦利品の十分の一を与えたのです。
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と、書いてあります。

彼は、アブラハムに何を持ってきましたか?
パンとぶどう酒です。
皆さん。パンとぶどう酒をお与えになったのは誰ですか?
それは、イエス様です。
イエス様は、ご自身の御身体と血潮をあらわすものとして、パンとぶどう酒をお与えになりました。

それは、過ぎ越しの祭りに由来します。
その過ぎ越しは、出エジプト出来事です。

しかし、それよりはるか以前、まだ、出エジプトどころかイスラエルがエジプトに移住する前に、このことは起こっているのです。

このメルキゼデクは、神の子であるイエス様が、まだ、赤ん坊の姿で現れてこられるまえに、アブラハムの前に姿を現されたのではないかとも言われます。
なぜなら、その方は、詩篇において、永遠に祭司であるとなっているからです。

彼はシャレムの王ですが、このシャレムについて詩篇にはこう書いてあります。
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1 神はユダにおいて知られ、御名はイスラエルにおいて大きい。
2 神の仮庵はシャレムにあり、その住まいはシオンにある。
詩篇76章1-2節
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シャレムは平和を意味する言葉で、シャロームと同じ由来を持ちます。

それは、平和の国、ですから、
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7:2 またアブラハムは彼に、すべての戦利品の十分の一を分けました。まず彼は、その名を訳すと義の王であり、次に、サレムの王、すなわち平和の王です。
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と、書いてあります。

もう一箇所の詩篇にはこうあります。
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1 主は、私の主に仰せられる。「わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまでは、わたしの右の座に着いていよ。」
2 主は、あなたの力強い杖をシオンから伸ばされる。「あなたの敵の真中で治めよ。」
3 あなたの民は、あなたの戦いの日に、聖なる飾り物を着けて、夜明け前から喜んで仕える。あなたの若者は、あなたにとっては、朝露のようだ。
4 主は誓い、そしてみこころを変えない。「あなたは、メルキゼデクの例にならい、とこしえに祭司である。」
5 あなたの右にいます主は御怒りの日に、王たちを打ち砕かれる。
6 主は国々の間をさばき、それらをしかばねで満たし、広い国を治めるかしらを打ち砕かれる。
7 主は道のほとりの流れから水を飲まれよう。それゆえ、その頭を高く上げられる。
詩篇110篇1-7節
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ここで、ダビデは言います。
主は私の主に、
ダビデは、誰をさしているのですか?

イエス様は言われました。
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43 イエスは彼らに言われた。「それでは、どうしてダビデは、御霊によって、彼を主と呼び、
44 『主は私の主に言われた。「わたしがあなたの敵をあなたの足の下に従わせるまでは、わたしの右の座に着いていなさい。」』と言っているのですか。
45 ダビデがキリストを主と呼んでいるのなら、どうして彼はダビデの子なのでしょう。」
マタイの福音書22章43-45節
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ダビデは、キリストを主と呼んでいる。
ですからこのダビデの言う私の主とは、キリストのことです。
そして、キリストが、メルキゼデクの例になら、とこしえに祭司であると言っているのです。

では、なぜ、このことに、ヘブル人への手紙はこだわるのですか?
それは、律法が誰を祭司としたかから始まります。

律法において祭司ははっきりと定められていました。
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わたしは会見の天幕と祭壇を聖別する。またアロンとその子らを聖別して、彼らを祭司としてわたしに仕えさせよう。
出エジプト記29章44節
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そして、神殿の働きをするのも、贖いをするのも、とりなしをするのも、祭司の仕事でした。

それは、預言者や、王の働きではなく、祭司の務めだったのです。

祭司の最も重要な勤めは、神殿に血を携えて入ることです。
そして、そこで、民の罪の購いをすることです。

その勤めは祭司でしかできないのです。
しかし、キリストは、それをご自身の身体で、そして、目に見える幕屋や神殿でなく、本当の幕屋に入ってそのことをなしとげられたのです。

では、キリストは祭司なのか。
それが、先ほどの詩篇にははっきりと書かれているのです。
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1 主は、私の主に仰せられる。「わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまでは、わたしの右の座に着いていよ。」
2 主は、あなたの力強い杖をシオンから伸ばされる。「あなたの敵の真中で治めよ。」
3 あなたの民は、あなたの戦いの日に、聖なる飾り物を着けて、夜明け前から喜んで仕える。あなたの若者は、あなたにとっては、朝露のようだ。
4 主は誓い、そしてみこころを変えない。「あなたは、メルキゼデクの例にならい、とこしえに祭司である。」
5 あなたの右にいます主は御怒りの日に、王たちを打ち砕かれる。
6 主は国々の間をさばき、それらをしかばねで満たし、広い国を治めるかしらを打ち砕かれる。
7 主は道のほとりの流れから水を飲まれよう。それゆえ、その頭を高く上げられる。
詩篇110篇1-7節
++++++++++
ダビデの言った私の主。
これについて、キリストが言われたこと。
++++++++++
43 イエスは彼らに言われた。「それでは、どうしてダビデは、御霊によって、彼を主と呼び、
44 『主は私の主に言われた。「わたしがあなたの敵をあなたの足の下に従わせるまでは、わたしの右の座に着いていなさい。」』と言っているのですか。
45 ダビデがキリストを主と呼んでいるのなら、どうして彼はダビデの子なのでしょう。」
マタイの福音書22章43-45節
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このダビデがキリストを主と呼んでいるということは、ユダヤ人のわかっていることでした。
また、それゆえに、この詩篇。
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1 主は、私の主に仰せられる。「わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまでは、わたしの右の座に着いていよ。」
2 主は、あなたの力強い杖をシオンから伸ばされる。「あなたの敵の真中で治めよ。」
3 あなたの民は、あなたの戦いの日に、聖なる飾り物を着けて、夜明け前から喜んで仕える。あなたの若者は、あなたにとっては、朝露のようだ。
4 主は誓い、そしてみこころを変えない。「あなたは、メルキゼデクの例にならい、とこしえに祭司である。」
5 あなたの右にいます主は御怒りの日に、王たちを打ち砕かれる。
6 主は国々の間をさばき、それらをしかばねで満たし、広い国を治めるかしらを打ち砕かれる。
7 主は道のほとりの流れから水を飲まれよう。それゆえ、その頭を高く上げられる。
詩篇110篇1-7節
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この内容から、キリストは、
このメルキゼデクにならい、祭司であることがわかるのです。

アブラハムさえも十分の一を捧げた祭司。
それが、メルキゼデクでした。
そして、キリストは、アロンの祭司ではなく、メルキゼデクのように血統と関係なく、祭司についておられる方なのです。

この方について、こう書いてあります。
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15 もしメルキゼデクに等しい、別の祭司が立てられるのなら、以上のことは、いよいよ明らかになります。
16 その祭司は、肉についての戒めである律法にはよらないで、朽ちることのない、いのちの力によって祭司となったのです。
ヘブル人へ手紙7章15-16節
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さて、祭司の務めは何でしたか?
それは、こうかいてあります。
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1 大祭司はみな、人々の中から選ばれ、神に仕える事がらについて人々に代わる者として、任命を受けたのです。それは、罪のために、ささげ物といけにえとをささげるためです。
2 彼は、自分自身も弱さを身にまとっているので、無知な迷っている人々を思いやることができるのです。
3 そしてまた、その弱さのゆえに、民のためだけでなく、自分のためにも、罪のためのささげ物をしなければなりません。
ヘブル人への手紙5章1-3節
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罪のため、捧げ物といけにえとを捧げるためです。

しかし、この捧げ物は、完全に罪をきよめることは出来ません。
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1 律法には、後に来るすばらしいものの影はあっても、その実物はないのですから、律法は、年ごとに絶えずささげられる同じいけにえによって神に近づいて来る人々を、完全にすることができないのです。
2 もしそれができたのであったら、礼拝する人々は、一度きよめられた者として、もはや罪を意識しなかったはずであり、したがって、ささげ物をすることは、やんだはずです。
3 ところがかえって、これらのささげ物によって、罪が年ごとに思い出されるのです。
4 雄牛とやぎの血は、罪を除くことができません。
ヘブル人への手紙10章1-4節
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そこで、少し長いですが10章を読みます。
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5 ですから、キリストは、この世界に来て、こう言われるのです。「あなたは、いけにえやささげ物を望まないで、わたしのために、からだを造ってくださいました。
6 あなたは全焼のいけにえと罪のためのいけにえとで満足されませんでした。
7 そこでわたしは言いました。『さあ、わたしは来ました。聖書のある巻に、わたしについてしるされているとおり、神よ、あなたのみこころを行なうために。』」
8 すなわち、初めには、「あなたは、いけにえとささげ物、全焼のいけにえと罪のためのいけにえ(すなわち、律法に従ってささげられる、いろいろの物)を望まず、またそれらで満足されませんでした。」と言い、
9 また、「さあ、わたしはあなたのみこころを行なうために来ました。」と言われたのです。後者が立てられるために、前者が廃止されるのです。
10 このみこころに従って、イエス・キリストのからだが、ただ一度だけささげられたことにより、私たちは聖なるものとされているのです。
ヘブル人への手紙10章5-10節
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ここに、キリストが御自身を捧げられた意味が書かれているのです。

それは、単に、私の身代わりとなって下さったという、ことだけでなく、神の前の完全な捧げ物としてご自身を捧げられたという意味があるのです。
ですから、私たちは、このことにより、聖なるものとされているのです。

しかもこの方は、永遠に存在される方です。
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7:24 しかし、キリストは永遠に存在されるのであって、変わることのない祭司の務めを持っておられます。
7:25 したがって、ご自分によって神に近づく人々を、完全に救うことがおできになります。キリストはいつも生きていて、彼らのために、とりなしをしておられるからです。
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皆さん。
ですから、私たちは、完全な赦しと聖めを頂いているのです。

そして、いまもこのイエス様は、あなたの為にとりなしておられます。

この方は、天よりも高くされた大祭司です。
この方に目をむけ、この方を崇めてまいりましょう。
お祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治、大阪府の府政、枚方市の市政が正しく行われるように。 
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。新型のインフルエンザ等からの守りがあるように。備えが出来る様に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
・フランクリングラハム大会の為に。


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