礼拝でのお話
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ワーシップ
メッセージ



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シティーチャーチ
メッセージ20100627 
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聖霊を受けよ 
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28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちの為に十字架にかかられ救いを成し遂げてくださった方。
天に昇り、私たちに聖霊を注いでくださる方です。
いま、この聖霊様が、信じるものに注がれています。
聖霊様の臨在の中で、御言葉を聞いて参りましょう。

さて、いつものように、聖書の通読箇所から見てまいりましょう。
本日の聖書の通読箇所は、旧約聖書が歴代誌第二
新約聖書が使徒の働きです。
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6月27日(日)[ ]U歴代10-12 /[ ]使徒7:19-44
6月28日(月)[ ]U歴代13-15 /[ ]使徒7:45-60
6月29日(火)[ ]U歴代16-18 /[ ]使徒8:1-24
6月30日(水)[ ]U歴代19-20 /[ ]使徒8:25-40
7月1日(木)[ ]U歴代21-23 /[ ]使徒9:1-22
7月2日(金)[ ]U歴代24-25 /[ ]使徒9:23-43
7月3日(土)[ ]U歴代26-28 /[ ]使徒10:1-23
7月4日(日)[ ]U歴代29-30 /[ ]使徒10:24-48
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神殿建設とソロモンの治世の華々しい姿が書かれた歴代誌第二ですが、9章でソロモンの治世が終わり、ソロモンが眠りにつくと、
次の王レハブアムで国はいきなり、北のイスラエルとエルサレムを都とする南のユダに分裂します。
それは、ソロモンの罪によります。
ソロモンが主に対して犯した罪は、王国分裂という大変大きな問題となって現れます。
そして、この歴代誌は、時折、信仰の復興が見られるもののそれぞれの国がその罪により、滅亡へと進む様が書かれたものとなります。

新約聖書、使徒の働きは、7章で最初の殉教者ステパノの殉教。彼は、イエス様が、天で父なる神様の右にたっておられるのを見ながら地上の生涯を終えます。
そして、8章でこのステパノの殉教に迫害者として立ち会ったサウロのちのパウロが登場します。
彼は、激しく、イエス様に敵対しますが、主と出会い悔い改めます。
この使徒の働きのドラマチックな展開をどうぞ聖書でお読み下さい。

さてでは、今日はこの使徒の働き8章から御言葉を見てまいりましょう。

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【 聖書箇所 】 使徒の働き8章14-24節
・新改訳Up222(贈呈p197、英対p366)
・新改訳Vp243、英対p271(贈呈p225)
・口語訳p193
・新共同訳p228 (贈呈p228、英対p348)
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では、司会者お願いします。
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【 聖書箇所のテキスト 】
使徒の働き8章14-24節
8:14 さて、エルサレムにいる使徒たちは、サマリヤの人々が神のことばを受け入れたと聞いて、ペテロとヨハネを彼らのところへ遣わした。
8:15 ふたりは下って行って、人々が聖霊を受けるように祈った。
8:16 彼らは主イエスの御名によってバプテスマを受けていただけで、聖霊がまだだれにも下っておられなかったからである。
8:17 ふたりが彼らの上に手を置くと、彼らは聖霊を受けた。
8:18 使徒たちが手を置くと聖霊が与えられるのを見たシモンは、使徒たちのところに金を持って来て、
8:19 「私が手を置いた者がだれでも聖霊を受けられるように、この権威を私にも下さい。」と言った。
8:20 ペテロは彼に向かって言った。「あなたの金は、あなたとともに滅びるがよい。あなたは金で神の賜物を手に入れようと思っているからです。
8:21 あなたは、このことについては何の関係もないし、それにあずかることもできません。あなたの心が神の前に正しくないからです。
8:22 だから、この悪事を悔い改めて、主に祈りなさい。あるいは、心に抱いた思いが赦されるかもしれません。
8:23 あなたはまだ苦い胆汁と不義のきずなの中にいることが、私にはよくわかっています。」
8:24 シモンは答えて言った。「あなたがたの言われた事が何も私に起こらないように、私のために主に祈ってください。」
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続いて主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
ふたりが彼らの上に手を置くと、彼らは聖霊を受けた。
使徒の働き8章17節
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では、この所から、
聖霊を受けよ 
と題しまして、御言葉を共に開いて参りましょう。

今回の聖書箇所は、サマリヤにおける宣教ということから始まります。
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さて、エルサレムにいる使徒たちは、サマリヤの人々が神のことばを受け入れたと聞いて、ペテロとヨハネを彼らのところへ遣わした。ふたりは下って行って、人々が聖霊を受けるように祈った。
使徒の働き8章14-15節
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皆さんサマリヤとはどこかわかりますか?
これは、先ほどの歴代誌と関係があります。
それは、オムリという王が北のイスラエルの王となったとき、都を定め、その地をサマリヤと呼んだのです。
そして、その呼び名は後に、ユダヤとガリラヤにはさまれた地域を示す名前となりました。

このサマリヤへ彼らは下って行ったのです。
地図で見ると、北の方角ですが、上ったのではなく、下ったのですそれはあくまでエルサレムが都だからです。

どうでもいいお話でしたが、このサマリヤについてイエス様は言われました。
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しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
使徒の働き1章8節
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このイエス様の御言葉の通り、彼らは、地の果てにまで主の証人となりました。

ところで、この宣教はどうやってはじまったのでしょう。

エルサレムで、信徒たちは心と思いを一つにしていました。
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信じた者の群れは、心と思いを一つにして、だれひとりその持ち物を自分のものと言わず、すべてを共有にしていた。
使徒の働き4章32節
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しかし、その時たくさん増えた信徒の中で、食料の配給の問題などが起こりました。
そこで、その問題の解決の為に、聖霊に満たされた信徒が選らばれました。
それが、執事です。
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5 この提案は全員の承認するところとなり、彼らは、信仰と聖霊とに満ちた人ステパノ、およびピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、アンテオケの改宗者ニコラオを選び、
6 この人たちを使徒たちの前に立たせた。そこで使徒たちは祈って、手を彼らの上に置いた。
使徒の働き6章5-6節
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どんな人が選ばれていますか?
それは、信仰と聖霊に満ちた人です。

この中で、ステパノ、ピリポは、後に良く出てくる名前です。
その筆頭に名前の出たステパノかれは、最初の殉教者となりました。
彼が聖霊に満ちて語ったとき、人々は、彼に対抗することが出来ず、その罪を示されて、彼を殺してしまったのです。
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しかし、彼が知恵と御霊によって語っていたので、それに対抗することができなかった。
使徒の働き6章10節
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彼は、イエス様の姿を仰ぎながら、自分を迫害するものたちをとりなしつつ眠りについたのです。

これらのところを見るだけでも、これが人の業でないことを知ることが出来ます。
この全ては聖霊様によってなされたのです。

そして、このステパノを殺したことで勢いづいたユダヤ人たちは、教会に対する激しい迫害を始めます。

そこで、彼らは、エルサレムから散らされたのです。
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サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。その日、エルサレムの教会に対する激しい迫害が起こり、使徒たち以外の者はみな、ユダヤとサマリヤの諸地方に散らされた。
使徒の働き8章1節
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こうして、散らされた中で、ピリポはサマリヤへ行きます。
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ピリポはサマリヤの町に下って行き、人々にキリストを宣べ伝えた。
使徒の働き8章5節
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このピリポの伝道で、人々はイエス様を信じました。
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12 しかし、ピリポが神の国とイエス・キリストの御名について宣べるのを信じた彼らは、男も女もバプテスマを受けた。
13 シモン自身も信じて、バプテスマを受け、いつもピリポについていた。そして、しるしとすばらしい奇蹟が行なわれるのを見て、驚いていた。
使徒の働き8章12-13節
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そこにはシモンという魔術師がいて、彼は人々を不思議な業で驚かしていましたが、彼自身が、ピリポを通してなされる奇跡を見て驚いたのです。
このシモンは、魔術で人々を驚かせていました。
サマリヤの地。
それは、異邦人の地でした。
また、魔術が幅を利かせているようなところでした。
しかし、その地で、ピリポは福音を語り、魔術師さえも信じたのです。

皆さん。
今、日本はどうでしょう。
占い師や、新興宗教が幅を利かせていないでしょうか?

しかし、ピリポを通して働かれたと同じ聖霊様は、今、あなたを通して働かれることが出来ます。

占い師の出している本が書店に積まれ、新興宗教が立派な建物を建てて、政界にまで出ようかとする日本の状況。
しかし、聖霊様が注がれるなら、あなたを通して、それよりも大きな業を聖霊様がなさるのです。
皆さん。それは、神様がこの日本を救うためになさることです。

信じましょう。
それはあなたのためではありません。
主の為になさるのです。

その地にいったペテロたちは、聖霊様が注がれるように祈りました。

しかし、その時、シモンに起こった出来事から私たちは一つのことを知ることが出来ます。

シモンは、ピリポの宣教でイエス様を信じ、バプテスマを受けました。
そして、彼は、信者になり、ピリポについていました。

ところが、彼の関心は、ピリポの行った力ある業だったのです。

ペテロが、来て、そのことは明確になります。
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15 ふたりは下って行って、人々が聖霊を受けるように祈った。
16 彼らは主イエスの御名によってバプテスマを受けていただけで、聖霊がまだだれにも下っておられなかったからである。
17 ふたりが彼らの上に手を置くと、彼らは聖霊を受けた。
使徒の働き8章15-17節
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彼らの働きによって、聖霊が下りました。

ピリポの行った業が聖霊によると知っていたシモンは、この聖霊を与える力を持ちたいと考えました。
そして、そのために、お金を出したのです。
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18 使徒たちが手を置くと聖霊が与えられるのを見たシモンは、使徒たちのところに金を持って来て、
19 「私が手を置いた者がだれでも聖霊を受けられるように、この権威を私にも下さい。」と言った。
使徒の働き8章18-19節
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このことにたいし、ペテロは言います。
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20 ペテロは彼に向かって言った。「あなたの金は、あなたとともに滅びるがよい。あなたは金で神の賜物を手に入れようと思っているからです。
21 あなたは、このことについては何の関係もないし、それにあずかることもできません。あなたの心が神の前に正しくないからです。
22 だから、この悪事を悔い改めて、主に祈りなさい。あるいは、心に抱いた思いが赦されるかもしれません。
23 あなたはまだ苦い胆汁と不義のきずなの中にいることが、私にはよくわかっています。」
使徒の働き8章20-23節
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あなたの金は、あなたと共に滅びるがよいとは、厳しい言葉です。
ペテロは厳しくシモンに悔い改めを迫ります。

ここで、ペテロが、わたしには良くわかっていますと言ったこの言葉に注目しましょう。
どういうことでしょう。

一ついえることは、ペテロはシモンと同じような人だったということです。
ピリポの行う奇跡に驚きついていったシモンと、イエス様のなされる御業におどろきついて行ったペテロ。
彼は、自分を高めたいと考えました。
イエス様のそばにいることで、自分が立派になると考えていました。

しかし、イエス様が捕らえられたとき、ペテロは逃げ出しました。
彼は、そのことで泣きました。ペテロは、砕かれました。
だからペテロは、主にわたしを愛するかと聞かれたとき、ハイ。愛しますと答えることさえ出来ませんでした。
自分の弱さを知ったペテロは、主の哀れみによって立ち直り、群れのリーダー、教会の礎、主の群れを養うものとなったのです。

それに対し、シモンは金を出してでも、力を得ようとしていました。
自分の力で立派になり、人々を驚かすものとなりたいと考えていたのです。

シモンのしたことがなぜ悪いのか。

簡単にいえば、聖霊の賜物をお金で買おうとしたからです。
でも、もう少し考えて見ましょう。

なぜ、シモンはお金で聖霊の賜物を買おうとしたのでしょうか?
それは、聖霊の賜物が自分の利益をうむと考えたからです。
また、それによって以前のように人を驚かせることの出来る自分になろうとしたからです。

しかし、そのような考えを主は喜ばれません。
聖霊の賜物はただ、恵みによってあたえられるものです。

それをお金で得ようとすることは、本質が間違っています。

しかし、皆さん。
聖霊の賜物は何のために求めるのですか?
前回も、そのお話をしました。

人々は祈りました。
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29 主よ。いま彼らの脅かしをご覧になり、あなたのしもべたちにみことばを大胆に語らせてください。
30 御手を伸ばしていやしを行なわせ、あなたの聖なるしもべイエスの御名によって、しるしと不思議なわざを行なわせてください。」
31 彼らがこう祈ると、その集まっていた場所が震い動き、一同は聖霊に満たされ、神のことばを大胆に語りだした。
使徒の働き4章29-31節
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これは、何のためですか?
それは、主のためです。
主の御名の為、主ご自身の栄光の為です。

私たちがそのために祈り求めるなら、聖霊様が注がれます。
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与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからで
す。」
ルカの福音書6章38節
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この原則は、どんな場合にも変わりません。
私たちが、人の為に主の賜物をもとめるなら、主は注いでくださるのです。

このことから一つ申し上げます。
あなたが経済的に困難なら、捧げましょう。
主の前に、十分の一を、また、請願の捧げ物を、進んで捧げる捧げ物を捧げましょう。
主は、必ずあなたを祝福されます。
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このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである。』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たの
です。」
使徒の働き20章35節
++++++++++
主は、受けるより与えるほうが幸いであると言われました。
隣人のためだと言いながら、自分の力を現したい。そういう事がないでしょうか?
私たちが祈るのは、本当に隣人のためでしょうか?本当に主のためでしょうか?
あなたが、主の為に働くとき、主の為に祈るとき、主はその祈りを聞かれます。
あなたが、隣人の為に祈るとき、主は、その祈りに答えてくださいます。

そのような祈りは、聖霊様によります。
聖霊様の助けによらなければ、私たちは何も良いことが出来ないのです。
ですから、祈りましょう。
主によりたのみましょう。
主は、素晴らしい御業をなして下さるのです。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治、大阪府の府政、枚方市の市政が正しく行われるように。 
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。新型のインフルエンザ等からの守りがあるように。備えが出来る様に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
・フランクリングラハム大会の為に。


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シティーチャーチメッセージ20100627 聖霊を受けよ
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