礼拝でのお話
テキスト版
画像がある場合は
クリックすると
表示されます
※携帯で表示できない
物もありますので
ご了承下さい
トップページへ




−−−−−−−−−−
シティーチャーチ
メッセージ20100228  
−−−−−−−−−−
あなたがたは、覚えていないのですか。
−−−−−−−−−−

++++++++++
28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
++++++++++

++++++++++
1 わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。
2 わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
3 主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、
4 あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、
5 あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、わしのように、新しくなる。
6 主はすべてしいたげられている人々のために、正義とさばきを行なわれる。
 詩篇103篇1-6節
++++++++++

<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主をたたえます。
主は全世界を治めておられる方。
豊かに恵みを注いでくださる方です。
この方を覚えて、御言葉を聞いて参りたいと思います。

では、いつものように、今週の聖書箇所から見て参りましょう。
今週の聖書箇所は、旧約聖書が、民数記。
新約聖書が、マルコの福音書です。

−−−−−−−−−−
2月28日(日)[ ]民14-15 /[ ]マコ7:1-23
3月1日(月)[ ]民16-17 /[ ]マコ7:24-37
3月2日(火)[ ]民18-19 /[ ]マコ8:1-21
3月3日(水)[ ]民20-21 /[ ]マコ8:22-38
3月4日(木)[ ]民22-23 /[ ]マコ9:1-29
3月5日(金)[ ]民24-25 /[ ]マコ9:30-50
3月6日(土)[ ]民26-27 /[ ]マコ10:1-31
3月7日(日)[ ]民28-29 /[ ]マコ10:32-52
−−−−−−−−−−

民数記は、荒野での出来事ですが、今回のところでは、モーセへの反逆や、モーセ自身の罪が書かれています。
モーセの罪とは何か、それは、神様に、岩に命じて水を出せと言われた、その岩を、言葉によるのではなく、たたいたということです。
このことには、さまざまな意味がありますが、神の言葉によって、与えられる恵みを、行いに変えてしまったとも見ることが出来ます。
わたしたちは、どこまでも、行いではなく、神の恵みによって、歩ませていただきたいと思います。

また、マルコの福音書は、イエス様の癒しと奇跡、そして、教えが続きます。

では、このマルコの福音書から、本日は、8章を開きましょう。
++++++++++
【 聖書箇所 】 マルコの福音書8章11-21節
・新改訳Up74(贈呈p66、英対p121)
・新改訳Vp80、英対p91(贈呈p76)
・口語訳p64
・新共同訳p76 (贈呈p76、英対p118)
++++++++++
では、司会者お願いします。
++++++++++
【 聖書箇所のテキスト 】
マルコの福音書8章11-21節
8:11 パリサイ人たちがやって来て、イエスに議論をしかけ、天からのしるしを求めた。イエスをためそうとしたのである。
8:12 イエスは、心の中で深く嘆息して、こう言われた。「なぜ、今の時代はしるしを求めるのか。まことに、あなたがたに告げます。今の時代には、しるしは絶対に与えられません。」
8:13 イエスは彼らを離れて、また舟に乗って向こう岸へ行かれた。
8:14 弟子たちは、パンを持って来るのを忘れ、舟の中には、パンがただ一つしかなかった。
8:15 そのとき、イエスは彼らに命じて言われた。「パリサイ人のパン種とヘロデのパン種とに十分気をつけなさい。」
8:16 そこで弟子たちは、パンを持っていないということで、互いに議論し始めた。
8:17 それに気づいてイエスは言われた。「なぜ、パンがないといって議論しているのですか。まだわからないのですか、悟らないのですか。心が堅く閉じているのですか。
8:18 目がありながら見えないのですか。耳がありながら聞こえないのですか。あなたがたは、覚えていないのですか。
8:19 わたしが五千人に五つのパンを裂いて上げたとき、パン切れを取り集めて、幾つのかごがいっぱいになりましたか。」彼らは答えた。「十二です。」
8:20 「四千人に七つのパンを裂いて上げたときは、パン切れを取り集めて幾つのかごがいっぱいになりましたか。」彼らは答えた。「七つです。」
8:21 イエスは言われた。「まだ悟らないのですか。」
++++++++++

では、主題聖句を言いましょう。
++++++++++
【 主題聖句 】
わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
詩篇103篇2節
++++++++++
では、この所から、
あなたがたは、覚えていないのですか。
と題しまして、御言葉を共に見て参りましょう。

さて、今回、お読みいただいた箇所は、イエス様が、七つのパンと少しの魚で、四千人を養われた、出来事の後に続きます。
このとき、パン切れの残りを集めると、7つのかごにいっぱいになったと書いてあります。
最初はいくつでしたか?
7つのパンです。
それが、四千人で食べて、7つのかごにいっぱいになったのです。
たくさん食べて、あまりが、
一個のパンが、一つのかごになったということです。

++++++++++
6 すると、イエスは群衆に、地面にすわるようにおっしゃった。それから、七つのパンを取り、感謝をささげてからそれを裂き、人々に配るように弟子たちに与えられたので、弟子たちは群衆に配った。
7 また、魚が少しばかりあったので、そのために感謝をささげてから、これも配るように言われた。
8 人々は食べて満腹した。そして余りのパン切れを七つのかごに取り集めた。
9 人々はおよそ四千人であった。それからイエスは、彼らを解散させられた。
マルコの福音書8章6-9節
++++++++++

主の与えてくださるものは、いかに豊かなものであるかをこの所から知ることが出来ます。
主は、恵み深いかたです。

しかし、その出来事のあと、イエスさまは、舟にのり、デカポリス地方からダルマヌタ地方へ移動された事が聖書の記事からわかります。
そこで、パリサイ人達がやってきて、天からのしるしを求めます。
この記事は、マタイの福音書にも記録されており、こう書いてあります。
++++++++++
1 パリサイ人やサドカイ人たちがみそばに寄って来て、イエスをためそうとして、天からのしるしを見せてくださいと頼んだ。
2 しかし、イエスは彼らに答えて言われた。「あなたがたは、夕方には、『夕焼けだから晴れる。』と言うし、
3 朝には、『朝焼けでどんよりしているから、きょうは荒れ模様だ。』と言う。そんなによく、空模様の見分け方を知っていながら、なぜ時のしるしを見分けることができないのですか。
4 悪い、姦淫の時代はしるしを求めています。しかし、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません。」そう言って、イエスは彼らを残して去って行かれた。
マタイの福音書16章1節
++++++++++
天からのしるしを求めるパリサイ人や、サドカイ人を相手に、イエス様は、このようにお答えになりました。
このパリサイも、サドカイも、ユダヤ教の教派です。
おおくの方はご存知だと思います。
なんだそれはと思われる方は、また、説明させていただきます。

さて、さきほど、マルコのところでは、しるしは与えられないと書いてありますが。

なぜ時のしるしを見分ける事が出来ないのか
と聞いておられることから、しるしは、与えられないと言われた背景に、すでにしるしが与えられているとう事実のあることがわかります。
ここにヨナのしるしが出てきますが、このことで、イエス様は別な箇所でこういわれます。
++++++++++
38 そのとき、律法学者、パリサイ人たちのうちのある者がイエスに答えて言った。「先生。私たちは、あなたからしるしを見せていただきたいのです。」
39 しかし、イエスは答えて言われた。「悪い、姦淫の時代はしるしを求めています。だが預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません。
40 ヨナは三日三晩大魚の腹の中にいましたが、同様に、人の子も三日三晩、地の中にいるからです。
41 ニネベの人々が、さばきのときに、今の時代の人々とともに立って、この人々を罪に定めます。なぜなら、ニネベの人々はヨナの説教で悔い改めたからです。しかし、見なさい。ここにヨナよりもまさった者がいる
のです。
マタイの福音書12章38-41節
++++++++++
この場面は、イエス様が癒しをなさったことからはじまります。
++++++++++
22 そのとき、悪霊につかれた、目も見えず、口もきけない人が連れて来られた。イエスが彼をいやされたので、そのおしはものを言い、目も見えるようになった。
23 群衆はみな驚いて言った。「この人は、ダビデの子なのだろうか。」
このことは、後でもう一度みますが、イエスさまは、彼らの元をさり、また、向こう岸へいかれました。
マタイの福音書12章22-23節
++++++++++
イエス様は、目も見えない、口も聞けない人を癒されたのです。
ユダヤの世界では、目も見えない口も聞けない人を癒すことが出来るのは、メシヤだけだといわれます。

イザヤ書にこう書いてあります。
++++++++++
4 心騒ぐ者たちに言え。「強くあれ、恐れるな。見よ、あなたがたの神を。復讐が、神の報いが来る。神は来て、あなたがたを救われる。」
5 そのとき、盲人の目は開かれ、耳しいた者の耳はあけられる。
6 そのとき、足なえは鹿のようにとびはね、おしの舌は喜び歌う。荒野に水がわき出し、荒地に川が流れるからだ。
7 焼けた地は沢となり潤いのない地は水のわく所となり、ジャッカルの伏したねぐらは、葦やパピルスの茂みとなる。
イザヤ書35章4-7節
++++++++++
主の救いの時、盲人も、口のきけないものも、癒されるのです。

そして、そのことが起こりました。
++++++++++
22 そのとき、悪霊につかれた、目も見えず、口もきけない人が連れて来られた。イエスが彼をいやされたので、そのおしはものを言い、目も見えるようになった。
23 群衆はみな驚いて言った。「この人は、ダビデの子なのだろうか。」
このことは、後でもう一度みますが、イエスさまは、彼らの元をさり、また、向こう岸へいかれました。
マタイの福音書12章22-23節
++++++++++
それを見ながら、パリサイ人はこういったのです。
++++++++++
これを聞いたパリサイ人は言った。「この人は、ただ悪霊どものかしらベルゼブルの力で、悪霊どもを追い出しているだけだ。」
マタイの福音書12章24節
++++++++++
これに対して、イエス様は、最終的に こういわれます。
++++++++++
36 わたしはあなたがたに、こう言いましょう。人はその口にするあらゆるむだなことばについて、さばきの日には言い開きをしなければなりません。
37 あなたが正しいとされるのは、あなたのことばによるのであり、罪に定められるのも、あなたのことばによるのです。」
マタイの福音書12章36-37節
++++++++++

そのとき、パリサイ人が答えたのが、この言葉です。
++++++++++
そのとき、律法学者、パリサイ人たちのうちのある者がイエスに答えて言った。「先生。私たちは、あなたからしるしを見せていただきたいのです。」
マタイの福音書12章38節
++++++++++
皆さん、見てください。
たったいま、彼らの目の前では、目の見えない、口のきけないひとが癒されたのです。
それは、主の救いの日におこることです。
それをされるのは救い主、油注がれたもの、メシヤ、キリストなのです。
彼らは、そのことを認めたくなくて、つまりイエス様がメシヤであることを受け入れたくなくて、イエス様を試そうとして、質問を続けるのです。
イエス様は言われます。
++++++++++
38 そのとき、律法学者、パリサイ人たちのうちのある者がイエスに答えて言った。「先生。私たちは、あなたからしるしを見せていただきたいのです。」
39 しかし、イエスは答えて言われた。「悪い、姦淫の時代はしるしを求めています。だが預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません。
40 ヨナは三日三晩大魚の腹の中にいましたが、同様に、人の子も三日三晩、地の中にいるからです。
41 ニネベの人々が、さばきのときに、今の時代の人々とともに立って、この人々を罪に定めます。なぜなら、ニネベの人々はヨナの説教で悔い改めたからです。しかし、見なさい。ここにヨナよりもまさった者がいる
のです。
マタイの福音書12章38-41節
++++++++++
パリサイ人も、律法学者も、聖書を研究した人です。
しかし、人は、イエス様を信仰によってしか受け止めることは出来ません。
では、イエス様を信仰によって受け止めることはどうすれば出来るのでしょう。
それは、聖霊の語り掛けにすなおに従うことです。

++++++++++
ですから、私は、あなたがたに次のことを教えておきます。神の御霊によって語る者はだれも、「イエスはのろわれよ。」と言わず、また、聖霊によるのでなければ、だれも、「イエスは主です。」と言うことはできません。
コリント人への手紙第一12章3節
++++++++++
しかし、同時に、人は、聖霊様のこの語りかけを拒むことも出来るのです。

++++++++++
「きょう、もし御声を聞くならば、御怒りを引き起こしたときのように、心をかたくなにしてはならない。」と言われているからです。
ヘブル人への手紙3章15節
++++++++++
聖霊様の語り掛けにしたがいましょう。

イエス様は言われます。
++++++++++
31 だから、わたしはあなたがたに言います。人はどんな罪も冒涜も赦していただけます。しかし、聖霊に逆らう冒涜は赦されません。
32 また、人の子に逆らうことばを口にする者でも、赦されます。しかし、聖霊に逆らうことを言う者は、だれであっても、この世であろうと次に来る世であろうと、赦されません。
33 木が良ければ、その実も良いとし、木が悪ければその実も悪いとしなさい。木のよしあしはその実によって知られるからです。
34 まむしのすえたち。おまえたち悪い者に、どうして良いことが言えましょう。心に満ちていることを口が話すのです。
マタイの福音書12章31-34節
++++++++++
聖霊にさからう冒涜はゆるされないとあります。
これは、彼らが、イエス様のなさる聖霊の働きを、悪霊だといったことに対する言葉ですが、私たちに語りかけられる聖霊様の御声に対しても、同じことが言えます。

そして、その人の聖霊様との関係が、言葉になってあらわれます。
それは、隠すことが出来ません。
良い木はなぜ良いのですか?それは、聖霊様によって実をつけているからです。
御霊の実を実らせているのです。
それは、理屈ではありません。
その聖霊の働きが、あなたを通して、表にあらわれます。
それが、良い言葉、良い行いとなるのです。

さて、ここで、パリサイ人たちは、イエス様を認めませんでした。
その彼らに対し、イエス様は、
++++++++++
38 そのとき、律法学者、パリサイ人たちのうちのある者がイエスに答えて言った。「先生。私たちは、あなたからしるしを見せていただきたいのです。」
39 しかし、イエスは答えて言われた。「悪い、姦淫の時代はしるしを求めています。だが預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません。
40 ヨナは三日三晩大魚の腹の中にいましたが、同様に、人の子も三日三晩、地の中にいるからです。
41 ニネベの人々が、さばきのときに、今の時代の人々とともに立って、この人々を罪に定めます。なぜなら、ニネベの人々はヨナの説教で悔い改めたからです。しかし、見なさい。ここにヨナよりもまさった者がいる
のです。
マタイの福音書12章38-41節
++++++++++
ヨナのしるし、つまり、イエス様の十字架のしるししかないことを教えられました。
イエス様の最も大きなしるしは、十字架で死んでよみがえられたことです。
では、このしるしを律法学者やパリサイ人は信じましたか?

彼らは、結局信じることが出来なかったのです。
どんなしるしも、彼らには無意味でした。

しるしを求めたのは、彼らだけではありません。バプテスマのヨハネですら、しるしをもとめたのです。
++++++++++
19 すると、ヨハネは、弟子の中からふたりを呼び寄せて、主のもとに送り、「おいでになるはずの方は、あなたですか。それとも、私たちはほかの方を待つべきでしょうか。」と言わせた。
20 ふたりはみもとに来て言った。「バプテスマのヨハネから遣わされてまいりました。『おいでになるはずの方は、あなたですか。それとも私たちはなおほかの方を待つべきでしょうか。』とヨハネが申しております。」
21 ちょうどそのころ、イエスは、多くの人々を病気と苦しみと悪霊からいやし、また多くの盲人を見えるようにされた。
22 そして、答えてこう言われた。「あなたがたは行って、自分たちの見たり聞いたりしたことをヨハネに報告しなさい。盲人が見えるようになり、足なえが歩き、らい病人がきよめられ、つんぼの人が聞こえ、死人が生
き返り、貧しい者に福音が宣べ伝えられています。
23 だれでも、わたしにつまずかない者は幸いです。」
ルカの福音書7章19-23節
++++++++++

これらの後、イエス様はパン種のことを話されます。
++++++++++
14 弟子たちは、パンを持って来るのを忘れ、舟の中には、パンがただ一つしかなかった。
15 そのとき、イエスは彼らに命じて言われた。「パリサイ人のパン種とヘロデのパン種とに十分気をつけなさい。」
16 そこで弟子たちは、パンを持っていないということで、互いに議論し始めた。
マルコの福音書8章14-16節
++++++++++
弟子たちは、パンのことに頭が言ってしまいます。
イエス様はこう説明されます。
++++++++++
11 わたしの言ったのは、パンのことなどではないことが、どうしてあなたがたには、わからないのですか。ただ、パリサイ人やサドカイ人たちのパン種に気をつけることです。」
12 彼らはようやく、イエスが気をつけよと言われたのは、パン種のことではなくて、パリサイ人やサドカイ人たちの教えのことであることを悟った。
マタイの福音書16章11-12節
そうこうしている間に、おびただしい数の群衆が集まって来て、互いに足を踏み合うほどになった。イエスはまず弟子たちに対して、話しだされた。「パリサイ人のパン種に気をつけなさい。それは彼らの偽善のことで
す。
ルカの福音書12章1節
++++++++++

このときの状況を見直してみましょう。
かれらは、四千人にパンを与え、そして、7つのかごのパンくずをもっていたのです。
これは、その後の出来事です。
舟にはパンが無い。
パンをわすれた。
あの七つのパンを。
彼らは、イエス様がパン種のことをいわれるまでもない。

忘れてきたパンのことを考えていたのです。
誰がわすれたんだ。
かごに7つのパン。

ペテロか。ヨハネがちゃんと覚えていないからか。
いろんな事をいいあったでしょう。
しかし、イエス様は、このとき、非常に重要なことを教えておられるのです。

イエス様がパン種のことを言われたのに、
彼らの思い出すのは、結局、パンのことでしかなかったのです。
イエス様が集めるようにいわれたパンを結局忘れてきた。
彼らの中は、そのことでいっぱいだったのです。
だから、パンの話になったとき、教えのことや、偽善のことでなく、パンのことしか考えられなかったのです。

わたしたちは、どうでしょうか。
目の前の現実にいっぱいで、神様の言葉に目を向けることが出来ているでしょうか?
あのときの行い、しっぱい、あの人の失敗、それに頭がいっぱいで、神様の語りかけの意味がわからなくなっていないでしょうか?

しかし、パンはそこにありました。
そして、イエス様は、パンを増やすことの出来たお方です。
ですから、パンのことよりも、イエス様の言葉一言一言をきちんと聞くことが大切だったのです。

私も、この弟子たちを笑えないと思います。

私たちにおこるできごとは、日々信仰のレッスンです。
その中で、わたしたちが、本当に持たなければならないのは、主への信頼です。
そして、自分の行いではない、主への信頼によって、私たちは成長していくのです。

パリサイ人たちは、主のなさることを見ていても、見ませんでした。
聞いても聞きませんでした。

あなたは、どうですか?
あなたに主がなさったことをちゃんと見ておられるでしょうか?

主はあなたに何をなしておられるでしょうか?
ダビデは歌います。
++++++++++
1 わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。
2 わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
3 主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、
4 あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、
5 あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、わしのように、新しくなる。
6 主はすべてしいたげられている人々のために、正義とさばきを行なわれる。
 詩篇103篇1-6節
++++++++++
ダビデは、自分の魂にいいます。
あなたの一生をよいもので満たされる。

ダビデの一生は安泰でしたか?
客観的にみてそうではないでしょう。
しかし、ダビデは、歌います。
自分の魂に言います。
あなたの一生をよいもので満たされる。

ダビデは、主にあって満ちたりていたのです。

皆さん。
主がしてくださったこと、あなたに主がなさったこと、
あなたを救ってくださったこと、
あなたに恵みを注いでくださったこと、
それらを覚えましょう。

なによりも、大きな恵みは、十字架です。
イエス様は、あなたに、ご自分の命を与えてくださった。
これ以上の愛はありません。
++++++++++
人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。
ヨハネの福音書15章13節
++++++++++
あなたをこれほど愛してくださる方があなたと共におられます。

++++++++++
1 わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。
2 わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
詩篇103篇1-2節
++++++++++
お祈りしましょう。



<祈り>いつもの課題。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治、大阪府の府政、枚方市の市政が正しく行われるように。 
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。新型のインフルエンザ等からの守りがあるように。備えが出来る様に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
・フランクリングラハム大会の為に。


−−−−−−−−−−
シティーチャーチメッセージ20100228 あなたがたは、覚えていないのですか。
−−−−−−−−−−






INDEX
TOP