礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20091101  
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力と愛と慎みとの霊
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28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちに力と愛とつつしみの霊を与えて下さいました。
この霊、聖霊様によって私たちは歩む事が出来ます。
この主を覚えて、御言葉を共に聞いてまいりましょう。

さて、先週は、フランクリングラハム大会の一年前の大会と言う事で、大阪厚生年金会館に行ってまいりました。
二千人ほどの参加者だったようですが、ターゲットとしている範囲と、また期待された人数からすると、随分少なかったのではないかと思いました。
来年の今頃、どのような結果が出ているのかわかりませんが、この大会を、ただの一つのイベントとして終わらしてはいけないと感じました。
皆さん。このフランクリングラハム大会に向けて、まず祈りましょう。
そして、出来る限りの協力をして行きたいと感じました。
それは、主の来られるのが近いからです。

世の終わりの近いこのとき、主にあってこの働きに参加させていただきましょう。

さて、御言葉に戻りますが、いつものように、聖書の通読箇所から見て参りましょう。
今週の聖書の通読箇所は、旧約聖書がエレミヤ書。新約聖書が、テモテへの手紙第一、第二、テトスへの手紙と続きます。

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聖書通読箇所
11月1日(日)[ ]エレ27-29 /[ ]Tテモ5
11月2日(月)[ ]エレ30-31 /[ ]Tテモ6
11月3日(火)[ ]エレ32-33 /[ ]Uテモ1
11月4日(水)[ ]エレ34-36 /[ ]Uテモ2
11月5日(木)[ ]エレ37-39 /[ ]Uテモ3
11月6日(金)[ ]エレ40-43 /[ ]Uテモ4
11月7日(土)[ ]エレ44-47 /[ ]テトス1
11月8日(日)[ ]エレ48-49 /[ ]テトス2
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エレミヤ書ももうすぐ終わりです。
エレミヤ書、エレミヤ哀歌、エゼキエル書と読むと、聖書の通読はもう一息と言うところです。
新約聖書、テモテへの手紙第一、第二、そしてテトスが終わると、一章しかないピレモンがあり、パウロ書簡は終わります。

聖書を毎日読むという習慣は、本当に大切です。
皆さん共に聖書を通読しましょう。
聖書の御言葉は、命のパン、霊の糧です。
あなたの内なる霊は、この御言葉を食べて成長します。

逆に言うなら、聖書を読まないなら、霊的な成長はないのです。
それは、どんなに素晴らしい賜物があり、預言や、まぼろしをみたり、奇蹟を行っていてもです。

ですから、聖書を読みましょう。わかってもわからなくても聖書を読みましょう。

さて、では、本日の聖書箇所です。
このテモテへの手紙第二のなから、1章です。

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【 聖書箇所 】 テモテへの手紙第二 1章6-14節
・新改訳Up379(贈呈p330英対p627)
・新改訳Vp413英対p459(贈呈p376)・口語訳p333
・新共同訳p391 (贈呈p391英対p581)
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では、司会者お願いします。
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【 聖書箇所のテキスト 】
1:6 それですから、私はあなたに注意したいのです。私の按手をもってあなたのうちに与えられた神の賜物を、再び燃え立たせてください。
1:7 神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。
1:8 ですから、あなたは、私たちの主をあかしすることや、私が主の囚人であることを恥じてはいけません。むしろ、神の力によって、福音のために私と苦しみをともにしてください。
1:9 神は私たちを救い、また、聖なる招きをもって召してくださいましたが、それは私たちの働きによるのではなく、ご自身の計画と恵みとによるのです。この恵みは、キリスト・イエスにおいて、私たちに永遠の昔に
与えられたものであって、
1:10 それが今、私たちの救い主キリスト・イエスの現われによって明らかにされたのです。キリストは死を滅ぼし、福音によって、いのちと不滅を明らかに示されました。
1:11 私は、この福音のために、宣教者、使徒、また教師として任命されたのです。
1:12 そのために、私はこのような苦しみにも会っています。しかし、私はそれを恥とは思っていません。というのは、私は、自分の信じて来た方をよく知っており、また、その方は私のお任せしたものを、かの日のた
めに守ってくださることができると確信しているからです。
1:13 あなたは、キリスト・イエスにある信仰と愛をもって、私から聞いた健全なことばを手本にしなさい。
1:14 そして、あなたにゆだねられた良いものを、私たちのうちに宿る聖霊によって、守りなさい。
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では、主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。
テモテへの手紙第二 1章7節
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では、この所から、
「力と愛と慎みとの霊」
と題しまして、御言葉を見てまいりましょう。

こんかいは、テモテへの手紙第二です。
テモテは、パウロの愛した弟子で、同労者でした。
彼は、ギリシャ人の父と、ユダヤ人の母の元に生まれましたが、祖母や母の信仰を受け継いだ立派な人でした。
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私はあなたの純粋な信仰を思い起こしています。そのような信仰は、最初あなたの祖母ロイスと、あなたの母ユニケのうちに宿ったものですが、それがあなたのうちにも宿っていることを、私は確信しています。
テモテへの手紙第二1章5節
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テモテへの手紙は、パウロが、エペソにいるテモテに書いた手紙とされます。
これらは、牧会書簡と呼ばれています。

なかでも、このテモテへの手紙第二は自らの最後を覚えながらパウロが書いた手紙です。
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6 私は今や注ぎの供え物となります。私が世を去る時はすでに来ました。
7 私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。
テモテへの手紙第二4章6-7節
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パウロの遺言ともいえるこの手紙の中で、パウロは、信仰生活の原則を、何度も何度も教えます。
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2:1 そこで、わが子よ。キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。
2:2 多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねなさい。
2:3 キリスト・イエスのりっぱな兵士として、私と苦しみをともにしてください。
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恵みによって強くなる事。(テモテへの手紙第二2章1-3節)

俗悪な無駄話をさけること、(テモテへの手紙第二2章14-16節)
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2:14 これらのことを人々に思い出させなさい。そして何の益にもならず、聞いている人々を滅ぼすことになるような、ことばについての論争などしないように、神の御前できびしく命じなさい。
2:15 あなたは熟練した者、すなわち、真理のみことばをまっすぐに説き明かす、恥じることのない働き人として、自分を神にささげるよう、努め励みなさい。
2:16 俗悪なむだ話を避けなさい。人々はそれによってますます不敬虔に深入りし、
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御言葉の大切さ。(テモテへの手紙第二3章14-17節)
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3:14 けれどもあなたは、学んで確信したところにとどまっていなさい。あなたは自分が、どの人たちからそれを学んだかを知っており、
3:15 また、幼いころから聖書に親しんで来たことを知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。
3:16 聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。
3:17 それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。
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御言葉を宣べ伝える事と、空想話をさけること。(テモテへの手紙第二4章2-4節)
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4:2 みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。
4:3 というのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、
4:4 真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。
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それらの最初が、今回の箇所です。
そこでまず、パウロがいうのは、聖霊の賜物を燃え立たせる事、御霊によって歩む事です。

パウロは、聖霊がどういうものなのかを、ここで、簡単に確認します。
それが、本日の主題聖句です。

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神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。
テモテへの手紙第二 1章7節
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ここで少し聖霊様について考えます。

私たちイエス様を信じたものにイエス様は聖霊様を与えてくださいました。

その霊は、力、愛、慎みの霊だと書いてあります。
聖霊様を象徴するものとして、旧約聖書には油注ぎが出てきます。
わたしたちが、イエス様について用いる称号、キリスト、これは、ギリシャ語ですが、そのもとになるメシヤというヘブル語は、油注がれたものを意味します。

油注がれたものとはどんなものでしょうか?
旧約聖書には、三つの油注ぎが出てきます。
それは、王と預言者と祭司です。

これらは、油注ぎと密接な関係を持ちます。
旧約聖書の時代、このようなものは聖霊を象徴する油を注がれたのです。

イエス様が、十字架での贖いをなしとげられて、天にあげられて、聖霊様を与えてくださり、全ての信じるものは、聖霊をうけました。

私たちが、聖霊を受けたという事実を考えて下さい。
その象徴としての油注ぎが王や、祭司、預言者としての働きをさせたのですから、その実体である聖霊の油を注がれているということはどれほど大きな事でしょう。
王は国を守る働き、祭司は人々をとりなす働き、預言者は人々を悔い改めに導く働きを持ちました。

いま、私たちは、そのようなものとしての油注ぎを受け、人々を導き助ける大きな働きの中に入れられている事をしることが出来るのです。

そのために、力が与えられ、愛が与えられ、慎み、この慎みは、新共同訳聖書では、こうなっています。
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神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです。
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思慮分別の霊。

つまり、私たちは、そのような霊に満たされているのです。
そして、この霊は、このような賜物を与えます。
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8 ある人には御霊によって知恵のことばが与えられ、ほかの人には同じ御霊にかなう知識のことばが与えられ、
9 またある人には同じ御霊による信仰が与えられ、ある人には同一の御霊によって、いやしの賜物が与えられ、
10 ある人には奇蹟を行なう力、ある人には預言、ある人には霊を見分ける力、ある人には異言、ある人には異言を解き明かす力が与えられています。
11 しかし、同一の御霊がこれらすべてのことをなさるのであって、みこころのままに、おのおのにそれぞれの賜物を分け与えてくださるのです。
コリント人への手紙第一 12章8-11節
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ともすると、私たちは、この賜物に振り回されることがあります。
しかし、これらの賜物は、一つの目的の為に与えられています。
それは、賜物が与えられた者が、自分の賜物を誇る為ではありません。

神様が与えられた賜物は、実を目的としています。

その実はこれらのものです。
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22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、
23 柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。
ガラテヤ人への手紙5章22-23節
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そして、その行き着くところは、愛です。
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この命令は、きよい心と正しい良心と偽りのない信仰とから出て来る愛を、目標としています。
テモテへの手紙第一1章5節
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私たちに与えられている御霊は、この愛、その愛の実体であるキリストの姿へと私たちを導きます。
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私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。
コリント人への手紙第二 3章18節
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主は、聖霊様、力と、愛と、慎みすなわち思慮分別の霊である聖霊様を与えてくださいました。
それは、私たちが、キリストと同じ愛へと導かれる為です。

このことを覚えてお祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20091101 力と愛と慎みとの霊
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