礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20090726
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御国を受け継がせるため
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28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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1 主よ。あなたは、御国に恵みを施し、ヤコブの捕われ人を、お返しになりました。
2 あなたは、御民の咎を赦し、彼らのすべての罪を、おおわれました。セラ
3 あなたは、激しい怒りをことごとく取り去り、燃える御怒りを、押しとどめられました。
4 われらの救いの神よ。どうか、私たちを生き返らせ、私たちに対する御怒りをやめてください。
5 あなたは、いつまでも、私たちに対して怒っておられるのですか。代々に至るまで、あなたの御怒りを引き延ばされるのですか。
6 あなたは、私たちを再び生かされないのですか。あなたの民があなたによって喜ぶために。
7 主よ。私たちに、あなたの恵みを示し、あなたの救いを私たちに与えてください。
8 私は、主であられる神の仰せを聞きたい。主は、御民と聖徒たちとに平和を告げ、彼らを再び愚かさには戻されない。
9 まことに御救いは主を恐れる者たちに近い。それは、栄光が私たちの国にとどまるためです。
詩篇85篇1-9節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
イエス様の贖い。イエス様の勝利によって、
私たちは御国を相続するものとされました。
この主を覚えて、御言葉を聞いて参りましょう。

さて、では、いつものように、聖書の通読箇所から見て参りましょう。
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7月26日(日)[ ]ヨブ16-19 /[ ]使徒24
7月27日(月)[ ]ヨブ20-22 /[ ]使徒25
7月28日(火)[ ]ヨブ23-27 /[ ]使徒26
7月29日(水)[ ]ヨブ28-30 /[ ]使徒27:1-26
7月30日(木)[ ]ヨブ31-33 /[ ]使徒27:27-44
7月31日(金)[ ]ヨブ34-36 /[ ]使徒28:1-15

8月1日(土)[ ]ヨブ37-39 /[ ]使徒28:16-31
8月2日(日)[ ]ヨブ40-42 /[ ]ロマ1:1-15
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旧約聖書はヨブ記。新約聖書は使徒の働きとなっています。
このヨブ記。友人たちとの会話が続きます。
友人たちは、ヨブを慰めるためにはるばるやってきたのです。
しかし、その言葉は、ヨブを責めるものとなって行きます。
人を慰めることの難しさを教えます。
また、その最後に主がヨブに語りかけられます。
その主の言葉は非常に力があり、主の偉大さを教えられます。
是非お読み下さい。
使徒の働きは、お話の中で見てまいりましょう。

さて、ではその使徒の働きから26章を開きましょう。
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【 聖書箇所 】使徒の働き26章16-29節
・新改訳Up259(贈呈p228英対p432)
・新改訳Vp282英対p315(贈呈p260)・口語訳p227
・新共同訳p266 (贈呈p266英対p407)
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では、司会者お願いします。
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【 聖書箇所のテキスト 】
26:16 起き上がって、自分の足で立ちなさい。わたしがあなたに現われたのは、あなたが見たこと、また、これから後わたしがあなたに現われて示そうとすることについて、あなたを奉仕者、また証人に任命するため
である。
26:17 わたしは、この民と異邦人との中からあなたを救い出し、彼らのところに遣わす。
26:18 それは彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためであ
る。』
26:19 こういうわけで、アグリッパ王よ、私は、この天からの啓示にそむかず、
26:20 ダマスコにいる人々をはじめエルサレムにいる人々に、またユダヤの全地方に、さらに異邦人にまで、悔い改めて神に立ち返り、悔い改めにふさわしい行ないをするようにと宣べ伝えて来たのです。
26:21 そのために、ユダヤ人たちは私を宮の中で捕え、殺そうとしたのです。
26:22 こうして、私はこの日に至るまで神の助けを受け、堅く立って、小さい者にも大きい者にもあかしをしているのです。そして、預言者たちやモーセが、後に起こるはずだと語ったこと以外は何も話しませんでし
た。
26:23 すなわち、キリストは苦しみを受けること、また、死者の中からの復活によって、この民と異邦人とに最初に光を宣べ伝える、ということです。」
26:24 パウロがこのように弁明していると、フェストが大声で、「気が狂っているぞ。パウロ。博学があなたの気を狂わせている。」と言った。
26:25 するとパウロは次のように言った。「フェスト閣下。気は狂っておりません。私は、まじめな真理のことばを話しています。
26:26 王はこれらのことをよく知っておられるので、王に対して私は率直に申し上げているのです。これらのことは片隅で起こった出来事ではありませんから、そのうちの一つでも王の目に留まらなかったものはな
いと信じます。
26:27 アグリッパ王。あなたは預言者を信じておられますか。もちろん信じておられると思います。」
26:28 するとアグリッパはパウロに、「あなたは、わずかなことばで、私をキリスト者にしようとしている。」と言った。
26:29 パウロはこう答えた。「ことばが少なかろうと、多かろうと、私が神に願うことは、あなたばかりでなく、きょう私の話を聞いている人がみな、この鎖は別として、私のようになってくださることです。」
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主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためである。
使徒の働き26章18節
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では、この所から、
「御国を受け継がせるため」
と、題しまして、御言葉を見てまいりましょう。

パウロの伝道旅行を見てきましたが、パウロは、ついに、エルサレムで捕まってしまいます。
その理由は、21章に書かれているのですが、少し見てみましょう。
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17 エルサレムに着くと、兄弟たちは喜んで私たちを迎えてくれた。
18 次の日、パウロは私たちを連れて、ヤコブを訪問した。そこには長老たちがみな集まっていた。
19 彼らにあいさつしてから、パウロは彼の奉仕を通して神が異邦人の間でなさったことを、一つ一つ話しだした。
20 彼らはそれを聞いて神をほめたたえ、パウロにこう言った。「兄弟よ。ご承知のように、ユダヤ人の中で信仰にはいっている者は幾万となくありますが、みな律法に熱心な人たちです。
21 ところで、彼らが聞かされていることは、あなたは異邦人の中にいるすべてのユダヤ人に、子どもに割礼を施すな、慣習に従って歩むな、と言って、モーセにそむくように教えているということなのです。
22 それで、どうしましょうか。あなたが来たことは、必ず彼らの耳にはいるでしょう。
23 ですから、私たちの言うとおりにしてください。私たちの中に誓願を立てている者が四人います。
24 この人たちを連れて、あなたも彼らといっしょに身を清め、彼らが頭をそる費用を出してやりなさい。そうすれば、あなたについて聞かされていることは根も葉もないことで、あなたも律法を守って正しく歩んでいる
ことが、みなにわかるでしょう。
25 信仰にはいった異邦人に関しては、偶像の神に供えた肉と、血と、絞め殺した物と、不品行とを避けるべきであると決定しましたので、私たちはすでに手紙を書きました。」
使徒の働き21章
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これが、エルサレムの長老たちの薦めでした。
それで、パウロはそのようにするのです。
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26 そこで、パウロはその人たちを引き連れ、翌日、ともに身を清めて宮にはいり、清めの期間が終わって、ひとりひとりのために供え物をささげる日時を告げた。
27 ところが、その七日がほとんど終わろうとしていたころ、アジヤから来たユダヤ人たちは、パウロが宮にいるのを見ると、全群衆をあおりたて、彼に手をかけて、
28 こう叫んだ。「イスラエルの人々。手を貸してください。この男は、この民と、律法と、この場所に逆らうことを、至る所ですべての人に教えている者です。そのうえ、ギリシヤ人を宮の中に連れ込んで、この神聖な
場所をけがしています。」
29 彼らは前にエペソ人トロピモが町でパウロといっしょにいるのを見かけたので、パウロが彼を宮に連れ込んだのだと思ったのである。
30 そこで町中が大騒ぎになり、人々は殺到してパウロを捕え、宮の外へ引きずり出した。そして、ただちに宮の門が閉じられた。
31 彼らがパウロを殺そうとしていたとき、エルサレム中が混乱状態に陥っているという報告が、ローマ軍の千人隊長に届いた。
使徒の働き21章26-31節
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ところが、ここで、人々は、パウロが宮に異邦人を連れ込んだと思い誤解をして大騒ぎになり、パウロを殺そうとするのです。
そこに、千人隊長がやってきて、争いを止め、パウロを捕らえます。
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32 彼はただちに、兵士たちと百人隊長たちとを率いて、彼らのところに駆けつけた。人々は千人隊長と兵士たちを見て、パウロを打つのをやめた。
33 千人隊長は近づいてパウロを捕え、二つの鎖につなぐように命じたうえ、パウロが何者なのか、何をしたのか、と尋ねた。
34 しかし、群衆がめいめい勝手なことを叫び続けたので、その騒がしさのために確かなことがわからなかった。そこで千人隊長は、パウロを兵営に連れて行くように命令した。
使徒の働き21章32-34節
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この流れを見ると、それは、パウロがエルサレムに来て一週間程の出来事だということがわかります。

パウロが、ローマに来たのは捕まるためだったといえるほどです。
そして、彼は、裁判のためにローマに送られるのです。

さて、その中で、パウロは、ローマに送られるために、まず、港町であるカイザリヤへ移されます。
そこで、アグリッパやフェストたち、王や総督の前で弁明したのが、今回の箇所です。

パウロは、この後、ローマに送られ、そこにおいても、福音を宣べ伝えます。
ところで、この箇所で、パウロは自分の使命について、明確に語っています。
それは、これです。
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16 起き上がって、自分の足で立ちなさい。わたしがあなたに現われたのは、あなたが見たこと、また、これから後わたしがあなたに現われて示そうとすることについて、あなたを奉仕者、また証人に任命するためで
ある。
17 わたしは、この民と異邦人との中からあなたを救い出し、彼らのところに遣わす。
18 それは彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためである。』
使徒の働き26章16-18節
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彼は、奉仕者、証人であると主から言われました。
そして、非常に大切な事を宣べ伝えようとしたのです。

それは、いったい何でしょう。
この箇所を見てみましょう。
18節の内容を次の四つに分けてみます。

・私たちの目を開きます。
・私たちを、暗闇から光に、サタンの支配から神に立ち返らせます。
・主を信じる信仰によって罪の赦しを得させます。
・御国を継がせます。

これが、私たちの信じていることであり、私たちが宣べ伝えていることです。
このことを見ると、私たちがしていることがいったいなんなのかがわかると思います。

私たちがしているのは、サークル活動や、修行、人々が何か立派に生きるための活動ではありません。
私たちが捧げる礼拝も、音楽を楽しむためにしているのではありません。

人々の目が開け、そして、神の世界に立ち返り、天の御国を受け継ぐ事です。

目が開けることについては、エペソ人への手紙にはこうかいてあります。
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17 どうか、私たちの主イエス・キリストの神、すなわち栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。
18 また、あなたがたの心の目がはっきり見えるようになって、神の召しによって与えられる望みがどのようなものか、聖徒の受け継ぐものがどのように栄光に富んだものか、
19 また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように。
エペソ人への手紙1章17-19節
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主が目を開いて下さらなければ、神様の事はわかりません。

そして、また、罪の赦しを得させることについては、こう書いてあります。
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私たちは、この御子のうちにあって、御子の血による贖い、すなわち罪の赦しを受けているのです。これは神の豊かな恵みによることです。
エペソ人への手紙1章7節
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これは、人の力によりません。
ただ、イエス様の贖いによるのです。

そして、最後に、人々に御国を継がせるため、つまり人々を、神の国に導き、また、神の国を相続するものとすることなのです。
ピリピ人への手紙の中でパウロはこういいます。
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けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。
ピリピ人への手紙3章20節
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私たちの国籍は天にあります。
私たちは、天の御国を継ぐ者なのです。

いま、環境問題が一つの大きなテーマです。
聖書を見ると、私たちは、この世界を神様から預かっています。
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神はまた、彼らを祝福し、このように神は彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」
創世記1章28節
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神様から預かったこの地球を大切にする。
それも大切なことです。

しかし、それ以上に大切なのは、人々がこの世界を創造された神様に立ち返ることです。

なぜなら、やがて、この世界は終わるからです。
イエス様は言われます。
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この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。
マルコの福音書13章31節
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ペテロの手紙にもこうかいてあります。
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しかし、今の天と地は、同じみことばによって、火に焼かれるためにとっておかれ、不敬虔な者どものさばきと滅びとの日まで、保たれているのです。
ペテロの手紙第二3章7節
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さきほどの、ピリピ人への手紙の前後を見ると、こうなっています。
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18 というのは、私はしばしばあなたがたに言って来たし、今も涙をもって言うのですが、多くの人々がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。
19 彼らの最後は滅びです。彼らの神は彼らの欲望であり、彼らの栄光は彼ら自身の恥なのです。彼らの思いは地上のことだけです。
20 けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。
21 キリストは、万物をご自身に従わせることのできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるのです。
ピリピ人への手紙3章18-21節
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地球を守ることは大切です。
でも、どんなに地球を大切にしても、キリストの敵となっているのなら、この地上と共に、やがて滅ぶことになります。
私たちの国籍は天にあります。

このことを信じがたい事とされますか?
しかし、ビッグバンでこの宇宙が出来たと同じように、この宇宙が終わるときが来るのです。

私たちは、このやがて滅んでしまう地上ではなく、永遠の天の御国を相続するものとされているのです。
これが、私たちの宣べ伝えていることです。

皆さん、私たちの周りの人たちのために祈りましょう。
共に天の御国を相続することが出来るように。

主の祝福があるように。
お祈りしましょう。


<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20090726 御国を受け継がせるため
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