礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20090524
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主の羊
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28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
私たちは主の羊。主は命をかけて私たちを守られる羊飼いです。
この主を覚えて、御言葉を聞いてまいりましょう。

さて、今週の聖書の通読箇所から見てまいりましょう。
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5月24日(日)[ ]T列王9-10 /[ ]ヨハ9:24-41
5月25日(月)[ ]T列王11 /[ ]ヨハ10:1-21
5月26日(火)[ ]T列王12-13 /[ ]ヨハ10:22-42
5月27日(水)[ ]T列王14-15 /[ ]ヨハ11:1-16
5月28日(木)[ ]T列王16-17 /[ ]ヨハ11:17-44
5月29日(金)[ ]T列王18-19 /[ ]ヨハ11:45-57
5月30日(土)[ ]T列王20-21 /[ ]ヨハ12:1-19
5月31日(日)[ ]T列王22 /[ ]ヨハ12:20-36
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旧約聖書が列王記第一
新約聖書がヨハネの福音書です。
列王記第一の今回の通読箇所は、ユダとイスラエルに分裂した国家の興亡。
その王達の姿が書かれています。
また、ヨハネの福音書の今回の所は、
ラザロの蘇りや、イエス様のエルサレム入城というところです。
是非お読み下さい。

皆さん聖書を読みましょう。
聖書は、あなたの霊を成長させ、神様との親しい関係を築き。
祝福に満ちた人生へとあなたを導きます。

では、いつものように、本日の聖書箇所をお読みいただきましょう。
本日の聖書箇所は、ヨハネの福音書10章です。
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【 聖書箇所 】 ヨハネの福音書10章24-30節
・新改訳Up182(贈呈p162英対p299)
・新改訳Vp199英対p222(贈呈p185)・口語訳p156
・新共同訳p187 (贈呈p187英対p288)
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では、司会者お読み下さい。
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【 聖書箇所のテキスト 】
10:24 それでユダヤ人たちは、イエスを取り囲んで言った。「あなたは、いつまで私たちに気をもませるのですか。もしあなたがキリストなら、はっきりとそう言ってください。」
10:25 イエスは彼らに答えられた。「わたしは話しました。しかし、あなたがたは信じないのです。わたしが父の御名によって行なうわざが、わたしについて証言しています。
10:26 しかし、あなたがたは信じません。それは、あなたがたがわたしの羊に属していないからです。
10:27 わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。またわたしは彼らを知っています。そして彼らはわたしについて来ます。
10:28 わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません。
10:29 わたしに彼らをお与えになった父は、すべてにまさって偉大です。だれもわたしの父の御手から彼らを奪い去ることはできません。
10:30 わたしと父とは一つです。」
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続いて、主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。またわたしは彼らを知っています。そして彼らはわたしについて来ます。
ヨハネの福音書10章27節
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では、今日はこの所から、
主の羊
と題しまして、御言葉を見て参りましょう。

さて、今回の箇所、その場面をもう少し見てみましょう。

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22 そのころ、エルサレムで、宮きよめの祭りがあった。
23 時は冬であった。イエスは、宮の中で、ソロモンの廊を歩いておられた。
ヨハネの福音書10章22-23節
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ここに、宮きよめの祭り という祭りが出てきます。
ユダヤの三大祭は、過ぎ越しと五旬節と仮庵でした。
ですから、それらとはこの祭りは違います。

宮きよめの祭りは、ユダヤの歴史に由来します。

紀元前160年ごろ、ユダヤは、アンティオコスエピファネスによって攻撃され、神殿が冒涜され汚されました。
このアンティオコスエピファネスは、666を表すとも言われ、反キリストを象徴するともされる人物です。
そのような人物に汚された神殿。
それをユダ・マッカバイオスが奪還し、その宮をきよめたのです。
そのとき、神殿のきよめの儀式のために彼らは、燭台に火をともさなければなりませんでした。
しかし、燭台に火をともすための油が一日分しかありません。
ところが、その油は、8日間燃え続けたのです。

このことを記念して、今でもユダヤ人は祭りをします。
それが、ハヌカとも言われる宮きよめです。
そして、その時期は、クリスマスと重なります。
また、そのハヌカは、光の祭りとも言われます。
歴史家ヨセフスの書いたユダヤ古代史にも光の祭りとして、この祭りが書かれています。
それは、この出来事にちなみ、8日間のお祭りですが、ご馳走とプレゼントでお祝いされるといいます。

ここには、時は冬であったと書いてあります。
宮きよめは、光の祭りとも呼ばれます。

その光の祭りの時期に、イエス様はエルサレムの神殿におられました。
世の光であるイエス様が、そこに来ておられたのです。
光は、闇に打ち勝ち世をきよめます。
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光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。
ヨハネの福音書1章5節
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そして、このイエス様に命がありました。
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この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。
ヨハネの福音書1章4節
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この方は、光であり、命でした。

この命について、同じヨハネの福音書にこうかいてあります。
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10 盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。
11 わたしは、良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。
ヨハネの福音書10章10-11節
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イエス様は、まさに、私たちの為に、命を捨て、私たちに命を与えてくださる方だったのです。
ヨハネの福音書は、なんと象徴的な記述がしてあることでしょう。
世の光、命である方が、光の祭りとも呼ばれる宮きよめの祭りの時に、そこに来ておられたのです。

しかし、このイエス様を、当時の宗教指導者たちは受け入れることが出来ませんでした。
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24 それでユダヤ人たちは、イエスを取り囲んで言った。「あなたは、いつまで私たちに気をもませるのですか。もしあなたがキリストなら、はっきりとそう言ってください。」
25 イエスは彼らに答えられた。「わたしは話しました。しかし、あなたがたは信じないのです。わたしが父の御名によって行なうわざが、わたしについて証言しています。
26 しかし、あなたがたは信じません。それは、あなたがたがわたしの羊に属していないからです。
ヨハネの福音書10章24-26節
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このとき、イエス様は、イエス様を取り囲む彼らに、はっきりといわれました。
「あなたがたがわたしの羊に属していないからです。」
皆さん。イエス様を信じるもの、イエス様の羊は、イエス様の声を聞き分けるとイエス様はいわれます。
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わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。またわたしは彼らを知っています。そして彼らはわたしについて来ます。
ヨハネの福音書10章27節
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そして、イエス様についていくのです。

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ペテロをはじめ使徒たちは答えて言った。「人に従うより、神に従うべきです。
使徒の働き5章29節
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私たちは、聞き分けているでしょうか?
それとも、あなたの耳は、他の事を聞くのに一生懸命で神様の言葉を聴くことなど出来ないでしょうか?
神様の言葉など嫌いで耳をふさいでいる方もおられるかも知れません。

しかし、私たちが、イエス様の声を聞くなら、イエス様は私たちを導いてくださいます。
この方は、私たちのたましいを 生き返らせて、私たちを導いてくださる方です。
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主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。
詩篇23篇3節
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この方は、魂を生き返らせてくださるとありますが、こうも書いてあります。
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あなたがたは、羊のようにさまよっていましたが、今は、自分のたましいの牧者であり監督者である方のもとに帰ったのです。
ペテロの手紙第一2章25節
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この方は、魂の牧者です。
私たちは、自分の魂をどうする事も出来ず苦しんでいるのではないでしょうか?
自分の中にある罪の思い、怒り、憎しみ、悲しみ、憂い。それらによって私たちは苦しんでいます。

しかし、そんな時、主は、私たちの魂を導いて下さいます。
あなたにできない事を、主ご自身がなしてくださるのです。
主は、魂の牧者であり、監督者です。
この方に、自分の魂をゆだねていかなければならないのです。

ところが、人々は、この方をはなれさまよっているのです。
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また、群衆を見て、羊飼いのない羊のように弱り果てて倒れている彼らをかわいそうに思われた。
マタイの福音書9章36節
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しかし、そのように勝手に離れているものたちを、主は可愛そうに思われ、救おうとされる方です。

ところで、お話をもどしますが、今回とりあげました聖書の箇所、
そのころエルサレムで
という言葉からはじまります。
では、その頃とはどんなころでしょう。
その頃イエス様は何をしておられたのでしょう。

同じ10章はこう書いてあります。
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14 わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っています。また、わたしのものは、わたしを知っています。
15 それは、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同様です。また、わたしは羊のためにわたしのいのちを捨てます。
ヨハネの福音書10章14-15節
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主は、ここで、良い牧者、について、話しておられます。

良い牧者について語っておられた、そのような事を教えておられた。
そのころ、イエス様は、エルサレムで、ユダヤ人の指導者たちに会われた。

ここに、一方に、イエス様の声を聞き信じた者たちのことが書かれています。
また、一方に、イエス様を信じないものたちのことが書かれています。
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その永遠のいのちとは、彼らが唯一のまことの神であるあなたと、あなたの遣わされたイエス・キリストとを知ることです。
ヨハネの福音書17章3節
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イエス様を知る事。
聖書によっては、親しく知る事というような表現がしてありますが、イエス様との親しい関係を持つ事こそ、永遠の命なのです。

この方は、命を与える牧者として来られました。
そして、それは世を照らす光でもありました。
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9 すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。
10 この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。
11 この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。
12 しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。
ヨハネの福音書1章9-12節
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イエス様は、世を照らす真の光です。

このヨハネの福音書の初めを見ると、この方は、神の言葉です。
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初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
ヨハネの福音書1章1節
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この言葉について、こう書いてあります。
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あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。
詩篇119篇105節
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言葉は、光です。
この光は、命の光でもあります。
また、日々の歩みの光でもあります。
あなたの心を照らす光でもあります。
正しい道に導いてくれる光でもあります。
暗闇の中、どんなにもがいてもどうする事も出来ません。
しかし、光がともれば、道が開けるのです。
イエス様はその光です。

そして、この方は、信じるものに永遠の命を与え、神の子としてくださるのです。
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9 すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。
10 この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。
11 この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。
12 しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。
ヨハネの福音書1章9-12節
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信じないものもいました、しかし、この方の元で、私たちは、生かされています。

そして、この方は言われます。
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8 しかし、私は新しい命令としてあなたがたに書き送ります。これはキリストにおいて真理であり、あなたがたにとっても真理です。なぜなら、やみが消え去り、まことの光がすでに輝いているからです。
9 光の中にいると言いながら、兄弟を憎んでいる者は、今もなお、やみの中にいるのです。
ヨハネの手紙第一2章8-9節
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真の光の下で、私たちは愛し合うのです。
私たちが、互いに愛し合う。
それは、私たちがまず主に愛されているからです。
そして主を愛するがゆえに、互いに愛し合うのです。
主を愛するものの為に主は素晴らしい約束を与えておられます。
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神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
ローマ人への手紙8章28節
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そして、主を愛するものに、主は言われます。
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イエスは再び彼に言われた。「ヨハネの子シモン。あなたはわたしを愛しますか。」ペテロはイエスに言った。「はい。主よ。私があなたを愛することは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの羊を
牧しなさい。」
ヨハネの福音書21章16節
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本当に主の羊となったもの、主の愛の元にへりくだったものに、主は言われます。
私の羊を飼いなさい。
それが、主にある牧者の条件です。

私たちは、主の羊です。
主の声を聞き、従いましょう。
そのため、御言葉を読み祈りましょう。
そして、この光に照らされて歩ませていただきましょう。
この牧者である主の下にへりくだりましょう。
そのとき、あなたもまた、主の羊を飼う者となるのです。

お祈りしましょう。


<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20090524 主の羊
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