礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20090308
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一番たいせつなのはこれです   
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28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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1 主は、私の光、私の救い。だれを私は恐れよう。主は、私のいのちのとりで。だれを私はこわがろう。
2 悪を行なう者が私の肉を食らおうと、私に襲いかかったとき、私の仇、私の敵、彼らはつまずき、倒れた。
3 たとい、私に向かって陣営が張られても、私の心は恐れない。たとい、戦いが私に向かって起こっても、それにも、私は動じない。
4 私は一つのことを主に願った。私はそれを求めている。私のいのちの日の限り、主の家に住むことを。主の麗しさを仰ぎ見、その宮で、思いにふける、そのために。
5 それは、主が、悩みの日に私を隠れ場に隠し、その幕屋のひそかな所に私をかくまい、岩の上に私を上げてくださるからだ。
6 今、私のかしらは、私を取り囲む敵の上に高く上げられる。私は、その幕屋で、喜びのいけにえをささげ、歌うたい、主に、ほめ歌を歌おう。
7 聞いてください。主よ。私の呼ぶこの声を。私をあわれみ、私に答えてください。
詩篇27篇1-7節
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<祈り>
皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、わたしたちを愛し、わたしたちを救って下さった方。
恵みに満ちた方です。
この方を覚えて、御言葉を聞いて参りましょう。

さて、今週も、聖書の通読箇所から見てみましょう。
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3月8日(日)[ ]民30-31 /[ ]マコ11
3月9日(月)[ ]民32-33 /[ ]マコ12:1-17
3月10日(火)[ ]民34-36 /[ ]マコ12:18-44
3月11日(水)[ ]申1 /[ ]マコ13
3月12日(木)[ ]申2-3 /[ ]マコ14:1-26
3月13日(金)[ ]申4 /[ ]マコ14:27-42
3月14日(土)[ ]申5-6 /[ ]マコ14:43-72
3月15日(日)[ ]申7-8 /[ ]マコ15:1-24
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聖書の通読箇所は、旧約聖書が民数記から申命記
新約聖書がマルコの福音書です。

民数記の最後のほうは、相続地の分割に関わる取り決めです。
申命記は、モーセが、律法の全てをまとめ、また、イスラエルの祝福を祈るという内容です。
そして、リーダーは、モーセからヨシュアへと移ります。
この歴史の転換点を記録した聖書の箇所、是非お読みください。

新約聖書はマルコの福音書です。
11章からは、エルサレムでの出来事、そして、十字架と復活と続きます。
大切なところです。共に、読んで参りましょう。
聖書は、あなたの霊を必ず成長させます。

皆さん。わたしたちは、何を食べるかで、その体質が変わります。
同じように、あなたが御言葉読むとき、あなたの霊は、その御言葉を食べ、その体質は健康に整えられます。
皆さん。聖書を読みましょう。

さて、そのマルコの福音書の中から、今回は、12章です。
皆さん聖書を開いて下さい。
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【 聖書箇所 】マルコの福音書12章28-40節
・新改訳Up85(贈呈p76英対p138)
・新改訳Vp92(贈呈p87)・口語訳p73
・新共同訳p87 (贈呈p87英対p135)
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では、司会者お願いします。

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【 聖書箇所のテキスト 】
12:28 律法学者がひとり来て、その議論を聞いていたが、イエスがみごとに答えられたのを知って、イエスに尋ねた。「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか。」
12:29 イエスは答えられた。「一番たいせつなのはこれです。『イスラエルよ。聞け。われらの神である主は、唯一の主である。
12:30 心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
12:31 次にはこれです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』この二つより大事な命令は、ほかにありません。」
12:32 そこで、この律法学者は、イエスに言った。「先生。そのとおりです。『主は唯一であって、そのほかに、主はない。』と言われたのは、まさにそのとおりです。
12:33 また『心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして主を愛し、また隣人をあなた自身のように愛する。』ことは、どんな全焼のいけにえや供え物よりも、ずっとすぐれています。」
12:34 イエスは、彼が賢い返事をしたのを見て、言われた。「あなたは神の国から遠くない。」それから後は、だれもイエスにあえて尋ねる者がなかった。
12:35 イエスが宮で教えておられたとき、こう言われた。「律法学者たちは、どうしてキリストをダビデの子と言うのですか。
12:36 ダビデ自身、聖霊によって、こう言っています。『主は私の主に言われた。「わたしがあなたの敵をあなたの足の下に従わせるまでは、わたしの右の座に着いていなさい。」』
12:37 ダビデ自身がキリストを主と呼んでいるのに、どういうわけでキリストがダビデの子なのでしょう。」大ぜいの群衆は、イエスの言われることを喜んで聞いていた。
12:38 イエスはその教えの中でこう言われた。「律法学者たちには気をつけなさい。彼らは、長い衣をまとって歩き回ったり、広場であいさつされたりすることが大好きで、
12:39 また会堂の上席や、宴会の上座が大好きです。
12:40 また、やもめの家を食いつぶし、見えを飾るために長い祈りをします。こういう人たちは人一倍きびしい罰を受けるのです。」
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では、主題聖句を言いましょう。

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 【 しゅだいせいく 】
こころをつくし、おもいをつくし、ちせいをつくし、ちからをつくして、あなたのかみである しゅをあいせよ。
マルコのふくいんしょ 12しょう 30せつ
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では、このところから、
「一番大切なのはこれです」
と題しまして、御言葉を見て参りましょう。

さて、今回の聖書箇所は、

「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか。」
という、律法学者の質問から始まります。

聖書の中で、いったい何が大切か。

このことに対して、イエス様は、答えられました。

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29 イエスは答えられた。「一番たいせつなのはこれです。『イスラエルよ。聞け。われらの神である主は、唯一の主である。
30 心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
31 次にはこれです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』この二つより大事な命令は、ほかにありません。」
マルコの福音書12章29-31節
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これは、旧約聖書に書かれた律法の引用です。

一つはこれです。
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4 聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神。主はただひとりである。
5 心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
6 私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。
申命記6章4-6節
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この御言葉を心に刻むようにと書かれています。

わたしたちは、心から、天地を創られた神様を愛するのです。
そして、このことは、絶対に心から消えてはなりません。

ところで、この御言葉には約束があります。
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1 これは、あなたがたの神、主が、あなたがたに教えよと命じられた命令――おきてと定め――である。あなたがたが、渡って行って、所有しようとしている地で、行なうためである。
2 それは、あなたの一生の間、あなたも、そしてあなたの子も孫も、あなたの神、主を恐れて、私の命じるすべての主のおきてと命令を守るため、またあなたが長く生きることのできるためである。
3 イスラエルよ。聞いて、守り行ないなさい。そうすれば、あなたはしあわせになり、あなたの父祖の神、主があなたに告げられたように、あなたは乳と蜜の流れる国で大いにふえよう。
申命記6章1-3節
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この御言葉を守るなら、幸せになるという約束です。

そして、もう一つの身言葉、
それは、レビ記に書いてあります。

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復讐してはならない。あなたの国の人々を恨んではならない。あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい。わたしは主である。
民数記19章18節
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これは、有名な箇所です。
良く、引用されます。

なるほど、隣人を愛するのだ。
この隣人という言葉には、非常に深い意味がありますが、しかし、ここでは、あなたの周りの人と考えましょう。

なるほど、周りの人を愛するのだ。
まあそれくらいはと思いますか?

しかし、その前から見てみましょう。
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13 あなたの隣人をしいたげてはならない。かすめてはならない。日雇人の賃金を朝まで、あなたのもとにとどめていてはならない。
14 あなたは耳の聞こえない者を侮ってはならない。目の見えない者の前につまずく物を置いてはならない。あなたの神を恐れなさい。わたしは主である。
15 不正な裁判をしてはならない。弱い者におもねり、また強い者にへつらってはならない。あなたの隣人を正しくさばかなければならない。
16 人々の間を歩き回って、人を中傷してはならない。あなたの隣人の血を流そうとしてはならない。わたしは主である。
17 心の中であなたの身内の者を憎んではならない。あなたの隣人をねんごろに戒めなければならない。そうすれば、彼のために罪を負うことはない。
18 復讐してはならない。あなたの国の人々を恨んではならない。あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい。わたしは主である。
民数記19章13-18節
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この一番下、ここにあなたの隣人を愛せとありますが、そこまでを全部読んで見ます。

この箇所は、隣人を愛するとはどういうことかを教えています。
さまざまなことがらが、具体的に書いてあります。そして、最後は、人を中傷しない。憎まない。
という心の問題に続きます。

愛するとは、こころの問題です。
そして、それは、行動にも現れるのですが、まず、心の中になにがあるのか、それを主は見ておられます。

列王記に、ダビデの子ソロモンについて、書かれているところがあります。
ソロモンは、エルサレムに神殿を作り、偉大な働きをした王です。
ソロモンの時代に、イスラエルはもっとも栄えました。
しかし、ここにソロモンとダビデの比較がされています。
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ソロモンが年をとったとき、その妻たちが彼の心をほかの神々のほうへ向けたので、彼の心は、父ダビデの心とは違って、彼の神、主と全く一つにはなっていなかった。
列王記第一11章4節
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ダビデはどんな人物だったでしょう。
彼も罪を犯しました。
失敗もしました。
しかし、彼の心は、主と一つだったのです。

ダビデは何を求めますか?
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私は一つのことを主に願った。私はそれを求めている。私のいのちの日の限り、主の家に住むことを。主の麗しさを仰ぎ見、その宮で、思いにふける、そのために。
詩篇27篇4節
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ダビデは、ただ一つの事を求めました。
それは、主と共に過ごす時間でした。
共に時間を過ごそうとする事、それは、愛です。
ダビデは、本当に、主を愛していました。

イエス様は、系図の上では、そのダビデの子孫としてお生まれになりました。

そして、続く箇所においては、こう書いてあります。
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38 イエスはその教えの中でこう言われた。「律法学者たちには気をつけなさい。彼らは、長い衣をまとって歩き回ったり、広場であいさつされたりすることが大好きで、
39 また会堂の上席や、宴会の上座が大好きです。
40 また、やもめの家を食いつぶし、見えを飾るために長い祈りをします。こういう人たちは人一倍きびしい罰を受けるのです。」
マルコの福音書12章38-40節
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ここでも、取り上げられているのは、結局のところ、その中身が大切であるということです。
本当の愛が、その中にあるのかどうか、それを主は見ておられます。

その愛から、行いは出てきます。
コリント人への手紙第一の中で、パウロは愛について、こう書いています。
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3 また、たとい私が持っている物の全部を貧しい人たちに分け与え、また私のからだを焼かれるために渡しても、愛がなければ、何の役にも立ちません。
4 愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。
5 礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、
6 不正を喜ばずに真理を喜びます。
7 すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。
8 愛は決して絶えることがありません。預言の賜物ならばすたれます。異言ならばやみます。知識ならばすたれます。
9 というのは、私たちの知っているところは一部分であり、預言することも一部分だからです。
コリント人への手紙第一13章3-9節
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ここに書かれているのは愛の表れです。
そして、その愛を持って愛し合うようにと、イエス様は言われました。

サーバントリーダーとう言葉があります。
それは、人々に仕えるリーダーという意味です。

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25 そこで、イエスは彼らを呼び寄せて、言われた。「あなたがたも知っているとおり、異邦人の支配者たちは彼らを支配し、偉い人たちは彼らの上に権力をふるいます。
26 あなたがたの間では、そうではありません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに仕える者になりなさい。
27 あなたがたの間で人の先に立ちたいと思う者は、あなたがたのしもべになりなさい。
28 人の子が来たのが、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためであるのと同じです。」
マタイの福音書20章25-28節
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ここで、イエス様は、自分の命を与えるためにこられたと書いてあります。
これが、一番尊い愛です。

イエス様は、この愛でわたしたちを愛してくださっておられます。

ふるい話ですが、クリフハンガーという映画を見た事があります。
その中で、悪役が、仲間に、俺を愛してるなら俺のために死んでくれと、撃ち殺すシーンがありました。
それは、奪い取ろうとするものであり、本来の愛とはかけ離れたものです。

男女の愛にもいえる事があります。
聖書は、結婚した夫婦となったものに対して、互いの体は互いの物だといいます。
しかし、結婚していなければ、お互いが、関係を持つ事は大きな罪です。
そして、それは、互いの人生を傷つける事であり、愛とはかけ離れたものです。
テレビなど見ていると、男女の関係は非常にいい加減なものになっています。

そして、出てくるセリフは、愛してるんだから。
しかし、それは、愛ではありません。

こう書いてあります。
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夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。
エペソ人への手紙5章25節
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夫のことばかりだと不公平かもしれません。
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それはそうとして、あなたがたも、おのおの自分の妻を自分と同様に愛しなさい。妻もまた自分の夫を敬いなさい。
エペソ人への手紙5章33節
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これが、愛です。
それは、本当に相手を大切にすることです。
自分の自由にしようとする事ではありません。

それは、妻にも言えることです。
夫を敬う事、それが、愛です。

それは、夫婦の間にとどまりません。

わたしたちは、イエス様に愛されています。
そして、聖書はこう書いてあります。
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19 私たちは愛しています。神がまず私たちを愛してくださったからです。
20 神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません。
21 神を愛する者は、兄弟をも愛すべきです。私たちはこの命令をキリストから受けています。
ヨハネの手紙第一4章19-21節
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皆さん。わたしたちは、神様から愛されました。
そして、神様を愛し、このように集っています。

しかし、だからこそ、互いを愛さなければなりません。
イエス様はこういわれます。
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あなたがたに新しい戒めを与えましょう。あなたがたは互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。
ヨハネの福音書13章34節
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聖書の戒めの全てがここに帰結します。

別な箇所では、イエス様は、わたしに留まりなさいといわれました。
では、どのようにすれば、そうなるのか。
こう書いてあります。
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もし、あなたがたがわたしの戒めを守るなら、あなたがたはわたしの愛にとどまるのです。それは、わたしがわたしの父の戒めを守って、わたしの父の愛の中にとどまっているのと同じです。
ヨハネの福音書15章10節
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わたしたちが主の戒めを守る。
それは、また、互いに愛し合う事。互いを本当に大切にすることです。

そして、その愛をもっとも実践されたのは、イエス様であり、父なる神様です。

その愛のゆえに、十字架はあり、そして、その十字架のゆえにわたしたちは救われたのです。

主に感謝します。お祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20090308 一番たいせつなのはこれです 
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