礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20090222  
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どんなに大きなことをしてくださったか  
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28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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ダビデによる
103:1 わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。
103:2 わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
103:3 主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、
103:4 あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、
103:5 あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、わしのように、新しくなる。
103:6 主はすべてしいたげられている人々のために、正義とさばきを行なわれる。
103:7 主は、ご自身の道をモーセに、そのみわざをイスラエルの子らに知らされた。
103:8 主は、あわれみ深く、情け深い。怒るのにおそく、恵み豊かである。
詩篇103篇1-8節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちを祝福し、恵みを注いで下さる方。
この方を覚え主の御言葉を聞いてまいりましょう。

では、いつものように、聖書の通読箇所を見て参りましょう。
今週の通読箇所は、旧約聖書が民数記、新約聖書がマルコの福音書です。

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通読範囲
2月22日(日)[ ]民1-2 /[ ]マコ4:1-20
2月23日(月)[ ]民3-4 /[ ]マコ4:21-41
2月24日(火)[ ]民5-6 /[ ]マコ5:1-20
2月25日(水)[ ]民7 /[ ]マコ5:21-43
2月26日(木)[ ]民8-10 /[ ]マコ6:1-29
2月27日(金)[ ]民11-13 /[ ]マコ6:30-56
2月28日(土)[ ]民14-15 /[ ]マコ7:1-23
3月1日(日)[ ]民16-17 /[ ]マコ7:24-37
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民数記は、民の人口調査が初めと終わりに書かれていて、この名で呼ばれますが、ヘブル語のタイトルは「荒野で」となっており、
イスラエルの民が、荒野で過ごした時の事が書かれています。

イスラエルの民は、モーセに率いられてエジプトを脱出しましたが、不信仰に陥り、神様の約束された土地に行く事を拒否し、
そのため、その時まだ子どもだったものと、一部の信仰を持っていたものの他は、約束の地に入る事が出来なくなりました。
そして、彼らは、当時大人だったものが死んでしまうまで、40年荒野をさすらったのです。

民数記は、そのときの旅行記だとも言えます。しかし、それは、重苦しい旅行記です。
時に、不信仰は私たちを呪いに閉じ込めます。
それは、神様がそうされたというより、あなたの信仰がそうしたのです。
聖書にこう書いてあります。
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それから、イエスは百人隊長に言われた。「さあ行きなさい。あなたの信じたとおりになるように。」すると、ちょうどその時、そのしもべはいやされた。
マタイの福音書8章13節
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「いや、そんな事いっても、私の目の前の状況は変わりません」と言われますか?
しかし、私たちの視線を神様に向けましょう。イエス様に向けましょう。十字架に向けましょう。
この世界の全てを支配しておられるかた、その状況さえ支配しておられる方が、あなたを愛しておられ、あなたに良い事され、
悪い事さえ、益と変えて下さるのです。

また、新約聖書は、マルコの福音書です。
イエス様の教え、湖の上での出来事、悪霊の追い出し、と、マルコの福音書は、テンポ良く次々出来事が起こります。
読みやすいところです。
皆さん共に聖書を読みましょう。
聖書は皆さんの霊を成長させます。
また、聖書の言葉はイエス様ご自身でもあります。
ですから、信仰を持って御言葉を読むなら、必ず主が皆さんを通して豊かな実を結ばせてくださいます。



では、本日は、その中からマルコの福音書5章を共に開きましょう。
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【 聖書箇所 】 マルコの福音書5章11-20節
・新改訳Up67(贈呈p60英対p109)
・新改訳Vp72(贈呈p69)・口語訳p58
・新共同訳p69 (贈呈p69英対p106)
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では、司会者お願いします。
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【 聖書箇所のテキスト 】
5:11 ところで、そこの山腹に、豚の大群が飼ってあった。
5:12 彼らはイエスに願って言った。「私たちを豚の中に送って、彼らに乗り移らせてください。」
5:13 イエスがそれを許されたので、汚れた霊どもは出て行って、豚に乗り移った。すると、二千匹ほどの豚の群れが、険しいがけを駆け降り、湖へなだれ落ちて、湖におぼれてしまった。
5:14 豚を飼っていた者たちは逃げ出して、町や村々でこの事を告げ知らせた。人々は何事が起こったのかと見にやって来た。
5:15 そして、イエスのところに来て、悪霊につかれていた人、すなわちレギオンを宿していた人が、着物を着て、正気に返ってすわっているのを見て、恐ろしくなった。
5:16 見ていた人たちが、悪霊につかれていた人に起こったことや、豚のことを、つぶさに彼らに話して聞かせた。
5:17 すると、彼らはイエスに、この地方から離れてくださるよう願った。
5:18 それでイエスが舟に乗ろうとされると、悪霊につかれていた人が、お供をしたいとイエスに願った。
5:19 しかし、お許しにならないで、彼にこう言われた。「あなたの家、あなたの家族のところに帰り、主があなたに、どんなに大きなことをしてくださったか、どんなにあわれんでくださったかを、知らせなさい。」
5:20 そこで、彼は立ち去り、イエスが自分にどんなに大きなことをしてくださったかを、デカポリスの地方で言い広め始めた。人々はみな驚いた。
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では、主題聖句を言いましょう。
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 【 しゅだいせいく 】
そこで、かれはたちさり、イエスがじぶんに どんなにおおきなことを してくださったかを、デカポリスのちほうで いいひろめはじめた。
マルコのふくいんしょ 5しょう 20せつ
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では、今日はこの所から、
「どんなに大きなことをしてくださったか」
と題しまして、御言葉を共に見て参りましょう。

さて、今回の箇所は、イエス様の宣教の一場面です。

ガリラヤ湖のほとりで、イエス様は、人々を教え、導いておられました。
そんな中、あるとき、イエス様は、湖の向こうへ行かれました。

この出来事は、4章35節から始まります。
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35 さて、その日のこと、夕方になって、イエスは弟子たちに、「さあ、向こう岸へ渡ろう。」と言われた。
36 そこで弟子たちは、群衆をあとに残し、舟に乗っておられるままで、イエスをお連れした。他の舟もイエスについて行った。
37 すると、激しい突風が起こり、舟は波をかぶって水でいっぱいになった。
38 ところがイエスだけは、とものほうで、枕をして眠っておられた。弟子たちはイエスを起こして言った。「先生。私たちがおぼれて死にそうでも、何とも思われないのですか。」
マルコの福音書4章35-38節
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ここで、弟子たちはイエス様と共に出発するのですが、突風のため、舟が沈みそうになります。
弟子たちは、必死でイエス様に助けを求めるのですが、このときイエス様はこの風を鎮められました。

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39 イエスは起き上がって、風をしかりつけ、湖に「黙れ、静まれ。」と言われた。すると風はやみ、大なぎになった。
40 イエスは彼らに言われた。「どうしてそんなにこわがるのです。信仰がないのは、どうしたことです。」
41 彼らは大きな恐怖に包まれて、互いに言った、「風や湖までが言うことをきくとは、いったいこの方はどういう方なのだろう。」
マルコの福音書4章39-41節
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彼らは、イエス様を信じていました。
イエス様をおこした彼らは何を期待していたのでしょうか?
それはわかりませんが、イエス様が、風や波を鎮められたとき、彼らは驚きました。
本当は、この主、全てを治めておられる方と共にあるその事に、彼らの平安はあるはずでした。
しかし、彼らは、そのようには受け取れなかったのです。

そして、この舟はゲラサ人の地につきました。
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こうして彼らは湖の向こう岸、ゲラサ人の地に着いた。
マルコの福音書5章1節
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舟はイエス様の目的であった向こう岸へついたのです。

ゲラサ人の地というところは、一般的には、ガリラヤ湖の東の岸にあるゲルゲサだと言われます。

そこには、一人の男が待っていました。
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イエスが舟から上がられると、すぐに、汚れた霊につかれた人が墓場から出て来て、イエスを迎えた。
マルコの福音書5章2節
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彼は汚れた霊、すなわち、悪霊につかれていました。
その彼の様子が続きに書いてあります。
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3 この人は墓場に住みついており、もはやだれも、鎖をもってしても、彼をつないでおくことができなかった。
4 彼はたびたび足かせや鎖でつながれたが、鎖を引きちぎり、足かせも砕いてしまったからで、だれにも彼を押えるだけの力がなかったのである。
5 それで彼は、夜昼となく、墓場や山で叫び続け、石で自分のからだを傷つけていた。
マルコの福音書5章3-5節
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ここに悪霊につかれた人がいました。

皆さん、悪霊などいない、そんなのは、映画やテレビの中の事だと思っていませんか?
聖書は悪霊が現実に存在する事を教えています。
そして、その悪霊をイエス様は追い出されたのです。
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こうしてイエスは、ガリラヤ全地にわたり、その会堂に行って、福音を告げ知らせ、悪霊を追い出された。
マルコの福音書1章39節
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そして、私たちにも、その事をするように命じておられるのです。
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病人を直し、死人を生き返らせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出しなさい。あなたがたは、ただで受けたのだから、ただで与えなさい。
マタイの福音書10章8節
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そのための権威が約束されています。
しかし、この悪霊の追い出しは、現実の戦いです。
ですから、そなえが必要であることも聖書は教えます。
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〔ただし、この種のものは、祈りと断食によらなければ出て行きません。〕」
マタイの福音書17章21節
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また、この悪霊つかれた人を見てください。
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3 この人は墓場に住みついており、もはやだれも、鎖をもってしても、彼をつないでおくことができなかった。
4 彼はたびたび足かせや鎖でつながれたが、鎖を引きちぎり、足かせも砕いてしまったからで、だれにも彼を押えるだけの力がなかったのである。
5 それで彼は、夜昼となく、墓場や山で叫び続け、石で自分のからだを傷つけていた。
マルコの福音書5章3-5節
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それが、大変な力であることがわかります。
時に悪霊につかれた人は、常人を超える力を出すことがあります。

しかし、私たちに与えられている御名はそのような何ものよりも強い力です。
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2 人となって来たイエス・キリストを告白する霊はみな、神からのものです。それによって神からの霊を知りなさい。
3 イエスを告白しない霊はどれ一つとして神から出たものではありません。それは反キリストの霊です。あなたがたはそれが来ることを聞いていたのですが、今それが世に来ているのです。
4 子どもたちよ。あなたがたは神から出た者です。そして彼らに勝ったのです。あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる、あの者よりも力があるからです。
ヨハネの手紙第一4章2-4節
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ところで、ここには、悪霊を見分ける基準も書いてあります。
それは、イエス様の御名を告白するかどうかと言うことです。

どんなに立派な働きも、どんなに偉大な働きも、それが霊的な働きであるなら、イエス様の御名によらない働きは、全て悪霊から来るものです。
このことを、しっかりと覚えて置いて下さい。

お話をもどします。
そのように、この悪霊につかれた人は、イエス様にお会いしました。
そして、イエス様は、彼の中から悪霊を追い出してくださったのです。

この男の人の中には沢山の悪霊がいたようです。

人が悔い改めずにいると、そこには沢山の悪霊が集まる事があります。
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24 汚れた霊が人から出て行って、水のない所をさまよいながら、休み場を捜します。一つも見つからないので、『出て来た自分の家に帰ろう。』と言います。
25 帰って見ると、家は、掃除をしてきちんとかたづいていました。
26 そこで、出かけて行って、自分よりも悪いほかの霊を七つ連れて来て、みなはいり込んでそこに住みつくのです。そうなると、その人の後の状態は、初めよりもさらに悪くなります。」
ルカの福音書11章24-26節
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これを防ぐのは、祈りと御言葉、イエス様の血と聖霊さましかありません。

さて、この人の悪霊はイエス様によって追い出されました。

そして、彼は、イエス様のお供をしたいと申し出ましたが、イエス様は違う働きを彼にお与えになりました。
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18 それでイエスが舟に乗ろうとされると、悪霊につかれていた人が、お供をしたいとイエスに願った。
19 しかし、お許しにならないで、彼にこう言われた。「あなたの家、あなたの家族のところに帰り、主があなたに、どんなに大きなことをしてくださったか、どんなにあわれんでくださったかを、知らせなさい。」
20 そこで、彼は立ち去り、イエスが自分にどんなに大きなことをしてくださったかを、デカポリスの地方で言い広め始めた。人々はみな驚いた。
マルコの福音書5章18-20節
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彼は、何を伝えましたか?
彼は、主が彼にしてくださった事を、イエス様がして下さった事を言い広めたのです。

彼は、自分が悪霊に付かれていた事、そのときは、墓場に住み、おまけに強い力で鎖を切るようなことをしていた事、
それが追い出された時、何が起こったか、自分がどうなったか、そのような事を伝えたのです。

ところで、ここで、イエス様は、舟に乗って帰ろうとしておられます。
結局、この地にイエス様は、彼を解放するためだけにこられたのです。

一匹の羊のために、山に行く羊飼いのように、イエス様は、彼を探し出し、救われました。

あなたにとっても同じです。
主はあなたに何をして下さいましたか?

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1 わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。
2 わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
詩篇103篇1-2節
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イエス様は、あなたに何をして下さいましたか?
もちろん十字架で死んで下さいました。
そして救われて、つみ赦され、神の子とされ、永遠の命が与えられ、天の御国に入るものとされたのです。
しかし、もっと具体的にどうですか?

救われる前、どうだったか。どうやってイエス様と出会ったか、そのとき何がおこったか、そのあと、自分はどうなったか。
それもまた、主を証する事です。

ある教会では、協会員になると、自分の救いの証を書いて、提出しなければならないそうです。
それを思い起こす意味で、大切なことだと感じました。

まあ、うちでもやりましょうとはならないかも知れませんが、一度、個人的に書いて見られるのも良いかも知れません。
主がどんなにあなたに良くして下さったかがわかるでしょう。

その感謝を忘れない。それは大切なことです。
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15 そのうちのひとりは、自分のいやされたことがわかると、大声で神をほめたたえながら引き返して来て、
16 イエスの足もとにひれ伏して感謝した。彼はサマリヤ人であった。
17 そこでイエスは言われた。「十人いやされたのではないか。九人はどこにいるのか。
18 神をあがめるために戻って来た者は、この外国人のほかには、だれもいないのか。」
19 それからその人に言われた。「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰が、あなたを直したのです。」
ルカの福音書17章15-19節
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主があなたにして下さったことは、あなたにとって大きなことですか?

今回の箇所を読むと、私は自分自身を思い出します。
私はその頃、酒を浴びるほど飲むような生活、体を壊し、いつ死んでもおかしくない状態でした。
しかし、その私をイエス様は救い出して下さって、酒からもタバコからも開放してくださったのです。

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すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
テサロニケ第一5章18節
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全ての事について感謝する。
目の前の全ての事について感謝する。
それも、大切です。
しかし、同時に、私たちは、主のして下さったことを忘れない。
全ての事に、感謝を捧げる。
今ある自分のために、主がして下さったこと。
それは何でしょう。
主はあなたに何をされましたか?
主は良い方です。
お祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20090222 どんなに大きなことをしてくださったか  
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