礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20090118
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天の御国は  
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちを救い、神の子とし、
天の御国に入るものとして下さいました。
このことを覚えて、御言葉を聞いて参りましょう。

さて、イスラエルは、まだ、大変な状況が続いています。
皆さん。共に、イスラエルのパレスチナの平和のために祈りましょう。
主はそこに祝福をおいておられます。

では、いつものように、聖書の通読箇所を見て参りましょう。

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【 聖書通読の範囲 】
1月18日(日)[ ]創41-42 /[ ]マタ12:29-50
1月19日(月)[ ]創43-44 /[ ]マタ13:1-30
1月20日(火)[ ]創45-46 /[ ]マタ13:31-58
1月21日(水)[ ]創47-48 /[ ]マタ14:1-21
1月22日(木)[ ]創49-50 /[ ]マタ14:22-36
1月23日(金)[ ]出エ1-3 /[ ]マタ15:1-20
1月24日(土)[ ]出エ4-5 /[ ]マタ15:21-39
1月25日(日)[ ]出エ6-8 /[ ]マタ16
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旧約聖書は、創世記から出エジプト記
新約聖書はマタイの福音書です。
創世記は、兄弟たちに恨まれ、エジプトに売られたヨセフが神様の導きで大臣となり、
兄たちと和解し、父ヤコブすなわちイスラエルとその家族全員がエジプトに移住するお話です。
とくに、ヨセフと兄弟たちとの和解の場面は、本当に美しい場面です。
是非お読みください。

マタイの福音書は、主イエス様の地上での具体的な歩みです。

では、本日の聖書箇所をお読みいただきましょう。
本日の聖書箇所は、マタイの福音書13章です。
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【 聖書箇所 】マタイの福音書13章44-50節
・新改訳Up24(贈呈p22英対p40)
・新改訳Vp27(贈呈p26)・口語訳p21
・新共同訳p26 (贈呈p26英対p39)
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司会者お願いします。
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【 聖書箇所のテキスト 】
13:44 天の御国は、畑に隠された宝のようなものです。人はその宝を見つけると、それを隠しておいて、大喜びで帰り、持ち物を全部売り払ってその畑を買います。
13:45 また、天の御国は、良い真珠を捜している商人のようなものです。
13:46 すばらしい値うちの真珠を一つ見つけた者は、行って持ち物を全部売り払ってそれを買ってしまいます。
13:47 また、天の御国は、海におろしてあらゆる種類の魚を集める地引き網のようなものです。
13:48 網がいっぱいになると岸に引き上げ、すわり込んで、良いものは器に入れ、悪いものは捨てるのです。
13:49 この世の終わりにもそのようになります。御使いたちが来て、正しい者の中から悪い者をえり分け、
13:50 火の燃える炉に投げ込みます。彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。
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では、主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
天の御国は、畑に隠された宝のようなものです。
マタイの福音書13章44節
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では、このところから、
天の御国は
と題しまして、御言葉を共に見て参りましょう。

マタイの福音書の今回の箇所、そして、その周辺は、イエス様がこの地上でなされた奇跡、癒しや、パンの奇跡、そして、さまざまな教えが続きます。

およそ30歳で公生涯に入られたイエス様は、3年半の働きの後十字架に架かられました。
その三年間は、非常に圧縮された人生であり、御業の数々により、多くの人々がイエス様を信じ付き従いました。

今回の箇所は、そのような中で、イエス様が人々に語られた譬えが続くところです。

さて、まずは、その中で、今回の箇所の冒頭を見てみましょう。
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天の御国は、畑に隠された宝のようなものです。人はその宝を見つけると、それを隠しておいて、大喜びで帰り、持ち物を全部売り払ってその畑を買います。
マタイの福音書13章44節
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さて、ここで、この御言葉はどういう意味か、考えて見ましょう。
この御言葉は、普通、天の御国は大変な価値があるんだと教えています。
私たちの人生全てをかけるだけの価値がある。
それが、天の御国です。

イエス様は、永遠の命について、こういわれます。
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人は、たとい全世界を得ても、いのちを損じたら、何の得がありましょう。
マルコの福音書8章36節
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天の御国に入ることと、永遠の命を受けること、神の子とされること、罪赦される事、
これらは、イエス様を信じて救われたとき、セットで与えられたものです。
ですから、ここでの命、すなわち永遠の命を得ることと、天国に入ることは私たちからみれば一つです。

また、こうも書いてあります。
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だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
マタイの福音書6章33節
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神の国と神の義を求めるなら、全ては与えられる。
だから、天の御国を求めるのだということです。
それは、大切なことです。
私たちは、神の国を第一にしなければなりません。
また、神の国はその価値のあるものです。

しかし、この御言葉を別な視点から見てみたいと思います。

その前に、別なたとえを見ます。

畑の毒麦のたとえです。
・畑の毒麦のたとえ(マタイの福音書13章24-30節、マタイの福音書13章37-42)

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24 イエスは、また別のたとえを彼らに示して言われた。「天の御国は、こういう人にたとえることができます。ある人が自分の畑に良い種を蒔いた。
25 ところが、人々の眠っている間に、彼の敵が来て麦の中に毒麦を蒔いて行った。
26 麦が芽生え、やがて実ったとき、毒麦も現われた。
27 それで、その家の主人のしもべたちが来て言った。『ご主人。畑には良い麦を蒔かれたのではありませんか。どうして毒麦が出たのでしょう。』
28 主人は言った。『敵のやったことです。』すると、しもべたちは言った。『では、私たちが行ってそれを抜き集めましょうか。』
29 だが、主人は言った。『いやいや。毒麦を抜き集めるうちに、麦もいっしょに抜き取るかもしれない。
30 だから、収穫まで、両方とも育つままにしておきなさい。収穫の時期になったら、私は刈る人たちに、まず、毒麦を集め、焼くために束にしなさい。麦のほうは、集めて私の倉に納めなさい、と言いましょう。』」
マタイの福音書13章24-30節
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この解説をイエス様ご自身がしておられます。

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37 イエスは答えてこう言われた。「良い種を蒔く者は人の子です。
38 畑はこの世界のことで、良い種とは御国の子どもたち、毒麦とは悪い者の子どもたちのことです。
39 毒麦を蒔いた敵は悪魔であり、収穫とはこの世の終わりのことです。そして、刈り手とは御使いたちのことです。
40 ですから、毒麦が集められて火で焼かれるように、この世の終わりにもそのようになります。
41 人の子はその御使いたちを遣わします。彼らは、つまずきを与える者や不法を行なう者たちをみな、御国から取り集めて、
42 火の燃える炉に投げ込みます。彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。
マタイの福音書13章37-42節
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さて、ここで、畑に種をまいているのは、人ではありません。
それは、イエス様です。

さて、そのイエス様が撒かれた種がどうなるか、
それを種まきのたとえから見てみましょう。
・種まきのたとえ(マタイの福音書13章3-9節、13章18-23節)
譬えはこれです。
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3 イエスは多くのことを、彼らにたとえで話して聞かされた。「種を蒔く人が種蒔きに出かけた。
4 蒔いているとき、道ばたに落ちた種があった。すると鳥が来て食べてしまった。
5 また、別の種が土の薄い岩地に落ちた。土が深くなかったので、すぐに芽を出した。
6 しかし、日が上ると、焼けて、根がないために枯れてしまった。
7 また、別の種はいばらの中に落ちたが、いばらが伸びて、ふさいでしまった。
8 別の種は良い地に落ちて、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結んだ。
9 耳のある者は聞きなさい。」
マタイの福音書13章3-9節
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その解説がこれです。
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18 ですから、種蒔きのたとえを聞きなさい。
19 御国のことばを聞いても悟らないと、悪い者が来て、その人の心に蒔かれたものを奪って行きます。道ばたに蒔かれるとは、このような人のことです。
20 また岩地に蒔かれるとは、みことばを聞くと、すぐに喜んで受け入れる人のことです。
21 しかし、自分のうちに根がないため、しばらくの間そうするだけで、みことばのために困難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまいます。
22 また、いばらの中に蒔かれるとは、みことばを聞くが、この世の心づかいと富の惑わしとがみことばをふさぐため、実を結ばない人のことです。
23 ところが、良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いてそれを悟る人のことで、その人はほんとうに実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結びます。」
マタイの福音書13章18-23節
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ここで、御言葉の成長は何によるかが書かれています。
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ところが、良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いてそれを悟る人のことで、その人はほんとうに実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結びます。」
マタイの福音書13章23節
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御言葉をさとるということですが、私たちにとって、必要なさとりとはこれです。
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まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです。
ヨハネの福音書5章24節
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さとるというと、難しいことだと考えます。
しかし、イエス様は、あるとき、民の長老たちに言われました。
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31 ふたりのうちどちらが、父の願ったとおりにしたのでしょう。」彼らは言った。「あとの者です。」イエスは彼らに言われた。「まことに、あなたがたに告げます。取税人や遊女たちのほうが、あなたがたより先に神の国
にはいっているのです。
32 というのは、あなたがたは、ヨハネが義の道を持って来たのに、彼を信じなかった。しかし、取税人や遊女たちは彼を信じたからです。しかもあなたがたは、それを見ながら、あとになって悔いることもせず、彼を
信じなかったのです。
マタイの福音書21章31-32節
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長老たちは、聖書を良く知っている人たちでした、しかし、神様の使わされた方を素直に信じたものが救われたのです。

御言葉をまっすぐに信じ受け止める。
そして、しっかりとその御言葉に立つ。
そこに、主は働かれます。

結局のところ、私たちに必要なことは、主の御言葉を信じることです。

そして、その結果として、ときに全てを投げ出してという事もありえるでしょう。
神の国と神の義を第一に求める。
それは、大切な事です。

そして、それはすなわちイエス様を信じること、御言葉に立つことです。
御言葉に立つためには、御言葉を読み祈ることが必要です。

しかし、今回、この箇所から見たいのはその事ではありません。

天の御国とはなんでしたか?

少し前に黙示録から私たちは何をしりましたか?
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9 また、最後の七つの災害の満ちているあの七つの鉢を持っていた七人の御使いのひとりが来た。彼は私に話して、こう言った。「ここに来なさい。私はあなたに、小羊の妻である花嫁を見せましょう。」
10 そして、御使いは御霊によって私を大きな高い山に連れて行って、聖なる都エルサレムが神のみもとを出て、天から下って来るのを見せた。
黙示録21章9-10節
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このエルサレムは、小羊の花嫁です。
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というのも、私は神の熱心をもって、熱心にあなたがたのことを思っているからです。私はあなたがたを、清純な処女として、ひとりの人の花嫁に定め、キリストにささげることにしたからです。
コリント人への手紙第二11章2節
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そして、それは、教会です。
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夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。
エペソ5章25節
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教会は、キリストの体であり、それは、小羊の花嫁であり、やがて、悔い改めたイスラエルとも一つとされて、新しいエルサレムとなるのです。

わたしたちは、どうやって天の御国に入るのかというふうに考えます。


しかし、ここで、イエス様は、天の御国はという語り出しで、これらの譬えを語っておられます。
種まきの譬えにおいては、
ご自身が、種をまき、それをどう受け入れたかが大切であることを教えておられます。

そして、私たちが御言葉をただ信じるなら、それは、からしだねのように成長します。
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31 イエスは、また別のたとえを彼らに示して言われた。「天の御国は、からし種のようなものです。それを取って、畑に蒔くと、
32 どんな種よりも小さいのですが、生長すると、どの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て、その枝に巣を作るほどの木になります。」
マタイの福音書13書31-32節
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ですから、まず求められているのは主への信仰、信頼です。
イエス様が種をまかれ、それをそのまま受け止めるなら、天の御国は、からしだねのように成長するのだということを教えておられるのです。

最初の御言葉にもどります。
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44 天の御国は、畑に隠された宝のようなものです。人はその宝を見つけると、それを隠しておいて、大喜びで帰り、持ち物を全部売り払ってその畑を買います。
45 また、天の御国は、良い真珠を捜している商人のようなものです。
46 すばらしい値うちの真珠を一つ見つけた者は、行って持ち物を全部売り払ってそれを買ってしまいます。
マタイの福音書13章44-46節
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これらの御言葉の中で、代価を払ったのは誰ですか?
私たちには、御国を買い取る代価を払うことは出来ません。

それは、天の神様であり、イエス様です。
イエス様は、神の国は私たちの中にあるといわれました。
そして、神様は、天の御国を手に入れる、すなわち、私たちを手に入れるために、全てをなげだして下さったのです。
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神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
ヨハネの福音書3章16節
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神様から見たときに、あなたは高価な宝なのです。
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わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。だからわたしは人をあなたの代わりにし、国民をあなたのいのちの代わりにするのだ。
イザヤ書43章4節
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そのため、ご自身を主は差し出されました。
そして、その高価なものを得るために、主は、振り分けをされます。
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47 また、天の御国は、海におろしてあらゆる種類の魚を集める地引き網のようなものです。
48 網がいっぱいになると岸に引き上げ、すわり込んで、良いものは器に入れ、悪いものは捨てるのです。
マタイの福音書13章47-48節
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主は、全ての者を買い取るために、大きな大きな代価を払われました。
しかし、世の終わり、それらを振り分けられるのです。
それは、私たちが何を信じているかによります。

主の贖いを信じているものだけが、残るのです。

皆さん。
これが、主の愛です。
主はあなたを、そのような大切な者として見ておられます。

お祈りしましょう。



<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20090118天の御国は  
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