礼拝でのお話
テキスト版
画像がある場合は
クリックすると
表示されます
※携帯で表示できない
物もありますので
ご了承下さい
トップページへ




−−−−−−−−−−
シティーチャーチ
メッセージ20090104
−−−−−−−−−−
完全でありなさい 
−−−−−−−−−−

++++++++++
11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
++++++++++

<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、聖なる方、完全なる方です。
そして、私たちを完全なものとして下さいます。
このことを覚えて、主の御言葉を聞いてまいりましょう。

さて皆さん。
元旦礼拝でもお会いしましたが、今回が、2009年最初の日曜礼拝です。
あけまして、おめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
大変な世界情勢で幕をあけた2009年ですが、
このような時代だからこそ、主に目を留め、期待して参りましょう。
そして、御言葉を読み祈り、聖霊様によって歩ませて頂きましょう。

では、いつものように、聖書の通読箇所から見て参りましょう。
−−−−−−−−−−
【 聖書通読の範囲 】

1月4日(日)[ ]創10-12 /[ ]マタ4
1月5日(月)[ ]創13-16 /[ ]マタ5:1-24
1月6日(火)[ ]創17-18 /[ ]マタ5:25-48
1月7日(水)[ ]創19-20 /[ ]マタ6:1-18
1月8日(木)[ ]創21-23 /[ ]マタ6:19-34
1月9日(金)[ ]創24 /[ ]マタ7
1月10日(土)[ ]創25-26 /[ ]マタ8:1-17
1月11日(日)[ ]創27-28 /[ ]マタ8:18-34
−−−−−−−−−−

旧約聖書が創世記
新約聖書がマタイの福音書です。
創世記もノアの洪水が終わり、バベル、そして、アブラハムの歴史へと入って行きます。
一般に、創世記は、4つの出来事と4人の人物がポイントだと言われます。

それは、
−−−−−−−−−−
創造、堕落、洪水、バベル
アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフ
−−−−−−−−−−
です。
これらをしっかりと捕らえて、読むことが出来れば、創世記は理解しやすくなります。
また、創世記を正しく理解すると、聖書全体が理解しやすくなります。
是非、皆さん、創世記を読みましょう。

また、新約聖書は、マタイの福音書です。
こちらは、お話の中で見て参りましょう。

では、聖書箇所をお読みいただきましょう。
マタイの福音書5章です。
−−−−−−−−−−
【 聖書箇所 】マタイの福音書5章38-48節
・新改訳Up7(贈呈p7英対p12)
・新改訳Vp8(贈呈p8)・口語訳p7
・新共同訳p8 (贈呈p8英対p12)
−−−−−−−−−−

では、司会者お願いします。
++++++++++
【 聖書箇所のテキスト 】
5:38 『目には目で、歯には歯で。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。
5:39 しかし、わたしはあなたがたに言います。悪い者に手向かってはいけません。あなたの右の頬を打つような者には、左の頬も向けなさい。
5:40 あなたを告訴して下着を取ろうとする者には、上着もやりなさい。
5:41 あなたに一ミリオン行けと強いるような者とは、いっしょに二ミリオン行きなさい。
5:42 求める者には与え、借りようとする者は断わらないようにしなさい。
5:43 『自分の隣人を愛し、自分の敵を憎め。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。
5:44 しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。
5:45 それでこそ、天におられるあなたがたの父の子どもになれるのです。天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださるからです。
5:46 自分を愛してくれる者を愛したからといって、何の報いが受けられるでしょう。取税人でも、同じことをしているではありませんか。
5:47 また、自分の兄弟にだけあいさつしたからといって、どれだけまさったことをしたのでしょう。異邦人でも同じことをするではありませんか。
5:48 だから、あなたがたは、天の父が完全なように、完全でありなさい。
++++++++++
ありがとうございます。
では、主題聖句をいいましょう。
++++++++++
【 主題聖句 】
しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。
マタイの福音書5章44節
++++++++++
では、今日はこのところから、
完全でありなさい
と題しまして、御言葉を見て参りましょう。

さて、マタイの福音書です。
このマタイの福音書には、誰が書いたかが記載されていません。
しかし、この書は、12使徒の一人のマタイだといわれます。

このマタイという人は、取税人という仕事をしていました。
それは、ローマの課す税金を、徴収する役割でした。
++++++++++
イエスは、そこを去って道を通りながら、収税所にすわっているマタイという人をご覧になって、「わたしについて来なさい。」と言われた。すると彼は立ち上がって、イエスに従った。
マタイの福音書9章9節
++++++++++
そのようなかれは、イエス様に呼び出され、イエス様に従うものとなったのです。

この書が、マタイのによるという理由には、議論がありますが、
逆に、マタイだとするとなるほどと思われることが数多くあります。
中でも、イエス様の教えを細かく記録しているところ。
それは、記録することを職業としたマタイらしいと言えます。
また、イエス様のなさった事、語られた事の中で、宮への納入金、借金の返済,賃金の支払い,財産の管理,兵士たちの買収
などに関心を寄せている事などは、取税人であった、マタイだからこそではないかといわれるのです。

そのような、マタイの福音書ですが、今回は、5章です。
マタイの福音書の5章から7章は、山上の垂訓とも言われますが、
イエス様が、山でお話をされたことが書かれています。

最初を見てみましょう。

++++++++++
1 この群衆を見て、イエスは山に登り、おすわりになると、弟子たちがみもとに来た。
2 そこで、イエスは口を開き、彼らに教えて、言われた。
3 「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。
マタイの福音書5章1-3節
++++++++++

有名な御言葉が続きます。
心の貧しいものは幸いです。
自分の心の小ささを知っているもの、自分の心の貧しさを知っているものは、幸いです。
神様は、そのような人に天国をおあたえになります。

私たちは、自分の立派さを立てて生きるのではなく、神様の前にへりくだって歩むのです。

ところで、今回は、この中でも、38-48節です。

さて、ここの最初も見てみましょう。
++++++++++
『目には目で、歯には歯で。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。
マタイの福音書5章38節
++++++++++

これは、レビ記の御言葉です。

++++++++++
19 もし人がその隣人に傷を負わせるなら、その人は自分がしたと同じようにされなければならない。
20 骨折には骨折。目には目。歯には歯。人に傷を負わせたように人は自分もそうされなければならない。
レビ記24章19-20節
++++++++++

この言葉は、復讐のための言葉だと考えられがちです。
しかし、これは、裁判の為の基準であり、
そして、人に害を加えたものがどのようにして代償を払うかを教えているものです。

人に復讐しろと教えているのではないのです。

また、人から害を受けたものの権利を言っているのでもありません。

どこまでも主は、争わないことを教えておられます。

ですから、こう書いてあります。

++++++++++
5:42 求める者には与え、借りようとする者は断わらないようにしなさい。
5:43 『自分の隣人を愛し、自分の敵を憎め。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。
5:44 しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。
マタイの福音書5章42-44節
++++++++++

隣人を愛せとの御言葉も、レビ記にあります。
++++++++++
復讐してはならない。あなたの国の人々を恨んではならない。あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい。わたしは主である。
レビ記19章18節
++++++++++

しかし、イエス様は、敵であるものを愛するように言われました。

その理由として、イエス様が、次のことを言われます。
++++++++++
45 それでこそ、天におられるあなたがたの父の子どもになれるのです。天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださるからです。
46 自分を愛してくれる者を愛したからといって、何の報いが受けられるでしょう。取税人でも、同じことをしているではありませんか。
47 また、自分の兄弟にだけあいさつしたからといって、どれだけまさったことをしたのでしょう。異邦人でも同じことをするではありませんか。
48 だから、あなたがたは、天の父が完全なように、完全でありなさい。
マタイの福音書5章45-48節
++++++++++

それでこそ、天の父の子どもになれる。
なぜですか?
天の父はどんなかたですか?
正しい人にも、正しくない人にも雨を降らせて下さる方です。
そして、全てのものを愛しておられるかたです。

この愛の中に私たちは生かされているのです。

ですから、こうも書いてあります。
++++++++++
私たちは、私たちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。愛のうちにいる者は神のうちにおり、神もその人のうちにおられます。
ヨハネの手紙第一4章16節
++++++++++

神様は愛です。

そして、この方が、私たちを子としてくださったのです。
私たちが、神の子であるゆえに、神様は御霊をおあたえになりました。

++++++++++
そして、あなたがたは子であるゆえに、神は「アバ、父。」と呼ぶ、御子の御霊を、私たちの心に遣わしてくださいました。
ガラテヤ人への手紙4章6節
++++++++++

子であるゆえに私たちは、御子の御霊、すなわち、聖霊様を受けたのです。

そして、これら全てが、御子キリストをおあたえになった程に世を愛された神の愛によります。

++++++++++
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
ヨハネの福音書3章16節
++++++++++

先ほどの箇所をもう一度みます。

++++++++++
45 それでこそ、天におられるあなたがたの父の子どもになれるのです。天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださるからです。
46 自分を愛してくれる者を愛したからといって、何の報いが受けられるでしょう。取税人でも、同じことをしているではありませんか。
47 また、自分の兄弟にだけあいさつしたからといって、どれだけまさったことをしたのでしょう。異邦人でも同じことをするではありませんか。
48 だから、あなたがたは、天の父が完全なように、完全でありなさい。
マタイの福音書5章45-48節
++++++++++

父は完全な方です。
ですから、良いものも、悪いものも、愛し、恵みを与えてくださいます。

同じように、私たちは、敵をも愛するのだと教えられているのです。

天の父が完全なように完全である。

ある箇所ではこう書いてあります。
++++++++++
それは、「わたしが聖であるから、あなたがたも、聖でなければならない。」と書いてあるからです。
ペテロの手紙第一1章16節
「イスラエル人の全会衆に告げて言え。あなたがたの神、主であるわたしが聖であるから、あなたがたも聖なる者とならなければならない。
レビ記19章2節
++++++++++

私たちは、主と同じ聖なるものであるということです。

しかし、いま、私たちは、自分がそうでないと感じるかも知れません。
また、それは、人の努力で出来るのではありません。
それは、聖霊様によります。

++++++++++
私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。
コリント人への手紙第二3章18節
++++++++++

この新しい年、私たちは、この聖霊さまによって歩ませていただきましょう。

聖霊様により歩むための土台は、御言葉と祈りです。
この年も、祈りと御言葉をもって歩みましょう。

あなたのために、主は全ての祝福を備えておられます。

お祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

−−−−−−−−−−
シティーチャーチメッセージ20090104完全でありなさい 
−−−−−−−−−−






INDEX
TOP