礼拝でのお話
テキスト版
画像がある場合は
クリックすると
表示されます
※携帯で表示できない
物もありますので
ご了承下さい
トップページへ





−−−−−−−−−−
シティーチャーチ
メッセージ20081214
−−−−−−−−−−
 初めの愛
−−−−−−−−−−

++++++++++
11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
++++++++++

<祈り>

みなさんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちを愛し、いつも私たちを見、そして、導いて下さる方です。
この方を覚えて、御言葉を共に見てまいりましょう。

さて、いつものように、まずは、聖書の通読箇所です。
聖書の通読箇所は、旧約聖書が、アモス、オバデヤ、ヨナ、ミカと続きます。

アモスはエルサレムの南の町てこあの出身で、羊を飼い、農業をしていた人だったようです。
しかし、そのアモスを、主が選ばれ、預言者とされました。そして、彼は、イスラエルの堕落を裁かれる主の言葉を語ったのです。
また、オバデヤ。オバデヤは、非常に短い書です。彼は、主にあって、エソウの子孫であるエドムについての裁きを預言しました。
また、ヨナ。
ヨナは非常に有名な預言者です。
彼は、主の御顔を避けて逃げたため、魚に飲まれ、その働きに引き戻された人です。
しかし、その書をよく読むと、単にヨナがいい加減だったのではなく、ヨナの愛国心だったことがわかります。
そのことからさらに、自分の考えを超えた働きがあるのだということを教えられます。
また、ミカ書は、サマリヤとエルサレムについての宣言です。

これらのところを是非お読みください。
−−−−−−−−−−
12月14日(日)[ ]アモ1-3 /[ ]ユダ
12月15日(月)[ ]アモ4-6 /[ ]黙1
12月16日(火)[ ]アモ7-9 /[ ]黙2
12月17日(水)[ ]オバデヤ /[ ]黙3
12月18日(木)[ ]ヨナ1-4 /[ ]黙4-5
12月19日(金)[ ]ミカ1-2 /[ ]黙6-7
12月20日(土)[ ]ミカ3-5 /[ ]黙8-9
12月21日(日)[ ]ミカ6-7 /[ ]黙10-11
−−−−−−−−−−

新約聖書は、ユダ書から黙示録へと入ります。
蛇足ですが、このユダはイエス様を裏切ったイスカリオテのユダとは違います。
では、本日の聖書箇所。
黙示録を見てまいりましょう。

黙示録2章です。
−−−−−−−−−−
CCM予定2008/12/14 初めの愛
【 聖書箇所 】 黙示録2章1-7節
・新改訳Up438(贈呈p382英対p724)
・新改訳Vp477(贈呈p435)・口語訳p387
・新共同訳p453 (贈呈p453英対p668)
−−−−−−−−−−
では、司会者お願いします。
++++++++++
【 聖書箇所のテキスト 】
2:1 エペソにある教会の御使いに書き送れ。『右手に七つの星を持つ方、七つの金の燭台の間を歩く方が言われる。
2:2 「わたしは、あなたの行ないとあなたの労苦と忍耐を知っている。また、あなたが、悪い者たちをがまんすることができず、使徒と自称しているが実はそうでない者たちをためして、その偽りを見抜いたことも知っ
ている。
2:3 あなたはよく忍耐して、わたしの名のために耐え忍び、疲れたことがなかった。
2:4 しかし、あなたには非難すべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。
2:5 それで、あなたは、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて、初めの行ないをしなさい。もしそうでなく、悔い改めることをしないならば、わたしは、あなたのところに行って、あなたの燭台をその置かれた所から
取りはずしてしまおう。
2:6 しかし、あなたにはこのことがある。あなたはニコライ派の人々の行ないを憎んでいる。わたしもそれを憎んでいる。
2:7 耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。勝利を得る者に、わたしは神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べさせよう。」』
++++++++++

では、主題聖句を言いましょう。
++++++++++
【 主題聖句 】
それで、あなたは、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて、初めの行ないをしなさい。
黙示録2章5節
++++++++++
では、今日はこの所から、
初めの愛と題しまして、御言葉を見てまいりましょう。

さて、今回の箇所、黙示録は、非常に不思議な書だと言われます。
それは、まだ見ぬ未来、それも、世の終わりのことが書かれており、また、その世の終わり、そこに書かれている災害などは、非常に恐ろしいものであるからrです。

しかし、この書の本来の目的は、そのような恐れをもたらすものではありません。
主にある兄弟姉妹が、しっかりと主に結びついて歩み、主の来臨を待つ事を黙示録は教えています。

さて、そのような中で、今回の箇所は、エペソに向けて語られた言葉です。

エペソはローマ支配下の小アジア、パウロが宣教したその地方にあった教会です。
非常に栄え、多くの人の住む町でしたが、その中に、しっかりとした信仰を持つ兄弟姉妹が生まれました。

そのエペソに向けて、主は、エペソの教会の忍耐をほめておられます。
しかし、非難すべきところがあると主は言われます。

それは、初めの愛から離れてしまったということです。

エペソの教会は、初めの行いから離れていたということですが、エペソの教会の成り立ちを少し見てみたいと思います。
最初にエペソが出てくるのはここです。

++++++++++
17 そこで、みなの者は、会堂管理者ソステネを捕え、法廷の前で打ちたたいた。ガリオは、そのようなことは少しも気にしなかった。
18 パウロは、なお長らく滞在してから、兄弟たちに別れを告げて、シリヤへ向けて出帆した。プリスキラとアクラも同行した。パウロは一つの誓願を立てていたので、ケンクレヤで髪をそった。
19 彼らがエペソに着くと、パウロはふたりをそこに残し、自分だけ会堂にはいって、ユダヤ人たちと論じた。
20 人々は、もっと長くとどまるように頼んだが、彼は聞き入れないで、
21 「神のみこころなら、またあなたがたのところに帰って来ます。」と言って別れを告げ、エペソから船出した。
使途の働き18章17-21節
++++++++++
ここで、エペソの人々は、福音を聞きました。
そして、そこに教会が出来たのです。

パウロはこのエペソの教会に手紙を書いています。
その手紙の冒頭はこうなっていました。
++++++++++
1:1 神のみこころによるキリスト・イエスの使徒パウロから、キリスト・イエスにある忠実なエペソの聖徒たちへ。
1:2 私たちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたの上にありますように。
1:3 私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにおいて、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。
1:4 すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前からキリストのうちに選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。
1:5 神は、ただみこころのままに、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられたのです。
1:6 それは、神がその愛する方によって私たちに与えてくださった恵みの栄光が、ほめたたえられるためです。
1:7 私たちは、この御子のうちにあって、御子の血による贖い、すなわち罪の赦しを受けているのです。
エペソ人への手紙1章1-7節
++++++++++

ここで、彼らは、忠実な聖徒たちと書かれています。
彼らは、忠実でした。
また、彼らの忍耐はすばらしいものでした。
++++++++++
2:3 あなたはよく忍耐して、わたしの名のために耐え忍び、疲れたことがなかった。
黙示録2章3節
++++++++++

そのような忍耐強いエペソの教会でしたが、愛から離れてしまっていました。

忠実であること、また、忍耐強い事、そのような表に表れることではなく、それらの行いを超えた、本当の愛の関係が、彼らと主との間にはあったのです。

さて、ここで、私たちはどうでしょうか?
本当の愛の関係が、主との間にあるでしょうか?

実は、ここで、叱責しておられる主の御言葉にさえ、主の愛を見ることが出来るのです。

詩篇にこうかいてあります。
++++++++++
1 主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。
2 主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
3 主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。
4 たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。
5 私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。
6 まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。
詩篇23篇1-6節
++++++++++
有名な詩で、良くしおりや壁掛けになっています。

この中で5節にこう書いてあります。
++++++++++
たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。
詩篇23篇4節
++++++++++
羊飼いのむちは、羊が止まらないように、ちゃんと全身するように励まします。
また、羊飼いの杖は、羊が正しい方向へいけるようにガイドします。

それらによって、羊は正しい方向へ歩んでいくのです。

羊は、今の場所にとどまっていたいと勝手に思うかもしれません。
しかし、羊飼いはむちを当てて前進させます。

また、羊は、右に行きたいと思うかも知れません。
しかし、羊飼いは、その羊を長い杖で引き戻し、まっすぐに歩ませます。

それは、何のためですか?
もし、同じところにとどまったら、飢えて死んでしまうかもしれません。
また、間違ったところにいけばどんな危険があるかわかりません。

それだけでなく、羊が、えさになる草がいっぱいの緑の牧場や、
豊かな水のあるところに連れて行くために、羊飼いは、羊を導いて行くのです。

そのような主の御手の中にあって、信仰者は歩みます。

しかし、わたしたちは、ともすると、主ではなく、自分たちの行いそのものを見るようになってしまいます。
自分が歩いている道を頑固にあるこうとしたり、していることに留まったり。

そのとき、私たちは、神様との関係から離れ、そして、その行動も、変わっていってしまうのです。

この箇所で、
++++++++++
2:5 それで、あなたは、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて、初めの行ないをしなさい。
++++++++++
と、あることから、その行い自体が、最初の行いと違っていたことがわかります。

神と人との関係、キリストと人との関係は、夫と妻の関係であると聖書はいいます。

++++++++++
31 「それゆえ、人はその父と母を離れ、妻と結ばれ、ふたりは一心同体となる。」
32 この奥義は偉大です。私は、キリストと教会とをさして言っているのです。
エペソ人への手紙5章31-32節
++++++++++

もう少し、このエペソ人への手紙を見るとこう書いてあります。
++++++++++
25 夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。
26 キリストがそうされたのは、みことばにより、水の洗いをもって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、
27 ご自身で、しみや、しわや、そのようなものの何一つない、聖く傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。
28 そのように、夫も自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。自分の妻を愛する者は自分を愛しているのです。
29 だれも自分の身を憎んだ者はいません。かえって、これを養い育てます。それはキリストが教会をそうされたのと同じです。
30 私たちはキリストのからだの部分だからです。
エペソ人への手紙5章25-30節
++++++++++
このように、深い愛の関係が、キリストと教会の関係なのです。

私たちの教会、私たち一人一人は、本当にキリストを愛しているでしょうか?

また、聖書はこういいます。
++++++++++
愛のない者に、神はわかりません。なぜなら神は愛だからです。
ヨハネの手紙第一4章8節
++++++++++
神は愛です。
この愛によって私たちは、行動します。

ですから、それは、形だけのものであってはならないのです。

皆さん。
主にお会いしたいですか?
主が共におられることは、喜びですか?

++++++++++
5 奴隷たちよ。あなたがたは、キリストに従うように、恐れおののいて真心から地上の主人に従いなさい。
6 人のごきげんとりのような、うわべだけの仕え方でなく、キリストのしもべとして、心から神のみこころを行ない、
7 人にではなく、主に仕えるように、善意をもって仕えなさい。
エペソ人への手紙6章5-7節
++++++++++
こころから、行い、また、善意を持って仕えるよう言われます。

このことは、ただ、愛によります。

主は言われます。
++++++++++
もし、あなたがたがわたしの戒めを守るなら、あなたがたはわたしの愛にとどまるのです。それは、わたしがわたしの父の戒めを守って、わたしの父の愛の中にとどまっているのと同じです。
ヨハネの福音書15章10節
++++++++++

私たちが、本当に、心から主の愛の中でとどまることが出来るよう、お祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。





−−−−−−−−−−
シティーチャーチメッセージ20081214初めの愛
−−−−−−−−−−





INDEX
TOP