礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20081102
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すべての良い働きのために 
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちに御言葉を与え、守り、導いて下さる方です。
この方を覚えて御言葉を聞いてまいりましょう。

さて、今週の聖書の通読箇所は、
旧約聖書がエレミヤ書
新約聖書がテモテへの手紙、テトスへの手紙、そして、ピレモンへの手紙と続きます。

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11月2日(日)[ ]エレ30-31 /[ ]Uテモ1
11月3日(月)[ ]エレ32-33 /[ ]Uテモ2
11月4日(火)[ ]エレ34-36 /[ ]Uテモ3
11月5日(水)[ ]エレ37-39 /[ ]Uテモ4
11月6日(木)[ ]エレ40-43 /[ ]テトス1
11月7日(金)[ ]エレ44-47 /[ ]テトス2
11月8日(土)[ ]エレ48-49 /[ ]テトス3
11月9日(日)[ ]エレ50 /[ ]ピレモン
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エレミヤ書の39章でバビロンの王ネブカデレザルはやってきて、エルサレムを滅ぼします。
そして、その中の多くのものを捕囚としてつれさります。

神様が、悔い改めを語られるのに、その声に耳を傾けなかった民は、敵にうちのめされました。
皆さん。私たちが、神様に逆らうことは、恐ろしいことです。

しかし、主は、人々を救い出すための計画を始められます。
主は、どこまでも、約束の民を愛しておられます。

新約聖書のテモテへの手紙は後ほど見るとして、テトス、ピレモン。
この、テトスは、テモテと同じように、パウロが愛した弟子です。
クレテに働きの為に残したテトスへ、パウロが書いた手紙が、このテトスへの手紙です。

また、ピレモンは、さらに個人的な手紙です。
ピレモンはパウロの友だったようです。
パウロが獄中でであったオネシモは、ピレモンのところから逃亡した奴隷でした。
しかし、パウロの下でオネシモは改心しました。
そのオネシモをピレモンのところに戻すのが、この手紙の内容です。
そんなピレモンへの手紙からは、あがないという事の意味が教えられます。

皆さん。ともに聖書を読みましょう。

さて、本日の聖書箇所をお読みいただきましょう。
本日の聖書箇所は、テモテへの手紙第二 3章です。

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【 聖書箇所 】テモテへの手紙第二3章1-17節
・新改訳Up381(贈呈p332英対p631)
・新改訳Vp415(贈呈p378)・口語訳p335
・新共同訳p393 (贈呈p393英対p584)
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司会者お願いします。

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【 聖書箇所のテキスト 】
3:1 終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。
3:2 そのときに人々は、自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、不遜な者、神をけがす者、両親に従わない者、感謝することを知らない者、汚れた者になり、
3:3 情け知らずの者、和解しない者、そしる者、節制のない者、粗暴な者、善を好まない者になり、
3:4 裏切る者、向こう見ずな者、慢心する者、神よりも快楽を愛する者になり、
3:5 見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。こういう人々を避けなさい。
3:6 こういう人々の中には、家々にはいり込み、愚かな女たちをたぶらかしている者がいます。その女たちは、さまざまの情欲に引き回されて罪に罪を重ね、
3:7 いつも学んではいるが、いつになっても真理を知ることのできない者たちです。
3:8 また、こういう人々は、ちょうどヤンネとヤンブレがモーセに逆らったように、真理に逆らうのです。彼らは知性の腐った、信仰の失格者です。
3:9 でも、彼らはもうこれ以上に進むことはできません。彼らの愚かさは、あのふたりのばあいのように、すべての人にはっきりわかるからです。
3:10 しかし、あなたは、私の教え、行動、計画、信仰、寛容、愛、忍耐に、
3:11 またアンテオケ、イコニオム、ルステラで私にふりかかった迫害や苦難にも、よくついて来てくれました。何というひどい迫害に私は耐えて来たことでしょう。しかし、主はいっさいのことから私を救い出してくださ
いました。
3:12 確かに、キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けます。
3:13 しかし、悪人や詐欺師たちは、だましたりだまされたりしながら、ますます悪に落ちて行くのです。
3:14 けれどもあなたは、学んで確信したところにとどまっていなさい。あなたは自分が、どの人たちからそれを学んだかを知っており、
3:15 また、幼いころから聖書に親しんで来たことを知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。
3:16 聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。
3:17 それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。
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では、続いて、主題聖句を言いましょう。

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【 主題聖句 】
聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。
テモテへの手紙第二3章17節
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ありがとうございます。
では、このところから、
すべての良い働きのために
と題しまして御言葉を共に見てまいりましょう。

今回は、テモテへの手紙第二です。

この手紙は、ローマの牢獄で、殉教の死を目前にしたパウロが、エペソにいるテモテに宛てた手紙で、
パウロの書いた最後の書簡だとも言われます。
それゆえ、この手紙は、パウロの遺言状のようです。
テモテへの手紙第二はこうはじまります。

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1 神のみこころにより、キリスト・イエスにあるいのちの約束によって、キリスト・イエスの使徒となったパウロから、
2 愛する子テモテへ。父なる神および私たちの主キリスト・イエスから、恵みとあわれみと平安がありますように。
3 私は、夜昼、祈りの中であなたのことを絶えず思い起こしては、先祖以来きよい良心をもって仕えている神に感謝しています。
4 私は、あなたの涙を覚えているので、あなたに会って、喜びに満たされたいと願っています。
テモテへの手紙第二 1章1-4節
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この冒頭、やはり、パウロは自分の使徒職を確認し、語り始めます。
ですから、この個人的やり取りの中、単に自分の親しい弟子のテモテへだけでなく、教会の将来の為に、パウロが書き残したものであるといえます。

パウロは、このテモテのことを、いつも祈っています。
そして、4節にはこう書いてあります。
「私は、あなたの涙を覚えている」
パウロは、テモテの涙を知っていました。
それがどんな涙なのかはわかりません。
しかし、パウロは、テモテのことを良く知っていました。
そして、彼の流す涙を覚えて祈り、また、彼に会うことを願ってします。

このテモテへ、パウロは最後の手紙をおくりました。

また、パウロは、テモテの母や祖母のことも知っていたようです。
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私はあなたの純粋な信仰を思い起こしています。そのような信仰は、最初あなたの祖母ロイスと、あなたの母ユニケのうちに宿ったものですが、それがあなたのうちにも宿っていることを、私は確信しています。
テモテへの手紙1章5節
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テモテは、ギリシャ人を父とし、ユダヤ人を母としたようです。
そして、テモテのお母さんも、おばあさんも、ユダヤ人だったようですが、
彼女たちは、しっかりとイエス様を信じ受け入れ、そのことを証していました。

そして、その信仰をテモテは、母や祖母から受け継いでいました。

テモテはまた、パウロから霊の賜物も受け継いでいたようです。
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6 それですから、私はあなたに注意したいのです。私の按手をもってあなたのうちに与えられた神の賜物を、再び燃え立たせてください。
7 神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。
8 ですから、あなたは、私たちの主をあかしすることや、私が主の囚人であることを恥じてはいけません。むしろ、神の力によって、福音のために私と苦しみをともにしてください。
テモテへの手紙第二1章6-8節
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パウロは、テモテを按手をして祈っていました。
それで、いま、その賜物を燃え上がらせることが出来るようにと祈っているのです。

世を去るときが近いと感じたパウロは、自分を注ぎだすように語ります。
そのような手紙として、このテモテへの手紙第二を読んでいただければと思います。

テモテのいた、エペソの教会にもまだまだ問題はありました。
ところで、このエペソの教会は、黙示録にも出てくる重要な教会です。
その場所は、今のトルコの西になります。
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その声はこう言った。「あなたの見ることを巻き物にしるして、七つの教会、すなわち、エペソ、スミルナ、ペルガモ、テアテラ、サルデス、フィラデルフィヤ、ラオデキヤに送りなさい。」
黙示録1章11節
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このように、黙示録で、七つの教会の筆頭に出てくるエペソ。
そのエペソは、パウロの宣教した場所でもありました。

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2:1 エペソにある教会の御使いに書き送れ。『右手に七つの星を持つ方、七つの金の燭台の間を歩く方が言われる。
2:2 「わたしは、あなたの行ないとあなたの労苦と忍耐を知っている。また、あなたが、悪い者たちをがまんすることができず、使徒と自称しているが実はそうでない者たちをためして、その偽りを見抜いたことも知っ
ている。
2:3 あなたはよく忍耐して、わたしの名のために耐え忍び、疲れたことがなかった。
2:4 しかし、あなたには非難すべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。
2:5 それで、あなたは、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて、初めの行ないをしなさい。もしそうでなく、悔い改めることをしないならば、わたしは、あなたのところに行って、あなたの燭台をその置かれた所から
取りはずしてしまおう。
2:6 しかし、あなたにはこのことがある。あなたはニコライ派の人々の行ないを憎んでいる。わたしもそれを憎んでいる。
2:7 耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。勝利を得る者に、わたしは神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べさせよう。」』
黙示録2章1-7節
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すこし長いですが、見てください。
エペソの人々の行い、その信仰を、主はほめておられます。
しかし、彼らは、はじめの愛から離れていました。

ここにあるニコライ派は、無律法主義的な集まりだったようですが、ここでも問題になっていることが、テモテのいた頃もあったようです。

そのような教会をどう牧会するのか、それが、この手紙のひとつのテーマです。
そのための重要な要素がこれです。
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13 あなたは、キリスト・イエスにある信仰と愛をもって、私から聞いた健全なことばを手本にしなさい。
14 そして、あなたにゆだねられた良いものを、私たちのうちに宿る聖霊によって、守りなさい。
テモテへの手紙第二1章13-14節
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まず、自分自身が、しっかりと健全な言葉を手本にしているひつようがあります。

信仰と愛により、健全なことばを手本にし、また、良いものを聖霊様によって守る。

この基本にしっかりととどまっている事が大切です。

そして、今回の箇所のはじめにこう書いてあります。
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1 そこで、わが子よ。キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。
2 多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねなさい。
テモテへの手紙第二2章1-2節
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恵みによって強められること。
しかし、ここで、ひとつ注目することがあります。

恵みによって強くされたテモテがするべき事として、パウロは、他の人にゆだねるということを教えています。

恵みによって強くされて、何でも自分でやりなさいとは書いてないのです。
恵みによって強くされて、他の人々に自分の働きを引き継いでいくのです。

いや、この人々に自分の働きを引き継ぐことは大変難しいことです。

このようなところを見ると、それでは、この内容は、リーダーにしか関係ないと思われるかも知れません。
しかし、イエス様はいって弟子としなさいといわれました。

皆さんはそれぞれの場所に神様によって遣わされています。
そして、そこで神の子として、人々を導く使命を帯びているのです。

また、さきほど、こう書いてありました。
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6 それですから、私はあなたに注意したいのです。私の按手をもってあなたのうちに与えられた神の賜物を、再び燃え立たせてください。
7 神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。
テモテへの手紙第二1章6-7節j
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ですから、テモテ自身が、御言葉にたち、そして、御霊により、恵みによって強くなること。
御霊の賜物を、燃え立たせること。

やがてやってくる困難な時代に向けて、パウロはテモテをはげまします。
人々が、罪の中に飲み込まれていく時代、そのような困難な時代に備えるために、パウロはテモテを励ましています。

今回の箇所でこう書いてあります。
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確かに、キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けます。
テモテへの手紙第二3章12節
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主にあって正しく歩もうとするとき、私たちは、時として迫害にあいます。
これは、さけられません。

イエス様も言われました。
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わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」
ヨハネの福音書16章33節
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今の時代、正しく歩もうとすると、馬鹿にされたり、こまかいと言われたり、面白くないやつだといわれたりもするかも知れません。
しかし、こう書いてあります。
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もし世があなたがたを憎むなら、世はあなたがたよりもわたしを先に憎んだことを知っておきなさい。
ヨハネの福音書15章18節
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そして、世は、イエス様を憎んだのです。
それは、なぜですか?
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世はあなたがたを憎むことはできません。しかしわたしを憎んでいます。わたしが、世について、その行ないが悪いことをあかしするからです。
ヨハネの福音書7章7節
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世が悪いとイエス様があかしされたから。
闇は、明るみに出されるのを恐れて、神の子を迫害します。
しかし、私たちは、恐れる必要はありません。
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しかし、悪人や詐欺師たちは、だましたりだまされたりしながら、ますます悪に落ちて行くのです。
テモテへの手紙第二3章13節
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そして、ついにはそれらは滅び去ります。
世は、そのように過ぎ去っていきます。

今の時代はどうでしょう。
ニュースを見ると、暗い時代がやってくるのではと思わされます。
いや、困難な時代はすでに始まっているともいえるでしょう。

しかし、そのような時代に私たちはどのように備えていくのでしょうか?

私たちは、大嵐の海にある舟のようかも知れません。
でも、その舟の錨がしっかりと水の中の岩を捉えているなら、その舟は、とどまっている事が出来ます。

私たちも、この世界がどのようになっても、祈りをもって御言葉にとどまりましょう。

ただ、主の御言葉にとどまり続けることだけが大切です。
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3:14 けれどもあなたは、学んで確信したところにとどまっていなさい。あなたは自分が、どの人たちからそれを学んだかを知っており、
3:15 また、幼いころから聖書に親しんで来たことを知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。
3:16 聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。
テモテへの手紙第二3章14-16節
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そして、そのことによって、私たちは、整えられたものとなります。
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それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。
テモテへの手紙第二3章17節
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そのとき、私たちは、主の働きに備えることが出来、また、主は私たちを大きく用いてくださいます。

私たちが、いつもこの主の御言葉にとどまり、整えられたものと鳴らせていただけるようお祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。






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