礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20081026
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すべての人のために
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、全ての人の主、王の王、全てを治める全能者です。
この方を覚えて、御言葉を共に見てまいりましょう。

まず、いつものように通読箇所を開きます。
今週の通読箇所は、
旧約聖書がエレミヤ、
新約聖書がテサロニケが今日終わって、テモテへの手紙第一です。

エレミヤは、先週も読んでいますが、エルサレムの崩壊を目の当たりにした預言者です。
神様は、さまざまに、彼らユダヤ人に語られますが、彼らは耳を貸しません。
そして、ついにバビロンの王の手によって滅ぼされます。

それらの様子を、ぜひお読みください。

テモテは、お話の中で見ていきましょう。

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10月26日(日)[ ]エレ14-15 /[ ]Uテサ3
10月27日(月)[ ]エレ16-17 /[ ]Tテモ1
10月28日(火)[ ]エレ18-20 /[ ]Tテモ2
10月29日(水)[ ]エレ21-22 /[ ]Tテモ3
10月30日(木)[ ]エレ23-24 /[ ]Tテモ4
10月31日(金)[ ]エレ25-26 /[ ]Tテモ5

11月1日(土)[ ]エレ27-29 /[ ]Tテモ6
11月2日(日)[ ]エレ30-31 /[ ]Uテモ1
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では、聖書箇所をお読みいただきましょう。
本日の聖書箇所は、テモテへの手紙です。

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【 聖書箇所 】 テモテへの手紙第一 2章1-15節
・新改訳Up373(贈呈p325英対p618)
・新改訳Vp407(贈呈p370)・口語訳p328
・新共同訳p385 (贈呈p385英対p572)
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では、司会者お願いします。

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【 聖書箇所のテキスト 】
2:1 そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。
2:2 それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。
2:3 そうすることは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。
2:4 神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。
2:5 神は唯一です。また、神と人との間の仲介者も唯一であって、それは人としてのキリスト・イエスです。
2:6 キリストは、すべての人の贖いの代価として、ご自身をお与えになりました。これが時至ってなされたあかしなのです。
2:7 そのあかしのために、私は宣伝者また使徒に任じられ――私は真実を言っており、うそは言いません。――信仰と真理を異邦人に教える教師とされました。
2:8 ですから、私は願うのです。男は、怒ったり言い争ったりすることなく、どこででもきよい手を上げて祈るようにしなさい。
2:9 同じように女も、つつましい身なりで、控えめに慎み深く身を飾り、はでな髪の形とか、金や真珠や高価な衣服によってではなく、
2:10 むしろ、神を敬うと言っている女にふさわしく、良い行ないを自分の飾りとしなさい。
2:11 女は、静かにして、よく従う心をもって教えを受けなさい。
2:12 私は、女が教えたり男を支配したりすることを許しません。ただ、静かにしていなさい。
2:13 アダムが初めに造られ、次にエバが造られたからです。
2:14 また、アダムは惑わされなかったが、女は惑わされてしまい、あやまちを犯しました。
2:15 しかし、女が慎みをもって、信仰と愛と聖さとを保つなら、子を産むことによって救われます。
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では、主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。
テモテへの手紙第一 2章 1節
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では、このところから、
全ての人の為に
と、題しまして、御言葉を見てまいりましょう。

さて、このテモテへの手紙は、パウロが、自分の子どものように愛した弟子、テモテへ書いたものです。
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1:1 私たちの救い主なる神と私たちの望みなるキリスト・イエスとの命令による、キリスト・イエスの使徒パウロから、
1:2 信仰による真実のわが子テモテへ。父なる神と私たちの主なるキリスト・イエスから、恵みとあわれみと平安とがありますように。
テモテへの手紙第一1章1-2節
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この手紙はパウロからテモテですので、個人的な手紙です。
しかし、これは、単に個人的なものではありません。

もし、単純に個人的なものなら、パウロからテモテへでいいでしょう。
しかし、パウロは、自分のキリストから与えられた使徒職に言及し、そして、その立場からテモテへ命じています。
会社で言えば、父である会長が、息子の社長に文書を渡すような、そのような厳格な内容です。
それゆえ、その内容は、使徒であるパウロが、教会のリーダーであるテモテへ送る非常に重要な内容です。

この手紙でパウロは、おもにテモテが牧会を託されたエペソでのまちがった教えなどの問題への対応について書いています。
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1:3 私がマケドニヤに出発するとき、あなたにお願いしたように、あなたは、エペソにずっととどまっていて、ある人たちが違った教えを説いたり、
1:4 果てしのない空想話と系図とに心を奪われたりしないように命じてください。そのようなものは、論議を引き起こすだけで、信仰による神の救いのご計画の実現をもたらすものではありません。
1:5 この命令は、きよい心と正しい良心と偽りのない信仰とから出て来る愛を、目標としています。
テモテへの手紙第一1章3-5節
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彼らは空想話などに心をとらわれ、本当に大切な、信仰と愛から離れていました。
聖書の目的は、正しい信仰に基づく愛にあります。

神を愛し隣人を愛する。これが、聖書の目的です。
どんな立派に見える議論も、また、高度な議論もこのことから外れては意味を持ちません。
信仰による救いのご計画の目的は愛なのです。

このことを念頭において、今回の箇所を見ます。

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2:1 そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。
2:2 それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。
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すべての人の為にいのる。
権威あるものの為に祈る。

そして、それが、敬虔に静かにすごす為だと教えています。

パウロの人生を考えると、パウロは非常に敬虔な人でしたが、しかし、静かな人生ではなかったと思います。
パウロは、旅から旅をつづけ、福音を伝え、時には嵐にあい、時には難船し、時には、牢屋に入れられ、殺されそうになり、いや、死んだこともあるそういう人生をおくりました。
しかし、パウロは、敬虔に静かにすごすようにと教えるのです。

何か、目だった、過激にパフォーマンスを行うようなことではなく、敬虔な人生、静かな人生を通して、福音を伝えるようにと語っています。
私たちも、そういう人生を歩まなければなりません。

パウロは、客観的に見て荒波のような人生かもしれません。しかし、彼はいつも、主の平安の中に生きていました。
私たちも、主の平安の中を歩ませていただきたいと思います。

さて、わたしたちは、神様から大切な命令を受けています。
それは、宣教命令です。

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18 イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。
19 それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、
20 また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」
マタイの福音書28章18節
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また、マルコの福音書にはこうあります。

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16:15 それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。
16:16 信じてバプテスマを受ける者は、救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。
16:17 信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しいことばを語り、
16:18 蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。」
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すべての人に福音を伝える。
それは、ただ、イエス様が神様だと叫べばいいのではありません。
また、あらゆる国の人々を弟子とするにはしっかりとした導きが必要です。

ですから、この福音宣教は、落ち着いた人生が無ければ困難なのです。
ところで、今もありましたように、主は、全ての人の主です。

日本では、聖書の神様は、ユダヤ人の神様や、アメリカ人の神様だと思われています。
しかし、神様は唯一です。
この世界を創られた神様は一人しかおられません。

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29 それとも、神はユダヤ人だけの神でしょうか。異邦人にとっても神ではないのでしょうか。確かに神は、異邦人にとっても、神です。
30 神が唯一ならばそうです。この神は、割礼のある者を信仰によって義と認めてくださるとともに、割礼のない者をも、信仰によって義と認めてくださるのです。
ローマ人への手紙3章29-30節
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ただ一人の神様を私たちは信じているのです。

キリスト教は、宗教ではないといわれる方がおられます。
そこには、いくつかの意味があります。

私たちは、宗教法人を名乗っています。
何が宗教で、何が宗教でないか、それは、どう定義するかで変わるでしょう。

もし、宗教が、修行によって何か得ることや、神様に近づくこと、また、何か不思議なことをするためのものなら、
私たちは、宗教を行っているのではありません。
聖書にはしるしと不思議があります。
しかし、それが目的ではありません。

わたしたちは、この天と地を造られた神様を礼拝するという、人間として普通の事をするために教会に集っているのです。

この世界を作られたのは、ただ一人の神様です。
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初めに、神が天と地を創造した。
創世記1章1節
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このことは、変わりません。
その神様は、誰にとっても神様です。
この方を礼拝すること、それは、造られた人間にとって、本来当たり前のことなのです。

ですから、このキリスト教は、いえ、私たちのしていることは、
人間として当たり前のことです。

それは、何も特別なことではありません。
私たちは、神様を礼拝するという当たり前のことをするために、教会に集っているのです。

さて、先ほどの箇所でパウロはいいます。
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2:1 そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。
2:2 それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。
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王と、高い地位のある人たち。

さて、この神様が、どこか外国の神様なら、この国のリーダーのことを神様に祈るのは意味がないかも知れません。
しかし、私たちの信じる神様は、この天地を、この世界の全てを、全ての国を、そして、全ての人を創られた神様です。

ですから、この日本も神様の御手の中にあります。

この日本も、リーダーが変わりました。

小泉総理から、
安部、福田、麻生とどんどんリーダーが変わります。
いったいどうなるのだろうかという状況ですが、こういうときだからこそ、私たちは、この国のリーダーの為に祈らなければなりません。

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1 人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。
2 したがって、権威に逆らっている人は、神の定めにそむいているのです。そむいた人は自分の身にさばきを招きます。
3 支配者を恐ろしいと思うのは、良い行ないをするときではなく、悪を行なうときです。権威を恐れたくないと思うなら、善を行ないなさい。そうすれば、支配者からほめられます。
4 それは、彼があなたに益を与えるための、神のしもべだからです。しかし、もしあなたが悪を行なうなら、恐れなければなりません。彼は無意味に剣を帯びてはいないからです。彼は神のしもべであって、悪を行な
う人には怒りをもって報います。
5 ですから、ただ怒りが恐ろしいからだけでなく、良心のためにも、従うべきです。
ローマ人への手紙13章1-5節
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神によらない権威はありません。
そりゃあ、アメリカやイギリスみたいなキリスト教の多い国ならと思いますか?
しかし、この手紙をパウロが書いたときどうだったでしょう。

当時世界を治めていたのは、ローマ帝国です。
そして、その皇帝はキリスト教を迫害していたのです。
殺され牢屋に入れられる状況でした。

しかし、その皇帝をさして、パウロは言うのです。
神によらない権威は無い。
また、5節には書いてあります。
彼は神のしもべ
いいですか?

だとすれば、いま、日本のリーダーとなった麻生総理大臣は、神の立てられた権威であり、神のしもべなのです。

それは、自民党が選んだかもしれません。また、自民党を選んだのは、選挙の結果かもしれません。
しかし、そのすべてを治めておられる神様がおられるのです。

神様が、麻生総理を選び、そして、立てられたのであれば、
そして、彼が神のしもべなのであれば、私たち神の子は、彼のため祈らなければなりません。

そして、彼の周りのもの、また、この国のリーダーとして神様が選ばれた者たちの為にお祈りしましょう。
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2:1 そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。
2:2 それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。
2:3 そうすることは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。
2:4 神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。
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それは、この国の全ての人のため、そして、この国の子どもたちの将来のため、また、この国の未来のため、私たちの未来のためでもあります。

お祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。





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シティーチャーチメッセージ20081026すべての人のために
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