礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20081019
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互いに愛し合う
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主をたたえます。
主は、天と地の全てを創られた方。
全ての人を愛しておられる方です。

この方を覚えて、主の御言葉を共に見てまいりましょう。

さて、今週の聖書通読は、旧約聖書が、イザヤ書が終わってエレミヤ。
新約聖書が、テサロニケ人への手紙です。

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10月19日(日)[ ]イザ65-66 /[ ]Tテサ1
10月20日(月)[ ]エレ1-2 /[ ]Tテサ2
10月21日(火)[ ]エレ3-4 /[ ]Tテサ3
10月22日(水)[ ]エレ5-6 /[ ]Tテサ4
10月23日(木)[ ]エレ7-8 /[ ]Tテサ5
10月24日(金)[ ]エレ9-10 /[ ]Uテサ1
10月25日(土)[ ]エレ11-13 /[ ]Uテサ2
10月26日(日)[ ]エレ14-15 /[ ]Uテサ3
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エレミヤは、エルサレムの崩壊を預言しつつ、自分自身もそれを目の当たりにした預言者です。
そこには、主に従うことの出来ない、民の姿が現れています。

新約聖書のテサロニケ人への手紙は御言葉の中で見ていきましょう。

さて、では、本日の聖書箇所を見てまいりましょう。
本日の聖書箇所は、テサロニケ人への手紙第一3章です。

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【 聖書箇所 】テサロニケ人への手紙第一3章1-13節
・新改訳Up365(贈呈p317英対p605)
・新改訳Vp398(贈呈p362)・口語訳p320
・新共同訳p376 (贈呈p376英対p561)
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では、司会者お読みください。
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【 聖書箇所のテキスト 】
3:1 そこで、私たちはもはやがまんできなくなり、私たちだけがアテネにとどまることにして、
3:2 私たちの兄弟であり、キリストの福音において神の同労者であるテモテを遣わしたのです。それは、あなたがたの信仰についてあなたがたを強め励まし、
3:3 このような苦難の中にあっても、動揺する者がひとりもないようにするためでした。あなたがた自身が知っているとおり、私たちはこのような苦難に会うように定められているのです。
3:4 あなたがたのところにいたとき、私たちは苦難に会うようになる、と前もって言っておいたのですが、それが、ご承知のとおり、はたして事実となったのです。
3:5 そういうわけで、私も、あれ以上はがまんができず、また誘惑者があなたがたを誘惑して、私たちの労苦がむだになるようなことがあってはいけないと思って、あなたがたの信仰を知るために、彼を遣わしたので
す。
3:6 ところが、今テモテがあなたがたのところから私たちのもとに帰って来て、あなたがたの信仰と愛について良い知らせをもたらしてくれました。また、あなたがたが、いつも私たちのことを親切に考えていて、私た
ちがあなたがたに会いたいと思うように、あなたがたも、しきりに私たちに会いたがっていることを、知らせてくれました。
3:7 このようなわけで、兄弟たち。私たちはあらゆる苦しみと患難のうちにも、あなたがたのことでは、その信仰によって、慰めを受けました。
3:8 あなたがたが主にあって堅く立っていてくれるなら、私たちは今、生きがいがあります。
3:9 私たちの神の御前にあって、あなたがたのことで喜んでいる私たちのこのすべての喜びのために、神にどんな感謝をささげたらよいでしょう。
3:10 私たちは、あなたがたの顔を見たい、信仰の不足を補いたいと、昼も夜も熱心に祈っています。
3:11 どうか、私たちの父なる神であり、また私たちの主イエスである方ご自身が、私たちの道を開いて、あなたがたのところに行かせてくださいますように。
3:12 また、私たちがあなたがたを愛しているように、あなたがたの互いの間の愛を、またすべての人に対する愛を増させ、満ちあふれさせてくださいますように。
3:13 また、あなたがたの心を強め、私たちの主イエスがご自分のすべての聖徒とともに再び来られるとき、私たちの父なる神の御前で、聖く、責められるところのない者としてくださいますように。
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では、続いて、主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
あなたがたの互いの間の愛を、またすべての人に対する愛を増させ、満ちあふれさせてくださいますように。
テサロニケ人への手紙第一3章12節
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では、この所から、
「互いに愛し合う」
と、題しまして、御言葉を見てまいりましょう。

このテサロニケ人への手紙は、パウロが、福音を宣教した町テサロニケの信徒へ送ったものです。

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1 パウロ、シルワノ、テモテから、父なる神および主イエス・キリストにあるテサロニケ人の教会へ。恵みと平安があなたがたの上にありますように。
2 私たちは、いつもあなたがたすべてのために神に感謝し、祈りのときにあなたがたを覚え、
3 絶えず、私たちの父なる神の御前に、あなたがたの信仰の働き、愛の労苦、主イエス・キリストへの望みの忍耐を思い起こしています。
4 神に愛されている兄弟たち。あなたがたが神に選ばれた者であることは私たちが知っています。
5 なぜなら、私たちの福音があなたがたに伝えられたのは、ことばだけによったのではなく、力と聖霊と強い確信とによったからです。また、私たちがあなたがたのところで、あなたがたのために、どのようにふるまっ
たかは、あなたがたが知っています。
テサロニケ人への手紙第一1章1-5節
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ここでは、この教会へに対するパウロの思いが伝わってきます。

パウロは、祈りのたびごとに彼らを覚え、祈っていました。
また、彼らが選ばれたものであるとパウロは確信していました。
それは、ことばだけでなく、聖霊の御業をともなっていたからです。

さて、そのテサロニケですが、テサロニケという町は、ローマ帝国の統治下にあって、マケドニアの首都でした。
現在では、テッサロニキというなで呼ばれるこの町にパウロが書いた二通の手紙が聖書の中に残されています。

そしてこのテサロニケでの出来事が、使徒の働きに書かれています。

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1 彼らはアムピポリスとアポロニヤを通って、テサロニケへ行った。そこには、ユダヤ人の会堂があった。
2 パウロはいつもしているように、会堂にはいって行って、三つの安息日にわたり、聖書に基づいて彼らと論じた。
3 そして、キリストは苦しみを受け、死者の中からよみがえらなければならないことを説明し、また論証して、「私があなたがたに伝えているこのイエスこそ、キリストなのです。」と言った。
4 彼らのうちの幾人かはよくわかって、パウロとシラスに従った。またほかに、神を敬うギリシヤ人が大ぜいおり、貴婦人たちも少なくなかった。
5 ところが、ねたみにかられたユダヤ人は、町のならず者をかり集め、暴動を起こして町を騒がせ、またヤソンの家を襲い、ふたりを人々の前に引き出そうとして捜した。
使徒の働き17章1-5節
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パウロの宣教で人々はイエス様を信じました。しかし、同時に迫害も起こりました。
パウロは、追われるようにこの町を出ましたが、その後この町の信徒へ、手紙を書いて、聖書の言葉を教えようとしたのです。

さて、そのような背景の中で、最初の言葉が出てきます。
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3:1 そこで、私たちはもはやがまんできなくなり、私たちだけがアテネにとどまることにして、
3:2 私たちの兄弟であり、キリストの福音において神の同労者であるテモテを遣わしたのです。
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パウロは、なんとかして、このテサロニケの人々の信仰を支え、また、励ましたいと考えていました。
それで、パウロはこのように、テモテをつかわしたのです。

テモテは、パウロがわが子と呼んだ弟子で、また、同労者でした。
パウロは、テモテを愛し、大切にしていました。
そのテモテを遣わして、何とか、彼らを支えたいと考え、そして、持たせたのがこの第一の手紙です。

そのパウロは、彼らの為に、心を尽くして熱心に祈っています。
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3:9 私たちの神の御前にあって、あなたがたのことで喜んでいる私たちのこのすべての喜びのために、神にどんな感謝をささげたらよいでしょう。
3:10 私たちは、あなたがたの顔を見たい、信仰の不足を補いたいと、昼も夜も熱心に祈っています。
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パウロは、ここで、神様に感謝しつつ、さらに彼らの信仰の為に、熱心にいのっています。

その祈りは次に書かれているこのようなものです。
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3:11 どうか、私たちの父なる神であり、また私たちの主イエスである方ご自身が、私たちの道を開いて、あなたがたのところに行かせてくださいますように。
3:12 また、私たちがあなたがたを愛しているように、あなたがたの互いの間の愛を、またすべての人に対する愛を増させ、満ちあふれさせてくださいますように。
3:13 また、あなたがたの心を強め、私たちの主イエスがご自分のすべての聖徒とともに再び来られるとき、私たちの父なる神の御前で、聖く、責められるところのない者としてくださいますように。
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テサロニケの人々とまた会えること、そして、愛で満たしてくださること。神の御前で、聖く、責められるところのない者となること。
この三つです。
この中で、神の御前で、聖く、責められるところのない者となること。
というのは、テサロニケの人々と神様との関係が守られ、整えられることを意味しています。
それは、神様との正しい関係、すなわち愛の関係にあるということであり、そして、それは、神の戒めを守るということでもあります。
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神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません。
ヨハネの手紙第一5章3節
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神の命令を守る。
それが、神を愛することです。

あるとき人は、賛美の美しい歌声、また、きれいな言葉を並べた祈り、そしてまた、立派で荘厳な建物。
そのようなものが神様を愛することだと勘違いします。
しかし、そのようなものが神様を愛することではありません。

私たちと神様との関係において、まず大切なのは、神様の戒めをまもることです。

しかし、その中でもっとも大切なのはこれです。
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28 律法学者がひとり来て、その議論を聞いていたが、イエスがみごとに答えられたのを知って、イエスに尋ねた。「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか。」
29 イエスは答えられた。「一番たいせつなのはこれです。『イスラエルよ。聞け。われらの神である主は、唯一の主である。
30 心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
31 次にはこれです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』この二つより大事な命令は、ほかにありません。」
マルコの福音書12章28-31節
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この神を愛すること、人を愛することに、律法は尽きるのです。

ですから、神を愛するとは、主にあって互いに愛し合うことです。
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神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません。
神を愛する者は、兄弟をも愛すべきです。私たちはこの命令をキリストから受けています。
ヨハネの手紙第一4章20-21節
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私たちが、互いにい愛し合うことが、すなわち、神を愛することなのです。

しかし、私たちは、目の前の人を愛しているでしょうか?
場合によっては、あなたの前にいる人はあなたのいやな人かも知れません。
しかし、主があなたを愛されたゆえに、あなたは、その人を愛するのです。

ここで、ヨハネは、この命令をキリストから受けたといいます。
ヨハネは、この命令を直接イエス様から受けたのです。
これを命じておられるのはイエス様です。
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わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。
ヨハネの福音書15章12節
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イエス様が言われます。
あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。

さて、ここで、イエス様は、私が愛したようにといわれました。
それは、どのような愛でしたか?

イエス様は私たちが敵であったとき、私たちを愛してくださいました。

一般の愛は、ギブアンドテイクです。
ですから、何かしてもらうことを期待してする。何かしてもらったからする。
そういうものです。
しかし、イエス様の愛、本当の愛はそうではありません。

それは、敵であったときに私たちを愛してくださった愛。
つみある私たちを愛してくださった愛。
私たちの為に、十字架で死んでくださった愛です。


それは、人には出来ない愛であり、聖霊様によるものです。

そして、その互いに愛し合うのを見て主は、喜ばれます。
詩篇にこう歌われています。
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1 見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんという楽しさであろう。
2 それは頭の上にそそがれたとうとい油のようだ。それはひげに、アロンのひげに流れてその衣のえりにまで流れしたたる。
3 それはまたシオンの山々におりるヘルモンの露にも似ている。主がそこにとこしえのいのちの祝福を命じられたからである。
詩篇133篇1-3節
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互いに愛し合う。
そのことは、教会において、非常に基本的な事柄です。
しかし、これこそが、目的でもあるのです。

そのように愛し合うことに、聖霊様が注がれます。
そして、聖霊様の働きは、ますます私たちを主の愛へと導きます。

また、聖霊様の臨在は、奇跡を起こし、癒しと開放が現れます。

そのためにも、私たちは、主にあって愛し合いましょう。
お祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。





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シティーチャーチメッセージ20081019互いに愛し合う
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