礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20081005
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大胆に確信をもって
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

みなさんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を褒め称えます。

BFPフェスティバルが無事終わりました。
本当にすばらしい集会でした。
午前のメッセージもすばらしかったのですが、午後の賛美も、力にあふれたものでした。
皆さんお祈りありがとうございました。

なぜイスラエル・エルサレムの為に祈るのか。
なぜ、ユダヤ人のためにささげるのか。
これは、クリスチャンの中でもよく質問されることです。

わたしたちは、隣人を愛するように言われています。
困難の中にある隣人としてユダヤ人を愛するこれは大切なことです。

しかし、彼らだけが困難の中にあるのではありません。
また、聖書を送ってくれた隣人として聖書の民ユダヤ人を愛する。
これは、大切なことです。

でも、聖書の愛は、ギブアンドテイクではありません。
クリスチャンがユダヤ人を迫害したから謝罪の意味でユダヤ人を助ける。
これも大切ですが、もっと大切なことがあります。

では、なぜでしょう。

私たちは、イエス様を信じる信仰によって救われました。
ですから、イスラエルを祝福することと、私たちの救いとは直接関係が無いように思えます。
私たちの救いは、信仰によるのであって、行いではありません。

では、イスラエル・エルサレムの為に祈ることはどういう意味があるのでしょう。
それは、そのことが、神様のマスタープランだからです。

神様の救いのご計画、この人類歴史を導いてこられた神様のご計画の中心にユダヤ人の救いがあるからです。
私たちは、信仰によって救われました。
これは、人類歴史の中にある神様のご計画の入り口です。
しかし、ユダヤ人の救いは、その神様のご計画の中心にあるのです。

イスラエル・エルサレムの為、ユダヤ人のために祈り、ささげ、奉仕するものは、この神様のご計画に協力しているのです。

これは、偉大なことです。
大変な事業の私たちは協力者なのです。

今回のフェスティバルで私はそのことを改めて実感し、そして、このことの為に、これからも祈り、捧げて行こうと思いました。

共にこのことを祈ってまいりましょう。

さて、いつものように、今週の通読箇所を見てまいりましょう。

今週の通読箇所は、
旧約聖書が、イザヤ書
新約聖書がエペソ人への手紙からピリピ人への手紙へと入ります。

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10月5日(日)[ ]イザ28-29 /[ ]エペ1
10月6日(月)[ ]イザ30-31 /[ ]エペ2
10月7日(火)[ ]イザ32-34 /[ ]エペ3
10月8日(水)[ ]イザ35-37 /[ ]エペ4
10月9日(木)[ ]イザ38-40 /[ ]エペ5
10月10日(金)[ ]イザ41-42 /[ ]エペ6
10月11日(土)[ ]イザ43-44 /[ ]ピリ1
10月12日(日)[ ]イザ45-47 /[ ]ピリ2
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イザヤ書は、聖書の中の聖書といわれ、非常に大切なところです。
また、そこには、不信仰なものをそれでも愛そうとされる神様の愛が示されています。
ぜひ、お読み下さい。皆さん聖書を読みましょう。

続いて、今週の聖書箇所は、エペソ人への手紙です。
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【 聖書箇所 】 エペソ人への手紙3章5-21節
・新改訳Up343(贈呈p300英対p572)
・新改訳Vp376(贈呈p342)・口語訳p303
・新共同訳p354 (贈呈p354英対p532)
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では、司会者お願いします。
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【 聖書箇所のテキスト 】
3:5 この奥義は、今は、御霊によって、キリストの聖なる使徒たちと預言者たちに啓示されていますが、前の時代には、今と同じようには人々に知らされていませんでした。
3:6 その奥義とは、福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の相続者となり、ともに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となるということです。
3:7 私は、神の力の働きにより、自分に与えられた神の恵みの賜物によって、この福音に仕える者とされました。
3:8 すべての聖徒たちのうちで一番小さな私に、この恵みが与えられたのは、私がキリストの測りがたい富を異邦人に宣べ伝え、
3:9 また、万物を創造された神の中に世々隠されていた奥義を実行に移す務めが何であるかを明らかにするためにほかなりません。
3:10 これは、今、天にある支配と権威とに対して、教会を通して、神の豊かな知恵が示されるためであって、
3:11 私たちの主キリスト・イエスにおいて実現された神の永遠のご計画に沿ったことです。
3:12 私たちはこのキリストにあり、キリストを信じる信仰によって大胆に確信をもって神に近づくことができるのです。
3:13 ですから、私があなたがたのために受けている苦難のゆえに落胆することのないようお願いします。私の受けている苦しみは、そのまま、あなたがたの光栄なのです。
3:14 こういうわけで、私はひざをかがめて、
3:15 天上と地上で家族と呼ばれるすべてのものの名の元である父の前に祈ります。
3:16 どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。
3:17 こうしてキリストが、あなたがたの信仰によって、あなたがたの心のうちに住んでいてくださいますように。また、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、
3:18 すべての聖徒とともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、
3:19 人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。
3:20 どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、
3:21 教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン。
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ありがとうございます。
では、主題聖句を言いましょう。

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【 主題聖句 】
私たちはこのキリストにあり、キリストを信じる信仰によって大胆に確信をもって神に近づくことができるのです。
エペソ人への手紙3章12節
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では、今日はこのところから

大胆に確信をもって
と題しまして、御言葉をともに見てまいりましょう。

さて、エペソ人への手紙は、パウロがエペソの信徒たちに書いた手紙です。
このエペソという町は、エーゲ海に面した町で、アジヤ州第一といわれ、非常に大きな町でした。
しかし、その町にはアルテミスの大きな神殿があり、偶像崇拝のさかんなところでした。
この町で、パウロは福音を述べ伝え、多くの人がイエス様を信じました。
そのエペソに、パウロは手紙を書きました。

その冒頭、パウロはこのように書き出しています。
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神のみこころによるキリスト・イエスの使徒パウロから、キリスト・イエスにある忠実なエペソの聖徒たちへ。
エペソ人への手紙1章1節
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ここで、パウロは、このエペソの人々を、忠実な聖徒たちと呼んでいます。
忠実な聖徒たち。
パウロの手紙は、このような相手を立てる言葉からはじまります。
また、その言葉は、ただの口先の言葉でなく、神様の視点から見た彼らの姿です。

そして、主は、同じように、私たちを見ておられます。
あなたを、主は、尊いものとして見ておられるのです。

ところで、このエペソは、黙示録にも出てきます。
黙示録の中に出てくる7つの教会の中で、エペソははじめにあげられています。

その中で、エペソの教会へ語られた御言葉はこうでした。
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2 「わたしは、あなたの行ないとあなたの労苦と忍耐を知っている。また、あなたが、悪い者たちをがまんすることができず、使徒と自称しているが実はそうでない者たちをためして、その偽りを見抜いたことも知って
いる。
3 あなたはよく忍耐して、わたしの名のために耐え忍び、疲れたことがなかった。
4 しかし、あなたには非難すべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。
5 それで、あなたは、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて、初めの行ないをしなさい。もしそうでなく、悔い改めることをしないならば、わたしは、あなたのところに行って、あなたの燭台をその置かれた所から取
りはずしてしまおう。
黙示録2章2-5節
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ここで、エペソの教会が忍耐強い教会であったことがわかります。
しかし、そのようなエペソの教会も、はじめの愛から離れてしまっていました。
神様を愛する愛に動かされ、神様の示される道を歩む。
それが、本来の私たちの姿です。
私たちがいつも、愛の中を歩めるように、そして、このように道を外れることが無いように祈りましょう。

そのような、エペソの教会へ、パウロが書いたその中で、今回の箇所は、このことから始まります。
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1 こういうわけで、あなたがた異邦人のためにキリスト・イエスの囚人となった私パウロが言います。
2 あなたがたのためにと私がいただいた、神の恵みによる私の務めについて、あなたがたはすでに聞いたことでしょう。
3 先に簡単に書いたとおり、この奥義は、啓示によって私に知らされたのです。
4 それを読めば、私がキリストの奥義をどう理解しているかがよくわかるはずです。
5 この奥義は、今は、御霊によって、キリストの聖なる使徒たちと預言者たちに啓示されていますが、前の時代には、今と同じようには人々に知らされていませんでした。
エペソ人への手紙3章1-5節
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ここで、パウロはひとつの奥義をエペソの人々と分かち合おうとしています。
それはいったいなんでしょう。

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その奥義とは、福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の相続者となり、ともに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となるということです。
エペソ人への手紙3章6節
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このことを、異邦人の視点で見ると、異邦人も相続者となり救われるんだで終わるのですが、ユダヤ人の視点で見るとどうでしょうか?
それを知る上でローマ人への手紙を見ましょう。
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25 兄弟たち。私はあなたがたに、ぜひこの奥義を知っていていただきたい。それは、あなたがたが自分で自分を賢いと思うことがないようにするためです。その奥義とは、イスラエル人の一部がかたくなになったの
は異邦人の完成のなる時までであり、
26 こうして、イスラエルはみな救われる、ということです。こう書かれているとおりです。「救う者がシオンから出て、ヤコブから不敬虔を取り払う。
27 これこそ、彼らに与えたわたしの契約である。それは、わたしが彼らの罪を取り除く時である。」
ローマ人への手紙11章25-27節
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ここで、大切なことは、イスラエルの救いです。
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17 もしも、枝の中のあるものが折られて、野生種のオリーブであるあなたがその枝に混じってつがれ、そしてオリーブの根の豊かな養分をともに受けているのだとしたら、
18 あなたはその枝に対して誇ってはいけません。誇ったとしても、あなたが根をささえているのではなく、根があなたをささえているのです。
19 枝が折られたのは、私がつぎ合わされるためだ、とあなたは言うでしょう。
20 そのとおりです。彼らは不信仰によって折られ、あなたは信仰によって立っています。高ぶらないで、かえって恐れなさい。
21 もし神が台木の枝を惜しまれなかったとすれば、あなたをも惜しまれないでしょう。
22 見てごらんなさい。神のいつくしみときびしさを。倒れた者の上にあるのは、きびしさです。あなたの上にあるのは、神のいつくしみです。ただし、あなたがそのいつくしみの中にとどまっていればであって、そうで
なければ、あなたも切り落とされるのです。
23 彼らであっても、もし不信仰を続けなければ、つぎ合わされるのです。神は、彼らを再びつぎ合わすことができるのです。
24 もしあなたが、野生種であるオリーブの木から切り取られ、もとの性質に反して、栽培されたオリーブの木につがれたのであれば、これらの栽培種のものは、もっとたやすく自分の台木につがれるはずです。
ローマ人への手紙11章17-24節
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折られた枝はユダヤ人。野生種のオリーブは私たちです。
私たちは、この木に信仰によってつながり、そして立っています。
そして、同じ木に、ユダヤ人が継ぎ合わされるときが来ると御言葉は語るのです。

先ほど、BFPのことでお話しました。
神様のマスタープランをパウロはここで、奥義として語っています。
みなさん、今回の聖書箇所は、昨日決めたのではありません。
何週間も前から決まっていました。
また、通読表にあわせて、この聖書箇所が決まっていることからすると、一年前に決まっていたともいえます。
神様は、このユダヤ人を祝福するということ、そして、これが神様のマスタープランであると言うことを、このことで確認しておられるように思います。

そして、ローマ人への手紙はこう続きます。
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28 彼らは、福音によれば、あなたがたのゆえに、神に敵対している者ですが、選びによれば、先祖たちのゆえに、愛されている者なのです。
29 神の賜物と召命とは変わることがありません。
30 ちょうどあなたがたが、かつては神に不従順であったが、今は、彼らの不従順のゆえに、あわれみを受けているのと同様に、
31 彼らも、今は不従順になっていますが、それは、あなたがたの受けたあわれみによって、今や、彼ら自身もあわれみを受けるためなのです。
ローマ人への手紙11章28-31節
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ユダヤ人は、福音につまづきました。
それは、救いが律法の行いでなく信仰によるものだったからです。
律法を守り行って来たユダヤ人にそれは受け入れにくいことでした。
結果、彼らは、神様に敵対するものとなりました。

しかし、彼らはそれでも、先祖のゆえに神に愛されているのです。
そして、その神様の賜物と任命は変わることがありません。
この神様の事は、私たちも同じです。
私たちも、賜物と任命は変わりません。
ですから、大胆に主の前にでるのです。

さて、イスラエルの救い。これは、神様のご計画の中の奥義なのです。
そして、私たちが、このことの為に祈るのは、神様のそのご計画に参加することです。

さて、そのような中で、パウロは異邦人への務めに召されました。
神様の救いの偉大さについて、パウロはこういいます。
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10 これは、今、天にある支配と権威とに対して、教会を通して、神の豊かな知恵が示されるためであって、
11 私たちの主キリスト・イエスにおいて実現された神の永遠のご計画に沿ったことです。
12 私たちはこのキリストにあり、キリストを信じる信仰によって大胆に確信をもって神に近づくことができるのです。
エペソ人への手紙3章10-12節
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これらのご計画は、神様の永遠のご計画です。
そして、それを実現するためにキリストはこられ、成し遂げられました。
そして、実は、その計画にそって今私たちは存在しているのです。

私たちは、この計画を実現されたキリストにより、またそのキリストを信じる信仰によって、神に近づくことができます。
そのように、大胆に、神に近づいて、パウロは何を求めるのでしょう?
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14 こういうわけで、私はひざをかがめて、
15 天上と地上で家族と呼ばれるすべてのものの名の元である父の前に祈ります。
16 どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。
17 こうしてキリストが、あなたがたの信仰によって、あなたがたの心のうちに住んでいてくださいますように。また、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、
18 すべての聖徒とともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、
19 人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。
20 どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、
21 教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン。
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これは、非常に大切な祈りです。
皆さん、いま、ここで、この中のあなたがたを、わたしたちに変えて、この箇所を読んでみましょう。

私たちの内なる人が強められるように、私たちは、このキリストの力に満たされることができるのです。

自分の為に、また、他の人の為に、そして互いの為にこのことを祈りましょう。

主は、あなたを通して、偉大な御業をなされます。
祈りましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。



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