礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20080921
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恵みのわざに富むように
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

みなさんおはようございます
聖なる聖なる聖なる主をたたえます。
主は、私たちを恵みによって救い、恵みによって導かれる方です。
この方を覚えて主の御言葉を聞いて参りましょう。

さて、今週の通読は、
旧約聖書が伝道者の書、雅歌、そして、イザヤ書です。
新約聖書がコリント人への手紙第二です。
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9月21日(日)[ ]伝1-3 /[ ]Uコリ6
9月22日(月)[ ]伝4-7 /[ ]Uコリ7
9月23日(火)[ ]伝8-12 /[ ]Uコリ8
9月24日(水)[ ]雅歌1-4 /[ ]Uコリ9
9月25日(木)[ ]雅歌5-8 /[ ]Uコリ10
9月26日(金)[ ]イザ1-2 /[ ]Uコリ11
9月27日(土)[ ]イザ3-5 /[ ]Uコリ12
9月28日(日)[ ]イザ6-8 /[ ]Uコリ13
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伝道者の書は、ソロモンの言葉だとされます。
空の空一切は空とソロモンは、この世界のむなしさを語っているようです。
しかし、全ては、主にあってよいものとなります。

神無き人生のむなしさを、この書は教えています。

雅歌もソロモンによります。
それは、恋愛歌であり、恋愛劇でもあります。
ここにある、愛の関係は、私たちと神様との関係です。

そして、通読はイザヤ書に入ります。
こちらは、次回に見てみたいと思います。

新約聖書はコリント人への手紙の第二です。
こちらは、お話の中で見てまいりましょう。

では、本日の聖書箇所をお読みいただきましょう。
本日の聖書箇所は、コリント人への手紙第二8章です。
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【 聖書箇所 】コリント人への手紙第二8章1-15節
・新改訳Up323(贈呈p283英対p540)
・新改訳Vp354(贈呈p323)・口語訳p285
・新共同訳p333 (贈呈p333英対p502)
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8章の1−15節を司会者お願いします。

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【 聖書箇所のテキスト 】
8:1 さて、兄弟たち。私たちは、マケドニヤの諸教会に与えられた神の恵みを、あなたがたに知らせようと思います。
8:2 苦しみゆえの激しい試練の中にあっても、彼らの満ちあふれる喜びは、その極度の貧しさにもかかわらず、あふれ出て、その惜しみなく施す富となったのです。
8:3 私はあかしします。彼らは自ら進んで、力に応じ、いや力以上にささげ、
8:4 聖徒たちをささえる交わりの恵みにあずかりたいと、熱心に私たちに願ったのです。
8:5 そして、私たちの期待以上に、神のみこころに従って、まず自分自身を主にささげ、また、私たちにもゆだねてくれました。
8:6 それで私たちは、テトスがすでにこの恵みのわざをあなたがたの間で始めていたのですから、それを完了させるよう彼に勧めたのです。
8:7 あなたがたは、すべてのことに、すなわち、信仰にも、ことばにも、知識にも、あらゆる熱心にも、私たちから出てあなたがたの間にある愛にも富んでいるように、この恵みのわざにも富むようになってください。
8:8 こうは言っても、私は命令するのではありません。ただ、他の人々の熱心さをもって、あなたがた自身の愛の真実を確かめたいのです。
8:9 あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるた
めです。
8:10 この献金のことについて、私の意見を述べましょう。それはあなたがたの益になることだからです。あなたがたは、このことを昨年から、他に先んじて行なっただけでなく、このことを他に先んじて願った人たち
です。
8:11 ですから、今、それをし遂げなさい。喜んでしようと思ったのですから、持っている物で、それをし遂げることができるはずです。
8:12 もし熱意があるならば、持たない物によってではなく、持っている程度に応じて、それは受納されるのです。
8:13 私はこのことによって、他の人々には楽をさせ、あなたがたには苦労をさせようとしているのではなく、平等を図っているのです。
8:14 今あなたがたの余裕が彼らの欠乏を補うなら、彼らの余裕もまた、あなたがたの欠乏を補うことになるのです。こうして、平等になるのです。
8:15 「多く集めた者も余るところがなく、少し集めた者も足りないところがなかった。」と書いてあるとおりです。
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では、主題聖句を言いましょう。

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【 主題聖句 】
あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。
コリント人への手紙第二8章9節
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ではこのところから、恵みのわざに富むようにと題しまして、御言葉を見てまいりましょう。

さて、パウロは、問題の起こったコリントの教会へ手紙を書き、その教会は悔い改めました。
そして、その教会は、整えられたのです。
そのコリントの教会へまた、パウロは手紙を書きました。
それで、このように書いてあります。

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7 あなたがたは、すべてのことに、すなわち、信仰にも、ことばにも、知識にも、あらゆる熱心にも、私たちから出てあなたがたの間にある愛にも富んでいるように、この恵みのわざにも富むようになってください。
8 こうは言っても、私は命令するのではありません。ただ、他の人々の熱心さをもって、あなたがた自身の愛の真実を確かめたいのです。
コリント人への手紙第二8章7-8節
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コリントの教会は、あらゆること、そして、愛にも富んでいると、パウロはいいます。

この箇所は、非常に大切な箇所ですが、その前に、その次の箇所を見てみましょう。
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あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるため
です。
コリント人への手紙第二8章9節
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ここにあるように、イエス様は、私たちの為に、ご自身の富を捨て、貧しくなってくださいました。
イエス様は、天に神としてのありようを置いてこられたと書いてあります。
そして、罪を背負われたと同じように、貧しさを背負われた。

それによって私たちは、富むものとされたと書いてあります。

賛美に、数えてみよ主の恵みというのがありますが、主は、恵み深い方です。
ダビデはこう歌います。
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わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
詩篇103篇2節
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主は恵み深い方です。
しかし、この歌を歌うダビデの人生はどうだったでしょうか?

彼は、羊飼いでした。
羊を飼いながら、竪琴を弾き神様を賛美しました。
また、羊たちを襲ってきた熊やライオンと戦って勝ち、羊たちを守りました。

それは、神様の祝福でした。
彼は、ペリシテ人の戦士、ゴリヤテと戦い勝利しました。
それもまた、神様の恵みでした。
そして彼は、サウル王に取り立てられ、サウル王に先立って戦いに行くようになりました。
主は彼に勝利をおあたえになりました。

しかし、そのことで、サウル王の怒りを買い、ダビデは外国に逃げるようになりました。
それは、命からがらの逃亡生活でした。

しかし、そのような状況の中でも、ダビデは、主を褒め称えました。
希望を捨てませんでした。

ダビデが、自分の魂に、主のよくしてくださったことを何一つ忘れるなというとき、そのような彼の状況を考えなければなりません。

彼は、命を失うような目に何度もあいました。しかし、主が自分を守っておられることを確信し、勝利へ向けてあゆみました。

一つ一つ主の恵みを思い起こし、そして、主に従い主に仕えていく。

私たちはどうでしょうか?
困難な状況の起こったとき、しかし、主は信頼するに足るお方です。
あのときも、あなたをまもり、あの時も、主の恵みはあなたにあったのです。

主は私たちによいことをしてくださいます。
その主は、私たちに言われました。

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わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。
ヨハネの福音書15章12節
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私があなた方を愛したように。イエス様は、私たちを愛してくださいました。
それは、かってない愛でした。

私たちの為に、十字架で死んでくださった愛。
それが、イエス様の愛でした。

そして、そのイエス様は、その愛を受けて、互いに愛し合うようにいわれています。

このことを受け止めた上で、もう一度、7-8節を見ましょう。
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7 あなたがたは、すべてのことに、すなわち、信仰にも、ことばにも、知識にも、あらゆる熱心にも、私たちから出てあなたがたの間にある愛にも富んでいるように、この恵みのわざにも富むようになってください。
8 こうは言っても、私は命令するのではありません。ただ、他の人々の熱心さをもって、あなたがた自身の愛の真実を確かめたいのです。
コリント人への手紙第二8章7-8節
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パウロは、愛の真実を確かめたいといっています。
ヤコブはいいます。
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14 私の兄弟たち。だれかが自分には信仰があると言っても、その人に行ないがないなら、何の役に立ちましょう。そのような信仰がその人を救うことができるでしょうか。
15 もし、兄弟また姉妹のだれかが、着る物がなく、また、毎日の食べ物にもこと欠いているようなときに、
16 あなたがたのうちだれかが、その人たちに、「安心して行きなさい。暖かになり、十分に食べなさい。」と言っても、もしからだに必要な物を与えないなら、何の役に立つでしょう。
17 それと同じように、信仰も、もし行ないがなかったなら、それだけでは、死んだものです。
ヤコブの手紙2章14-17節
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ヤコブは、行いの無い信仰と行いの無い愛のむなしさを教えています。

信仰も、愛も、それが本当なら、必ず行動がともないます。

ある方がイエス様を愛しているといっていても、礼拝に来ない、聖書も読まない、祈りもしない、捧げ物もしないなら、その人の信仰、その人の愛は何でわかるでしょうか?

人は、心に信じ、口で告白し、そして、それは、行動となってあらわれます。

今日の洗礼式もそうです。
それは、信仰を、また、悔い改めを行動で示すことです。

マタイの福音書でイエス様がエルサレムに行かれたとき、イチジクの木をからされた記事があります。

このイチジクは、葉のほかはありませんでした。
葉は何をしますか?
それは、太陽の光を受けて、栄養を造るのです。
それによって、植物は成長します。
そのイチジクは、葉を茂らせ、豊かに成長していました。
しかし、実が無かったのです。

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道ばたにいちじくの木が見えたので、近づいて行かれたが、葉のほかは何もないのに気づかれた。それで、イエスはその木に「おまえの実は、もういつまでも、ならないように。」と言われた。すると、たちまちいちじく
の木は枯れた。
マタイの福音書21章19節
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聖書の中で、実はなんですか?
もっとも大切な実は御霊の実です。

愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制。
それらの実は、成長し、周りの人々に益するものとなります。

しかし、そのイチジクは、葉しかなかった。

神様の前に、くださいくださいと手を上げても、それを実にすることがなかったのです。

そのイチジクに主が枯れてしまえといわれます。

私たちはどうでしょうか?

私たちが主につながっているなら、私たちはさまざまな実を実らせます。
愛の実、寛容の実、親切の実。
しかし、主につながって、恵みを受け、自分の成長だけを願い、ぜんぜん実を実らせない事も出来るのです。

私たちは、主に成長させていただきましょう。

それは、人々に対する施しや、神様への献金となっても現れてきます。

さて、この箇所で特にパウロが言うのは、互いに必要の為に与えることについてです。

そして、それは、主の愛をしっかりと受け止めたクリスチャンに語られています。

ですから、これは、強制ではありません。
しかし、あなたに捧げる思いが無いなら、それでいいのではありません。
あなたは、しっかりと主の愛を知り、受け止める必要があります。

なぜなら、真実の愛は行動を伴うからです。

そして、真実の愛は、恐れを締め出します。

御言葉に従おうとするとき訪れる恐れを、真実の愛は締め出します。

歴史上もっとも大きな捧げ物をしたアブラハムはその主への愛、信仰によって、イサクを捧げました。
自分の子どもを、縛り、薪にのせ、そして、捧げものの決まりにしたがって、ナイフで引き裂こうとしました。
しかし、そのとき、主は、それを止められて、代わりに捧げる獣をあたえられました。

主は、アブラハムの信仰の真実を見ようとされたのです。

私たちも同じです。
これを献金したら、どうなるだろうと考えるときもあります。
しかし、捧げるあなたを主は祝福されます。
なぜなら、あなたの主は真実だからです。


私たちは、主の愛に動かされ、そして、捧げさせていただきましょう。

主に捧げるものに、主は、約束されます。
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十分の一をことごとく、宝物倉に携えて来て、わたしの家の食物とせよ。こうしてわたしをためしてみよ。――万軍の主は仰せられる。――わたしがあなたがたのために、天の窓を開き、あふれるばかりの祝福をあな
たがたに注ぐかどうかをためしてみよ。
マラキ 3章10節
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主の約束は真実です。

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もし、あなたがたがわたしの戒めを守るなら、あなたがたはわたしの愛にとどまるのです。それは、わたしがわたしの父の戒めを守って、わたしの父の愛の中にとどまっているのと同じです。
ヨハネの福音書15章10節
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わたしたちは、この主とともに歩むのです。

私たちを通して豊かな実が実るようにお祈りしましょう。

<祈り>


[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。





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シティーチャーチメッセージ20080921恵みのわざに富むように
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