礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20080713
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恐れないで語り続ける 
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちをいつも励まし、導いて下さる方です。
この方を覚えて、主の御言葉を聞いて参りましょう。

まずは、今週の通読箇所です。
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7月13日(日)[ ]ネヘ7-8 /[ ]使徒17:1-15
7月14日(月)[ ]ネヘ9-10 /[ ]使徒17:16-34
7月15日(火)[ ]ネヘ11-12 /[ ]使徒18
7月16日(水)[ ]ネヘ13 /[ ]使徒19:1-20
7月17日(木)[ ]エステ1-3 /[ ]使徒19:21-41
7月18日(金)[ ]エステ4-7 /[ ]使徒20:1-16
7月19日(土)[ ]エステ8-10 /[ ]使徒20:17-38
7月20日(日)[ ]ヨブ1-3 /[ ]使徒21:1-16
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旧約聖書がネヘミヤ、エステル、そして、ヨブ記に入ります。
ネヘミヤは、ペルシャの王アルタシャスタの命を受け、総督としてエルサレム再建に向かいます。
この働きを、その前の祭司エズラとも対比しながら読んで見て下さい。
いろいろなリーダーシップがあるものだと教えられます。
また、エステル記。
エステルは、王妃でしたが、命がけで同胞であるユダヤ人を救いました。
この書の特徴として、直接的に神様の働きが書かれていないという事があります。
しかし、その背後に、主が働いておられる事がわかります。
是非、このところもお読み下さい。

新約聖書は、使徒の働き。
パウロの福音宣教です。
こちらの方は、後ほど見て行きましょう。

本日の聖書箇所は、この中から、使徒の働き18章です。
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【 聖書箇所 】使徒の働き18章1-11節
・新改訳Up243(贈呈p214英対p402)
・新改訳Vp265(贈呈p244)・口語訳p212
・新共同訳p249 (贈呈p249英対p381)
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皆さん聖書をお開き下さい。
では、司会者お願いします。
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【 聖書箇所のテキスト 】
18:1 その後、パウロはアテネを去って、コリントへ行った。
18:2 ここで、アクラというポント生まれのユダヤ人およびその妻プリスキラに出会った。クラウデオ帝が、すべてのユダヤ人をローマから退去させるように命令したため、近ごろイタリヤから来ていたのである。パウロ
はふたりのところに行き、
18:3 自分も同業者であったので、その家に住んでいっしょに仕事をした。彼らの職業は天幕作りであった。
18:4 パウロは安息日ごとに会堂で論じ、ユダヤ人とギリシヤ人を承服させようとした。
18:5 そして、シラスとテモテがマケドニヤから下って来ると、パウロはみことばを教えることに専念し、イエスがキリストであることを、ユダヤ人たちにはっきりと宣言した。
18:6 しかし、彼らが反抗して暴言を吐いたので、パウロは着物を振り払って、「あなたがたの血は、あなたがたの頭上にふりかかれ。私には責任がない。今から私は異邦人のほうに行く。」と言った。
18:7 そして、そこを去って、神を敬うテテオ・ユストという人の家に行った。その家は会堂の隣であった。
18:8 会堂管理者クリスポは、一家をあげて主を信じた。また、多くのコリント人も聞いて信じ、バプテスマを受けた。
18:9 ある夜、主は幻によってパウロに、「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。
18:10 わたしがあなたとともにいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、わたしの民がたくさんいるから。」と言われた。
18:11 そこでパウロは、一年半ここに腰を据えて、彼らの間で神のことばを教え続けた。
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ありがとうございます。

では、続いて、主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。
使徒の働き18章9節
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では、今日はこの所から、
「恐れないで語り続ける」と
題しまして、御言葉を見て参りましょう。

さて、15章36節から、この18章の22節までが、第二次の伝道旅行です。
ピリピ・テサロニケ・ベレヤ・アテネ・コリントと旅をし、このコリントで、一年半パウロは、神の言葉を教えたようです。
ところが、迫害が起こり、パウロは、エペソから船出して、エルサレムに向かい、アンテオケへと帰ります。
しかし、また、旅立って、第三次伝道旅行へと入って行きます。

その様な中で、今回の箇所は、コリントでの出来事です。
ここで、パウロにとって、大きな出会いがあります。
それは、アクラとプリスキラ夫妻との出会いです。
彼らは、パウロと同業でもあったので、その家に住んで一緒に仕事をしました。
その仕事は、天幕を作る仕事でした。
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2 ここで、アクラというポント生まれのユダヤ人およびその妻プリスキラに出会った。クラウデオ帝が、すべてのユダヤ人をローマから退去させるように命令したため、近ごろイタリヤから来ていたのである。パウロはふ
たりのところに行き、
3 自分も同業者であったので、その家に住んでいっしょに仕事をした。彼らの職業は天幕作りであった。
使徒の働き18章2-3節
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この天幕は、テントの事です。テントというと、キャンプで仮に泊まるものや、運動会の時などに、日よけに使うものを想像しますが、遊牧民が自分の住居とするもので、皮で出来たしっかりしたものです。
そのような仕事をしながら、安息日には、会堂に行き、福音を伝えていたパウロですが、シラスとテモテが来たところから、宣教に専念しました。

このアクラとプリスキラは、のちに、パウロと一緒に旅へ出ます。
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18:18 パウロは、なお長らく滞在してから、兄弟たちに別れを告げて、シリヤへ向けて出帆した。プリスキラとアクラも同行した。パウロは一つの誓願を立てていたので、ケンクレヤで髪をそった。
使徒の働き18章18節
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後にパウロは、このプリスキラとアクラを残して更に進んで行きますが、パウロと別れた後、アクラとプリスキラは、アポロと出会います。
そして、彼を導き、さらに励まします。
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26 彼は会堂で大胆に話し始めた。それを聞いていたプリスキラとアクラは、彼を招き入れて、神の道をもっと正確に彼に説明した。
使徒の働き18章26節
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このことから、アクラとプリスキラが、単に、パウロを手伝っていただけでない事がわかります。
彼ら自身が、イエス様について、きちんと説明する事が出来たという事です。

私たちも、やがてくるリバイバルに備えて、一人一人が、イエス様について、きちんと説明できるようになっていなければなりません。

主は、そのように、一人一人を整えてくださる事を信じます。

さて話をパウロに戻します。
ここで、ユダヤ人が受け入れなかったため、パウロは言います。
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しかし、彼らが反抗して暴言を吐いたので、パウロは着物を振り払って、「あなたがたの血は、あなたがたの頭上にふりかかれ。私には責任がない。今から私は異邦人のほうに行く。」と言った。
使徒の働き18章6節
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ここで、パウロの宣教の中心は異邦人への伝道となります。
しかし、このことは、パウロにとってどれだけ大きかったでしょう。
パウロは、同胞であるユダヤ人の救いを願っていました。
もし、ユダヤ人が救われるなら、自分が神様から引き離されてもいいとまで言ったのです。
しかし、彼の同胞は信じず、その福音は、異邦人へと向けられて行きました。

このコリントへ来る前、パウロは、アテネで宣教をしました。
しかし、アテネの人々、多くは信じませんでした。

アテネでのパウロの説教は、非常に理路整然として、よく出来た説教だと言われます。
また、アテネの人たちは、高度な知識を備えた人々でした。
しかし、その人々は、イエス様の十字架について、聞いても、信じませんでした。
十字架は、ユダヤ人につまづき、ギリシャ人には愚かだったのです。

それゆえ、人々はパウロの言う事を聞きませんでした。

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32 死者の復活のことを聞くと、ある者たちはあざ笑い、ほかの者たちは、「このことについては、またいつか聞くことにしよう。」と言った。
33 こうして、パウロは彼らの中から出て行った。
使徒の働き17章32-33節
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そのパウロがアテネからたどり着いた町コリントは、アテネと同じ、偶像崇拝の盛んな、また、退廃した町でした。

そんなパウロを励ますかのように、幾人かの人が、このコリントで救われました。
そして、神様の用意された働きが、このコリントにあったのです。
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7 そして、そこを去って、神を敬うテテオ・ユストという人の家に行った。その家は会堂の隣であった。
8 会堂管理者クリスポは、一家をあげて主を信じた。また、多くのコリント人も聞いて信じ、バプテスマを受けた。
使徒の働き18章7−8節
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そして、パウロに主は励ましを語られました。
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9 ある夜、主は幻によってパウロに、「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。
10 わたしがあなたとともにいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、わたしの民がたくさんいるから。」と言われた。
使徒の働き18章9-10節
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そうして、パウロは、腰を落ち着けて、宣教の働きを続けました。
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そこでパウロは、一年半ここに腰を据えて、彼らの間で神のことばを教え続けた。
使徒の働き18章9-11節
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パウロのこの働きによって、コリントでは多くの人々がイエス様を信じました。
パウロが後に、このコリントに向けて出した手紙のうちの二つが、聖書に残っています。
コリント人への手紙第一と第二と呼ばれていますが、その手紙は、この宣教から始まるものです。

そもそも、このマケドニヤ、アカヤといわれる、今のギリシャでの宣教は、パウロの見た幻から始まるものでした。
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ある夜、パウロは幻を見た。ひとりのマケドニヤ人が彼の前に立って、「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けてください。」と懇願するのであった。
パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニヤに出かけることにした。神が私たちを招いて、彼らに福音を宣べさせるのだ、と確信したからである。
使徒の働き16章9-10節
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そのような、パウロの中にも、恐れが起こり、主は、励ましを与えようとされました。
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9 ある夜、主は幻によってパウロに、「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。
10 わたしがあなたとともにいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、わたしの民がたくさんいるから。」と言われた。
使徒の働き18章9-10節
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恐れないで語り続けなさい。黙っていてはいけない。

私たちが、福音を伝える時、どうでしょうか?

神様は、パウロを、知者の町アテネで無く、律法に厳格なパウロから見れば、痛んだ町、コリントで用いられました。

この日本は、偶像に満ち、また、道徳的にもゆがんでいるかも知れません。

日本が良い国だったらと言う人もいるかも知れません。

しかし、主は、私たちをこの国におかれました。
また、この町におかれました。

そして、言われます。
この町には私の民がたくさんいる。

主は、この日本の民を、この街の人々を愛しておられます。

シティーチャーチ牧野が、この牧野でスタートしてもうすぐ5年になろうとしています。
大きな収穫があったとはいえないかもしれません。

この福音を伝えるために、主はこの教会を牧野に作られました。

恐れないで語り続けましょう。

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そこで、わたしの友であるあなたがたに言います。からだを殺しても、あとはそれ以上何もできない人間たちを恐れてはいけません。
ルカの福音書12章4節
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この日本で福音を語ろうとするとさまざまな壁に出会うかも知れません。
しかし、主は生きておられます。

人を救う事が出来るのは主です、ただ、私たちはこの福音を語り続けさせていただきましょう。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。


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シティーチャーチメッセージ20080713恐れないで語り続ける 
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