礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20080629
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聖霊による福音宣教
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちと共にいて、私たちを励まし助け、導いて下さる方です。
この方を覚えて、主の御言葉を聞いて参りましょう。

今週の聖書の通読は、
旧約聖書が歴代誌第二の19章から36章です。
今回の箇所には、
ヨシャパテ、ヨアシュ、アマツヤ、ウジヤ、ヨタム、ヒゼキヤ、ヨシヤといった主に従った王たちの姿があります。
是非、お読み下さい。
また、新約聖書は、使徒の働きの8章から13章です。
パウロの登場、そして、パウロによる福音宣教。異邦人への宣教。と続きます。

これらのところ、是非、聖書を開いてお読み下さい。
聖書は、皆さんの霊の食物です。
また、聖書の言葉は神の言葉であり、神の言葉はイエス様、そして、イエス様は、天からのパンです。
皆さんの理解を超えて、聖書の言葉は、皆さんの霊の食物となり、皆さんの霊を成長させます。

毎日少しずつでもかまいません。聖書を通読しましょう。

では、本日は、この今週の聖書通読の箇所のなかから、使徒の働きの9章です。
毎週の礼拝でのお話の聖書の箇所は、その次の火曜日、または、水曜日の通読の箇所から選んでいます。
これは、水曜日の分かち合いをしやすくするためでもあります。
皆さん、聖書を共に通読し、御言葉を聞き、また、御言葉によってお話をしましょう。
それは、私達の霊が、共に食事をする事です。

そして、私たちは、共に立て上げられていくのです。

さて、今回も、火曜日の箇所、使徒の働きの9章です。
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【 聖書箇所 】 使徒の働き9章23-31節
・新改訳Up225(贈呈p199英対p371)
・新改訳Vp245(贈呈p227)・口語訳p196
・新共同訳p231 (贈呈p231英対p352)
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では、司会者お願いします。

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【 聖書箇所のテキスト 】
9:23 多くの日数がたって後、ユダヤ人たちはサウロを殺す相談をしたが、
9:24 その陰謀はサウロに知られてしまった。彼らはサウロを殺してしまおうと、昼も夜も町の門を全部見張っていた。
9:25 そこで、彼の弟子たちは、夜中に彼をかごに乗せ、町の城壁伝いにつり降ろした。
9:26 サウロはエルサレムに着いて、弟子たちの仲間にはいろうと試みたが、みなは彼を弟子だとは信じないで、恐れていた。
9:27 ところが、バルナバは彼を引き受けて、使徒たちのところへ連れて行き、彼がダマスコに行く途中で主を見た様子や、主が彼に向かって語られたこと、また彼がダマスコでイエスの御名を大胆に宣べた様子な
どを彼らに説明した。
9:28 それからサウロは、エルサレムで弟子たちとともにいて自由に出はいりし、主の御名によって大胆に語った。
9:29 そして、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちと語ったり、論じたりしていた。しかし、彼らはサウロを殺そうとねらっていた。
9:30 兄弟たちはそれと知って、彼をカイザリヤに連れて下り、タルソへ送り出した。
9:31 こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり築き上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数がふえて行った。
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では、続いて主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
それからサウロは、エルサレムで弟子たちとともにいて自由に出はいりし、主の御名によって大胆に語った。
使徒の働き9章28節
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では、今日はこのところから、
聖霊による福音宣教
と題しまして御言葉を見てまいりたいと思います。

さて、今回の箇所に出てくるサウロですが、使徒の働きの13章にこう書いてあります。
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しかし、サウロ、別名でパウロは、聖霊に満たされ、彼をにらみつけて、
使徒の働き13章9節
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このサウロが、使徒の働きの中で、異邦人への伝道をなした、パウロです。

彼が、聖書にはじめに登場するのは、使徒の働きの7章です。
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そして彼を町の外に追い出して、石で打ち殺した。証人たちは、自分たちの着物をサウロという青年の足もとに置いた。
使徒の働き7章58節
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使徒の働きの7章は、丁度、先週見たところです。
いったい、何が書いてあったところですか?

それは、ステパノの殉教です。
偉大な働きをし、主にある素晴らしい御業をおこなったステパノが殉教したとき。
人々は、ステパノを石で打ち殺しました。
そのとき、サウロという一人の青年が、その人々の着物の番をしていたのです。

サウロは、ステパノを殺す事に賛成していました。
サウロにとって、ステパノは殺されなければならない人物でした。
ですから、サウロは、熱心に、イエス様を信じたものを迫害しました。

そのサウロ、別名パウロは、自分をこのように紹介しています。
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「私はキリキヤのタルソで生まれたユダヤ人ですが、この町で育てられ、ガマリエルのもとで私たちの先祖の律法について厳格な教育を受け、今日の皆さんと同じように、神に対して熱心な者でした。
私はこの道を迫害し、男も女も縛って牢に投じ、死にまでも至らせたのです。
使徒の働き22章3-4節
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パウロは、厳格に、律法の教育を受け、神に熱心で、それゆえに、信者を迫害したのです。
彼にとって、このイエス様を信じる一派は、天地を造られた唯一の神様を冒涜するとんでもない人々だったからです。
彼は、イエス様が神の子であること、神様が人となってこられた事、また、その事を信じれば天国にいけることなど、とても受け入れる事が出来ませんでした。

パウロは、コリント人への手紙第一で、こう書いています。
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しかし、私たちは十字架につけられたキリストを宣べ伝えるのです。ユダヤ人にとってはつまずき、異邦人にとっては愚かでしょうが、
コリント人への手紙第一1章23節
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十字架につけられたキリストは、ユダヤ人にとってはつまずきである。ユダヤ人。それは、彼自身のことでもありました。
パウロにとって、十字架につけられたキリストは、つまずきでしかなかったのです。

しかし、神のあわれみによって、パウロは、主と出会いました。
サウロが、弟子たちを迫害するため、ダマスコに向かう途中、主はパウロに現れて下さったのです。

今回の聖書箇所のある9章は、最初こう書いてあります。
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1 さてサウロは、なおも主の弟子たちに対する脅かしと殺害の意に燃えて、大祭司のところに行き、
2 ダマスコの諸会堂あての手紙を書いてくれるよう頼んだ。それは、この道の者であれば男でも女でも、見つけ次第縛り上げてエルサレムに引いて来るためであった。
3 ところが、道を進んで行って、ダマスコの近くまで来たとき、突然、天からの光が彼を巡り照らした。
4 彼は地に倒れて、「サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。」という声を聞いた。
5 彼が、「主よ。あなたはどなたですか。」と言うと、お答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。
6 立ち上がって、町にはいりなさい。そうすれば、あなたのしなければならないことが告げられるはずです。」
使徒の働き9章1-6節
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この後、パウロは、目が見えなくなり、かろうじてダマスコに連れられて行きますが、そこで、アナニヤの祈りにより回復します。
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17 そこでアナニヤは出かけて行って、その家にはいり、サウロの上に手を置いてこう言った。「兄弟サウロ。あなたが来る途中でお現われになった主イエスが、私を遣わされました。あなたが再び見えるようになり、
聖霊に満たされるためです。」
18 するとただちに、サウロの目からうろこのような物が落ちて、目が見えるようになった。彼は立ち上がって、バプテスマを受け、
19 食事をして元気づいた。サウロは数日の間、ダマスコの弟子たちとともにいた。
使徒の働き9章17-19節
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ところで、余談ですが、目から鱗という言葉があります。
迷いから覚めたり、分からなかった事が分かるようになる意味でつかわれます。
この言葉は、聖書のこの箇所に由来しています。
良かったら覚えておいてください。

さて、このサウロは、直接にイエス様とお会いし、そして、イエス様を信じました。
なぜ、パウロを主がこのように特別に扱われたのでしょうか?
それは、彼が、イエス様の事をわからずに、誤解して信者を迫害するという罪を犯したものの、真剣に、創造主なる神様に対して熱心だったからではないかと思います。
彼は、律法を守る事、律法に従う事については、妥協がありませんでした。
そのような、パウロを、主は、哀れんで、ご自身を示して下さったのです。
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これは、神を求めさせるためであって、もし探り求めることでもあるなら、神を見いだすこともあるのです。確かに、神は、私たちひとりひとりから遠く離れてはおられません。
使徒の働き17章27節
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もし、探り求めるなら神を見出すと、パウロはいいます。
主に熱心であるがゆえに、間違った方法に走っていったパウロ。主を探り求めていて、道を間違えたパウロを、主は正しい方向へ導いて下さったのです。

このことは、異邦人である私たちにも言えると思います。
私たちが、よく考えたら神でない物。太陽、動物、人を神としてあがめるのでなく、この世界を造られた本当の神様を探し求めるなら、神様は答えてくださいます。

さて、パウロの話しにもどります。
このパウロは、アナニヤの祈りで目が見えるようになり、しばらくすると、先の迫害と同じ熱心さでイエスはキリストであると、のべつたえ始めたのです。
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そしてただちに、諸会堂で、イエスは神の子であると宣べ伝え始めた。
使徒の働き9章20節
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さて、パウロがこのときに伝えていたのは、イエスが神の子であるということ、そして、それは、ユダヤ人に対しての言葉でした。
パウロの異邦人伝道はまだ始まっていませんでした。
パウロは、ユダヤ教の教えの中から、イエス様がキリストである事を論じ伝えていたのです。
パウロは、主の御名によって大胆に語りました。

ここで、教会について、こう書いてあります。
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9:31 こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり築き上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数がふえて行った。
使徒の働き9章31節
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ここで、弟子たちは、聖霊に励まされて前進しました。

そもそも、この福音宣教は、どこからはじまりましたか?
この使徒の働きの2章に書かれている、ペンテコステの出来事からはじまります。
聖霊様に満たされたペテロは人々の前で大胆に語ります。
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そこでペテロは彼らに答えた。「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。
使徒の働き2章38節
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イエス様は、この聖霊様の働きを待つようにと言われました。
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4 彼らといっしょにいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。
5 ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」
使徒の働き1章4−5節
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ですから、この働きは、ただただ聖霊様によるものです。

皆さん。福音を語ることに躊躇しませんか?
どう語ったらいいのだろうかと考えませんか?
イエス様の事、どう伝えたらいいのだろうと、迷いませんか?
こんな風にいったらどうなるのだろうかと考えたりしませんか?

当時の弟子たちは、このことを語るなら身の危険がある状況。
また、彼らは、恐れていました。
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その日、すなわち週の初めの日の夕方のことであった。弟子たちがいた所では、ユダヤ人を恐れて戸がしめてあったが、イエスが来られ、彼らの中に立って言われた。「平安があなたがたにあるように。」
ヨハネの福音書20章19節
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そんな彼らに、イエス様は、聖霊のバプテスマを受けるとお語りになったのです。
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4 彼らといっしょにいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。
5 ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」
使徒の働き1章4−5節
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そして、そうするなら、力を受けるといわれました。

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しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
使徒の働き1章8節
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これは、人の思い切りの良さや、大胆さではありません。
人の熱心でもありません。
これは、ただ、聖霊によるのです。

だから、彼らは、イエス様に言われたとおり、エルサレムでそのときを待ったのです。
彼らは何をしていましたか?
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この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。
使徒の働き1章14節
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彼らは、聖霊様を求めて祈ったのです。

いま、私達に足らないものは何ですか?
私たちは、もっともっと、聖霊様に満たされる必要があります。

そもそも、イエス様の宣教はどこからはじまりましたか?
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14 イエスは御霊の力を帯びてガリラヤに帰られた。すると、その評判が回り一帯に、くまなく広まった。
15 イエスは、彼らの会堂で教え、みなの人にあがめられた。
ルカの福音書4章14-15節
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イエス様は聖霊様の力によって、福音を宣教されました。

それなのに、私たちが、この同じ働きを、自分の力ですることが出来るでしょうか?
ですから、私達に必要なのは、聖霊様を求めて祈る事です。

私達の周りの世界は、この福音を必要としています。
このことを知らずに、死んでいく人たちが沢山おられます。

福音とは何ですか?
もっとも大切なことは何ですか?
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3 私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、
4 また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと、
コリント人への手紙第一15章3節
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これが、福音です。
しかし、このことは、聖霊様の力によるのでなければ、誰も信じる事が出来ません。

たったこれだけの事ですが、このことはくらまされているのです。
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そのばあい、この世の神が不信者の思いをくらませて、神のかたちであるキリストの栄光にかかわる福音の光を輝かせないようにしているのです。
コリント人への手紙第二4章4節
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この悪魔の働きを打ち破るのは聖霊様の力です。

ですから、祈りましょう。
この聖霊様の力を求めて。

そして、この聖霊様の力によって、福音を語るものとならせていただきましょう。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。




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シティーチャーチメッセージ20080629聖霊による福音宣教
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