礼拝でのお話
テキスト版
画像がある場合は
クリックすると
表示されます
※携帯で表示できない
物もありますので
ご了承下さい
トップページへ





−−−−−−−−−−
シティーチャーチ
メッセージ20080615
−−−−−−−−−−
聖霊のバプテスマ
−−−−−−−−−−

++++++++++
11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
++++++++++

<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は聖霊様によって、いまもここに臨在し、
力強い御業をなさる方です。
この方を覚えて御言葉を聞いて参りましょう。

さて、今週の聖書の通読は、
旧約聖書が歴代誌第一
新約聖書が、使徒の働きです。

歴代誌第一の11章からのところは、おおむね、ダビデの時代の事が書かれています。
ダビデの勇士たちの名前なども、リストアップされています。
また、神殿建設にまつわる御話しなども出てきます。
新約聖書、使徒の働きは、聖霊様による力強い福音宣教の歩みです。

−−−−−−−−−−
6月15日(日)[ ]T歴代11-12 /[ ]ヨハ21
6月16日(月)[ ]T歴代13-15 /[ ]使徒1
6月17日(火)[ ]T歴代16-17 /[ ]使徒2:1-28
6月18日(水)[ ]T歴代18-20 /[ ]使徒2:29-47
6月19日(木)[ ]T歴代21-22 /[ ]使徒3
6月20日(金)[ ]T歴代23-25 /[ ]使徒4:1-22
6月21日(土)[ ]T歴代26-27 /[ ]使徒4:23-37
6月22日(日)[ ]T歴代28-29 /[ ]使徒5:1-16
−−−−−−−−−−

皆さん。聖書を読みましょう。
聖書の御言葉は、あなたの理解を超えて、あなたの霊に働き、あなたの霊を成長させます。
それは、父なる神様、御子イエス様とのより深い関係が出来ていくことであり、また、信仰の成長でもあります。

では、続いて、本日の聖書箇所をお読みいただきましょう。
本日の聖書箇所は、使徒の働きです。
−−−−−−−−−−
【 聖書箇所 】使徒の働き2章1-18節
・新改訳Up209(贈呈p186英対p342)
・新改訳Vp228(贈呈p212)・口語訳p181
・新共同訳p214 (贈呈p214英対p327)
−−−−−−−−−−
司会者お願いします。
++++++++++
2:1 五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。
2:2 すると突然、天から、激しい風が吹いてくるような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。
2:3 また、炎のような分かれた舌が現われて、ひとりひとりの上にとどまった。
2:4 すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。
2:5 さて、エルサレムには、敬虔なユダヤ人たちが、天下のあらゆる国から来て住んでいたが、
2:6 この物音が起こると、大ぜいの人々が集まって来た。彼らは、それぞれ自分の国のことばで弟子たちが話すのを聞いて、驚きあきれてしまった。
2:7 彼らは驚き怪しんで言った。「どうでしょう。いま話しているこの人たちは、みなガリラヤの人ではありませんか。
2:8 それなのに、私たちめいめいの国の国語で話すのを聞くとは、いったいどうしたことでしょう。
2:9 私たちは、パルテヤ人、メジヤ人、エラム人、またメソポタミヤ、ユダヤ、カパドキヤ、ポントとアジヤ、
2:10 フルギヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者たち、また滞在中のローマ人たちで、
2:11 ユダヤ人もいれば改宗者もいる。またクレテ人とアラビヤ人なのに、あの人たちが、私たちのいろいろな国ことばで神の大きなみわざを語るのを聞こうとは。」
2:12 人々はみな、驚き惑って、互いに「いったいこれはどうしたことか。」と言った。
2:13 しかし、ほかに「彼らは甘いぶどう酒に酔っているのだ。」と言ってあざける者たちもいた。
2:14 そこで、ペテロは十一人とともに立って、声を張り上げ、人々にはっきりとこう言った。「ユダヤの人々、ならびにエルサレムに住むすべての人々。あなたがたに知っていただきたいことがあります。どうか、私の
ことばに耳を貸してください。
2:15 今は朝の九時ですから、あなたがたの思っているようにこの人たちは酔っているのではありません。
2:16 これは、預言者ヨエルによって語られた事です。
2:17 『神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。
2:18 その日、わたしのしもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。すると、彼らは預言する。
++++++++++
ありがとうございます。
では、主題聖句をいいましょう。
++++++++++
【 主題聖句 】
すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。
使徒の働き2章4節
++++++++++
では、皆さん本日はこの所から、
「聖霊のバプテスマ」
と題しまして、御言葉を見てまいりましょう。

今回の聖書箇所は、聖霊様が、注がれた時の事です。

イエス様が十字架につけられ、蘇られてから50日目、五旬節、ペンテコステの日に、聖霊様が注がれました。

++++++++++
1 五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。
2 すると突然、天から、激しい風が吹いてくるような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。
3 また、炎のような分かれた舌が現われて、ひとりひとりの上にとどまった。
4 すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。
使徒の働き2章1-4節
++++++++++

この出来事は、同じ使徒の働きの1章5節に預言された事です。
++++++++++
ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」
使徒の働き1章5節
++++++++++

このことを聞いて、意味のわかった弟子がどれ程いたかわかりませんが、この聖霊によるバプテスマという出来事が、実際に起こりました。
この聖霊のバプテスマという言葉は、イエス様とその弟子たちが考え出した事ではありません。

バプテスマのヨハネという人がいました。水で、人々にバプテスマを授けていました。
その人が、やがて来る救い主イエス様について、預言しているのです。
++++++++++
私は、あなたがたが悔い改めるために、水のバプテスマを授けていますが、私のあとから来られる方は、私よりもさらに力のある方です。私はその方のはきものを脱がせてあげる値うちもありません。その方は、あな
たがたに聖霊と火とのバプテスマをお授けになります。
マタイの福音書3章11節
++++++++++

このバプテスマのヨハネは、悔い改めの為に、水のバプテスマを授けていました。
しかし、その後に来られたイエス様は、それ以上に力のあるかたでした。
このことは、4つの福音書に、ほぼ同じように書かれています。

四つの福音書に同じように書かれている出来事は以外に少ないのですが、中で一番重要なのは、イエス様の十字架での死と復活です。

四つの福音書に共通に書かれている事というのは、それだけ重要だと考えられますが、このヨハネの言葉も、四つの福音書に残されているのです。
ヨハネの福音書には、こうも書いてあります。
++++++++++
私もこの方を知りませんでした。しかし、水でバプテスマを授けさせるために私を遣わされた方が、私に言われました。『聖霊がある方の上に下って、その上にとどまられるのがあなたに見えたなら、その方こそ、聖霊
によってバプテスマを授ける方である。』
ヨハネの福音書1章33節
++++++++++

実際に、イエス様がヨハネから洗礼をお受けになったとき、その事がおこりました。
++++++++++
21 さて、民衆がみなバプテスマを受けていたころ、イエスもバプテスマをお受けになり、そして祈っておられると、天が開け、
22 聖霊が、鳩のような形をして、自分の上に下られるのをご覧になった。また、天から声がした。「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」
ルカの福音書3章21-22節
++++++++++

このことも、ちなみに、全ての福音書に書かれています。

イエス様が聖霊のバプテスマを授ける方であるということ、そして、イエス様の上に、聖霊がおくだりになったという事。
これらの事は、イエス様の十字架の御業、その死と復活ほどに、重要な事柄なのです。
そして、イエス様が来られた一つの使命が、聖霊によってバプテスマを授ける事だとわかるのです。

ところで、バプテスマですが、それは、ギリシャ語のバプティゾーから来ています。
その言葉は、浸すという意味です。

水に浸す事がバプテスマの本来の意味なのです。
そして、それは、ヨハネ自身が語るように、悔い改めの為でした。

イエス様は、聖霊のバプテスマを授けるためにこられました。
そのバプテスマが、2000年前、ペンテコステの日に、実際に起こり、そして今も主は、同じ恵みを与えて下さるのです。

この出来事が実際に起こった時、
大きな風が吹き、建物が揺れ、火の様な物が頭の上に留まり、人々は、聖霊によって語りました。
この聖霊によって、語るのが異言です。

このとき、聖霊様が人々を覆いました。
人々は、聖霊様の臨在の中に浸されたのです。

この聖霊に浸される事によって、私たちは、キリストのかおりを放つものとなります。

大根をサラダにして食べる時、スライスしたりした上に、ドレッシングをかけます。
そうすると、ドレッシングがかかっている所とかかっていないところで、味が違います。
かかっていないところだけ食べる事も出来るかも知れません。

でも、大根を漬物にしてしまうとどうでしょう。
それは、どこを切っても同じ味がします。
そのために、どうしますか?
大根を漬けて上から重石を載せて、しっかりと浸すのです。
そして、そのまま、長い時間おいておきます。
大根の中に、どんどん味がしみこみ、美味しい漬物となります。
しかし、それは、一日や二日の事ではありません。

わたしたちは、この聖霊様に、しっかりと浸されたものとして、キリストの香りを放つものとなるのです。

さて、この聖霊のバプテスマについて、こう書いてありました。

++++++++++
しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
使徒の働き1章8節
++++++++++

聖霊のバプテスマは、力を与えるものです。
ですから、この箇所は、全体を見るとこう書いてあります。

++++++++++
4 彼らといっしょにいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。
5 ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」
6 そこで、彼らは、いっしょに集まったとき、イエスにこう尋ねた。「主よ。今こそ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか。」
7 イエスは言われた。「いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。
8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
使徒の働き1章4-8節
++++++++++
この力を受けるまでエルサレムを離れないようにとイエス様は言われました。
その父の約束。
それは、旧約聖書にも預言された約束でした。

++++++++++
27 あなたがたは、イスラエルの真中にわたしがいることを知り、わたしがあなたがたの神、主であり、ほかにはないことを知る。わたしの民は永遠に恥を見ることはない。
28 その後、わたしは、わたしの霊をすべての人に注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、年寄りは夢を見、若い男は幻を見る。
29 その日、わたしは、しもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。
ヨエル書2章27-29節
++++++++++

この預言が成就して、聖霊様が注がれたのが、ペンテコステであり、聖霊のバプテスマです。

私たちが、聖霊に満たされる。聖霊の中に浸される。それは、完全に、神さまと一つとなることです。

そして、それは、アダムとエバの堕落以来、完全に引き離されていた神さまとの関係を取り戻す事でもあります。

しかし、また、イエス様は、この聖霊様の力によって、御業をなさいました。

++++++++++
イエスは御霊の力を帯びてガリラヤに帰られた。すると、その評判が回り一帯に、くまなく広まった。
ルカの福音書4章14節
++++++++++

そして、また、パウロも、この御霊の力によって、宣教をしたのです。
++++++++++
また、しるしと不思議をなす力により、さらにまた、御霊の力によって、それを成し遂げてくださいました。その結果、私はエルサレムから始めて、ずっと回ってイルリコに至るまで、キリストの福音をくまなく伝えました。
ローマ人への手紙15章19節
++++++++++

この方は、私たちが語ることをも教えてくださる方です。
++++++++++
言うべきことは、そのときに聖霊が教えてくださるからです。」
ルカの福音書12章12節
++++++++++
ですから、恐れないで語りましょう。
++++++++++
9 ある夜、主は幻によってパウロに、「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。
10 わたしがあなたとともにいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、わたしの民がたくさんいるから。」と言われた。
使徒の働き18章9-10節
++++++++++
主は私たちを励まし、共にいて導いて下さいます。

私達の周りの人たちに、福音、すなわち、イエス様の死と復活をのべ伝えましょう。

そして、そのことは、聖霊によります。
++++++++++
しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
使徒の働き1章8節
++++++++++

聖霊様によって私たちは、宣教の力を得るのです。
ところで、この聖霊のバプテスマは、異言を伴います。

この異言については、こう書いてあります。
これは、聖霊によって与えられる賜物です。
++++++++++
ある人には奇蹟を行なう力、ある人には預言、ある人には霊を見分ける力、ある人には異言、ある人には異言を解き明かす力が与えられています。
コリント人への手紙第一12章10節
++++++++++
そして、それが、霊の事柄であると書いてあります。
++++++++++
もし私が異言で祈るなら、私の霊は祈るが、私の知性は実を結ばないのです。
コリント人への手紙第一14章14節
++++++++++
知性が実を結ばないとあり、知性でも祈り霊でも祈るのだと書かれていますが、
このことから、知性と関係なくわたしたちの口から言葉が出るのだとわかります。

異言は、霊が祈るのです。
そしてそれは、霊の成長、また、主との霊の交わりの為にたいせつです。
それは、主なる神さまとの直接的な会話です。
++++++++++
異言を話す者は、人に話すのではなく、神に話すのです。というのは、だれも聞いていないのに、自分の霊で奥義を話すからです。
コリント人への手紙第一14章2節
++++++++++
御霊は、私たちが異言で祈る時、私達の理解を超えて、私たちをとりなしてくださいます。
++++++++++
御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。
ローマ人への手紙8章26節
++++++++++

皆さん、異言の賜物を求めましょう。
異言によって、祈りましょう。
そして、聖霊の力によってこの福音を、イエス様の死と復活をのべ伝えさせていただきましょう。


[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。





−−−−−−−−−−
シティーチャーチメッセージ20080615聖霊のバプテスマ
−−−−−−−−−−






INDEX
TOP