礼拝でのお話
テキスト版
画像がある場合は
クリックすると
表示されます
※携帯で表示できない
物もありますので
ご了承下さい
トップページへ






−−−−−−−−−−
シティーチャーチ
メッセージ20080608
−−−−−−−−−−
真理の為に
−−−−−−−−−−

++++++++++
11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
++++++++++

<祈り>

みなさんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主イエス様は、私たちを愛し、私達の所に来てくださった方、救い主です。
この方を覚えて主の御言葉を開いて参りましょう。

まずは、今週の通読箇所から見て行きましょう。

−−−−−−−−−−
6月8日(日)[ ]U列王18-19 /[ ]ヨハ17
6月9日(月)[ ]U列王20-22 /[ ]ヨハ18:1-18
6月10日(火)[ ]U列王23-25 /[ ]ヨハ18:19-40
6月11日(水)[ ]T歴代1-2 /[ ]ヨハ19:1-22
6月12日(木)[ ]T歴代3-5 /[ ]ヨハ19:23-42
6月13日(金)[ ]T歴代6-7 /[ ]ヨハ20:1-18
6月14日(土)[ ]T歴代8-10 /[ ]ヨハ20:19-31
6月15日(日)[ ]T歴代11-12 /[ ]ヨハ21
−−−−−−−−−−

今週の通読箇所、
旧約聖書は、列王記第二から歴代誌に入ります。
列王記の終わりは、崩壊に向かうイスラエルとユダの国のようすが書かれています。
そして、次の歴代誌、アダムからの系図から始まり、まず、様々な系図が続きます。
しかし、そこには、主が導かれた歴史があります。
これらの所も是非お読み下さい。
また、新約聖書はヨハネの福音書です。
19章は十字架の場面、そして、20章は復活です。
皆さん共に聖書を通読しましょう。

聖書は皆さんの霊の糧です。
それは、読んでなぐさめられるとかそういうだけの事ではなく、皆さんの霊は、聖書を読むとき、確かに成長するのです。
ですから、聖書を読みましょう。
通読表どおりがむりでも、一日に、一節でも聖書を読みましょう。
必ず、あなたの霊が成長します。

そして、あなたと、主との関係は、より深いものとなります。

さて、では、本日の聖書箇所に入りましょう。
本日の聖書箇所は、ヨハネの福音書18章です。
−−−−−−−−−−
【 聖書箇所 】ヨハネの福音書18章29-40節
・新改訳Up200(贈呈p178英対p327)
・新改訳Vp219(贈呈p203)・口語訳p172
・新共同訳p205 (贈呈p英対p313)
−−−−−−−−−−
司会者お願いします。
++++++++++
【 聖書箇所のテキスト 】
18:29 そこで、ピラトは彼らのところに出て来て言った。「あなたがたは、この人に対して何を告発するのですか。」
18:30 彼らはピラトに答えた。「もしこの人が悪いことをしていなかったら、私たちはこの人をあなたに引き渡しはしなかったでしょう。」
18:31 そこでピラトは彼らに言った。「あなたがたがこの人を引き取り、自分たちの律法に従ってさばきなさい。」ユダヤ人たちは彼に言った。「私たちには、だれを死刑にすることも許されてはいません。」
18:32 これは、ご自分がどのような死に方をされるのかを示して話されたイエスのことばが成就するためであった。
18:33 そこで、ピラトはもう一度官邸にはいって、イエスを呼んで言った。「あなたは、ユダヤ人の王ですか。」
18:34 イエスは答えられた。「あなたは、自分でそのことを言っているのですか。それともほかの人が、あなたにわたしのことを話したのですか。」
18:35 ピラトは答えた。「私はユダヤ人ではないでしょう。あなたの同国人と祭司長たちが、あなたを私に引き渡したのです。あなたは何をしたのですか。」
18:36 イエスは答えられた。「わたしの国はこの世のものではありません。もしこの世のものであったなら、わたしのしもべたちが、わたしをユダヤ人に渡さないように、戦ったことでしょう。しかし、事実、わたしの国は
この世のものではありません。」
18:37 そこでピラトはイエスに言った。「それでは、あなたは王なのですか。」イエスは答えられた。「わたしが王であることは、あなたが言うとおりです。わたしは、真理のあかしをするために生まれ、このことのために
世に来たのです。真理に属する者はみな、わたしの声に聞き従います。
18:38 ピラトはイエスに言った。「真理とは何ですか。」彼はこう言ってから、またユダヤ人たちのところに出て行って、彼らに言った。「私は、あの人には罪を認めません。
18:39 しかし、過越の祭りに、私があなたがたのためにひとりの者を釈放するのがならわしになっています。それで、あなたがたのために、ユダヤ人の王を釈放することにしましょうか。」
18:40 すると彼らはみな、また大声をあげて、「この人ではない。バラバだ。」と言った。このバラバは強盗であった。
++++++++++
では、続いて、主題聖句の暗唱を教会学校の皆さんお願いします。
<あんしょう>
では、皆さんで言いましょう。
++++++++++
【 主題聖句 】
わたしは、真理のあかしをするために生まれ、このことのために世に来たのです。真理に属する者はみな、わたしの声に聞き従います。
ヨハネの福音書18章37節
++++++++++

では、今日は、この所から、真理の為にと題しまして、御言葉を見て参りたいと思います。

今回の聖書の箇所は、ピラトの所でのイエス様の証言です。
イエス様はユダヤ人たちに捕らえられ、大祭司の所に連れて行かれ、そこで、裁判にあわれました。
その裁判の結論は、イエス様が、神の子だと証言したことにより、有罪になられたというものでした。
そして、このイエス様を死刑にするために、ユダヤ人たちは、イエス様をローマから来た総督の所に連れて行きます。
この時の総督がピラトでした。

ピラトは、イエス様をどう扱うか苦しんでいました。
また、ローマの法に照らして、イエス様を有罪とする確証はありませんでした。
それで、ピラトは自分たちの律法でさばくようにユダヤ人にいいます。
++++++++++
そこでピラトは彼らに言った。「あなたがたがこの人を引き取り、自分たちの律法に従ってさばきなさい。」ユダヤ人たちは彼に言った。「私たちには、だれを死刑にすることも許されてはいません。」
ヨハネの福音書18章31節
++++++++++
ところが、ユダヤ人たちはそれを受け入れません。
そして、あくまで、ローマに、イエス様を裁かせようとするのです。

そこには民衆に対する、祭司たちの恐れもあったでしょう。
もし、イエス様を、祭司たちが処刑するなら、民衆がイエス様の側についたとき、その憎しみは、祭司たちに向けられます。
そこで、全てをローマに振り向けるために、ユダヤ人のリーダーたちは、なんとかイエス様をローマに処刑させようとしたのです。

しかし、その事が、イエス様がご自身について語られた預言の成就でもありました。
++++++++++
これは、ご自分がどのような死に方をされるのかを示して話されたイエスのことばが成就するためであった。
ヨハネの福音書18章32節
++++++++++
このことについて、マタイの福音書はこうかいてあります。
++++++++++
18 「さあ、これから、わたしたちはエルサレムに向かって行きます。人の子は、祭司長、律法学者たちに引き渡されるのです。彼らは人の子を死刑に定めます。
19 そして、あざけり、むち打ち、十字架につけるため、異邦人に引き渡します。しかし、人の子は三日目によみがえります。」
マタイの福音書20章18-19節
++++++++++

この預言の通りに、イエス様は、ユダヤ人にとって異邦人であるローマ人の手によって、十字架につけられたのです。

しかし、ピラトにとっては、この出来事は、わけのわからない出来事でした、いきなり祭司達が総督である自分の所に押しかけて来て、一人の男を突き出して、この男を死刑にしろと、叫ぶのです。
マタイの福音書には、このようなことも書いてあります。
++++++++++
また、ピラトが裁判の席に着いていたとき、彼の妻が彼のもとに人をやって言わせた。「あの正しい人にはかかわり合わないでください。ゆうべ、私は夢で、あの人のことで苦しいめに会いましたから。」
マタイの福音書27章19節
++++++++++

主が、彼女の妻を通して、語っておられたのかも知れません。
しかし、ピラトがどんなにイエス様を助けようとしても、そのことは出来ませんでした。
ピラトとイエス様のやりとりが、次の19章に書かれています。
++++++++++
10 そこで、ピラトはイエスに言った。「あなたは私に話さないのですか。私にはあなたを釈放する権威があり、また十字架につける権威があることを、知らないのですか。」
11 イエスは答えられた。「もしそれが上から与えられているのでなかったら、あなたにはわたしに対して何の権威もありません。ですから、わたしをあなたに渡した者に、もっと大きい罪があるのです。」
12 こういうわけで、ピラトはイエスを釈放しようと努力した。しかし、ユダヤ人たちは激しく叫んで言った。「もしこの人を釈放するなら、あなたはカイザルの味方ではありません。自分を王だとする者はすべて、カイザ
ルにそむくのです。」
ヨハネの福音書19章10-12節
++++++++++
ここで、イエス様は、だれも、イエス様にたいして、十字架につける権威が無いと教えておられます。
誰も、イエス様を十字架につける権威などありません。
ただ、イエス様は、自ら十字架を受け入れて下さったのです。
それは、ご自身の命を持って、私達の罪の代価を支払うためでした。

ピラトは、イエス様を助けることは出来ず、ついに、ユダヤ人たちに動かされて、十字架へつけるために引き渡します。
人は、神のご計画を曲げる事は出来ません。

神のご計画は実現します。

さて、このイエス様とピラトのやりとりの中で、イエス様が証言されたのがこれです。
++++++++++
36 イエスは答えられた。「わたしの国はこの世のものではありません。もしこの世のものであったなら、わたしのしもべたちが、わたしをユダヤ人に渡さないように、戦ったことでしょう。しかし、事実、わたしの国はこの
世のものではありません。」
37 そこでピラトはイエスに言った。「それでは、あなたは王なのですか。」イエスは答えられた。「わたしが王であることは、あなたが言うとおりです。わたしは、真理のあかしをするために生まれ、このことのために世
に来たのです。真理に属する者はみな、わたしの声に聞き従います。
ヨハネの福音書18章36-37節
++++++++++

ここに今回の主題聖句があります。

イエス様は、ここで、ご自身の来られた目的について、語られました。
それは、真理のあかしをするためでした。
真理のあかしをする。
他の訳では、真理について証をするとなっています。

証し、すなわち証明です。

真理を証明する。

それが、イエス様のこられた目的でした。

聖書の中で、真理とは何か。
その答えは明確です。

イエス様はこう言われます。
++++++++++
イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。
ヨハネの福音書14章6節
++++++++++

イエス様は、真理です。
真理である方ご自身が、この真理を証明するために来られたのです。

真理とは何か。それは、聖書を研究するものの大きなテーマです。
イエス様ははっきりとそれが、自分であると言われました。
しかし、別な場所でこうも言われました。
++++++++++
真理によって彼らを聖め別ってください。あなたのみことばは真理です。
ヨハネの福音書17章17節
++++++++++

真理とは、神さまの御言葉です。
聖書の言葉は真理です。
この聖書の言葉全てが真理です。

しかし、ヨハネの福音書はさらにこう証言します。
++++++++++
1 初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
2 この方は、初めに神とともにおられた。
3 すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。
4 この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。
ヨハネの福音書1章1-4節
++++++++++

この神の言葉は、すなわちイエス様です。
++++++++++
ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。
ヨハネの福音書1章14節
++++++++++

真理とは、神の言葉です。
そして、神の言葉は人となってこの世にこられました。
それが、イエス様です。

ですから、イエス様は、神の言葉の正しい事を証明するために、神の愛と義を証明するために、そして、その救いを実現するために、
神の御言葉にある真理、神の御言葉に書かれた事実を証明するためにこられたのです。

そして、その実現の為に十字架で死んで下さいました。

皆さん、イエス様は、真理です。
そして、言われます。
++++++++++
そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」
ヨハネの福音書8章32節
++++++++++
私たちがイエス様を知るなら、私たちは自由にされます。

またこうも書いてあります。
++++++++++
キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださいました。ですから、あなたがたは、しっかり立って、またと奴隷のくびきを負わせられないようにしなさい。
ガラテヤ人への手紙5章1節
++++++++++
私たちは、罪の奴隷であったところから解放され自由にされました。

しかし、その自由は何のためですか?
++++++++++
兄弟たち。あなたがたは、自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互いに仕えなさい。
ガラテヤ人への手紙5章13節
++++++++++

それは、好き勝手な事をするためではありません。
愛をもって互いに仕えあうためです。

神を愛し、隣人を愛するために、主は私たちを解放してくださいました。
聖書にはこう書いてあります。

++++++++++
神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません。
ヨハネの手紙第一5章3節
++++++++++

神を愛するとは、神の命令を守る事です。
そして、イエス様は、言われます。

++++++++++
「わたしが王であることは、あなたが言うとおりです。わたしは、真理のあかしをするために生まれ、このことのために世に来たのです。真理に属する者はみな、わたしの声に聞き従います。
ヨハネの福音書18章37節
++++++++++
そして、その戒めとは何か。
こう書いてあります。

++++++++++
神を愛する者は、兄弟をも愛すべきです。私たちはこの命令をキリストから受けています。
ヨハネの手紙第一4章21節
++++++++++
またこうも書いてあります。
++++++++++
私たちが神を愛してその命令を守るなら、そのことによって、私たちが神の子どもたちを愛していることがわかります。
ヨハネの手紙第一5章2節
++++++++++

しかし、このことは、重荷とはならないと書かれています。
なぜでしょう。
それは、これらの事が、愛の中で行われるからです。

私たちが真理、すなわちイエス様に属するなら、イエス様のとどまっているなら、これらの事を成す事が出来るのです。

ですから、この方を見つめ、この方に従って歩ませていただきましょう。

お祈りしましょう。

<いのり>


[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。



−−−−−−−−−−
シティーチャーチメッセージ20080608真理の為に
−−−−−−−−−−






INDEX
TOP