礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20080601
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真の道
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、道であり、真理であり、いのちである方です。
この方を覚えて、御言葉を聞いて参りたいと思います。

まずは、今週の聖書の通読箇所を見て行きましょう。

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6月1日(日)[ ]U列王3-4 /[ ]ヨハ13:1-20
6月2日(月)[ ]U列王5-6 /[ ]ヨハ13:21-38
6月3日(火)[ ]U列王7-8 /[ ]ヨハ14:1-21
6月4日(水)[ ]U列王9-10 /[ ]ヨハ14:22-31
6月5日(木)[ ]U列王11-13 /[ ]ヨハ15
6月6日(金)[ ]U列王14-15 /[ ]ヨハ16:1-16
6月7日(土)[ ]U列王16-17 /[ ]ヨハ16:17-33
6月8日(日)[ ]U列王18-19 /[ ]ヨハ17
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旧約聖書が列王記第二、新約聖書はヨハネの福音書です。

列王記は、預言者エリシャの働きです。
有名なナアマンの癒しなども出てきます。
是非、お読み下さい。

また、ヨハネの福音書は、いよいよユダの裏切りから始まり、イエス様の十字架に向けての歩みとなります。
その間にイエス様が語られた言葉は、ひと言ひと言非常に大切です。
是非、お読み下さい。
皆さん聖書を通読しましょう。

では、本日の聖書箇所に入って行きましょう。
本日の聖書箇所は、ヨハネの福音書14章です。
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【 聖書箇所 】 ヨハネの福音書14章1-14節
・新改訳Up191(贈呈p170英対p314)
・新改訳Vp209(贈呈p194)・口語訳p164
・新共同訳p196 (贈呈p196英対p301)
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では、司会者お願いします。
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【 聖書箇所のテキスト 】
14:2 あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。
14:2 わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。
14:3 わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。
14:4 わたしの行く道はあなたがたも知っています。」
14:5 トマスはイエスに言った。「主よ。どこへいらっしゃるのか、私たちにはわかりません。どうして、その道が私たちにわかりましょう。」
14:6 イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。
14:7 あなたがたは、もしわたしを知っていたなら、父をも知っていたはずです。しかし、今や、あなたがたは父を知っており、また、すでに父を見たのです。」
14:8 ピリポはイエスに言った。「主よ。私たちに父を見せてください。そうすれば満足します。」
14:9 イエスは彼に言われた。「ピリポ。こんなに長い間あなたがたといっしょにいるのに、あなたはわたしを知らなかったのですか。わたしを見た者は、父を見たのです。どうしてあなたは、『私たちに父を見せてくだ
さい。』と言うのですか。
14:10 わたしが父におり、父がわたしにおられることを、あなたは信じないのですか。わたしがあなたがたに言うことばは、わたしが自分から話しているのではありません。わたしのうちにおられる父が、ご自分のわざ
をしておられるのです。
14:11 わたしが父におり、父がわたしにおられるとわたしが言うのを信じなさい。さもなければ、わざによって信じなさい。
14:12 まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行なうわざを行ない、またそれよりもさらに大きなわざを行ないます。わたしが父のもとに行くからです。
14:14 あなたがたが、わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、わたしはそれをしましょう。
14:15 もしあなたがたがわたしを愛するなら、あなたがたはわたしの戒めを守るはずです。
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はいありがとうございます。
次に主題聖句です。皆さん一緒にいいましょう。
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【 主題聖句 】
わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。
ヨハネの福音書14章6節
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では、今日はこのところから、真の道と題しまして、主の御言葉を開きたいと思います。

今回の箇所は、先ほども言いましたように、イエス様がいよいよ十字架を前にされての歩みです。
ヨハネの福音書は、21章までありますが、12章がエルサレム入城、13章が最後の晩餐、19章が十字架での死で、20章が復活。
となっています。イエス様の人生、また、その働きをはじめられてからとエルサレムに入られてからで、明らかに、十字架までの5日間に重点を置いていることがわかります。
この5日間の為に、21章のヨハネの福音書は、その半分ほどの8章を裂いています。
また、13章から19章の7章は、たった2日の出来事です。
その間に、イエス様は、凝縮して多くの事を語られました。

一つ前の13章の1節はこう書いてあります。
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さて、過越の祭りの前に、この世を去って父のみもとに行くべき自分の時が来たことを知られたので、世にいる自分のものを愛されたイエスは、その愛を残るところなく示された。
ヨハネの福音書13章1節
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イエス様は、父のみもとへ行くべき時が来た事を知られ、愛を示されたと書いてあります。
しかし、このあと、ユダは、イエス様を裏切り、出て行きます。
その続きになるのが、今回の聖書の箇所です。

イエス様は今から何がおこるかをご存知です。
それで、弟子たちに言われます。
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あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。
ヨハネの福音書14章1節
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心を騒がせてはなりません。
と、書いてありますが、弟子たちが、直面するのは、頼りとしていたイエス様が捕らえられてしまうという事、また、このイエス様が十字架で死んでしまうという事です。
その恐ろしい状況が起こる事を知りながら、イエス様は、心を騒がせてならないと言われます。
そして、そのために必要な事は、神を信じ、イエス様を信じることだと教えておられます。

では、神を信じるとはどういうことでしょうか?
神さまがおられる事を信じるということですか?
ある人は、「世界を造った神さまってきっとおられると思う。」などといわれます。
また、ある人は、「この世界の根源である存在がきっとあるんだ」などと言います。
神を信じるとはそういう事でしょうか?

ヤコブの手紙にこうかいてあります。
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あなたは、神はおひとりだと信じています。りっぱなことです。ですが、悪霊どももそう信じて、身震いしています。
ヤコブの手紙2章19節
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ヤコブの手紙らしい言葉で、非常に厳しいですが、よく読んでください。
神さまがおひとりであること、つまり、唯一の神さまがおられる事は、悪霊どもでさえその事を知っているという事です。
悪霊どもは、それゆえ、恐れています。

しかし、私達の立場は違います。
ヘブル人への手紙にこうかいてあります。
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信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを、信じなければならないのです。
ヘブル人への手紙11章6節
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神に近づく者が信じるのは、神の存在だけではありません。
それに加えて、神を求める物には報いてくださる方である。
これは、神さまが自分にとって良いお方だということです。
父なる神さまはあなたにとって良いお方です。
そして、あなたと関係をもとうとしておられるお方です。

私たちは、この良いお方の前で、正しい言葉を語らなければなりません。
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29 悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。
30 神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。
31 無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。
32 お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。
エペソ人への手紙4章29-32節
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神さまはあなたにとって良いおかたです。

しかし、ある人たちはいいます。
私たちは祈ったけど、何も変わりませんでした。
そうかも知れません。
なぜなら、イエス様が用意しておられるものの実態は、この世のものではないからです。
もちろんイエス様に祈る時、イエス様は必要を満たしてくださる方です。
しかし、イエス様が最も与えたいのは、この世のものではありません。

そもそも、イエス様は、十字架を前にして、ピラトとの会話の中で言われます。
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イエスは答えられた。「わたしの国はこの世のものではありません。もしこの世のものであったなら、わたしのしもべたちが、わたしをユダヤ人に渡さないように、戦ったことでしょう。しかし、事実、わたしの国はこの世
のものではありません。」
ヨハネの福音書18章36節
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イエス様は、この世のものではありません。
そして、イエス様の国もこの世のものではありません。

ですから、ヘブル人への手紙には、アブラハムたち、信仰の人々について、こう書いてあります。
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15 もし、出て来た故郷のことを思っていたのであれば、帰る機会はあったでしょう。
16 しかし、事実、彼らは、さらにすぐれた故郷、すなわち天の故郷にあこがれていたのです。それゆえ、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいませんでした。事実、神は彼らのために都を用意しておられました。
ヘブル人への手紙11章15-16節
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信仰の人々が望んでいたのは、天の故郷です。
そして、今回の箇所でイエス様は言われるのです。
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2 わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。
3 わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。
4 わたしの行く道はあなたがたも知っています。」
ヨハネの福音書14章2-4節
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ところが、トマスはここで質問をします。
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トマスはイエスに言った。「主よ。どこへいらっしゃるのか、私たちにはわかりません。どうして、その道が私たちにわかりましょう。」
ヨハネの福音書14章5節
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このことを、トマスは愚かだと考える人もいるかも知れません。
しかし、人は皆愚かで、神さまの御心のわからないものです。

それよりも、ここで、トマスが、わからないと、正直に言った事が大切です。
私たちは、聖書の中でわからない事を、わからないと神様に祈り、聞いていく必要があります。
それは、より深い神さまとの関係を築いて行く上で必要です。

毎日の聖書の通読の中で、分からない事があった時、メモを取ることをお勧めします。
もちろん、時間が無くてそうできないときもあるかも知れません。

メモをとる余裕も無いなら、読み飛ばしてでも、聖書を通読する事の方をお勧めします。
聖書は、毎日通読する事に意味があるからです。

でも、もし、時間があるなら、わからない事を記録し、そして、その事が分かるように祈ります。
そのときに答えはわからないかも知れません。
しかし、主は毎日の聖書通読の中で、礼拝のメッセージの中で、その意味を教えて下さるのです。
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あなたがたの中に知恵の欠けた人がいるなら、その人は、だれにでも惜しげなく、とがめることなくお与えになる神に願いなさい。そうすればきっと与えられます。
ヤコブの手紙1章5節
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主の前で高慢であってはなりません。
謙り、主に聞き、主から御言葉を戴くのです。
主は語り導いて下さいます。

このトマスの質問に対し、イエス様は言われます。
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6 イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。
7 あなたがたは、もしわたしを知っていたなら、父をも知っていたはずです。しかし、今や、あなたがたは父を知っており、また、すでに父を見たのです。」
ヨハネの福音書14章6-7節
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この前半が今回の聖書箇所です。
トマスは、主の行かれる道を聞きました。
しかし、イエス様は、ご自身が道であると教えられました。
その道は、どこに続く道ですか?
それは、父のみもとへと続く道です。

父なる神さまへと続く道、その道を人は真理と呼びます。
真理によって人は、父なる神さまの元へと近づく事が出来るのです。

そして、私たちが、父なる神さまにつながる事に、命があります。
ですから、イエス様は、命でもあるわけです。

命の根源である父なる神さまは、今も生きておられます。
しかし、人間は、この方との関係を失ってしまったのです。
永遠の命とは、この方との関係を取り戻す事に他なりません。

ところが、この箇所で、さらにピリポが質問します。
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ピリポはイエスに言った。「主よ。私たちに父を見せてください。そうすれば満足します。」
ヨハネの福音書14章8節
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ピリポは、現実的な人です。
ですから、こんなイエス様とのやりとりもあります。
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5 イエスは目を上げて、大ぜいの人の群れがご自分のほうに来るのを見て、ピリポに言われた。「どこからパンを買って来て、この人々に食べさせようか。」
6 もっとも、イエスは、ピリポをためしてこう言われたのであった。イエスは、ご自分では、しようとしていることを知っておられたからである。
7 ピリポはイエスに答えた。「めいめいが少しずつ取るにしても、二百デナリのパンでは足りません。」
ヨハネの福音書6章5-7節
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ここで、アンデレが持ってきた5つのパンと二匹の魚でイエス様は、そこにいた五千人を越える群衆を養われました。

そのピリポにイエス様は言われます。
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9 イエスは彼に言われた。「ピリポ。こんなに長い間あなたがたといっしょにいるのに、あなたはわたしを知らなかったのですか。わたしを見た者は、父を見たのです。どうしてあなたは、『私たちに父を見せてくださ
い。』と言うのですか。
10 わたしが父におり、父がわたしにおられることを、あなたは信じないのですか。わたしがあなたがたに言うことばは、わたしが自分から話しているのではありません。わたしのうちにおられる父が、ご自分のわざをし
ておられるのです。
11 わたしが父におり、父がわたしにおられるとわたしが言うのを信じなさい。さもなければ、わざによって信じなさい。
ヨハネの福音書14章9-11節
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イエス様は、ご自身が父なる神さまと同じである事を教えようとされました。
そして、その事を証明しているのは、イエス様の行っておられるわざであるという事も教えておられます。

ピリポは、イエス様と長い間一緒にいました。
でも、父なる神さまが、イエス様と共におられるということを考えませんでした。
イエス様のなさったことは、すべて、父なる神さまのなさったことでした。

「わたしのうちにおられる父が、ご自分のわざをしておられるのです。」

聖書が教えている真理、命とは、そして、それにいたる道とはなんでしょう。

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あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています。その聖書が、わたしについて証言しているのです。
ヨハネの福音書5章39節
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聖書は、道徳を教えているのではありません。
この聖書に書かれているのは、神様が、この世界を造り、私たちを作って下さったこと、そして、私たち人間は、神様の戒めを破り、神さまから離れてしまったという事実、
そして、神さまはそのようなわたしたちを、取り戻そうとしておられ、救いの計画をたて、それをなさったという事実。
それが、聖書に書かれていることです。

永遠の命というと、ばかばかしい御伽噺に思うかも知れません。
しかし、永遠の命は、本来人間が与えられていたものです。

それは、命の根源である方につながっている事によって得られるものです。

父なる神さまは、大きなエネルギーを生み出す発電機のようです。
しかし、どんなにその近くにいても、また、どんなに、その発電機が大きな電力をだすと知っていても、その発電機に線がつながっていないなら、電球一つつける事が出来ません。

この命の根源である方につながる道は一つしかありません。
それがイエス様です。

イエス様を信じるその事が、この命の根源であるかたにつながるのです。

なぜですか?
神の愛と義、そして、赦しは、イエス様の十字架を通して表されたからです。
ですからこの方以外に救いの道はありません。

真理への道、真の道は、イエス様です。
この方が、唯一つの天国への道なのです。
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この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」
使徒の働き4章12節
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ですから、この知らせは大切です。
このこと以外に人々を永遠の滅びから救う道はないからです。

真の道はイエス様です。
お祈りしましょう。

<いのり>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。




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シティーチャーチメッセージ20080601真の道
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