礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20080210
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取って食べなさい
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【 内容 】 聖餐の意味について。
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私達の為に、十字架に架かってくださった方。
血を流し、肉を裂いて、私達の罪の代価を払ってくださった方です。
この方を覚えて、御言葉を聞いてまいりましょう。

さて、いつものように、まずは、通読の箇所を見てみましょう。
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範囲・通読箇所
2月10日(日)[ ]レビ4-5 /[ ]マタ25:31-46
2月11日(月)[ ]レビ6-7 /[ ]マタ26:1-25
2月12日(火)[ ]レビ8-9 /[ ]マタ26:26-46
2月13日(水)[ ]レビ10-11 /[ ]マタ26:47-75
2月14日(木)[ ]レビ12-13 /[ ]マタ27:1-26
2月15日(金)[ ]レビ14 /[ ]マタ27:27-44
2月16日(土)[ ]レビ15-16 /[ ]マタ27:45-66
2月17日(日)[ ]レビ17-19 /[ ]マタ28
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旧約聖書はレビ記
新約聖書はマタイの福音書です。
マタイの福音書も、いよいよ、イエス様の十字架と復活という、クライマックスになります。
また、旧約聖書のレビ記jは、
いけにえの捧げ方
聖いものと聖くないもの
罪の詳細
など、律法の詳細が書かれています。
少し読みにくいかもしれませんが、これらのところもお読み下さい。

次に、バイブルQです。
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【 【 【 先週のバイブルQの答え・聖書箇所 】 】 】
 【 バイブルQ 】
旧約:安息日に火をたく事を、律法はどういっていますか?
新約:マタイの福音書23章で、イエス様は、律法の中ではるかに重要なものは何だと言われますか?
 【 バイブルQの答え・聖書箇所 】
旧約:火をたいてはならない。(出エジプト記35章3節)
新約:正義、あわれみ、誠実。(マタイの福音書23章23節)

 【 バイブルQ 】
旧約:アロンの子ナダブとアビフは、何をしましたか?
新約:イエス様が捕らえられた時の大祭司は誰でしたか?
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答えはこうなっています。
また、次のバイブルQの箇所も探してみてください。
皆さん聖書を読みましょう。

さて、では、いつものように、本日の聖書箇所を開きましょう。
本日の聖書箇所は、マタイの福音書26章です。
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【 聖書箇所 】マタイの福音書26章26節
・新改訳Up50(贈呈p46英対p84)
・新改訳Vp56(贈呈p52)・口語訳p44
・新共同訳p53 (贈呈p53英対p80)
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では、司会者おねがいします。
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【 聖書箇所のテキスト 】
26:26 また、彼らが食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福して後、これを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取って食べなさい。これはわたしのからだです。」
26:27 また杯を取り、感謝をささげて後、こう言って彼らにお与えになった。「みな、この杯から飲みなさい。
26:28 これは、わたしの契約の血です。罪を赦すために多くの人のために流されるものです。
26:29 ただ、言っておきます。わたしの父の御国で、あなたがたと新しく飲むその日までは、わたしはもはや、ぶどうの実で造った物を飲むことはありません。」
26:30 そして、賛美の歌を歌ってから、みなオリーブ山へ出かけて行った。
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はい。ありがとうございます。
では、続いて、主題聖句を教会学校の皆さんでお願いします。

<あんしょう>

では、皆さんで言いましょう。
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【 主題聖句 】
これは、わたしの契約の血です。罪を赦すために多くの人のために流されるものです。
マタイの福音書26章28節
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では、今日はこの所から、
「取って食べなさい」
と題しまして、御言葉を共に見てまいりたいと思います。

今回の聖書箇所は、マタイの26章です。
この26章全体は、非常に長い章で、75節まであるのですが、その内容も豊富です。
ざっと見ると。
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・イエス様の十字架の預言・香油の注ぎ・最後の晩餐・ユダの裏切り
・ゲッセマネの祈り・捕らえられたイエス様・ペテロのつまずき
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というところです。
この中の最後の晩餐が、今回の聖書箇所です。

この最後の晩餐は、イエス様が弟子たちとなされた過ぎ越しの食事です。

過ぎ越しの食事は、そもそも、出エジプトにおいて、神様がモーセに命じられたものです。
このように命じられています。
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12:3 イスラエルの全会衆に告げて言え。この月の十日に、おのおのその父祖の家ごとに、羊一頭を、すなわち、家族ごとに羊一頭を用意しなさい。
12:4 もし家族が羊一頭の分より少ないなら、その人はその家のすぐ隣の人と、人数に応じて一頭を取り、めいめいが食べる分量に応じて、その羊を分けなければならない。
12:5 あなたがたの羊は傷のない一歳の雄でなければならない。それを子羊かやぎのうちから取らなければならない。
12:6 あなたがたはこの月の十四日までそれをよく見守る。そしてイスラエルの民の全集会は集まって、夕暮れにそれをほふり、
12:7 その血を取り、羊を食べる家々の二本の門柱と、かもいに、それをつける。
12:8 その夜、その肉を食べる。すなわち、それを火に焼いて、種を入れないパンと苦菜を添えて食べなければならない。
12:9 それを、生のままで、または、水で煮て食べてはならない。その頭も足も内臓も火で焼かなければならない。
12:10 それを朝まで残してはならない。朝まで残ったものは、火で焼かなければならない。
12:11 あなたがたは、このようにしてそれを食べなければならない。腰の帯を引き締め、足に、くつをはき、手に杖を持ち、急いで食べなさい。これは主への過越のいけにえである。
出エジプト記12章3-11節
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これは、何のためか、というと、続きにこう書いてあります。

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12:12 その夜、わたしはエジプトの地を巡り、人をはじめ、家畜に至るまで、エジプトの地のすべての初子を打ち、また、エジプトのすべての神々にさばきを下そう。わたしは主である。
12:13 あなたがたのいる家々の血は、あなたがたのためにしるしとなる。わたしはその血を見て、あなたがたの所を通り越そう。わたしがエジプトの地を打つとき、あなたがたには滅びのわざわいは起こらない。
12:14 この日は、あなたがたにとって記念すべき日となる。あなたがたはこれを主への祭りとして祝い、代々守るべき永遠のおきてとしてこれを祝わなければならない。
12:15 あなたがたは七日間種を入れないパンを食べなければならない。その第一日目に、あなたがたの家から確かにパン種を取り除かなければならない。第一日から第七日までの間に種を入れたパンを食べる
者は、だれでもイスラエルから断ち切られるからである。
12:16 また第一日に聖なる会合を開き、第七日にも聖なる会合を開かなければならない。この期間中、どんな仕事もしてはならない。ただし、みなが食べなければならないものだけは作ることができる。
12:17 あなたがたは種を入れないパンの祭りを守りなさい。それは、ちょうどこの日に、わたしがあなたがたの集団をエジプトの地から連れ出すからである。あなたがたは永遠のおきてとして代々にわたって、この日
を守りなさい。
出エジプト記12章12-17節
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その要約はこうです。
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12:26 あなたがたの子どもたちが『この儀式はどういう意味ですか。』と言ったとき、
12:27 あなたがたはこう答えなさい。『それは主への過越のいけにえだ。主がエジプトを打ったとき、主はエジプトにいたイスラエル人の家を過ぎ越され、私たちの家々を救ってくださったのだ。』」すると民はひざま
ずいて、礼拝した。
出エジプト記12章26-27節
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少し、引用が長くなりましたが、
過ぎ越しのまつりとは何なのか、わかっていただけたでしょうか?

この過ぎ越しのまつりは、かれらが、奴隷であったエジプトから主なる神様が救い出して下さった事を記念するものでした。

この中で、彼らは、小羊の血によって、守られ、そして、罪を象徴するパン種を除いたパンを食べたのです。
それで、この過ぎ越しの祭りは、種無しパンの祭りとも言われます。

ここで、過ぎ越しの祭りの為に殺される小羊こそ、イエス様を象徴するものです。
また、ここで、食されるパンは、混ざりものの無い神の言葉を象徴するものであり、
また、それは、神の言葉であるイエス様を象徴するものでもあります。

後にこれらは、儀式として、形を変え、家々では、パンを食べ、また、契約の血を象徴するものとして、ぶどう酒を飲むようになります。

その契約の血、また、ぶどう酒こそ、イエス様の血潮を表すものです。

罪の贖いの為に流された血潮、また、罪の赦しの為にさかれた体、それをイエス様は、食べるようにと弟子たちに差し出されました。

そして、その中で、言われます。
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また、彼らが食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福して後、これを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取って食べなさい。これはわたしのからだです。」
マタイの福音書26章26節
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また、杯についても言われます。
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26:27 また杯を取り、感謝をささげて後、こう言って彼らにお与えになった。「みな、この杯から飲みなさい。
26:28 これは、わたしの契約の血です。罪を赦すために多くの人のために流されるものです。
マタイの福音書26章27-28節
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私達が、毎月第一の聖日に行っている聖餐式は、このような意味があります。

ところで、この中で、先ほどのところを見ますと、こう書いてありました。
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また、彼らが食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福して後、これを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取って食べなさい。これはわたしのからだです。」
マタイの福音書26章26節
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ここで、とって食べなさいと書いてあります。

皆さん。旧約聖書を見てみたいと思いますが、
「取って食べてはならない。」
と書いてあるところがあります。

どこでしょうか?
それは、創世記の2章です。
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16 神である主は、人に命じて仰せられた。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。
17 しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ。」
創世記2章16-17節
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ここで、神様は、善悪の知識の木からは、取って食べてはならないと命じておられます。
これは、重要な命令です。

そこには、食べる時、必ず死ぬと書いてあるからです。
この罪は、必ず死ぬという結果を伴うものでした。

この
「取って食べてはならない」
に対して、
イエス様は、私達に、取って食べなさいといわれます。

ところで、善悪の知識の木についてお話しましたが、この木と一緒にもう一つの木がありました。
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神である主は、その土地から、見るからに好ましく食べるのに良いすべての木を生えさせた。園の中央には、いのちの木、それから善悪の知識の木とを生えさせた。
創世記2章9節
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このいのちの木という木は、創世記と箴言、そして黙示録に登場する木です。
その木は、永遠の命を与える木であるようです。
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神である主は仰せられた。「見よ。人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るようになった。今、彼が、手を伸ばし、いのちの木からも取って食べ、永遠に生きないように。」
創世記3章22節
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ところが、その木から私たち人間は引き離されました。
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こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた。
創世記3章24節
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しかし、イエス様は、永遠の命を与えるものとしてこられました。
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47 まことに、まことに、あなたがたに告げます。信じる者は永遠のいのちを持ちます。
48 わたしはいのちのパンです。
49 あなたがたの先祖は荒野でマナを食べたが、死にました。
50 しかし、これは天から下って来たパンで、それを食べると死ぬことがないのです。
51 わたしは、天から下って来た生けるパンです。だれでもこのパンを食べるなら、永遠に生きます。またわたしが与えようとするパンは、世のいのちのための、わたしの肉です。」
ヨハネの福音書6章47-51節
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コリント人への手紙第一を見てみましょう。
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23 私は主から受けたことを、あなたがたに伝えたのです。すなわち、主イエスは、渡される夜、パンを取り、
24 感謝をささげて後、それを裂き、こう言われました。「これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行ないなさい。」
25 夕食の後、杯をも同じようにして言われました。「この杯は、わたしの血による新しい契約です。これを飲むたびに、わたしを覚えて、これを行ないなさい。」
26 ですから、あなたがたは、このパンを食べ、この杯を飲むたびに、主が来られるまで、主の死を告げ知らせるのです。
コリント人への手紙第一11章23-26節
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私たちは、この聖餐に預かります。
それは、イエス様がなしてくださった、十字架の犠牲を覚え、流された血潮と、裂かれた御体を覚える事であり、
また、永遠の命を与えるパンであるイエス様の御体を頂く事でもあります。

では、そのイエス様はどんな方ですか?
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初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
ヨハネの福音書1章1節
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ヨハネの福音書は、ここから続いて、イエス様が神の言葉であると証言しています。
イエス様は、神の言葉が人となられた存在です。
ですから、私たちが、主の御体に与るとは、この御言葉に与ることでもあるのです。

皆さん聖書を読みましょう。
また、このパンを食べたものは、主が来られるまで主の死を告げ知らせるのだと書いてあります。
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ですから、あなたがたは、このパンを食べ、この杯を飲むたびに、主が来られるまで、主の死を告げ知らせるのです。
コリント人への手紙第一11章26節
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私たちは、この事を覚えましょう。
主がこられるまで、主の十字架と復活を宣べ伝えるものとさせていただきましょう。
お祈りします。

<いのり>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。



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シティーチャーチメッセージ20080210取って食べなさい
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