礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20071230
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神のご計画の成就
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【 内容 】 神様の救いのご計画とイエス様の誕生。
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
この世界の全てが、神様のご計画の中にあり、その御手の中で導かれています。
この主なる神様を覚えつつ、御言葉を聞いて参りましょう。

さて、クリスマスの一通りの行事が終わりました。
皆さん。お祈り、ご奉仕ありがとうございました。
それぞれに、神様の守りと導きと祝福の中にある集会でした。

また、今年は、24日イブの夜と、25日クリスマスの朝に、
礼拝を持ちました。

そのための案内を、キャロリングで、駅前で配っての集会でした。
参加は、イブが私と娘、クリスマスが、私と家内という結果でしたが、
しかし、クリスマスの語源が、キリストとミサつまり、キリストを礼拝する事から来ており、
また、博士たちや、羊飼いたちも、イエス様を礼拝したのですから、
礼拝をもってクリスマスを迎える感謝なひと時でした。

これから、毎年このように出来ればと考えています。
と、いうよりも、私達の教会は、365日24時間礼拝を目指しています。
そうなった時には、どの時も関係なく、この一年365日全ての時間、
教会において、神様に礼拝を捧げているという事です。

どうぞ、この事の為にもお祈り下さい。

さて、一年間の通読も今日と明日となりました。
もう読み終えた方もあるかも知れません。
いかがだったでしょうか?

あなたが聖書を通読する時、かならず、神様は通読箇所から語られるようになります。
いや、不思議なほど、通読箇所にそってあなたの日々の歩みが導かれている事を感じるようになります。
そして、そこに神様との、より親密な関係が出来てきます。
皆さん是非、聖書を読みましょう。
さて、年を越しますが、今週の通読箇所は、こうなります。
一月と二月の通読表も出来ておりますのでお持ち帰り下さい。
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12月30日(日)[ ]マラキ1-2 /[ ]黙21
12月31日(月)[ ]マラキ3-4 /[ ]黙22
1月1日(火)[ ]創1-3 /[ ]マタ1
1月2日(水)[ ]創4-6 /[ ]マタ2
1月3日(木)[ ]創7-9 /[ ]マタ3
1月4日(金)[ ]創10-12 /[ ]マタ4
1月5日(土)[ ]創13-16 /[ ]マタ5:1-24
1月6日(日)[ ]創17-18 /[ ]マタ5:25-48
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マラキ書の中で、特に重要なのは、
十分の一に関する事柄と、
預言者エリヤに関する預言です。

十分の一は、本来神様のものです。
しかし、神様は、それを捧げるものを祝福すると約束して下さいました。

あなたが、受けた収入の十分の一を計算して、神様に捧げ物としておかえしする。
それは、あなたの人生の全ての領域に祝福を受けるカギです。
逆にそれを惜しむ事は、あなたの受けるべき祝福を閉じてしまう事になります。
心から感謝をもって、十分の一を捧げましょう。

さて、続いて創世記に入ります。
この創世記は、聖書を理解するうえで、非常に重要です。
時間が無いので、細かくは話せませんが、創世記の中心は、
創造、堕落、洪水、バベル。
そして、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフの物語です。

もし、創世記を学びたい方は、申し出てくだされば時間をおとりします。

しかし、学ぶにしても、聖書の通読をする事無しには、理解が出来ません。
是非、創世記をお読み下さい。
この創世記の理解が、マタイの福音書のキリストの系図に出てくるアブラハムにつながります。

さて、バイブルQはこうなります。

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【 【 【 先週のバイブルQの答え・聖書箇所 】 】 】
 【 バイブルQ 】
旧約:ゼカリヤが幻に見た、エパ枡の中の女は、どこに運ばれましたか?
新約:ヨハネが幻に見た女の額にはどんな名が書かれていましたか?

 【 バイブルQの答え・聖書箇所 】
旧約:シヌアルの地。(ゼカリヤ書5章11節)
新約:すべての淫婦と地の憎むべきものとの母、大バビロン。(黙示録17章5節)

 【 バイブルQ 】
旧約:アダムは何年生きたと書いてありますか?
新約:イエス様は、いつ、どこでお生まれになりましたか?
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ここで、このゼカリヤ書に出てくるエパ枡の中の女、シヌアルの地に運ばれた女と、
ヨハネの見た女の姿が、非常に似たものである事を覚えておいて下さい。
一般に、シヌアルとは、バビロニア地方の事であると考えられます。
そこに世の終わり、世界を支配する様な、国が出てくるということです。
反キリストは、その国のリーダーかも知れません。

次のバイブルQも、是非、聖書から探しておいてください。

さて、聖書箇所に入ります。

本日の聖書箇所は、マタイの福音書です。

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【 聖書箇所 】マタイの福音書1章15-25節
・新改訳Up1(贈呈p1英対p2)
・新改訳Vp1(贈呈p1)・口語訳p1
・新共同訳p1 (贈呈p1英対p1)
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では、司会者お願いします。

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【 聖書箇所のテキスト 】
マタイの福音書1章15-25節
1:15 エリウデにエレアザルが生まれ、エレアザルにマタンが生まれ、マタンにヤコブが生まれ、
1:16 ヤコブにマリヤの夫ヨセフが生まれた。キリストと呼ばれるイエスはこのマリヤからお生まれになった。
1:17 それで、アブラハムからダビデまでの代が全部で十四代、ダビデからバビロン移住までが十四代、バビロン移住からキリストまでが十四代になる。
1:18 イエス・キリストの誕生は次のようであった。その母マリヤはヨセフの妻と決まっていたが、ふたりがまだいっしょにならないうちに、聖霊によって身重になったことがわかった。
1:19 夫のヨセフは正しい人であって、彼女をさらし者にはしたくなかったので、内密に去らせようと決めた。
1:20 彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現われて言った。「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。
1:21 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」
1:22 このすべての出来事は、主が預言者を通して言われた事が成就するためであった。
1:23 「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。)
1:24 ヨセフは眠りからさめ、主の使いに命じられたとおりにして、その妻を迎え入れ、
1:25 そして、子どもが生まれるまで彼女を知ることがなく、その子どもの名をイエスとつけた。
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では、続いて主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
このすべての出来事は、主が預言者を通して言われた事が成就するためであった。
マタイの福音書1章22節
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はい、ありがとうございます。
では、このところから、
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神のご計画の成就
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と題しまして、御言葉を見て参りたいと思います。

クリスマスも終わったようですが、ここで、聖書の通読箇所は、降誕のところとなります。
イエス様がお生まれになり、イエスと名づけられた。

これが、マタイの福音書の最初です。

このイエスという名前は、もともと、ヘブル語でイエシュアー。
そして、おなじ名前が、旧約聖書のヨシュアです。
モーセの後継者であったホセアをモーセはヨシュアと名づけました。
ヘブル語のイエシュアーが、日本語でヨシュア
ギリシャ読みするとイエスとなるということです。
そして、このヨシュアは、「主は救い」という意味を持っていました。

イエス様は、最初から、救い主として生まれてこられたのです。

ところで、聖書は、そもそも、旧約聖書はヘブル語、新約聖書はギリシャ語で書かれており、
当然他の言語に直す上で、発音その他に差が出てきます。
ですから、名称にあまりこだわるのは良くないのですが、
このイエスという名称や、ヨシュアという名称が、
英語ですと、ジーザスやジョシュアに変わります。

ギリシャ語でのIをなぜか、英語はJで読んでしまうからですが、
ギリシャ語をそのまま見ていると、
イエス様の名前は、イエスースで、
これが、日本語では、イエスといわれたり、イエススと言われたり、イエズスといわれたりするわけです。

ただ、いろいろな言葉を聴くと、人は最初に聞いたものや、耳障りのいいものを正しいと考えますから、
他のが間違いかのように考える事がありますが、そうではありません。
そもそも、人の名前を、他の言葉に直す事に無理があるのだという事です。

まあ、全くの余談ですが、聖書を読む上で、このようなことで、余り引っかからない為に御話ししておこうと思いました。

話しを戻します。

今回の聖書箇所は、マタイの福音書ですが、その冒頭はこうです。

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アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図。
マタイの福音書1章1節
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イエス様は、アブラハムの子孫です。
と、このことが、マタイの福音書では重要な事として冒頭に書いてあります。
また、その次に重要なのは、ダビデの子孫です。

でも、アブラハムが誰か、ダビデが誰が知らない人には関係ありません。

ナルニア国物語の中のもっとも重要な役はアスランというライオンです。
このアスランは、物語の中で、イエス様のような役割をします。
そして、その国の本来の王でもあるのです。
物語の中で、ビーバーが主人公の子供たちに言います。
アスランが動き出したんです。

ビーバーは大変なニュースを告げたつもりなのに、こどもたちはきょとんとしています。
アスランを知らないからです。
ナルニア国物語のブームも過ぎましたが、お勧めです。
是非お読み下さい。
先日、宇治を走っていて、旧24号線沿いにアスランというレストランを見つけました。
どうでもいいですが、、。

ここで、アブラハム、ダビデについて、説明をしていないということは、マタイの福音書は、
アブラハムや、ダビデの事を当然知っているだろうと言う前提だとわかります。

このマタイの福音書は、本来は、ユダヤ人に向けて書かれたものです。

ユダヤ人はこの記述をそのまま受け入れるなら、
アブラハムの子孫、ダビデの子孫というだけで、イエス様の立場がわかります。
もちろん、アブラハムの子孫は沢山います。
ユダヤ人はみんなアブラハムの子孫です。
また、ダビデの子孫も当時沢山いました。
しかし、ここで、冒頭に、アブラハムの子孫という時、それは、
アブラハムの祝福を付けつぐ一人の子孫をさしていました。
また、ダビデの子孫というとき、それも、ダビデの王としての権威を受け継ぐ一人である事をさしていました。

そして、マタイは、このことを、系図あげて、説明しているのです。
このアブラハムの系図、ダビデの家系に、それを受け継ぐものとしてイエス様が来られたという事です。

今回、この系図の中で、こうかいてあります。

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1:15 エリウデにエレアザルが生まれ、エレアザルにマタンが生まれ、マタンにヤコブが生まれ、
1:16 ヤコブにマリヤの夫ヨセフが生まれた。キリストと呼ばれるイエスはこのマリヤからお生まれになった。
マタイの福音書
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3:23 教えを始められたとき、イエスはおよそ三十歳で、人々からヨセフの子と思われていた。このヨセフは、ヘリの子、順次さかのぼって、
3:24 マタテの子、レビの子、メルキの子、ヤンナイの子、ヨセフの子、

3:31 メレヤの子、メナの子、マタタの子、ナタンの子、ダビデの子、
ルカの福音書
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となっていて、系図が違います。

これは、マタイが父方の系図を示していて、ルカが母方の系図を示しているからです。
そして、そのどちらもが、ダビデにつながります。

このことはまた、約束は、ダビデからソロモンではなく、ただ、ダビデの子孫にあることがわかります。

ところで、このダビデとソロモンの違いは何でしょう。
一番の大きな違いは、ソロモンは知恵と知識を求め、
ダビデは、主ご自身を求めた事です。
あなたが、求めるものは何でしょう。
目に見える物でしょうか?
知識でしょうか?
しかし、私たちが最も求めなければならないのは、主御自身です。
そして、この主に目を向け、主の御言葉を読み、祈るのです。

さて、本来イスラエルの王権は、ユダ族にあると預言されています。
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王権はユダを離れず、統治者の杖はその足の間を離れることはない。ついにはシロが来て、国々の民は彼に従う。
創世記49章10節
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これは、ヤコブが臨終の床で、その息子たちについて預言したものです。
また、ダビデについては、こう書いてあります。

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主は、王に救いを増し加え、油そそがれた者、ダビデとそのすえに、とこしえに恵みを施されます。
詩篇18篇50節
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わたしのしもべダビデが彼らの王となり、彼ら全体のただひとりの牧者となる。彼らはわたしの定めに従って歩み、わたしのおきてを守り行なう。
エゼキエル書37章24節
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イエス様は、約束の中で、こられました。

しかも、乙女から、うまれるものとして、

イザヤ書には、こう書いてあります。
++++++++++
それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。
イザヤ書7章14節
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インマヌエルと名づけられる方。
インマヌエルそれは、神共におられるという意味です。

その方は、イエス様です。
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「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。)
マタイの福音書1章23節
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これが、イエス様の預言された誕生の背景です。

ただ、この方は処女から生まれたからすごいのだとかそういうことではなく、
神様の預言のとおり、そして、聖書の通りに生まれてこられたかたなのです。

もっとも古い預言はこれです。
++++++++++
わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」
創世記3章15節
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創世記で主は、女から生まれるものが、悪魔を砕くと預言されました。

イエス様の誕生は、このような、神様のご計画の中にありました。
それは、人の立派さや、逆に、イエス様が、貧しい境遇にお生まれになったかわいそうさではなく、
神様のその偉大なご計画の中にあったのです。

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1:20 彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現われて言った。「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。
1:21 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」
1:22 このすべての出来事は、主が預言者を通して言われた事が成就するためであった。
マタイの福音書
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そして、そのおなじご計画の中で、私たちはいま救われ、生かされています。

それゆえに、わたしたちは、この聖書をよく読まなければなりません。
新しいとしも、御言葉を見つめ、祈り、聖霊に燃やされて歩ませていただきましょう。

主を覚えてお祈りしましょう。

<いのり>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20071230神のご計画の成就
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