礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20071125
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知恵にふさわしい行ない
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【 内容 】 正しい告白と態度
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちに信仰を与え、信仰から信仰へと導いて下さる方です。
この方を覚えて聖書の御言葉を開いて参りましょう。

聖書は神の言葉。命のパン。私達の霊の食物。
また、イエス様そのものです。
皆さん聖書を読みましょう。

まずは、聖書通読です。
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11月25日(日)[ ]エゼ32-33 /[ ]ヤコブ1
11月26日(月)[ ]エゼ34-36 /[ ]ヤコブ2
11月27日(火)[ ]エゼ37-38 /[ ]ヤコブ3
11月28日(水)[ ]エゼ39-40 /[ ]ヤコブ4
11月29日(木)[ ]エゼ41-43 /[ ]ヤコブ5
11月30日(金)[ ]エゼ44-45 /[ ]Tペテ1
12月1日(土)[ ]エゼ46-48 /[ ]Tペテ2
12月2日(日)[ ]ダニ1-2 /[ ]Tペテ3
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今週の通読は、
旧約聖書がエゼキエル書の最後の方です。
このエゼキエル書の最後の方には、きよめと回復が預言されています。
エルサレムの神殿から流れる水は、命を与え、そして、町の名は、『主はここにおられる。』と呼ばれるようになります。
それは、私たちにとっても、慰めと励ましのメッセージです。
また、新約聖書はヤコブの手紙、最後のほうにペテロの手紙に入ります。
ヤコブの手紙については、このあとお話の中で説明したいと思います。
皆さん是非、聖書を読みましょう。

バイブルQはこうなります。
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 【 バイブルQ 】
旧約:エゼキエル書に出てくるオホリバとは何のことですか?
新約:信仰はどのようなものですか?
 【 バイブルQの答え・聖書箇所 】
旧約:エルサレムのこと。(エゼキエル書23章4節)
新約:望んでいる事柄を保証し、目に見えないものを確信させるもの。(ヘブル人への手紙11章1節)

 【 バイブルQ 】
旧約:エゼキエルたちが捕囚となって25年目は、町が占拠されてから何年目でしたか?
新約:主は、へりくだるものをどうされますか?
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旧約聖書からの問題ですが、エゼキエル書の中で、主は、エルサレムを、オホリバという女性に例えてその罪を示します。
新約聖書からの問題は、信仰はどのようなものか?という問いですが、これは、
望んでいる事柄を保証し、目に見えないものを確信させるもの。
と、書かれています。
私たちは、信仰すなわち神への信頼により、まだ見ていないものを確信するのです。
また、この信仰を主は励まして下さいます。

次のバイブルQも皆さん聖書から探してみてください。

では、続いて、聖書を開きましょう。
本日の聖書箇所は、ヤコブの手紙です。

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【 聖書箇所 】ヤコブの手紙3章1-18節
・新改訳Up410(贈呈p357英対p678)
・新改訳Vp448(贈呈p407)・口語訳p362
・新共同訳p424 (贈呈p424英対p626)
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では、司会者お読み下さい。

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【 聖書箇所のテキスト 】
3:1 私の兄弟たち。多くの者が教師になってはいけません。ご承知のように、私たち教師は、格別きびしいさばきを受けるのです。
3:2 私たちはみな、多くの点で失敗をするものです。もし、ことばで失敗をしない人がいたら、その人は、からだ全体もりっぱに制御できる完全な人です。
3:3 馬を御するために、くつわをその口にかけると、馬のからだ全体を引き回すことができます。
3:4 また、船を見なさい。あのように大きな物が、強い風に押されているときでも、ごく小さなかじによって、かじを取る人の思いどおりの所へ持って行かれるのです。
3:5 同様に、舌も小さな器官ですが、大きなことを言って誇るのです。ご覧なさい。あのように小さい火があのような大きい森を燃やします。
3:6 舌は火であり、不義の世界です。舌は私たちの器官の一つですが、からだ全体を汚し、人生の車輪を焼き、そしてゲヘナの火によって焼かれます。
3:7 どのような種類の獣も鳥も、はうものも海の生き物も、人類によって制せられるし、すでに制せられています。
3:8 しかし、舌を制御することは、だれにもできません。それは少しもじっとしていない悪であり、死の毒に満ちています。
3:9 私たちは、舌をもって、主であり父である方をほめたたえ、同じ舌をもって、神にかたどって造られた人をのろいます。
3:10 賛美とのろいが同じ口から出て来るのです。私の兄弟たち。このようなことは、あってはなりません。
3:11 泉が甘い水と苦い水を同じ穴からわき上がらせるというようなことがあるでしょうか。
3:12 私の兄弟たち。いちじくの木がオリーブの実をならせたり、ぶどうの木がいちじくの実をならせたりするようなことは、できることでしょうか。塩水が甘い水を出すこともできないことです。
3:13 あなたがたのうちで、知恵のある、賢い人はだれでしょうか。その人は、その知恵にふさわしい柔和な行ないを、良い生き方によって示しなさい。
3:14 しかし、もしあなたがたの心の中に、苦いねたみと敵対心があるならば、誇ってはいけません。真理に逆らって偽ることになります。
3:15 そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです。
3:16 ねたみや敵対心のあるところには、秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行ないがあるからです。
3:17 しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。
3:18 義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。
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続いて、主題聖句を教会学校の皆さんお願いします。
<あんしょう>
では、皆さんで言いましょう。
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【 主題聖句 】
あなたがたのうちで、知恵のある、賢い人はだれでしょうか。その人は、その知恵にふさわしい柔和な行ないを、良い生き方によって示しなさい。
ヤコブの手紙3章13節
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はい。ありがとうございます。
では、今日はこのところから、
「知恵にふさわしい行ない」
と題しまして、聖書の言葉を見てまいりましょう。

さて、ヤコブ書です。
このヤコブの手紙は、ルターが藁の書と読んだ本です。

藁の書とは、価値がないとかそういう事ですが、
ガラテヤ書、ローマ書から、信仰による義を説き、宗教改革を起こしたルターにとって、
行いを強調するかに見えるヤコブ書は、無価値に見えたのでしょう。

しかし、このヤコブの手紙は、神への信仰と信頼の書です。

そして、この書の中で、行いについて書かれているのは、
信仰は、当然行いを生じるのだというまっとうな論理です。
そのことは、後ほどもう少し詳しく見てみたいと思います。

ヤコブの手紙ということで、この手紙は、冒頭こう書いてあります。
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神と主イエス・キリストのしもべヤコブが、国外に散っている十二の部族へあいさつを送ります。
ヤコブの手紙1章1節
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ところで、このヤコブには諸説があります。
ヤコブという名前は、アブラハムの子、イサクの子で、後にイスラエルと呼ばれたヤコブです。
当然、ユダヤ人の間では、良くつけられる名前です。
ですから、イエス様がおられたころも、沢山のヤコブさんがいたわけです。

イエス様の弟子たちの中で有名なのは、このヤコブです。
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そこからなお行かれると、イエスは、別のふたりの兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、父ゼベダイといっしょに舟の中で網を繕っているのをご覧になり、ふたりをお呼びになった。
マタイの福音書4章21節
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ヨハネの兄弟であった、ゼベダイの子ヤコブは、最初の殉教者であったステパノについで、使徒の中では最初の殉教者となります。

しかし、このヤコブの手紙の著者として、一番伝統的な説は、エルサレムの教会の長老であった、イエス様の兄弟ヤコブです。

このヤコブは、ガラテヤ人への手紙にも出てきます。
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しかし、主の兄弟ヤコブは別として、ほかの使徒にはだれにも会いませんでした。
ガラテヤ人への手紙1章19節
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このヤコブも、ユダヤ人の歴史家ヨセフスによると、AD62年頃、エルサレムで大祭司アンナスに捕らえられ、石打の刑にされたといわれます。

このヤコブの手紙、冒頭をもう少し見てみましょう。
1章2節はこれです。
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私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。
ヤコブの手紙1章2節
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ここを見ますと、いきなり、試練を喜びと思いなさいと、はじまります。
ここに、著者であるヤコブの信仰を見ます。

このことは、聖書の様々な所に出てきます。
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いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。
ピリピ人への手紙4章4節

いつも喜んでいなさい。
テサロニケ人への手紙第一5章16節
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主にあって喜ぶことは、最終的に、私達の信仰を完全なものにするということが、この続きに書かれています。

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3 信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。
4 その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な者となります。
ヤコブの手紙1章3-4節
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私たちは、日々の生活の中で、また、仕事の中で、学業の中で、時として、様々な困難な状況に直面します。
その時、喜びなさいと聖書は語るのです。

それは、私たちが完全なものになる為だと聖書は言います。

全ての事について、喜ぶ。

テサロニケ人への手紙第一にはこうも書いてあります。
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すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
テサロニケ人への手紙第一5章18節
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全ての事について感謝しなさい。

あなたにとって良い事があったら感謝しなさいとは書いてありません。
全ての事についてと書いてあるのです。

わたしも、自分の気に入らない事があると、不満に思う事があります。

しかし、主にあって喜ぶ事感謝する事は、二つの理由によって大切な事です。

まず、一つは、全ての事を主は治めておられ、ご存知であるということです。
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二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょう。しかし、そんな雀の一羽でも、あなたがたの父のお許しなしには地に落ちることはありません。
また、あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。
マタイの福音書10章29-30節
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髪の毛さえ知っておられ、この方の許し無しに一羽の雀も地に落ちないのです。

ということは、この世界に起こる全てのことは、主の許しなしに起こらないということです。
但し、ここで、ヤコブの手紙1章13-14節にこう書いてあります。

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だれでも誘惑に会ったとき、神によって誘惑された、と言ってはいけません。神は悪に誘惑されることのない方であり、ご自分でだれを誘惑なさることもありません。
人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。
ヤコブの手紙1章13-14節
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ここで、私たちの罪の性質そのものが問題だとわかります。

もう一つの問題があります。
ヨブ記を少し読んで見ましょう。
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6 ある日、神の子らが主の前に来て立ったとき、サタンも来てその中にいた。
7 主はサタンに仰せられた。「おまえはどこから来たのか。」サタンは主に答えて言った。「地を行き巡り、そこを歩き回って来ました。」
8 主はサタンに仰せられた。「おまえはわたしのしもべヨブに心を留めたか。彼のように潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっている者はひとりも地上にはいないのだが。」
9 サタンは主に答えて言った。「ヨブはいたずらに神を恐れましょうか。
10 あなたは彼と、その家とそのすべての持ち物との回りに、垣を巡らしたではありませんか。あなたが彼の手のわざを祝福されたので、彼の家畜は地にふえ広がっています。
11 しかし、あなたの手を伸べ、彼のすべての持ち物を打ってください。彼はきっと、あなたに向かってのろうに違いありません。」
12 主はサタンに仰せられた。「では、彼のすべての持ち物をおまえの手に任せよう。ただ彼の身に手を伸ばしてはならない。」そこで、サタンは主の前から出て行った。
ヨブ記1章6-12節
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ここで、サタンすなわち悪魔が、神様に許可を得てこのことをしているのがわかります。

問題そのものを主が起こされるのではありません。
しかし、そのような問題を主は時として許されます。
それは、何のためか、それは、私たちが完全なものとなるためです。

もう一つは、神様は、私達の為に、御子さえも与えてくださった良い父だと言う事です。

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神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
ヨハネの福音書3章16節
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クリスマスの飾り付けを、あちらこちらで見るようになりました。
このクリスマスで大切な事は、ご自身のひとり子をお与えになった父なる神様の愛です。

イエス様は言われます。
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イエスは彼に言われた。「なぜ、良いことについて、わたしに尋ねるのですか。良い方は、ひとりだけです。もし、いのちにはいりたいと思うなら、戒めを守りなさい。」
マタイの福音書19章17節
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父なる神様は、私たちを愛してくださっておられる良い方です。

皆さん。私たちを愛してくださっておられる良い方が、世界の全てを治めておられるのです。

そして、聖書はこういいます。
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あなたがたのあった試練はみな人の知らないようなものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせるようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、
試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。
コリント人への手紙第一10章13節
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主は、真実な方ですから、試練と共に脱出の道も与えてくださるのです。

しかも、それらの問題のすべてについて、聖書はいいます。
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神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
ローマ人への手紙8章28節
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わたしたちが、このことを信じているなら、私たちは、不満を口に出す必要がありません。

ヤコブの手紙は、このことを知っている信徒に向けて書かれています。
そして、今、皆さんはこのことを知っておられます。

この箇所で、口の告白についても、書かれています。

告白、また、宣言、口から出る言葉について、もう少し考えておく事があります。

それは、私たちが、今、神様の子どもであるということです。
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あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもです。
ガラテヤ人への手紙3章26節
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神の子は神様の力と権威を相続しています。
創世記にこうかいてあります。
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そのとき、神が「光よ。あれ。」と仰せられた。すると光ができた。
創世記1章3節
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神様は、この世界の全てをその言葉によって創造されました。
わたしたちは、同じように、その告白によって世界を変えてしまうことが出来ます。
イエス様は言われました。
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それから、イエスは百人隊長に言われた。「さあ行きなさい。あなたの信じたとおりになるように。」すると、ちょうどその時、そのしもべはいやされた。
マタイの福音書8章13節
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神様が、この世界をその言葉によって造られよいものとされたように、
私たちは、私達の宣言によりその通りにする事が出来ると聖書はいっているのです。

つまり、あなたが、自分は不幸になると 宣言すれば、そのようになるということです。

逆にあなたが、全てを喜び感謝していくなら、この世界の全てはあなたにとって益となります。

わたしたちは、この事をしんじ、そして、正しい告白をするのです。
しかし、その正しい告白とは、自分の都合のよい事ではありません。

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しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。
義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。
ヤコブの手紙3章17-18節
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わたしたちは、主にあって、愛と平和を平和を追い求めるものとして、正しい告白をし、正しい言葉を語り、喜びと感謝をもって歩ませていただきましょう。
お祈りします。

<いのり>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。


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シティーチャーチメッセージ20071125知恵にふさわしい行ない
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