礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20071014
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第一のものイエス・キリスト
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【 内容 】 イエス様が、第一のものであること。 
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
イエス様は、すべてに勝る方、初めからおられた方です。
この方を覚えて、御言葉を聞いてまいりましょう。

まず、聖書通読は、
旧約聖書は、イザヤ書が今週で終わります。そして、エレミヤ書に入ります。
新約聖書は、ピリピ人への手紙からコロサイ人への手紙、そして、テサロニケ人への手紙第一となります。
皆さん是非、聖書をお読み下さい。

バイブルQは、こうなります。

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【 【 【 先週のバイブルQの答え・聖書箇所 】 】 】
旧約:「恐れるな。虫けらのヤコブ、イスラエルの人々。」どこに書いてありますか?
新約:愛されている子どもらしくどのようになりなさいと言われますか?
 【 バイブルQの答え・聖書箇所 】
旧約:イザヤ書41章14節
新約:神にならう者となりなさい。(エペソ人への手紙5章1節)


 【 バイブルQ 】
旧約:「起きよ。光を放て。」どこに書かれていますか?
新約:知恵と知識との宝のすべてはどこに隠されていますか?
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このイザヤ書41章の御言葉は、
「わたしはあなたを助ける。――主の御告げ。――あなたを贖う者はイスラエルの聖なる者。」
と続きます。

皆さん。私たちは、主に贖われたものです。
そして、自分がどんなに弱い存在に感じる時も、助け主なる主がおられるのです。

また、そのように、愛されている子どもとして、神にならうものとなりなさいと、主は言われます。
父なる神様の愛、そして、イエス様の愛にしっかりと根ざして歩むものとさせていただきましょう。

さて、では、本日の聖書箇所をお読み戴きたいと思います。
本日の聖書箇所は、コロサイ人への手紙1章です。

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【 聖書箇所 】 コロサイ人への手紙1章9-20節
・新改訳Up357(贈呈p311英対p592)
・新改訳Vp389(贈呈p354)・口語訳p314
・新共同訳p368 (贈呈p368英対p550)
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では、司会者お読み下さい。

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【 聖書箇所のテキスト 】
1:9 こういうわけで、私たちはそのことを聞いた日から、絶えずあなたがたのために祈り求めています。どうか、あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころに関する真の知識に満たされますよ
うに。
1:10 また、主にかなった歩みをして、あらゆる点で主に喜ばれ、あらゆる善行のうちに実を結び、神を知る知識を増し加えられますように。
1:11 また、神の栄光ある権能に従い、あらゆる力をもって強くされて、忍耐と寛容を尽くし、
1:12 また、光の中にある、聖徒の相続分にあずかる資格を私たちに与えてくださった父なる神に、喜びをもって感謝をささげることができますように。
1:13 神は、私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。
1:14 この御子のうちにあって、私たちは、贖い、すなわち罪の赦しを得ています。
1:15 御子は、見えない神のかたちであり、造られたすべてのものより先に生まれた方です。
1:16 なぜなら、万物は御子にあって造られたからです。天にあるもの、地にあるもの、見えるもの、また見えないもの、王座も主権も支配も権威も、すべて御子によって造られたのです。万物は、御子によって造ら
れ、御子のために造られたのです。
1:17 御子は、万物よりも先に存在し、万物は御子にあって成り立っています。
1:18 また、御子はそのからだである教会のかしらです。御子は初めであり、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、ご自身がすべてのことにおいて、第一のものとなられたのです。
1:19 なぜなら、神はみこころによって、満ち満ちた神の本質を御子のうちに宿らせ、
1:20 その十字架の血によって平和をつくり、御子によって万物を、ご自分と和解させてくださったからです。地にあるものも天にあるものも、ただ御子によって和解させてくださったのです。
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では、続いて、主題聖句を教会学校の皆さんでお願いします。

<あんしょう>

では、皆さんでお願いします。
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【 主題聖句 】
御子は、万物よりも先に存在し、万物は御子にあって成り立っています。
コロサイ人への手紙1章17節
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では、このところから、
第一のものイエス・キリスト
と題しまして、御言葉を見てまいりましょう。

まず、コロサイ人への手紙ということで、コロサイですが、黙示録の七つの教会のすぐそばにあります。
今のトルコの西にあり、ラオデキヤとは、20キロも離れていないようですね。
ですから、この手紙は、ラオデキヤでも読まれるようにと、パウロは書いており、また、ラオデキヤからの手紙も読むようにと書かれています。

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この手紙があなたがたのところで読まれたなら、ラオデキヤ人の教会でも読まれるようにしてください。あなたがたのほうも、ラオデキヤから回ってくる手紙を読んでください。
コロサイ人への手紙4章16節
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このラオデキヤは、黙示録に出てくる七つの教会の一つで、神様から厳しい叱責を受けているラオデキヤです。

黙示録は、その預言と、不思議さの為に、書かれている事を、現実から離れた象徴的なこととして見てしまいがちです。
しかし、そこに出てくる七つの教会は、実際にそこにあり、人々が主にあって歩んでいたのです。
ですから、前回のお話にもありましたが、不思議な空想話にとらわれることなく、しっかりと聖書の御言葉に根ざして信仰生活を歩んで行きましょう。

このコロサイの教会は、パウロの直接の宣教によるものでなく、エパフラスの働きによるものだといわれます。

その事を少し見てみましょう。

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6 この福音は、あなたがたが神の恵みを聞き、それをほんとうに理解したとき以来、あなたがたの間でも見られるとおりの勢いをもって、世界中で、実を結び広がり続けています。福音はそのようにしてあなたがたに
届いたのです。
7 これはあなたがたが私たちと同じしもべである愛するエパフラスから学んだとおりのものです。彼は私たちに代わって仕えている忠実な、キリストの仕え人であって、
8 私たちに、御霊によるあなたがたの愛を知らせてくれました。
9 こういうわけで、私たちはそのことを聞いた日から、絶えずあなたがたのために祈り求めています。どうか、あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころに関する真の知識に満たされますよう
に。
コロサイ人への手紙1章6-9節
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この中で、福音は、勢いを持って、世界中で、実を結び広がり続けていると、書かれており、そして、エパフラスが、パウロたちに代わって働きをしていることがわかります。
このエパフラスは、この手紙が書かれた時は、パウロと一緒にいたようです。

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あなたがたの仲間のひとり、キリスト・イエスのしもべエパフラスが、あなたがたによろしくと言っています。彼はいつも、あなたがたが完全な人となり、また神のすべてのみこころを十分に確信して立つことができるよ
う、あなたがたのために祈りに励んでいます。
コロサイ人への手紙4章12節
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パウロの働きは、当時のローマの支配下に福音が伝わる上で、大きな働きでした。
しかし、その働きは、パウロ一人の手によるものではありませんでした。
この手紙の冒頭にも出てきますが、

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神のみこころによる、キリスト・イエスの使徒パウロ、および兄弟テモテから、
コロサイ人への手紙1章1節
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パウロの同労者であるテモテ、
そして、手紙の最後の挨拶に出てきますが、
テキコ、オネシモ、バルナバ、マルコ、ユスト、エパフラス

こういった人たちが、一緒に働いて、この福音は伝えられていったのです。

でも、先ほどみましたように、
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この福音は、あなたがたが神の恵みを聞き、それをほんとうに理解したとき以来、あなたがたの間でも見られるとおりの勢いをもって、世界中で、実を結び広がり続けています。福音はそのようにしてあなたがたに届
いたのです。
コロサイ人への手紙1章6節
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このように、誰かの働きによるからではなく、福音そのものがもつ力によって、勢いを持って、実を結び、広がっていきました。

パウロは、広がり続けていると書いていますが、このヨーロッパの地中海に面したところで、広がり始めた福音は、どこまで広がりましたか?

遠く、世界の果ての、この日本にまで、広がり、届いたのです。
もちろん、多くの人々が、さまざまな思いをもって、この福音を遠くに、全世界に届けようとして、働いてこられました。
そして、そのような働き無くして、福音がここに届く事はなかったでしょう。

しかし、福音は、私達の心を動かして、その事をさせる力を持っているのです。

皆さん。
私たちが、福音の素晴らしさを感じ、福音に私たち自身が心動かされて行くなら、その事は、必ず行動となって現れます。
それが、世界中で実を結ぶのです。
それは、福音の力です。

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それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。
マルコの福音書16章15節
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イエス様ご自身が、こう、私たちに命じておられます。
ですから、福音を伝える事は大切な事です。

でも、一つ、皆さんにお願いしておきたいのは、皆さん自身が、本当に福音の素晴らしさを知り、体験し、その上で、福音を伝えていくという事です。

私は、昔はよく、あちらこちらとラーメンを食べて、美味しいところを探していました。
おいしいラーメン屋さんを見つけると、黙っていられません。
どこどこは、美味しいと、ついつい、皆に話してしまいます。

ラーメンと福音を比較すると、不謹慎だといわれる方もおられるかもしれません。

もちろん、福音は、どんなに美味しいラーメンより素晴らしいものです。
比較することは出来ません。
でも、気をつけていただきたいのは、あなたにとって、いいたくていいたくてしかたのないものに、福音がなっているかどうかです。

福音の素晴らしさ、それは、こうして、教会で話しを聞き、祈り、礼拝し、賛美する時には、ああ素晴らしいと思いますが、
外に出て、思い返したとき、外にあるものと比べて、どれほど素晴らしいと感じるでしょうか?

是非、皆さん福音の素晴らしさを体験しましょう。
そのためには何が必要ですか?

私は、まず、聖書を読むことをお勧めします。
しかしそれだけではダメです。
祈る事です。

聖書の御言葉を読み、父なる神様がどんな方か、御子イエス様がどんな方か、そして、聖霊様がどんな方かを知り、
また、私たちが、主によってどのようにしてくださったか、主がどれほど私たちを愛して下さったか、今も愛してくださっておられるかを知る。
そして、その主に向かって祈るのです。
祈る事で、いまも生きて働いておられる主を体験するのです。

神様は今も生きておられます。

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こういうわけで、私たちはそのことを聞いた日から、絶えずあなたがたのために祈り求めています。どうか、あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころに関する真の知識に満たされますよう
に。
コロサイ人への手紙1章9節
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この方は私たちをどうする事がお出来になるのですか?
続きにこうかいてあります。

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10 また、主にかなった歩みをして、あらゆる点で主に喜ばれ、あらゆる善行のうちに実を結び、神を知る知識を増し加えられますように。
11 また、神の栄光ある権能に従い、あらゆる力をもって強くされて、忍耐と寛容を尽くし、
12 また、光の中にある、聖徒の相続分にあずかる資格を私たちに与えてくださった父なる神に、喜びをもって感謝をささげることができますように。
13 神は、私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。
14 この御子のうちにあって、私たちは、贖い、すなわち罪の赦しを得ています。
コロサイ人への手紙1章10-14節
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この事がどんなに大きなことなのか、それには、私たちが、霊的な事を理解する力が必要です。
しかし、その事も、御言葉を読み祈る事によります。

この大きな恵みは、イエス様によって与えられました。

そのイエス様について、パウロは言います。

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1:15 御子は、見えない神のかたちであり、造られたすべてのものより先に生まれた方です。
1:16 なぜなら、万物は御子にあって造られたからです。天にあるもの、地にあるもの、見えるもの、また見えないもの、王座も主権も支配も権威も、すべて御子によって造られたのです。万物は、御子によって造ら
れ、御子のために造られたのです。
1:17 御子は、万物よりも先に存在し、万物は御子にあって成り立っています。
コロサイ人への手紙1章15-17節
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このことが、はっきりと書かれているのが、ヨハネの福音書のこの箇所です。

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1 初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
2 この方は、初めに神とともにおられた。
3 すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。
4 この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。

14 ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。
ヨハネの福音書1章1-4節、14節
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皆さん。
ここで、神のことばが人となって、私達の間に住まわれたと書かれています。
そして、その方は、神でした。
また、神と共におられたかたです。
そして、全てのものを造られたかたです。

そうです。
全てのものをイエス様が造られたのです。

こう聞いて、ばかばかしいと思いますか?

この世に、さまざまな教えがあります。
立派な人、修行して立派になった人、そういう人が沢山おられます。

ある教祖は、いいます。
自分が生まれてこの世界は完成した。
だから、この世界は自分が造ったんだ。

それは、詭弁でしかありません。

イエス様とその様な人たちを比較する事は出来ません。

イエス様は、そのなされたことが素晴らしいから神の御子なのではなく、最初から神の御子だからです。
イエス様は、事実、世の初めからおられ、この世界を造られたのです。
そして、神の御子が、この地に人の姿をとってこられたのです。

箴言には、イエス様は知恵と言う姿で、このように出てこられます。
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22 主は、その働きを始める前から、そのみわざの初めから、わたしを得ておられた。
23 大昔から、初めから、大地の始まりから、わたしは立てられた。
24 深淵もまだなく、水のみなぎる源もなかったとき、わたしはすでに生まれていた。
25 山が立てられる前に、丘より先に、わたしはすでに生まれていた。
26 神がまだ地も野原も、この世の最初のちりも造られなかったときに。
27 神が天を堅く立て、深淵の面に円を描かれたとき、わたしはそこにいた。
28 神が上のほうに大空を固め、深淵の源を堅く定め、
29 海にその境界を置き、水がその境を越えないようにし、地の基を定められたとき、
30 わたしは神のかたわらで、これを組み立てる者であった。わたしは毎日喜び、いつも御前で楽しみ、
31 神の地、この世界で楽しみ、人の子らを喜んだ。
箴言8章22-31節
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イエス様は、神様のかたわらで、よろこびをもって、この世界を組み立てられました。

その世界が、人類の罪によって、堕落した時、この世界を救う為にご自身人となってこられたのです。

このことを見逃すと、キリスト教は、他の宗教と何が違うのかわからなくなってしまいます。

イエス様は、神様です。
そして、この世界は、このイエス様によって創造されたのです。

イエス様は、私達を愛し、私達の為に人となり、そして、十字架の死にまでも従われたのです。

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6 キリストは、神の御姿であられる方なのに、神のあり方を捨てることができないとは考えないで、
7 ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられたのです。
8 キリストは人としての性質をもって現われ、自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われたのです。
ピリピ人への手紙2章6-8節
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ですから、あなたにとって、この方は、遠い国の誰かではなく、あなたを作られた方。
そして、あなたを愛しておられるかた。
あなたの為に救いを成し遂げてくださった方なのです。

教会のかしらであり、死者の中から最初に生まれたかた、また、第一のものとなられた方、十字架の血によって、万物を和解させられた方です。

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18 また、御子はそのからだである教会のかしらです。御子は初めであり、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、ご自身がすべてのことにおいて、第一のものとなられたのです。
19 なぜなら、神はみこころによって、満ち満ちた神の本質を御子のうちに宿らせ、
20 その十字架の血によって平和をつくり、御子によって万物を、ご自分と和解させてくださったからです。地にあるものも天にあるものも、ただ御子によって和解させてくださったのです。
コロサイ人への手紙1章18-20節
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ですから、この世界において、イエスキリストは、全てです。
私たちは、この御子によって、贖われ、そして、父なる神様と和解させられ、恵みの中に生かされているのです。

この主を覚えて祈りましょう。

<いのり>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。


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シティーチャーチメッセージ20071014第一のものイエス・キリスト
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