礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20071007
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キリストのからだを建て上げるために 
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【 内容 】 主にあって一つとされキリストの体を建て上げる。
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちを、ご自身の身体である教会として建てあげて下さる方です。
この方を覚えて、主の御言葉を聞いてまいりましょう。

さて、今週の聖書通読は、
旧約聖書がイザヤ書です。
イザヤ書で、今週の箇所は、
イスラエルの荒廃の預言。
44章偶像崇拝のおろかさ、
42章などは、イエス様に関する預言などが書かれています。
新約聖書がエペソ人への手紙からピリピ人への手紙へと入ります。
皆さん共に聖書を読みましょう。

バイブルQはこうです。

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【 【 【 先週のバイブルQの答え・聖書箇所 】 】 】
旧約:ヒルキヤの子エルヤキムはどのようなものとして召されましたか?
新約:ガラテヤ人への手紙4章28節、クリスチャンは、どのようなものですか?

 【 バイブルQの答え・聖書箇所 】
旧約:執事シェブナの権威を持ち、エルサレムとユダの家の父となる。(イザヤ書22章)
新約:イサクのように約束の子ども。(ガラテヤ人への手紙4章28節)

 【 バイブルQ 】
旧約:「恐れるな。虫けらのヤコブ、イスラエルの人々。」どこに書いてありますか?
新約:愛されている子どもらしくどのようになりなさいと言われますか?
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これらも、是非聖書で確かめて下さい。

さて、では、本日の聖書箇所をお読みいただきましょう。
本日の聖書箇所は、エペソ人への手紙です。

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【 聖書箇所 】エペソ人への手紙4章11-32節
・新改訳Up345(贈呈p301英対p575)
・新改訳Vp377(贈呈p344)・口語訳p304
・新共同訳p 356(贈呈p356英対p534)
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では、司会者お願いします。

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【 聖書箇所のテキスト 】
4:11 こうして、キリストご自身が、ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を伝道者、ある人を牧師また教師として、お立てになったのです。
4:12 それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためであり、
4:13 ついに、私たちがみな、信仰の一致と神の御子に関する知識の一致とに達し、完全におとなになって、キリストの満ち満ちた身たけにまで達するためです。
4:14 それは、私たちがもはや、子どもではなくて、人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により、教えの風に吹き回されたり、波にもてあそばれたりすることがなく、
4:15 むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。
4:16 キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるの
です。
4:17 そこで私は、主にあって言明し、おごそかに勧めます。もはや、異邦人がむなしい心で歩んでいるように歩んではなりません。
4:18 彼らは、その知性において暗くなり、彼らのうちにある無知と、かたくなな心とのゆえに、神のいのちから遠く離れています。
4:19 道徳的に無感覚となった彼らは、好色に身をゆだねて、あらゆる不潔な行ないをむさぼるようになっています。
4:20 しかし、あなたがたはキリストのことを、このようには学びませんでした。
4:21 ただし、ほんとうにあなたがたがキリストに聞き、キリストにあって教えられているのならばです。まさしく真理はイエスにあるのですから。
4:22 その教えとは、あなたがたの以前の生活について言うならば、人を欺く情欲によって滅びて行く古い人を脱ぎ捨てるべきこと、
4:23 またあなたがたが心の霊において新しくされ、
4:24 真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造り出された、新しい人を身に着るべきことでした。
4:25 ですから、あなたがたは偽りを捨て、おのおの隣人に対して真実を語りなさい。私たちはからだの一部分として互いにそれぞれのものだからです。
4:26 怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。
4:27 悪魔に機会を与えないようにしなさい。
4:28 盗みをしている者は、もう盗んではいけません。かえって、困っている人に施しをするため、自分の手をもって正しい仕事をし、ほねおって働きなさい。
4:29 悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。
4:30 神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。
4:31 無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。
4:32 お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。
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ありがとうございます。
では、主題聖句を教会学校の皆さんお願いします。
<あんしょう>
はい。では、皆さんでいいましょう。
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【 主題聖句 】
むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。
エペソ人への手紙4章15節
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では、今日は、このところから
キリストの身体を立てあげるために
と題しまして、御言葉を見てまいりたいと思います。

さて、まず、エペソです。
エペソは、黙示録に出てくる七つの教会の一つですから、この今のトルコの西にあります。
ギリシャに面したこの付近は、パウロが何度か伝道に行ったところでした。

パウロは、この手紙の冒頭でこういいます。
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神のみこころによるキリスト・イエスの使徒パウロから、キリスト・イエスにある忠実なエペソの聖徒たちへ。
エペソ人への手紙1章1節
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忠実なエペソの聖徒達へ

このエペソについて、 黙示録の中で、主はこう語られます。
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2 「わたしは、あなたの行ないとあなたの労苦と忍耐を知っている。また、あなたが、悪い者たちをがまんすることができず、使徒と自称しているが実はそうでない者たちをためして、その偽りを見抜いたことも知って
いる。
:3 あなたはよく忍耐して、わたしの名のために耐え忍び、疲れたことがなかった。
黙示録2章2-3節
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エペソの教会は労苦し、忍耐し、主に使える教会でした。
この後、主は、しかし、非難するところがあると、エペソの教会が初めの愛から離れていると、語られますが、それは、彼らがもともと、本当に愛をもって主に仕えていたことを表しています。

さて、このエペソ書4章ですが、初めにこう書いてあります。

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4:1 さて、主の囚人である私はあなたがたに勧めます。召されたあなたがたは、その召しにふさわしく歩みなさい。
4:2 謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって互いに忍び合い、
4:3 平和のきずなで結ばれて御霊の一致を熱心に保ちなさい。
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私たちが、召しにふさわしく歩み、また、愛をもって互いに忍び合い、御霊の一致を保つ。

その少し前に、パウロは、エペソの人々をとりなしてこう祈っていますが、その中にこうあります。

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17 こうしてキリストが、あなたがたの信仰によって、あなたがたの心のうちに住んでいてくださいますように。また、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、
18 すべての聖徒とともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、
19 人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。
エペソ人への手紙3章17-19節
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エペソの人々は、愛に根ざし、愛に基礎を置きいている人々でした。

エペソの教会の基礎は、愛でした。

今回の聖書箇所は、5役者と呼ばれる、教会の働き人のことから始まります。

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11 こうして、キリストご自身が、ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を伝道者、ある人を牧師また教師として、お立てになったのです。
12 それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためであり、
13 ついに、私たちがみな、信仰の一致と神の御子に関する知識の一致とに達し、完全におとなになって、キリストの満ち満ちた身たけにまで達するためです。
14 それは、私たちがもはや、子どもではなくて、人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により、教えの風に吹き回されたり、波にもてあそばれたりすることがなく、
15 むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。
エペソ人への手紙4章11-12節
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そして、その目的は、キリストのからだを立てあげるためと書かれています。
しかし、その基礎は、愛でなければならないのです。

その愛はキリストの愛です。

そのキリストの愛の上で、キリストご自身が、リーダーたちを立てていかれます。
そのようなリーダーとして、
使徒、預言者、伝道者、牧師、教師
があげられています。

それらの働きは、すべて、キリストのからだを建て上げる為です。
そして、それは、全ての信徒が、キリストのみたけにまで達するためだと書いてあります。

なかでも、14節15節を見ますと、

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14 それは、私たちがもはや、子どもではなくて、人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により、教えの風に吹き回されたり、波にもてあそばれたりすることがなく、
15 むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。
エペソ人への手紙4章11-12節
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ここで、愛をもって真理を語るのは、リーダーたちではありません。
全ての信徒が、愛をもって真理を語るのです。
また、あらゆるてんにおいて成長するのです。

ここで、教えに吹きまわされる事無く、愛をもって真理をかたり、成長するのだと書いてあります。
いま、さまざまな、教えが、語られます。
教会だけでなく、その外にも、よいと言われる物が沢山あります。

しかし、私たちが、良いものを判断する基準は、愛です。
神を愛し、隣人を愛するキリストの愛が、基準です。
この聖書の愛に照らして、物事を判断する必要があるのです。

そして、パウロは、おごそかにこう勧めます。

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17 そこで私は、主にあって言明し、おごそかに勧めます。もはや、異邦人がむなしい心で歩んでいるように歩んではなりません。
18 彼らは、その知性において暗くなり、彼らのうちにある無知と、かたくなな心とのゆえに、神のいのちから遠く離れています。
エペソ人への手紙4章17-18節
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おごそかは、辞書では、威儀正しく威厳があるさま。といわれますが、そのように威厳をもってパウロは、このことを勧めています。
それは、むなしい心で歩んではならないということです。
むなしいとは、空っぽだということで、かたちだけで中身がないなどと言う意味ですが、
そのような、空っぽの心で歩んではならない。ということです。

なぜ、空っぽになっているのか、それは、無知とかたくなな心のゆえに、神様をしめだし、神のいのちから離れているからです。
では、その空っぽの心には何がないといけないのですか?
それは、神様の愛です。

どんなに、この世で形を整えようとしても、すべてはむなしいのです。

教会で、こられた方ににこやかに挨拶をする。
そういうことを形だけ整える事も出来るかもしれません。
でも、そんな事は百貨店でもやっています。
しかし、どんなに形を整えても心の中が空っぽではどうしようもないのです。

教会は、神を愛し、隣人を愛する愛によって建てあげられていくのです。
それには、私達の中に本当の愛が無ければなりません。
イエス様がおられなければならないのです。

そして、パウロはまた、勧めます。
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22 その教えとは、あなたがたの以前の生活について言うならば、人を欺く情欲によって滅びて行く古い人を脱ぎ捨てるべきこと、
23 またあなたがたが心の霊において新しくされ、
24 真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造り出された、新しい人を身に着るべきことでした。
エペソ人への手紙4章22-24節
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わたしたちが、そのような以前の生活を脱ぎすって、心が新しくされ、新しい人を着る。
真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造りだされた 新しい人。
それは、すなわちキリストです。

私たちは、キリストを着なければならないのです。

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主イエス・キリストを着なさい。肉の欲のために心を用いてはいけません。
ローマ人への手紙13章14節
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この後、25節から30節までに書かれている事を見てみましょう。

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25 ですから、あなたがたは偽りを捨て、おのおの隣人に対して真実を語りなさい。私たちはからだの一部分として互いにそれぞれのものだからです。
26 怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。
27 悪魔に機会を与えないようにしなさい。
28 盗みをしている者は、もう盗んではいけません。かえって、困っている人に施しをするため、自分の手をもって正しい仕事をし、ほねおって働きなさい。
29 悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。
30 神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。
エペソ人への手紙4章25-30節
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偽りをすてる。
憤ったままでいない。
悪魔に機会を与えない。
盗まない。
正しい仕事をする。
ほねおって働く。
悪い言葉を出さない。
人の徳を養う言葉を話す。
神の聖霊を悲しませない。

これらは、さきのキリストを着ること無しにも出来ると感じる事もあるかも知れません。
しかし、私たちは、これらの事を、キリストを着てなすようにと言われているのです。

つづくこの言葉もそうです。

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31 無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。
32 お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。
エペソ人への手紙4章31-32節
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私たちは、道徳的に、すべて当たり前のこととして、これらを見てしまいがちです。
しかし、それは、キリストによってなしとげられるのです。
いや、これらを私たちは、キリストによって成し遂げなければならないのです。

神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように。とありますが、その神の愛が私達の中にないなら、それもまた出来ません。
私たちは、本当に、このキリストの愛。神の愛をしっかりと受け止めなければならないのです。

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15 むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。
16 キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるので
す。
エペソ人への手紙4章15-16節
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ここにあるように、このキリストの愛によってからだ全体、すなわち教会は結び合わされ、建てあげられるのです。

私たちは、その事を決して忘れてはなりません。
教会の中の人間関係が、人間的に気が合うとか、仲がいいとかその様なものであってはならないのです。

今回の箇所で、建て上げられていくもの、成長するものが二つあります。
それは、信徒一人一人と、教会です。

教会が立派に成長すれば、いいのでも、信徒が立派に成長すればいいのでもなく。
教会と信徒は、共に成長するのです。

神様は、教会をこの地上に作られました。
この教会は、どこまでも、神の愛による教会です。

神様が、私たちを、その様な教会として、また、私たち一人一人を、キリストのみたけへと立ち上げてくださるようにお祈りしましょう。

<いのり>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。


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シティーチャーチメッセージ20071007キリストのからだを建て上げるために 
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