礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20070923
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豊かに蒔く者 
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【 内容 】 豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<いのり>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、天と地の全てを造り治めておられる方です。
そして、豊かな恵みを与えて下さる方です。
この方を覚えて御言葉を聞いてまいりましょう。

さて、今週の聖書通読は、
旧約聖書が、
伝道者の書、雅歌、イザヤ書と続きます。
中で雅歌は、ソロモンの作った歌だといわれますが、男女の恋愛の歌です。
なぜ、その様な歌が、聖書の中に入っているのか。
それは、そのむつまじい関係こそが、私たちと神様との関係だからです。
その事を思って読んでいただければと思います。

そして、いよいよ、イザヤ書に入ります。
イザヤ書は聖書のほぼ中央に位置し、聖書の中の聖書です。
そこには、キリストについての預言がなされ、また、神様の愛が表れています。

新約聖書は、
コリント人への手紙第二
そして、ガラテヤ人への手紙と続きます。
是非お読み下さい。

バイブルQですが、こうなります。
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【 【 【 先週のバイブルQの答え・聖書箇所 】 】 】
旧約:あからさまに責めるのは、何に勝りますか?
新約:コリント人への手紙3章。御霊のある所には何がありますか?
 【 バイブルQの答え・聖書箇所 】
旧約:ひそかに愛する。(箴言27章5節)
新約:自由。(コリント人への手紙第二3章17節)

 【 バイブルQ 】
旧約:イザヤは誰の子どもですか?
新約:誇るものは何によって誇りなさいと書いてありますか?
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聖書を開いて確認して見て下さい。

さて、今回の聖書箇所に入ってまいりましょう。

今週の聖書箇所は、コリント人への手紙第二9章です。
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【 聖書箇所 】コリント人への手紙第二9章6-15節
・新改訳Up325(贈呈p284英対p543)
・新改訳Vp356(贈呈p324)・口語訳p287
・新共同訳p335 (贈呈p335英対p505)
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司会者お願いします。
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【 聖書箇所のテキスト 】
コリント人への手紙第二9章6-15節
9:6 私はこう考えます。少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。
9:7 ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛してくださいます。
9:8 神は、あなたがたを、常にすべてのことに満ちたりて、すべての良いわざにあふれる者とするために、あらゆる恵みをあふれるばかり与えることのできる方です。
9:9 「この人は散らして、貧しい人々に与えた。その義は永遠にとどまる。」と書いてあるとおりです。
9:10 蒔く人に種と食べるパンを備えてくださる方は、あなたがたにも蒔く種を備え、それをふやし、あなたがたの義の実を増し加えてくださいます。
9:11 あなたがたは、あらゆる点で豊かになって、惜しみなく与えるようになり、それが私たちを通して、神への感謝を生み出すのです。
9:12 なぜなら、この奉仕のわざは、聖徒たちの必要を十分に満たすばかりでなく、神への多くの感謝を通して、満ちあふれるようになるからです。
9:13 このわざを証拠として、彼らは、あなたがたがキリストの福音の告白に対して従順であり、彼らに、またすべての人々に惜しみなく与えていることを知って、神をあがめることでしょう。
9:14 また彼らは、あなたがたのために祈るとき、あなたがたに与えられた絶大な神の恵みのゆえに、あなたがたを慕うようになるのです。
9:15 ことばに表わせないほどの賜物のゆえに、神に感謝します。
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続いて、主題聖句を教会学校の皆さんでお願いします。
<あんしょう>
では、皆さんで言いましょう。
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【 主題聖句 】
私はこう考えます。少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。
コリント人への手紙第二9章6節
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この箇所から、
豊かに蒔く者
と題しまして、御言葉を開いて参りたいと思います。

今回の箇所は、パウロが献金について、すすめているところです。
コリントの人々は、捧げる事に関して、熱意をもっていました。

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1 聖徒たちのためのこの奉仕については、いまさら、あなたがたに書き送る必要はないでしょう。
2 私はあなたがたの熱意を知り、それについて、あなたがたのことをマケドニヤの人々に誇って、アカヤでは昨年から準備が進められていると言ったのです。こうして、あなたがたの熱心は、多くの人を奮起させまし
た。
コリント人への手紙第二9章1-2節
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そして、彼らの捧げ者は、周りの人々をも奮起させるものとなりました。
しかし、その献金に関して、パウロはこのように勧めます。

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そこで私は、兄弟たちに勧めて、先にそちらに行かせ、前に約束したあなたがたの贈り物を前もって用意していただくことが必要だと思いました。どうか、この献金を、惜しみながらするのではなく、好意に満ちた贈
り物として用意しておいてください。
コリント人への手紙第二9章5節
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「どうか、この献金を、惜しみながらするのではなく、好意に満ちた贈り物として用意しておいてください。」
この言葉から、今回の聖書箇所へと入って行きます。

今回の聖書箇所は、
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6 私はこう考えます。少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。
7 ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛してくださいます。
コリント人への手紙第二9章6-7節
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この最初が、今回の主題聖句です。
豊かに蒔く者は豊かに刈り取る。
こう、パウロは言います。

私はここ数年、メッセージの箇所を選ぶのに、通読表に併せています。
毎週、次の火曜日の箇所から、聖句を選びます。
ですから、自分の話したい事を話すような事が出来ません。
ただ、そこから、神様が何をおっしゃろうとしておられるかを汲み取るようにしています。

ついでにいいますと、通読表に併せて通読をされると、私のメッセージした箇所と、火曜日に出会います。
また、その事と、メッセージのことを併せて、水曜日に分かち合いをする事が出来ます。
是非、皆さん聖書を通読しましょう。

で、今回、このような、捧げ物に関する箇所になりました。
これは、実は3週間前に決まっていたことです。
ところが、丁度先週の半ばにある方とお話をしていて、献金の勧めもときには必要だというお話になりました。
私は、礼拝のメッセージのテーマは自分で決めず、聖霊様の導きによって決めると決めているのですが、今回丁度、この箇所から、主が、私たちに語って下さっておられることを感謝します。

この箇所で、パウロは、心できめたとおりにしなさい。
と、語るのですが、
その前に、
惜しみながらするのでなく、好意に満ちた贈り物として、用意して置いてくださいと語っています。

ここに、献金の心があります。
そして、献金は、結局のところ、神への感謝につきます。

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9:15 ことばに表わせないほどの賜物のゆえに、神に感謝します。
コリント人への手紙第二9章15節
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私たちは、神様の前に、感謝を捧げます。
ですから、はっきりいいます。
もし、貴方の中に神様への感謝や信仰、神様への愛が無いなら、捧げなくていいと思います。
でもそれはつまり、あなたが、神様と関係の無い事もあらわしています。
その事は、あなたがクリスチャンであるなら、大問題でしょう。

貴方の心がいったいどこにあるのか、それが最も明らかになるのが捧げ物です。
その中でも十分の一は非常に大切です。

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十分の一をことごとく、宝物倉に携えて来て、わたしの家の食物とせよ。こうしてわたしをためしてみよ。――万軍の主は仰せられる。――わたしがあなたがたのために、天の窓を開き、あふれるばかりの祝福をあな
たがたに注ぐかどうかをためしてみよ。
マラキ書3章10節
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ある方はいわれます。
私は、神様に感謝しています。
そして、心に決めたとおり捧げています。

しかし、その方は神様の前に十分の一すら捧げておられません。

どんなにいい言葉を並べても、その方に神様への感謝の無い事が、捧げ物に現れています。

もし、本当に神様への信頼と感謝が無いなら、十分の一を捧げることなど出来ません。
その分を必要の為に使ったほうがよっぽどいいと考えるでしょう。

しかし、神様に感謝を持って捧げるものを神様が喜び祝福して下さるのです。
その事を信じているから捧げるのです。

献金は確かに誰からも強いられるべきでない事です。
しかし、この箇所で、パウロが熱心に献金を勧めているのは、それが、祝福を開くカギであるからです。

今の十分の一のところでもそうですが、詩篇にはこうも書いてあります。

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感謝のいけにえをささげる人は、わたしをあがめよう。その道を正しくする人に、わたしは神の救いを見せよう。」
詩篇50篇23節
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以前お聞きしたこういうお話があります。
ある伝道者の方が、会社の社長さんから呼び出されました。
献金をしたいので受け取りに来て欲しいというのです。
ところが、そこに行って献金を受け取って帰るとき、連絡が入りました。
それは、その方の事業の一部が大変な状況になり、大きな損失があったという連絡でした。
社長さんが、先生待ってくださいといいます。
先生は、これで献金がダメになったかと考えました。
ところが、その社長さんは、いうのです。
今、献金したと同じ額をもう一度献金します。
そして、その献金を出されたのです。
先生は、事業が大変なのにいいのですか?
と聞くと、いえ、大変だから、神様に助けていただくために献金するのです。
と、言われたそうです。
その方にとっては、それが、事業が祝福される秘訣であったそうです。

神様は、心から捧げるもの、主に信頼して捧げるものを助けて下さいます。

最初に神様の喜ばれる捧げ物をした人はこの人です。

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また、アベルは彼の羊の初子の中から、それも最良のものを、それも自分自身で、持って来た。主は、アベルとそのささげ物とに目を留められた。
創世記4章4節
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精一杯、最良のものを捧げる。
その事を主は喜んでくださいます。
それは、見せ掛けの信仰では出来ません。
本当に、神様を信頼していなければ出来ないのです。

もし、貴方が、捧げる事が出来ないなら、聖書を読み、祈り、もっと神様の事を知りましょう。

それは、大切な事です。
あなたは、捧げる事の出来ない自分を認めなければなりません。
また、神様を信頼していないことをも認めなければなりません。
しかし、あなたが自分の罪を認め、不信仰を認め謙るなら、主は貴方を愛してくださいます。

聖書の中で、主が、お認めになった一つの捧げものはこれです。

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また、ある貧しいやもめが、そこにレプタ銅貨二つを投げ入れているのをご覧になった。
それでイエスは言われた。「わたしは真実をあなたがたに告げます。この貧しいやもめは、どの人よりもたくさん投げ入れました。
ルカの福音書21章2-3節
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彼女は、全財産を捧げたと書いてあります。
やもめの献金は、ほんの少しでした、しかし、それは、彼女の全てでした。
貴方の捧げる捧げものはどうでしょうか?
アベルの捧げたように、最良のもの、心からの捧げもの、そして、精一杯の捧げものでしょうか?

それが、どうであっても、私にはわかりません。
しかし、神様はその心をご覧になっています。
ですから、私たちは祈らなければなりません。

私たちが、こころから捧げる事が出来る様に。
そして、また、その事を通して、神様とのより深い信頼関係を持つ事が出来る様に。
お祈りしましょう。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。



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シティーチャーチメッセージ20070923豊かに蒔く者 
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