礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20070722
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勇気を出しなさい
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【 内容 】 主の励ましによって歩む。
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<いのり>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちをいつも励まし、導いてくださる方です。
この方を覚えて、御言葉を見てまいりましょう。

今週の聖書箇所通読は、
旧約が、ヨブ記
新約が、使徒の働きです。
ヨブ記の中での、ヨブの友人たちとヨブとの会話から皆さんは何を学ばれるでしょうか?
また、使徒の働きは、パウロが捕らえられ、ローマに送られて行く所です。
その中にも、主の御手が共にある事がわかります。

バイブルQの答えはこうなります。
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【 【 【 先週のバイブルQの答え・聖書箇所 】 】 】
旧約:アハシュエロス王はどこを治めていましたか?
新約:パウロは、御霊の示しにより、どこを通ってエルサレムに行く事にしましたか?
 【 バイブルQの答え・聖書箇所 】
旧約:ホドからクシュまで百二十七州。(エステル記1章1-2節)
新約:マケドニヤとアカヤ。(使徒の働き19章21節)
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アハシュエロス王とは誰か?それは、エステル記を読んでください。
また、パウロが通ろうとしたところは、マケドニヤとアカヤこれも、聖書で確認してみて下さい。

次のバイブルQは、
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 【 バイブルQ 】
旧約:ヨブに語ったエリファズは何人でしたか?
新約:パウロを殺す事を誓い合ったものはどれくらいいましたか?
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となっています。
聖書から探してみましょう。

さて、このバイブルQにも、パウロを殺す事を誓い合ったものはどれくらいいましたか?
とありますが、パウロはもともと、クリスチャンを迫害していた人です。
イエス様を信じてからは、誰よりも熱心な伝道者となりました。

しかし、そのために、パウロは命を狙われていました。

特に、今日の聖書通読箇所である、使徒の働き21章は、パウロにとって大きな事件の起こるところです。

それは、パウロがエルサレムに到着するところから始まります。

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17 エルサレムに着くと、兄弟たちは喜んで私たちを迎えてくれた。
18 次の日、パウロは私たちを連れて、ヤコブを訪問した。そこには長老たちがみな集まっていた。
使徒の働き21章17-18節
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パウロは、エルサレムで、ヤコブや長老たちに出会います。
しかし、パウロは、エルサレムで、穏便にすまない事を、預言によって、知らされていました。

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10 幾日かそこに滞在していると、アガボという預言者がユダヤから下って来た。
11 彼は私たちのところに来て、パウロの帯を取り、自分の両手と両足を縛って、「『この帯の持ち主は、エルサレムでユダヤ人に、こんなふうに縛られ、異邦人の手に渡される。』と聖霊がお告げになっています。」と
言った。
使徒の働き21章10-11節
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パウロにとっては、エルサレムに向かう事は、大きな決心のいることでした。
しかし、主は、パウロを、エルサレムへと導いておられました。

エルサレムに到着したパウロの身を案じる教会の長老たちは、パウロを守ろうとして、ユダヤの習慣にそった事を、パウロにさせるのですが、そのために神殿にいるところを見たユダヤ人たちが、騒ぎを起こし、パウ
ロは捕らえられてしまいます。
今回の聖書箇所は、そのパウロが、議会に連れて行かれて証言をするところからはじまります。
では、本日の聖書箇所をお読みいただきましょう。

本日の聖書箇所は、使徒の働き23章です。
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【 聖書箇所 】 使徒の働き23章1-11節
・新改訳Up253(贈呈p223英対p421)
・新改訳Vp276・口語訳p221
・新共同訳p260 (贈呈p260英対p397)
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では、司会者お読み下さい。
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【 聖書箇所のテキスト 】
23:1 パウロは議会を見つめて、こう言った。「兄弟たちよ。私は今日まで、全くきよい良心をもって、神の前に生活して来ました。」
23:2 すると大祭司アナニヤは、パウロのそばに立っている者たちに、彼の口を打てと命じた。
23:3 その時、パウロはアナニヤに向かってこう言った。「ああ、白く塗った壁。神があなたを打たれる。あなたは、律法に従って私をさばく座に着きながら、律法にそむいて、私を打てと命じるのですか。」
23:4 するとそばに立っている者たちが、「あなたは神の大祭司をののしるのか。」と言ったので、
23:5 パウロが言った。「兄弟たち。私は彼が大祭司だとは知らなかった。確かに、『あなたの民の指導者を悪く言ってはいけない。』と書いてあります。」
23:6 しかし、パウロは、彼らの一部がサドカイ人で、一部がパリサイ人であるのを見て取って、議会の中でこう叫んだ。「兄弟たち。私はパリサイ人であり、パリサイ人の子です。私は死者の復活という望みのことで、
さばきを受けているのです。」
23:7 彼がこう言うと、パリサイ人とサドカイ人との間に意見の衝突が起こり、議会は二つに割れた。
23:8 サドカイ人は、復活はなく、御使いも霊もないと言い、パリサイ人は、どちらもあると言っていたからである。
23:9 騒ぎがいよいよ大きくなり、パリサイ派のある律法学者たちが立ち上がって激しく論じて、「私たちは、この人に何の悪い点も見いださない。もしかしたら、霊か御使いかが、彼に語りかけたのかも知れない。」と
言った。
23:10 論争がますます激しくなったので、千人隊長は、パウロが彼らに引き裂かれてしまうのではないかと心配し、兵隊に、下に降りて行って、パウロを彼らの中から力ずくで引き出し、兵営に連れて来るように命じ
た。
23:11 その夜、主がパウロのそばに立って、「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない。」と言われた。
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続いて、主題聖句を、まずは、教会学校の皆さんでお願いします。

<あんしょう>

では、皆さんでいいましょう。
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【 主題聖句 】
勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない。
使徒の働き23章11節
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今日は、
勇気を出しなさい
と題しまして、御言葉を見てまいりたいと思います。

さて、パウロは、まず、自分自身の信仰生活から話しをはじめます。
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パウロは議会を見つめて、こう言った。「兄弟たちよ。私は今日まで、全くきよい良心をもって、神の前に生活して来ました。」
使徒の働き23章1節
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それは、自分も律法を正しく守り行っているユダヤ人である事をわかってもらうためでした。
しかし、その事が、受け入れられないのを知り、こう叫びました。

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しかし、パウロは、彼らの一部がサドカイ人で、一部がパリサイ人であるのを見て取って、議会の中でこう叫んだ。「兄弟たち。私はパリサイ人であり、パリサイ人の子です。私は死者の復活という望みのことで、さば
きを受けているのです。」
使徒の働き23章6節
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ここにサドカイ人とパリサイ人が出てきます。

サドカイ人は、祭司の家系に連なる裕福な上流階級でした。
また、これに対し、パリサイ人は、中流階級の人々の中で、律法を厳格に守ろうとした人々でした。

サドカイ人は、一般に、死者の復活を認めず、パリサイ人との間に、教えの違いがあったことから、もともとパリサイ人であるパウロは、自分の立場を語ったのでした。
その事により、議会は割れ、大混乱となり、パウロは無理やり議会から連れ出され、ローマの兵に守られる事になりました。

パウロは、エルサレムで自分がとらわれる事を知っていました。
しかし、その事を覚悟して、パウロはエルサレムにやってきました。
使徒の働きにこうかいてあります。
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するとパウロは、「あなたがたは、泣いたり、私の心をくじいたりして、いったい何をしているのですか。私は、主イエスの御名のためなら、エルサレムで縛られることばかりでなく、死ぬことさえも覚悟しています。」と
答えた。
使徒の働き21章13節
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パウロは、エルサレムで、ついに捕らえられてしまいました。
パウロは、死ぬ事さえ覚悟していました。
しかし、主は、このパウロに、大きな計画を持っておられたのです。

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その夜、主がパウロのそばに立って、「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない。」と言われた。
使徒の働き23章11節
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主は、パウロに、ここからローマへの道を開かれます。
裁判の為にローマに送られる事になるのです。
パウロは、ローマに行く事を望んでいました。
彼は、捉えられた事により、ローマの船によって、ローマに連れて行かれることになるのです。

パウロは、そのローマにおいて、福音を語ります。

しかし、パウロが捕らえられたその夜、ここで、主がパウロのそばに立って、「勇気を出しなさい。」と語っておられます。

パウロは、死ぬ覚悟さえして、このエルサレムにやってきました。
また、使徒の働きの19章にはこう書いてあります。

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これらのことが一段落すると、パウロは御霊の示しにより、マケドニヤとアカヤを通ったあとでエルサレムに行くことにした。そして、「私はそこに行ってから、ローマも見なければならない。」と言った。
使徒の働き19章21節
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パウロは、自分がローマに行く事を御霊によって示されていました。
主の導きの確信があり、守りの中にあるパウロでしたが、彼は、主に励まされる必要があったのです。

主の励ましというと、この箇所を思い出します。

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11 さて主の使いが来て、アビエゼル人ヨアシュに属するオフラにある樫の木の下にすわった。このとき、ヨアシュの子ギデオンはミデヤン人からのがれて、酒ぶねの中で小麦を打っていた。
12 主の使いが彼に現われて言った。「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。」
13 ギデオンはその御使いに言った。「ああ、主よ。もし主が私たちといっしょにおられるなら、なぜこれらのことがみな、私たちに起こったのでしょうか。私たちの先祖たちが、『主は私たちをエジプトから上らせたでは
ないか。』と言って、私たちに話したあの驚くべきみわざはみな、どこにありますか。今、主は私たちを捨てて、ミデヤン人の手に渡されました。」
14 すると、主は彼に向かって仰せられた。「あなたのその力で行き、イスラエルをミデヤン人の手から救え。わたしがあなたを遣わすのではないか。」
士師記6章11-14節
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主は、さかぶねの中に隠れていたギデオンを勇士よ と呼び出されました。

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主の使いが彼に現われて言った。「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。」
士師記6章12節
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ここで、ギデオンに対し、主の使いが語ったのは、
主があなたといっしょにおられる。
ということでした。

ギデオンは、偶像を破壊し、ミデヤン人に立ち向かい、たった300人でミデヤン人の大群を撃破しました。

主が私たちと共にいてくださるなら、私たちに恐れはありません。

ダビデは詩篇23篇でこう歌います。

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たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。
詩篇23篇4節
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主が共に居られる。そこに、私達の平安があります。
では、私たちが主と共にあるためにどうすればいいと聖書は教えているでしょうか?

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5 あなたの一生の間、だれひとりとしてあなたの前に立ちはだかる者はいない。わたしは、モーセとともにいたように、あなたとともにいよう。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。
6 強くあれ。雄々しくあれ。わたしが彼らに与えるとその先祖たちに誓った地を、あなたは、この民に継がせなければならないからだ。
7 ただ強く、雄々しくあって、わたしのしもべモーセがあなたに命じたすべての律法を守り行なえ。これを離れて右にも左にもそれてはならない。それは、あなたが行く所ではどこででも、あなたが栄えるためである。
ヨシュア記1章5-7節
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ここで、主は、ヨシュアに、強く雄々しくあれといわれます。
ヨシュアは、主から、あなたとともにいるといわれ、あなたを見捨てないといわれています。
そのヨシュアに、主は言われます。

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ただ強く、雄々しくあって、わたしのしもべモーセがあなたに命じたすべての律法を守り行なえ。これを離れて右にも左にもそれてはならない。それは、あなたが行く所ではどこででも、あなたが栄えるためである。
ヨシュア記1章7節
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全ての律法を守り行え。
これが、ヨシュアに主が語られた事です。

神様の戒めを守る事。
それは、非常に大切な事です。

私たちが救われたのは、律法を守り行ったからではなく、信仰によります。
私たちは、律法を守り行う事によって、救われる事は出来ません。

しかし、聖書はこういいます。
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神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません。
ヨハネの手紙第一5章3節
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私たちが、神の命令を守る事。それが、神を愛する事です。
私たちが、神と共に歩むといいながら、神様の命令に逆らっている事は出来ません。

私たちは、神様の命令に従わなければならないのです。
そして、それが、神様を愛する事です。

そして、神様を愛する。また、神の戒めを守るという事について、私たちが受けている戒めは一つです。
それは、イエス様が言われた、互いに愛し合いなさいという事です。
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あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、わたしのあなたがたに与える戒めです。
ヨハネの福音書15章17節
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この事を語られたイエス様が、その本当の愛を示すためにしてくださったのは、十字架で死ぬという事でした。
命をかけて、愛を示されたのです。

タイトルの勇気ということにもどります。
私達の中に、勇気を与えるのは何でしょう。
それは、私たちが主から受ける愛と互いに愛し合う愛です。

主の愛を受けて、私達の心は平安が与えられ、勇気が与えられます。
また、私たちが、主にあって互いに愛し合う時、それは、大きな励ましとなります。

愛という言葉をきくと、何か弱々しいやさしいものに感じるかもしれません。
しかし、ヨハネの手紙第一にはこう書いてあります。
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愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。
ヨハネの手紙第一4章18節
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皆さん。本当の愛には、恐れがありません。
愛は、勇敢なものです。

本当の勇気は、愛から来るのです。
そして、その最も大きな愛は、十字架に架かってくださった主の愛です。
この大きな主の愛。福音を、私たちは、伝えるようにと与えられているのです。

恐れないで語りなさいと主は言われます。

皆さんが、恐れて語らないことによって、多くの人々が地獄に向かいます。
主は、すべての人を救う為に十字架でしなれました。

その愛を私たちが本当に知り、この福音を語る事が出来る様にお祈りしましょう。

また、この主が、私たちを愛し、そして、私たちと共にいてくださいます。
主は、今もあなたと共におられます。
そのことを覚えてお祈りしましょう。

<いのり>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。


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シティーチャーチメッセージ20070722勇気を出しなさい
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