礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20070701
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神がきよめた物
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【 内容 】 イエス様が全てを聖いとされた事を学ぶ。
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
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<いのり>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、全てを創り、全てを治めておられる方、
愛に満ちた全能の神様です。

この方を覚えて御言葉を聞いてまいりましょう。
では、いつものように聖書箇所をお読みいただきましょう。
本日の聖書箇所は、使徒の働きの10章です。
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【 聖書箇所 】使徒の働き10章9-23節
・新改訳Up226(贈呈p201英対p373)
・新改訳Vp247・口語訳p197
・新共同訳p232 (贈呈p232英対p355)
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では、司会者お読みください。
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使徒の働き10章9-23節
10:9 その翌日、この人たちが旅を続けて、町の近くまで来たころ、ペテロは祈りをするために屋上に上った。昼の十二時頃であった。
10:10 すると彼は非常に空腹を覚え、食事をしたくなった。ところが、食事の用意がされている間に、彼はうっとりと夢ごこちになった。
10:11 見ると、天が開けており、大きな敷布のような入れ物が、四隅をつるされて地上に降りて来た。
10:12 その中には、地上のあらゆる種類の四つ足の動物や、はうもの、また、空の鳥などがいた。
10:13 そして、彼に、「ペテロ。さあ、ほふって食べなさい。」という声が聞こえた。
10:14 しかしペテロは言った。「主よ。それはできません。私はまだ一度も、きよくない物や汚れた物を食べたことがありません。」
10:15 すると、再び声があって、彼にこう言った。「神がきよめた物を、きよくないと言ってはならない。」
10:16 こんなことが三回あって後、その入れ物はすぐ天に引き上げられた。
10:17 ペテロが、いま見た幻はいったいどういうことだろう、と思い惑っていると、ちょうどそのとき、コルネリオから遣わされた人たちが、シモンの家をたずね当てて、その門口に立っていた。
10:18 そして、声をかけて、ペテロと呼ばれるシモンという人がここに泊まっているだろうかと尋ねていた。
10:19 ペテロが幻について思い巡らしているとき、御霊が彼にこう言われた。「見なさい。三人の人があなたをたずねて来ています。
10:20 さあ、下に降りて行って、ためらわずに、彼らといっしょに行きなさい。彼らを遣わしたのはわたしです。」
10:21 そこでペテロは、その人たちのところへ降りて行って、こう言った。「あなたがたのたずねているペテロは、私です。どんなご用でおいでになったのですか。」
10:22 すると彼らはこう言った。「百人隊長コルネリオという正しい人で、神を恐れかしこみ、ユダヤの全国民に評判の良い人が、あなたを自分の家にお招きして、あなたからお話を聞くように、聖なる御使いによっ
て示されました。」
10:23 それで、ペテロは、彼らを中に入れて泊まらせた。明くる日、ペテロは、立って彼らといっしょに出かけた。ヨッパの兄弟たちも数人同行した。
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続いて、主題聖句を教会学校の皆さんでお願いします。
<あんしょう>
では、今度は皆さんで言いましょう。
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【 主題聖句 】
すると、再び声があって、彼にこう言った。「神がきよめた物を、きよくないと言ってはならない。」
使徒の働き10章15節
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今日は、このところから、
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神がきょめた物
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と題しまして、御言葉を見てまいりたいと思います。

聖書の通読は、
旧約聖書が第二歴代誌です。
ユダの王国を悔い改めに導こうとされる主と、主に逆らって滅んでいく王国の姿が書かれています。
しかし、いつも主は、愛をもってユダの国を見ておられます。
また、
新約聖書は、使徒の働きです。
使徒の働きは、パウロの改心から、ペテロの異邦人伝道です。
キリスト教を当時の全世界、ローマ帝国全域に広めた功績は、なんと行ってもパウロにあります。
しかし、このカギを開いたのは、ペテロです。
ペテロ無くして、異邦人伝道のスタートはありません。

全てのものを開くカギはペテロが持っていました。
そのカギをペテロは開き、そして、私たちも、救いの中に入れられたのです。

是非、歴代誌第二と使徒の働きをお読み下さい。

バイブルQの答えは、こうなります。
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【 【 【 先週のバイブルQの答え・聖書箇所 】 】 】
 【 バイブルQ 】
旧約:レハブアムは何歳で王となりましたか?
新約:モーセがイスラエル人を顧みる心を起こしたのは何歳の頃ですか?
 【 バイブルQの答え・聖書箇所 】
旧約:41歳。(歴代誌第二12章13節)
新約:40歳になった頃。(使徒の働き7章23節)
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モーセは、40歳の頃、イスラエルを顧みる心を起こしました。
しかし、そのために、エジプトの王パロから狙われ、エジプトを出て暮らすようになりました。
ここから、40年、彼は、羊を飼って暮らしたのです。
モーセが主にある働きをするために、そして、それをなすのは、自分の力でない事を知るために、
そして、主にある偉大な働きをするために、モーセは長い年月を必要としたのです。

是非、聖書で確かめて下さい。
次のバイブルQはこうです。
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旧約:ヒゼキヤ王はその治世の第一年の第一の月に何をしましたか?
新約:ペテロがコルネリオの家の者に話し続けていると、みことばに耳を傾けていた人々に何がおこりましたか?
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これらも、聖書から確かめてください。

さて、今回の聖書箇所は、ペテロの見た一つの幻です。
この幻は、主がペテロに見せられたものでした。

主はまず、コルネリオという人に天使を遣わして、ペテロを招いて話しを聞くように言われます。
コルネリオは、ペテロの所に使いを送りますが、その使いがペテロの所に到着する前に、ペテロは、この幻を見るのです。
その幻は、天から大きな布が降りてきて、そこには様々な生き物が載せられており、そして、それらを食べるように声がしたというものでした。
それらの生き物は、律法で食べる事の禁じられているものであったようで、ペテロは、「主よ。それはできません。」と答えます。
すると、その幻の中で主はペテロにこういわれます。
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「神がきよめた物を、きよくないと言ってはならない。」
使徒の働き10章15節
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神がきよめたものを聖くないと言ってはならないというその言葉によって、ペテロは異邦人である彼らを受け入れ、そして、コルネリオの所に行くのです。
その事を、ペテロ自身がこういっています。

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28 彼らにこう言った。「ご承知のとおり、ユダヤ人が外国人の仲間にはいったり、訪問したりするのは、律法にかなわないことです。ところが、神は私に、どんな人のことでも、きよくないとか、汚れているとか言っては
ならないことを示してくださいました。
29 それで、お迎えを受けたとき、ためらわずに来たのです。そこで、お尋ねしますが、あなたがたは、いったいどういうわけで私をお招きになったのですか。」
使徒の働き10章28-29節
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元来、ユダヤ人の考えでは、異邦人は汚れた存在でした。
ですから、異邦人と話しをするなどとんでもない事だったのです。
実際、ペテロに対しユダヤ人はこういいます。

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1 さて、使徒たちやユダヤにいる兄弟たちは、異邦人たちも神のみことばを受け入れた、ということを耳にした。
2 そこで、ペテロがエルサレムに上ったとき、割礼を受けた者たちは、彼を非難して、
3 「あなたは割礼のない人々のところに行って、彼らといっしょに食事をした。」と言った。
使徒の働き11章1-3節
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ペテロは、彼らに、起こったことを順序正しく説明し、こう結論付け、人々は神を褒め称えます。

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17 こういうわけですから、私たちが主イエス・キリストを信じたとき、神が私たちに下さったのと同じ賜物を、彼らにもお授けになったのなら、どうして私などが神のなさることを妨げることができましょう。」
18 人々はこれを聞いて沈黙し、「それでは、神は、いのちに至る悔い改めを異邦人にもお与えになったのだ。」と言って、神をほめたたえた。
使徒の働き11章17-18節
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ここから、異邦人伝道は始まります。
そして、この箇所は、他の事も教えてくれます。

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「神がきよめた物を、きよくないと言ってはならない。」
使徒の働き10章15節
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この神がきよめたものということで、イエス様のされた事を見てみましょう。

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17 イエスが群衆を離れて、家にはいられると、弟子たちは、このたとえについて尋ねた。
18 イエスは言われた。「あなたがたまで、そんなにわからないのですか。外側から人にはいって来る物は人を汚すことができない、ということがわからないのですか。
19 そのような物は、人の心には、はいらないで、腹にはいり、そして、かわやに出されてしまうのです。」イエスは、このように、すべての食物をきよいとされた。
マルコの福音書7章17-19節
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ここにあるように、イエス様は、全ての食物を聖いとされました。
外側からのものによっては人は汚されないのだという事を教えておられます。
もちろん、私たちは、様々な食物によって害を受けます。
痛んだものを食べるとお腹が痛くなる事もあるでしょう。
しかし、ここで、イエス様が言っておられる汚れるというのは、私たちと神様との関係がかき乱される事です。
どんな食物も、どんな外からの影響も、私達の本質である霊、魂、私達と神様との関係を壊す事は出来ません。

私たちと神様との関係を壊すもの、私たちを汚すものは、内側から出てくるとイエス様は言われました。

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20 また言われた。「人から出るもの、これが、人を汚すのです。
21 内側から、すなわち、人の心から出て来るものは、悪い考え、不品行、盗み、殺人、
22 姦淫、貪欲、よこしま、欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさであり、
23 これらの悪はみな、内側から出て、人を汚すのです。」
マルコの福音書7章20-23節
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これらの考えが、私達の内側から出て私たちを汚すのです。
ここにあるように、イエス様は、

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イエスは、このように、すべての食物をきよいとされた。
マルコの福音書7章19節
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と書いてあります。

最近何度も御話ししていますが、全世界の全てを主が造られました。
そして、それら全てを主は良いといわれたのです。

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そのようにして神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ。それは非常によかった。こうして夕があり、朝があった。第六日。
創世記1章31節
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アダムとエバが堕落したとき、その失敗によって、この世界の全てが呪われ、悪魔の支配下に置かれていました。
しかし、その全てをイエス様は取り戻され、良いものとされました。
ですから、こうかいてあります。

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16 いつも喜んでいなさい。
17 絶えず祈りなさい。
18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
テサロニケ人への手紙第一5章16-18節
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イエス様が悪魔の支配を打ち砕いて下さって、全ては神様の支配に置かれたのです。
ですから、全ては良いものです。

最近のメッセージで何度も何度もこの事が出てくるのは、それだけこの事が重要だからです。
また、こうも言われています。

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結婚することを禁じたり、食物を断つことを命じたりします。しかし食物は、信仰があり、真理を知っている人が感謝して受けるようにと、神が造られた物です。
神が造られた物はみな良い物で、感謝して受けるとき、捨てるべき物は何一つありません。
テモテへの手紙第一4章3-4節
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神様は、全てのものを、感謝して受け取るようにと作られたのです。
ですから、そこに私たちが、あれが良い、これが悪いと判断する事は出来ないのです。
それは、食物の事だけではありません。

人間関係においてもそうです。私たちは全ての人を、敵をも愛するようにと言われています。

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ただ、自分の敵を愛しなさい。彼らによくしてやり、返してもらうことを考えずに貸しなさい。そうすれば、あなたがたの受ける報いはすばらしく、あなたがたは、いと高き方の子どもになれます。なぜなら、いと高き方は、
恩知らずの悪人にも、あわれみ深いからです。
ルカの福音書6章35節
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そして、この言葉が続きます。
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さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。
ルカの福音書6章37節
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私たちは、人を裁いてはならないという事を、本当によく覚えておかなければなりません。
これは、私たち自身が祝福の中を歩むためです。

人を裁くとき、私たちは、自分自身を呪いの中に置く事になります。
赦しの中に恵みがあふれるのです。

覚えておいてください。皆さんの前に、もし、赦せない人が現れたら、それは皆さんを主が大きく祝福するためです。
貴方がその方を赦すとき、神様の素晴らしい祝福が流れます。
また、もし、どうしてもいやな事が起こったら、主に感謝してください。
そのとき、貴方と神様との関係は大きくひろがり、その関係を通して今までにない祝福が注がれます。

お話を、ペテロとコルネリオに戻します。
ペテロは、コルネリオのところでこういいます。

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34 そこでペテロは、口を開いてこういった。「これで私は、はっきりわかりました。神はかたよったことをなさらず、
35 どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行なう人なら、神に受け入れられるのです。
36 神はイエス・キリストによって、平和を宣べ伝え、イスラエルの子孫にみことばをお送りになりました。このイエス・キリストはすべての人の主です。
使徒の働き10章34-36節
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ここで、ペテロがはっきりと知ったのは、イエス様によって全ての人が救われるのだという事、イエス様が全ての人の救い主だという事です。

私たちは、この救いの中にいま入れられているのです。
ですから、私たちは、このことを忘れてはなりません。


最後にもう一度、3つの事を確認して、終わりたいと思います。
一番目
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1神様は、この世界の全てを良いものとして作られ、イエス様は、全てのものをきよいとされた。
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この世界の全ては神様の造られた良いものであり、全てが聖いものです。

二番目は、
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2全てのものは、感謝して受け取るように与えられている。
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ということです。ですから、全ての事について感謝しなさいと書いてあります。
三番目は、
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3神様は、ユダヤ人だけでなく、全ての人の救い主として、イエス様を与えて下さった。
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ということです。
ですから、救いは、ユダヤ人から見て異邦人である私たちにも及んだのです。

以上の三つ
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・神様は、この世界の全てを良いものとして作られ、イエス様は、全てのものをきよいとされた。
・全てのものは、感謝して受け取るように与えられている。
・神様は、ユダヤ人だけでなく、全ての人の救い主として、イエス様を与えて下さった。
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この神様が貴方を救う為に、イエス様を与えて下さいました。

これら三つの事を覚えて、感謝を持って、主の前にお祈りしましょう。

<いのり>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。





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シティーチャーチメッセージ20070701神がきよめた物
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