礼拝でのお話
テキスト版
画像がある場合は
クリックすると
表示されます
※携帯で表示できない
物もありますので
ご了承下さい
トップページへ




−−−−−−−−−−
シティーチャーチ
メッセージ20070624
−−−−−−−−−−
神の約束の中を生きる
−−−−−−−−−−
【 内容 】 主のご計画に従う事について。
−−−−−−−−−−

++++++++++
11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」 
マタイの福音書11章28−30節
++++++++++

<いのり>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、歴史の全てを、導いておられる方。
私達の人生の全てを導いておられる方です。
この方を覚えて、主の御言葉を聞いて参りましょう。

まず、いつものように聖書箇所をお読み頂きましょう。
本日の聖書箇所は、使徒の働きの7章です。

++++++++++
【 聖書箇所 】使徒の働き7章1-18節
・新改訳Up218(贈呈p194英対p359)
・新改訳Vp238・口語訳p190
・新共同訳p224 (贈呈p224英対p342)
++++++++++

++++++++++
【 聖書箇所のテキスト 】
使徒の働き7章1-18節
7:1 大祭司は、「そのとおりか。」と尋ねた。
7:2 そこでステパノは言った。「兄弟たち、父たちよ。聞いてください。私たちの父祖アブラハムが、カランに住む以前まだメソポタミヤにいたとき、栄光の神が彼に現われて、
7:3 『あなたの土地とあなたの親族を離れ、わたしがあなたに示す地に行け。』と言われました。
7:4 そこで、アブラハムはカルデヤ人の地を出て、カランに住みました。そして、父の死後、神は彼をそこから今あなたがたの住んでいるこの地にお移しになりましたが、
7:5 ここでは、足の踏み場となるだけのものさえも、相続財産として彼にお与えになりませんでした。それでも、子どももなかった彼に対して、この地を彼とその子孫に財産として与えることを約束されたのです。
7:6 また神は次のようなことを話されました。『彼の子孫は外国に移り住み、四百年間、奴隷にされ、虐待される。』
7:7 そして、こう言われました。『彼らを奴隷にする国民は、わたしがさばく。その後、彼らはのがれ出て、この所で、わたしを礼拝する。』
7:8 また神は、アブラハムに割礼の契約をお与えになりました。こうして、彼にイサクが生まれました。彼は八日目にイサクに割礼を施しました。それから、イサクにヤコブが生まれ、ヤコブに十二人の族長が生まれ
ました。
7:9 族長たちはヨセフをねたんで、彼をエジプトに売りとばしました。しかし、神は彼とともにおられ、
7:10 あらゆる患難から彼を救い出し、エジプト王パロの前で、恵みと知恵をお与えになったので、パロは彼をエジプトと王の家全体を治める大臣に任じました。
7:11 ところが、エジプトとカナンとの全地にききんが起こり、大きな災難が襲って来たので、私たちの先祖たちには、食物がなくなりました。
7:12 しかし、ヤコブはエジプトに穀物があると聞いて、初めに私たちの先祖たちを遣わしました。
7:13 二回目のとき、ヨセフは兄弟たちに、自分のことを打ち明け、ヨセフの家族のことがパロに明らかになりました。
7:14 そこで、ヨセフは人をやって、父ヤコブと七十五人の全親族を呼び寄せました。
7:15 ヤコブはエジプトに下り、そこで彼も私たちの先祖たちも死にました。
7:16 そしてシケムに運ばれ、かねてアブラハムがいくらかの金でシケムのハモルの子から買っておいた墓に葬られました。
7:17 神がアブラハムにお立てになった約束の時が近づくにしたがって、民はエジプトの中にふえ広がり、
7:18 ヨセフのことを知らない別の王がエジプトの王位につくときまで続きました。
++++++++++

では、続きまして、主題聖句を教会学校の皆さんでお願いします。

++++++++++
【 主題聖句 】
『あなたの土地とあなたの親族を離れ、わたしがあなたに示す地に行け。』と言われました。
使徒の働き7章3節
++++++++++

では、この所から、
神の約束の中を生きる
と題しまして、御言葉を見てまいりたいと思います。

聖書の通読は、旧約が歴代誌の第二です。
また、新約は、使徒の働きが続きます。

この歴代誌の第二は、ソロモンのことから始まります。
そして、その子孫である、ユダの王たちに焦点を当てて、お話が進みます。
新約、使徒の働きの今週の通読の箇所はアナニヤとサッピラの事件からはじまります。
それは、主の前で聖霊をあなどったり、偽ってはいけない事を教える出来事です。
そこからはじまって、ステパノの殉教、そして、パウロの登場と改心が、書かれています。
是非、読んでみて下さい。

バイブルQは、次のようになります。

−−−−−−−−−−
【 【 【 先週のバイブルQの答え・聖書箇所 】 】 】
 【 バイブルQ 】
旧約:エブス人オルナンの打ち場に、何を築くよう命じられましたか?
新約:ペテロとヨハネが出会った、生まれつき足のきかない男は、どこにいましたか?
 【 バイブルQの答え・聖書箇所 】
旧約:主のための祭壇(第一歴代誌21章18節)
新約:美しの門(使徒の働き3章2節)

 【 バイブルQ 】
旧約:レハブアムは何歳で王となりましたか?
新約:モーセがイスラエル人を顧みる心を起こしたのは何歳の頃ですか?
−−−−−−−−−−

主は、エブス人オルナンの打ち場に主の為の祭壇を築くように言われました。
それが、エルサレムの神殿の場所です。
ですから、その場所は、人間が勝手に決めたものではなく、主ご自身が定められたものです。

また、ペテロとヨハネは、エルサレムの美の門で、生まれつき足のきかない男を癒しました。

次回のバイブルQは、ご覧の通りです。
是非、聖書から探して見て下さい。

さて、今週は、私の祖母の為に、祈祷会をお休みにさせていただき、また、お花料や、弔電も頂きましてありがとうございました。
葬儀そのものは、仏式で行われましたが、その二週間前の6月4日、病床の祖母を訪ねる事が出来ました。
祖母は、かなり痴呆があり、私の事もよく分らない事が続いていたのですが、久しぶりに、私の顔をみて、「ああ、理明や」と言ってくれました。
その日は不思議な日で、6人部屋の病室であるのに、祖母と、私と、家内のほか、誰も部屋にいなくて、耳の悪い祖母の為に、大きな声で神様の事をお話しました。
そして、わかったか?と聞くと、「わかった」といってくれました。
何度も、うとうとと寝そうになり、起こしながらお話をしたのですが、祖母が、イエス様を受け入れてくれたと信じます。
というのは、弟が、ずっと、イエス様を信じるまで祖母が死なないようにと祈っていました。
そして、このようなめったとない機会の二週間あと、祖母は、享年93歳、6月20日の朝9時3分に天に召されたのです。
その前の日も、元気で、話しをし、また、ささえられながらですが、歩く事も出来たようです。

皆さん。教会からも、お心遣いいただきまして、本当にありがとうございました。

さて、御言葉にもどりたいと思います。

今回の聖書箇所は、ステパノの説教です。
ステパノは、最初の殉教者であり、この名前は、スティーブ、スティーブン、ステファンなどの名前として、子供たちにもよくつけられます。
使徒の働きの中で、このステパノは、執事として選出された7人のうちの一人でした。

教会の中で、食事の配給について、問題が生じたため、このように書かれています。

++++++++++
2 そこで、十二使徒は弟子たち全員を呼び集めてこう言った。「私たちが神のことばをあと回しにして、食卓のことに仕えるのはよくありません。
3 そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選びなさい。私たちはその人たちをこの仕事に当たらせることにします。
4 そして、私たちは、もっぱら祈りとみことばの奉仕に励むことにします。」
5 この提案は全員の承認するところとなり、彼らは、信仰と聖霊とに満ちた人ステパノ、およびピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、アンテオケの改宗者ニコラオを選び、
6 この人たちを使徒たちの前に立たせた。そこで使徒たちは祈って、手を彼らの上に置いた。
使徒の働き6章
++++++++++

執事は本来、このような務めの為に選ばれました。
しかし、そのような、教会内の働きであっても、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人が選ばれたのです。
教会内の奉仕が、どんな奉仕であっても、御霊によらなければならない事を教えられます。

雑用一つ、雑用という言葉自体が悪いかも知れませんが、ご飯の用意や、掃除、その他、どんな小さな奉仕も、教会の中の奉仕には祈りと御霊の導きが必要なのだと教えられます。

さて、そのような、ステパノですが、ステパノについては、信仰と聖霊に満ちた人と書いてあります。
彼らの奉仕は、食卓の事と書いてありますが、食事の配給についてです。
食事の配給についての奉仕の為に、信仰と聖霊そして、神の知恵が必要だったのです。

この信仰と聖霊に満ちたステパノの働きが、こう書いてあります。

++++++++++
さて、ステパノは恵みと力とに満ち、人々の間で、すばらしい不思議なわざとしるしを行なっていた。

しかし、彼が知恵と御霊によって語っていたので、それに対抗することができなかった。
使徒の働き6章8、10節
++++++++++

そのため、ある人々は、ステパノに議論をしかけました。
しかし、彼に対抗する事が出来ませんでした。
それで、彼をねたむ人々は、彼のことを訴え、そのため、彼は、大祭司の前に引き出されました。

ステパノは、7章のほぼ全体にわたる、長い説教をしました。

それは、アブラハムからはじまる、この神様とイスラエルの歴史です。
この7章の中で、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフ、モーセ、ダビデと旧約聖書の、重要な人たちと、その働きが書かれています。
しかし、これは、そのそれぞれの行いについて、説明しているのではありません。

このアブラハムからはじまる歴史の中で、大切なのは、その歴史の全てを導いておられた神様です。
そして、その結論はこうです。

++++++++++
51 かたくなで、心と耳とに割礼を受けていない人たち。あなたがたは、先祖たちと同様に、いつも聖霊に逆らっているのです。
52 あなたがたの先祖が迫害しなかった預言者がだれかあったでしょうか。彼らは、正しい方が来られることを前もって宣べた人たちを殺したが、今はあなたがたが、この正しい方を裏切る者、殺す者となりました。
53 あなたがたは、御使いたちによって定められた律法を受けたが、それを守ったことはありません。」
使徒の働き7章51-53節
++++++++++

神様が、どんなに導いても、人々は、神様に逆らい、そして、律法を破りました。
しかし、そのような人々を、神様は愛し、そして、導かれました。
その愛は、御子イエス様さえ与えて下さるほどの愛でした。

しかしここで、一つ覚えておきたいのは、これが、アブラハムの子孫、イスラエル民族に限らないということです。
私たちクリスチャンはどうでしょうか?
日々、神様に従っているでしょうか?
ですから、私たちも、自分が立派だから神様から祝福されるなどと思ってはなりません。

私たちは、神様のあわれみと恵みの中に生かされているのです。

アブラハムは、父母を離れて、神様の示される道を行きました。
その道はアブラハム自身の考えた道ではありませんでした。

神様が示された道を、アブラハムは進んだのです。

その結果、その祝福は、イエス様によって、全人類を救い、祝福するものとなったのです。

アブラハムは、ただ、神様に従いました。
しかし、彼は、完全であったわけではありません。
時には、神様の言われる事が信じられず、間違った事もしてしまいました。

それでも、その人生全体が、神様の御手の中にあったのです。

そして、この民族全体が、神様の御手の中で導かれました。

同じように、この人類全てが、神様の御手の中で、導かれています。

今、私たちもそうです。
私たちも、神様の御手の中に生かされています。
私たちが何か失敗をするとその御手から転げ落ちるのではありません。
この私達の存在全てが主の御手の中にあるのです。

今回の主題聖句は、こう書いてあります。
++++++++++
【 主題聖句 】
『あなたの土地とあなたの親族を離れ、わたしがあなたに示す地に行け。』と言われました。
使徒の働き7章3節
++++++++++
祖母の葬儀の為に、田舎に帰っておりました。
家族や親戚と話しておりますと、やはり、信仰を抜きにした自分と非常に似た考え方や、価値観を持っています。

その事を思いながら、この箇所を見ていまして、一つ感じますのは、私たちの価値観や考え方は、やはり、家族や親戚の影響、血のつながりといったものの影響を受けているということです。
しかし、信仰の道を行くとき、その価値観は、大きく違ったものにならなければなりません。

一番大きな違いは、人生の中心に何があるかということです。
私達の人生の中心にあるのはなんですか?
パウロはこういっています。

++++++++++
また、キリストがすべての人のために死なれたのは、生きている人々が、もはや自分のためにではなく、自分のために死んでよみがえった方のために生きるためなのです。
コリント人への手紙第二5章15節

私にとっては、生きることはキリスト、死ぬこともまた益です。
ピリピ人への手紙1章21節
++++++++++

私達、イエス様を信じたものの人生の中心にはイエス様がおられ、また、私たちを通して、イエス様が表される事が重要なのです。

しかし、そのために、私たちに必要な事はなんですか?

それは、私たちが、この方にしっかりと目をとめて、御言葉を読み、祈る事です。

++++++++++
信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。
ヘブル人への手紙12章2節
++++++++++

神様が、素晴らしい栄光を皆さんの人生を通して表してくださいますように。
お祈りしましょう。

<いのり>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
 (テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。



−−−−−−−−−−
シティーチャーチメッセージ20070624神の約束の中を生きる
−−−−−−−−−−



INDEX
TOP