礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20070617
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この曲がった時代から救われなさい
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【 内容 】 本当の義について。
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11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書１１章２８－３０節
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＜いのり＞
皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、真実な方、とこしえに変わる事の無い方です。
この方を覚えて主の御言葉を聞いてまいりましょう。
まず、いつものように聖書箇所をお読みいただきましょう。
本日の聖書箇所は、使徒の働き2章です。
司会者お願いします。
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【 聖書箇所 】使徒の働き 2章36-47節
・新改訳Ⅱp211（贈呈p188英対p346)
・新改訳Ⅲp230・口語訳p183
・新共同訳p （贈呈p216英対p330)
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ありがとうございます。
では、続いて、主題聖句を言いましょう。
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【 主題聖句 】
ペテロは、このほかにも多くのことばをもって、あかしをし、「この曲がった時代から救われなさい。」と言って彼らに勧めた。
使徒の働き2章40節
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では、今日はこの所から、
この曲がった時代からすくわれなさい
と題しまして、御言葉を見てまいりたいと思います。
聖書の通読は、旧約が歴代誌第一が終わる所です。
ダビデの活躍と、エルサレムの祭壇の場所が定められるところです。
面白く読めるところだと思いますので、是非お読みください。
また、新約は、使徒の働きです。
聖霊様が働かれるその様子。色んな事が起こるその出来事を見て下さい。
また、バイブルQは、こうなります。
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【 【 【 先週のバイブルQの答え・聖書箇所 】 】 】
【 バイブルQ 】
旧約：ダビデはエルサレムで何年治めましたか？
新約：ヨハネは、イエス様の十字架のそばには、誰が立っていたと書いていますか？
【 バイブルQの答え・聖書箇所 】
旧約：三十三年。（歴代誌３章４節）
新約：イエスの母と母の姉妹と、クロパの妻のマリヤとマグダラのマリヤ。（ヨハネの福音書19章25節）
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是非聖書で確認してください。
マリヤが沢山出てきますが、イエス様のお母さんも入れると三人ですね。
このマリヤは、ユダヤにおいて、当時、非常に一般的な名前でした。
その由来はミリアムです。ミリアムはモーセのお姉さんで、預言者でした。
このミリアムの名をつけた女の人は沢山いたと言う事です。
次のバイブルQはこれです。
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【 バイブルQ 】
旧約：エブス人オルナンの打ち場に、何を築くよう命じられましたか？
新約：ペテロとヨハネが出会った、生まれつき足のきかない男は、どこにいましたか？
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聖書を開いていただくと分ります。
では、本題に戻りましょう。
この曲がった時代から救われなさい
と題して御言葉を見てみたいと思います。
「この曲がった時代から救われなさい」という言葉を聴くと、中には、そうだ、今の時代は間違っている。
昔はもっと良かったなどと思ってしまいがちです。
しかし、この御言葉はそんな意味のことを言っているのではありません。
昔は良かったと考えるとき、その昔とはどの時代をさすのでしょうか？
昔というと、
日本は15年ほど前はバブルの時代です。
一部の人たちにとっては良い時代だったかもしれません。
また、もう少し前の30年ほど前、高度経済成長の真っ只中は、同時に、公害の多い時代でした。
また、60年程前は戦争の真っ最中です。
もっと前の時代。
江戸時代の厳しい封建制の時代。
さらに昔の戦国時代。
どの時代もその中に生きる人たちにとって、大変な時代です。
昔は良かったとよく似た言葉に、「いまの若い者は」というのがあります。
古代のローマで書かれたものの中にさえ、「いまの若い者は」と書かれているそうですから、時代を超えた言葉です。
若者は、時に、その経験不足のゆえに、失礼であったり、間違いをします。
それは、いまどきの若者がそうなのでなく、自分たちの若い時を振り返っても、常に若者とはそうなのではないかと思います。
昔は良かったというのは、今の時代に対する不満での表れです。
しかし、それが、場合によっては、過去への逃避となってしまいます。
自分が親の元にいて、世の中と本当の意味でぶつからずにすんだ頃のことかも知れませんし、過去の一番うまくいっていた時のことかも知れません。
どちらにしても、私たちは、今の現実を批判する事でなく、感謝して受け取る事を聖書から教えられます。
聖書は、言います。
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18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
テサロニケ人への手紙第一5章18節
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全ての事について、感謝するのだと聖書は教えているのです。
しかし、ここで、ペテロは曲がった時代から救われるようにと語っています。
この曲がった時代とは、どの時代でしょう。
ペテロがこの事を語った当時は、どんな世の中だったのでしょうか？
ペテロはローマの支配下にあるユダヤの国にいました。
人々は、ローマの圧制に苦しんでいました。
唯一真の神様を信じるユダヤ教でしたが、形骸化していました。
その様な時代に、ペテロは、この曲がった時代といいました。
でも、それは、ローマの圧制をさしていったのでしょうか？
それとも、形骸化した宗教をさしていったのでしょうか？
どちらも違います。
ペテロは、この曲がった時代から救われなさいといいました。
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2:40 ペテロは、このほかにも多くのことばをもって、あかしをし、「この曲がった時代から救われなさい。」と言って彼らに勧めた。
使徒の働き2章40節
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この言葉は、２章１４節から始まるペテロの言葉の最後です。
それは、聖霊が下られたとき、それを見て驚いている人々へのペテロの言葉です。
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そこで、ペテロは十一人とともに立って、声を張り上げ、人々にはっきりとこう言った。「ユダヤの人々、ならびにエルサレムに住むすべての人々。あなたがたに知っていただきたいことがあります。どうか、私のことば
に耳を貸してください。
使徒の働き２章１４節
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彼は、いまの出来事が預言の成就だと教えます。
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15 今は朝の九時ですから、あなたがたの思っているようにこの人たちは酔っているのではありません。
16 これは、預言者ヨエルによって語られた事です。
17 『神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。
使徒の働き2章15-17節
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そして、人々の罪を責めます。
それは、どのような罪でしょう。
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2:36 ですから、イスラエルのすべての人々は、このことをはっきりと知らなければなりません。すなわち、神が、今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」
使徒の働き2章36節
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これが、罪です。
彼らの犯した罪とは、イエス様を受け入れなかったその事です。
曲がった時代はどこから始まったのでしょう。
創世記の３章にこう書かれています。
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3:17 また、アダムに仰せられた。「あなたが、妻の声に聞き従い、食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べたので、土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。あなたは、一生、苦しんで食を得なけ
ればならない。
3:18 土地は、あなたのために、いばらとあざみを生えさせ、あなたは、野の草を食べなければならない。
3:19 あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついに、あなたは土に帰る。あなたはそこから取られたのだから。あなたはちりだから、ちりに帰らなければならない。」
創世記３章17-19節
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神様の戒めを破ったアダムの罪によって、アダムは死ななければならなくなり、また、土地は呪われました。この世界の全てが呪われてしまったのです。
曲がった時代、アダムとエバの堕落から延々の続く曲がった時代の中で、人々は苦しみ、そして、滅びへと向かっていました。
イエス様は、その私たち人類を救う為に、来て下さり、十字架で死んで下さったのです。
この救い主イエス様を拒んだ事が、もっとも大きな罪でした。
しかし、それを含む全ての罪を赦すためにイエス様は来てくださったのです。
ペテロのいう、曲がった時代とは、神様から離れてしまったこの堕落した世の中そのものでした。
人々は、ペテロの話を聞いて、救われなければならないと考えました。
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人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、「兄弟たち。私たちはどうしたらよいでしょうか。」と言った。
使徒の働き2３７節
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そうすると、ペテロが答えて言いました。
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そこでペテロは彼らに答えた。「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。
使徒の働き2章38節
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ここで、ペテロの言った事は、
悔い改める事。
バプテスマを受ける事。
賜物として聖霊様が与えられる事です。
この曲がった時代から救われるとは、イエス様に立ち返り、聖霊様を受ける事です。
私たちは、この世に生きています。
ペテロもそうでした。
彼は、そのとき、この曲がった時代から救われなさいと語りましたが、その時代の中に生きていました。
ですから、ペテロの言いたい事は、この時代から離れてしまう事ではありません。
また、この時代を批判することでもありません。
イエス様は言われました。
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さばいてはいけません。さばかれないためです。
マタイの福音書7章1節
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また、イエス様はこうも言われました。
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14 もし人の罪を赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたを赦してくださいます。
15 しかし、人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの罪をお赦しになりません。
マタイの福音書6章14-15節
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私たちは、他人を罪に定めてはならないのです。
それは、自分を罪に定める事です。
では、自分が自分の罪を言い表すならどうでしょう。
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しかし、もし私たちが自分をさばくなら、さばかれることはありません。
コリント人への手紙第一11章31節
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私たちが人を裁くなら、私たちは裁かれます。
覚えておいてください。
私たちが、裁きあうように仕向ける事、それは、悪魔の罠です。
私たちが、人から何かされた、いやな思いをした。
そのとき、もし、その事を裁くなら、あなた自身も裁かれます。
私はそんな事したこともないし、これからもしないから大丈夫と考えないで下さい。
聖書の言葉は生きて働きます。
ですから、あなたが、人を裁くなら、あなたの意に反して同じような罪を犯してしまうということが起こります。
それは、見えない罪の連鎖です。
あなたが、人の罪を赦し、自分の罪を言い表すなら、罪は赦されます。
これは、キリスト教の基本です。
しかし、キリスト教は、単なる愛を語る道徳的な宗教だと思っている人もいます。
そうではありません。
キリスト教は、今も生きて働いて居られる神様と、御霊によって共に歩むものです。
そして、それは、霊的な歩みです。
神が私たちを義とされたのは、何も私たちが何か出きるからではなく、一方的な神の恵みです。
互いに赦し合い、仕え合い、祈りあい、愛し合いながら、神様の道を歩ませていただきましょう。
＜祈り＞
［[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
（テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に）
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
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シティーチャーチメッセージ20070617この曲がった時代から救われなさい
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