礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20070513
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わたしだ、恐れる事はない。
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【内容】主が、必要を満たし、平安を与えて下さる事を学ぶ。
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<いのり>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、いつも私たちと共にいて、守り導いて下さる方です。
この方を覚えて今日も、御言葉を聞いて参りましょう。

今日は、母の日です。
母の日は、20世紀のはじめ1907年。アメリカ、ウエストバージニア州の教師だったアンナ・ジャービスという方が、教会学校の先生だった自分の亡くなったお母さんの為の記念会を持ち、教会で白いカーネーションを配ったのが始まりだそうです。人々は、お母さんに感謝する日の大切さを認識し、国中で母の日を祝う事を考え、母の日を作りました。そして、そのときに配ったのが、赤いカ
ーネーションだったそうです。ここから、赤いカーネーションが母の日に渡されるようになりました。

今日も、お母さんたちの為に、カーネーションを用意しています。
聖書の中には、お母さんだけに限った戒めは無いのですが、モーセの十戒には、
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あなたの父と母を敬え。あなたの神、主が命じられたとおりに。それは、あなたの齢が長くなるため、また、あなたの神、主が与えようとしておられる地で、しあわせになるためである。
申命記5章16節
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と、書いてあります。
父と母を敬う事は、長生きし、しあわせになる事につながります。
また、イエス様は、十字架の上からも、お母さんのマリアの事を気遣われました。
今日は、皆さんで、ともに、教会のお母さん達の為にお祈りをしたいと思います。

<祈り>

では、御言葉に戻りましょう。
本日の聖書箇所を司会者お読みください。
本日の聖書箇所は、ヨハネの福音書6章です。

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【聖書箇所】ヨハネの福音書6章1-14節
・新改訳Up168(贈呈p151英対p278)
・新改訳Vp184・口語訳p145
・新共同訳p174(贈呈p174英対p268)
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6:1その後、イエスはガリラヤの湖、すなわち、テベリヤの湖の向こう岸へ行かれた。
6:2大ぜいの人の群れがイエスにつき従っていた。それはイエスが病人たちになさっていたしるしを見たからである。
6:3イエスは山に登り、弟子たちとともにそこにすわられた。
6:4さて、ユダヤ人の祭りである過越が間近になっていた。
6:5イエスは目を上げて、大ぜいの人の群れがご自分のほうに来るのを見て、ピリポに言われた。「どこからパンを買って来て、この人々に食べさせようか。」
6:6もっとも、イエスは、ピリポをためしてこう言われたのであった。イエスは、ご自分では、しようとしていることを知っておられたからである。
6:7ピリポはイエスに答えた。「めいめいが少しずつ取るにしても、二百デナリのパンでは足りません。」
6:8弟子のひとりシモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った。
6:9「ここに少年が大麦のパンを五つと小さい魚を二匹持っています。しかし、こんなに大ぜいの人々では、それが何になりましょう。」
6:10イエスは言われた。「人々をすわらせなさい。」その場所には草が多かった。そこで男たちはすわった。その数はおよそ五千人であった。
6:11そこで、イエスはパンを取り、感謝をささげてから、すわっている人々に分けてやられた。また、小さい魚も同じようにして、彼らにほしいだけ分けられた。
6:12そして、彼らが十分食べたとき、弟子たちに言われた。「余ったパン切れを、一つもむだに捨てないように集めなさい。」
6:13彼らは集めてみた。すると、大麦のパン五つから出て来たパン切れを、人々が食べたうえ、なお余ったもので十二のかごがいっぱいになった。
6:14人々は、イエスのなさったしるしを見て、「まことに、この方こそ、世に来られるはずの預言者だ。」と言った。
6:15そこで、イエスは、人々が自分を王とするために、むりやりに連れて行こうとしているのを知って、ただひとり、また山に退かれた。
6:16夕方になって、弟子たちは湖畔に降りて行った。
6:17そして、舟に乗り込み、カペナウムのほうへ湖を渡っていた。すでに暗くなっていたが、イエスはまだ彼らのところに来ておられなかった。
6:18湖は吹きまくる強風に荒れ始めた。
6:19こうして、四、五キロメートルほどこぎ出したころ、彼らは、イエスが湖の上を歩いて舟に近づいて来られるのを見て、恐れた。
6:20しかし、イエスは彼らに言われた。「わたしだ。恐れることはない。」
6:21それで彼らは、イエスを喜んで舟に迎えた。舟はほどなく目的の地に着いた。
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では、主題聖句を、教会学校の皆さんでおねがいします。

<あんしょう>

では、皆さんで言いましょう。

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【主題聖句】
しかし、イエスは彼らに言われた。「わたしだ。恐れることはない。」
ヨハネの福音書6章20節
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では、今日はこのところから、
「わたしだ。恐れる事は無い。」
と、題しまして、御言葉を見てまいりましょう。

聖書の通読は、今週は、旧約がサムエル記第二から列王記第一に入ります。
サムエル記は、第一が、サムエル、サウル、ダビデと登場し、サウルの死で終わります。
そして、サムエル記第二は、ダビデの治世。これは、エルサレムの神殿建設の場所が定められる事で終わります。
続く列王記第一は、ダビデからソロモンに王位が継がれ、そして、エルサレムの神殿が造られる所からはじまります。
しかし、この列王記は、ここから、ソロモンが主を離れ、そして、その子ども達が、主を離れていき、王国は分裂し、混沌とした時代になって行きます。

そこにある、主の裁きと、あわれみを見ていただければと思います。

新約は、ヨハネの福音書が続きます。
皆さん聖書を読みましょう。

また、バイブルQですが、次のようになります。
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【【【先週のバイブルQの答え・聖書箇所】】】
【バイブルQ】
旧約:ダビデの子アブシャロムの妹の名は?
新約:神が御子を世に遣わされたのは何のためですか?

【バイブルQの答え・聖書箇所】
旧約:タマル。(サムエル記第二13章1節)
新約:御子によって世が救われるため。(ヨハネの福音書3章17節)

【バイブルQ】
旧約:サムエル記第二22章でダビデは主が何に乗って飛ぶと歌いますか?
新約:いのちのパンとは何ですか?
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ダビデの息子アブシャロムの妹タマルは、同じダビデの息子で母親の違うアムノンによって辱めを受けます。
この事を怒ったアブシャロムは、アムノンを殺してしまいます。
そして、このことは、更に、アブシャロムによる謀反に発展し、ついにはダビデがエルサレムから逃げなければならない程になるのです。
これは、ダビデが、人の妻を奪った事の報いであることを聖書は教えます。

また、もう一つの問題は、皆さんよくお分かりになると思います。
イエス様はこのような罪深い者たちを救う為に、この世にきて下さいました。

次のバイブルQも、聖書から探してください。
では、本題に戻りましょう。

「わたしだ。恐れる事は無い。」

今回の聖書箇所は、イエス様が、五千人の人に食べ物をお与えになったところから始まります。
男だけでとありますから、実際は、もっと沢山、一万人くらいの人がいたかも知れません。

先々週のグレイスチャペルでの結婚式の時、七十人程の方の食事を、教会の姉妹方が用意しておられました。
長い時間をかけて、沢山の方が、その準備をして下さいました。
70人でも大変なのですが、このときは、五千人です。

イエス様からこの命令を受けたピリポは何と答えましたか?
その時のやりとりがこれです。

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5イエスは目を上げて、大ぜいの人の群れがご自分のほうに来るのを見て、ピリポに言われた。「どこからパンを買って来て、この人々に食べさせようか。」
6もっとも、イエスは、ピリポをためしてこう言われたのであった。イエスは、ご自分では、しようとしていることを知っておられたからである。
7ピリポはイエスに答えた。「めいめいが少しずつ取るにしても、二百デナリのパンでは足りません。」
ヨハネの福音書6章5-7節
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ピリポは、二百デナリのパンでもたりませんと言います。
しかし、ここで、計算外のことをする方がいます。

最近、予想外だというコマーシャルのキャッチフレーズがありましたが、
予想外で、しかも意味のないようなことを、ペテロの兄弟のアンデレがするのです。

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8弟子のひとりシモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った。
9「ここに少年が大麦のパンを五つと小さい魚を二匹持っています。しかし、こんなに大ぜいの人々では、それが何になりましょう。」
ヨハネの福音書6章8-9節
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このアンデレは、あまり知られていませんが、非常に重要な事をする人です。
まず、このアンデレは、バプテスマのヨハネの弟子でした。

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35その翌日、またヨハネは、ふたりの弟子とともに立っていたが、
36イエスが歩いて行かれるのを見て、「見よ、神の小羊。」と言った。
37ふたりの弟子は、彼がそう言うのを聞いて、イエスについて行った。
38イエスは振り向いて、彼らがついて来るのを見て、言われた。「あなたがたは何を求めているのですか。」彼らは言った。「ラビ(訳して言えば、先生)。今どこにお泊まりですか。」
39イエスは彼らに言われた。「来なさい。そうすればわかります。」そこで、彼らはついて行って、イエスの泊まっておられる所を知った。そして、その日彼らはイエスといっしょにいた。時は十時ごろであった。
40ヨハネから聞いて、イエスについて行ったふたりのうちのひとりは、シモン・ペテロの兄弟アンデレであった。
ヨハネの福音書1章35-40節
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このアンデレは、イエス様を自分の兄弟シモンすなわちペテロに紹介します。
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41彼はまず自分の兄弟シモンを見つけて、「私たちはメシヤ(訳して言えば、キリスト)に会った。」と言った。
42彼はシモンをイエスのもとに連れて来た。イエスはシモンに目を留めて言われた。「あなたはヨハネの子シモンです。あなたをケパ(訳すとペテロ)と呼ぶことにします。」
ヨハネの福音書1章41-42節
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この続きに、実は、ピリポとの出会いも書かれていて、同じ出身地だとわかるのですが、

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43その翌日、イエスはガリラヤに行こうとされた。そして、ピリポを見つけて「わたしに従って来なさい。」と言われた。
44ピリポは、ベツサイダの人で、アンデレやペテロと同じ町の出身であった。
ヨハネの福音書1章43-44節
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このアンデレは、彼が、単純にバプテスマのヨハネの言う事を聞いてイエス様についていったことなどを見ても、単純で純粋な信仰を持っていたのだと思います。

さて、このアンデレが、子どもの持っているパンを持って来ます。
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8弟子のひとりシモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った。
9「ここに少年が大麦のパンを五つと小さい魚を二匹持っています。しかし、こんなに大ぜいの人々では、それが何になりましょう。」
ヨハネの福音書6章8-9節
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このたった5つのパンと二匹の魚で、イエス様は人々を養われました。

この出来事から、私たちは多くの事を学ぶ事が出来ます。
一つは、そこにあるものを、感謝を持って、信仰の目で見ると言う事です。

もし、彼が5つのパンなどどうしようもないと目を留めなかったら、このことは起こりませんでした。
しかし、彼が、五千人を前にして、無いに等しいパンを主の前に出したとき、この事は起こりました。

皆さん。皆さんは、自分の必要の為、また、家族や回りの人の必要の為、そして、教会の必要の為に、いまあるものが乏しいと思いますか?
それとも、それらのものに感謝して、主の前にもって行きますか?
私たちが、祝福のカギを開くのは、感謝と喜び、そして、それを主の前に持っていく祈りです。
だから、こう書いてあります。

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16いつも喜んでいなさい。
17絶えず祈りなさい。
18すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
テサロニケ人への手紙第一5章16-18節
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私たちは、喜び、祈り、全ての事について、感謝するのです。

不平はのろいに変わります。
だから、私達の周りにおこる全ての事を、感謝を持って受け止めましょう。
また、あなた自身の犯した失敗も、くよくよせずに感謝しましょう。
なぜなら、こうかいてあります。

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神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
ローマ人への手紙8章28節
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主は全てを益とされます。だから、私たちは、信仰をもってその事を受け止めてゆくのです。

今回の聖書箇所は、このイエス様が五千人にパンを与えられた出来事から続いて、弟子たちが、舟で対岸に行こうとする事が書いてあります。
弟子たちは、イエス様に言われて、イエス様を残して漕ぎ出します。
しかし、風の為、舟は進みません。
強風で湖は荒れます。
湖なら、たいしたことは無いと思いますか?
しかし、山に囲まれたガリラヤ湖は、山から吹き降ろす風が吹き荒れるのです。
その風で、弟子たちがおびえているそこにイエス様がこられます。

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17そして、舟に乗り込み、カペナウムのほうへ湖を渡っていた。すでに暗くなっていたが、イエスはまだ彼らのところに来ておられなかった。
18湖は吹きまくる強風に荒れ始めた。
19こうして、四、五キロメートルほどこぎ出したころ、彼らは、イエスが湖の上を歩いて舟に近づいて来られるのを見て、恐れた。
20しかし、イエスは彼らに言われた。「わたしだ。恐れることはない。」
21それで彼らは、イエスを喜んで舟に迎えた。舟はほどなく目的の地に着いた。
ヨハネの福音書6章17-21節
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このときのことは、マタイの福音書ではこうなります。

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24しかし、舟は、陸からもう何キロメートルも離れていたが、風が向かい風なので、波に悩まされていた。
25すると、夜中の三時ごろ、イエスは湖の上を歩いて、彼らのところに行かれた。
26弟子たちは、イエスが湖の上を歩いておられるのを見て、「あれは幽霊だ。」と言って、おびえてしまい、恐ろしさのあまり、叫び声を上げた。
27しかし、イエスはすぐに彼らに話しかけ、「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない。」と言われた。
マタイの福音書14章24-27節
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弟子たちの困難な状況に、イエス様が来られたその事が、彼らには逆に恐ろしい出来事でした。

イエス様の訪れは、時として、私たちにとって、その様な恐ろしい出来事である事があります。
しかし、イエス様は言われます。

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しかし、イエスは彼らに言われた。「わたしだ。恐れることはない。」
ヨハネの福音書6章20節
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私達の人生の困難の中で、時には、もっと問題が大きくなったかのように思える事があります。
しかし、私たちは恐れてはなりません。
なぜなら、主が、私達の為に居られるからです。

困難に見える事を通して主は働こうとされます。
また、そこに大きな祝福を用意されます。
だから、私たちは、このことを思い起こしましょう。

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16いつも喜んでいなさい。
17絶えず祈りなさい。
18すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
テサロニケ人への手紙第一5章16-18節
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お祈りしましょう。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20070513わたしだ、恐れる事はない。
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