礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20070506
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神の建てられた神殿
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【内容】イエス様ご自身が神殿である事を学ぶ。
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<いのり>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちを聖霊の宮とし、愛し守り導いてくださる方です。
この方を覚えて御言葉を聞いて参りましょう。

ではまず、本日の聖書箇所を見てみましょう。
本日の聖書箇所は、ヨハネの福音書2章です。

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【聖書箇所】ヨハネの福音書2章13-25節
・新改訳Up160(贈呈p144英対p265)
・新改訳Vp175・口語訳p137
・新共同訳p166(贈呈p166英対p256)
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【聖書箇所のテキスト】
2:13ユダヤ人の過越の祭りが近づき、イエスはエルサレムに上られた。
2:14そして、宮の中に、牛や羊や鳩を売る者たちと両替人たちがすわっているのをご覧になり、
2:15細なわでむちを作って、羊も牛もみな、宮から追い出し、両替人の金を散らし、その台を倒し、
2:16また、鳩を売る者に言われた。「それをここから持って行け。わたしの父の家を商売の家としてはならない。」
2:17弟子たちは、「あなたの家を思う熱心がわたしを食い尽くす。」と書いてあるのを思い起こした。
2:18そこで、ユダヤ人たちが答えて言った。「あなたがこのようなことをするからには、どんなしるしを私たちに見せてくれるのですか。」
2:19イエスは彼らに答えて言われた。「この神殿をこわしてみなさい。わたしは、三日でそれを建てよう。」
2:20そこで、ユダヤ人たちは言った。「この神殿は建てるのに四十六年かかりました。あなたはそれを、三日で建てるのですか。」
2:21しかし、イエスはご自分のからだの神殿のことを言われたのである。
2:22それで、イエスが死人の中からよみがえられたとき、弟子たちは、イエスがこのように言われたことを思い起こして、聖書とイエスが言われたことばとを信じた。
2:23イエスが、過越の祭りの祝いの間、エルサレムにおられたとき、多くの人々が、イエスの行なわれたしるしを見て、御名を信じた。
2:24しかし、イエスは、ご自身を彼らにお任せにならなかった。なぜなら、イエスはすべての人を知っておられたからであり、
2:25また、イエスはご自身で、人のうちにあるものを知っておられたので、人についてだれの証言も必要とされなかったからである。
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では、続いて、主題聖句の暗唱をお願いします。

<あんしょう>

では、皆さんでいいましょう。

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【主題聖句】
しかし、イエスはご自分のからだの神殿のことを言われたのである。
ヨハネの福音書2章21節
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今日は、この所から、
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神の建てられた神殿
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と題しまして、御言葉を見て参りたいと思います。

聖書の通読は、
旧約聖書がサムエル記第二
新約聖書がヨハネの福音書に入ります。

サムエル記第二は、サウルの時代が終わり、ダビデの時代になるところです。
ダビデがイスラエルを治めていくその勢いが書かれています。
また、ヨハネの福音書ですが、はじめに言葉があった、この書き出しが、丁度、今日の聖書箇所です。
イエス様がいったいどんな方なのか、イエス様のそばで見続けたヨハネが厳かな表現で書いているのがヨハネの福音書です。
エン・アルケー・エン・ホ・ロゴス
そして、言葉は神であったと続くこの言葉は、真理であるイエス様について書いています。
初めて読まれる方は意味が分らないかもしれませんが、それでかまいません。
あなたの霊がその言葉によって成長します。

バイブルQですが、こうなります。

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【【【先週のバイブルQの答え・聖書箇所】】】
【バイブルQ】
旧約:ダビデは、眠っているサウルの所から何を取って行きましたか?
新約:人々は、バラバをどうしろと言いましたか?
【バイブルQの答え・聖書箇所】
旧約:槍と水差し。(サムエル記26章11節)
新約:釈放。(ルカの福音書23章18節)

【バイブルQ】
旧約:ダビデの子アブシャロムの妹の名は?
新約:神が御子を世に遣わされたのは何のためですか?
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ダビデは、サウルの枕もとの槍と水差しを取りました。
ダビデは、ダビデの命を狙うサウルの命をとることが出来る状況でした。しかし、ダビデは決してそのことをしませんでした。
神の油注がれたものを手にかけるそれは、ダビデにとって、決してしてはならないことでした。
彼はこの後、ついに、敵であるペリシテ人の地に亡命するのです。

さて、新約、人々は、バラバをどうしろといいましたか?
釈放するようにいいました。
では、イエス様は?
そうです。十字架につけろと叫んだのです。
人々のこの声は、イエス様に罪を認める事の出来なかったピラトを動かし、その判断を曲げ、イエス様を十字架につけるのです。

聖書で確かめてみてください。また、次回のバイブルQもご確認下さい。

とこで、先日は、グレイスチャペルで、結婚式がありました。
お手伝いに行ってくださった兄弟姉妹、ありがとうございます。
グレイスチャペルの方が、大変喜んでおられました。

今回の聖書箇所は、ヨハネの福音書2章13節からですが、このヨハネの福音書2章は、カナでの婚礼から始まります。
この婚礼で、水をぶどう酒に変えられました。



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2:1それから三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、そこにイエスの母がいた。
2:2イエスも、また弟子たちも、その婚礼に招かれた。
2:3ぶどう酒がなくなったとき、母がイエスに向かって「ぶどう酒がありません。」と言った。
2:4すると、イエスは母に言われた。「あなたはわたしと何の関係があるのでしょう。女の方。わたしの時はまだ来ていません。」
2:5母は手伝いの人たちに言った。「あの方が言われることを、何でもしてあげてください。」
2:6さて、そこには、ユダヤ人のきよめのしきたりによって、それぞれ八十リットルから百二十リットル入りの石の水がめが六つ置いてあった。
2:7イエスは彼らに言われた。「水がめに水を満たしなさい。」彼らは水がめを縁までいっぱいにした。
2:8イエスは彼らに言われた。「さあ、今くみなさい。そして宴会の世話役のところに持って行きなさい。」彼らは持って行った。
2:9宴会の世話役はぶどう酒になったその水を味わってみた。それがどこから来たのか、知らなかったので、――しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた。――彼は、花婿を呼んで、
2:10言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、人々が十分飲んだころになると、悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒をよくも今まで取っておきました。」
ヨハネの福音書2章
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これが、イエス様のなされた最初のしるしだと、ヨハネは書いています。

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イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行ない、ご自分の栄光を現わされた。それで、弟子たちはイエスを信じた。
ヨハネの福音書2章11節
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なぜ、イエス様は、このことを最初の奇跡として選ばれたのでしょう。
ぶどう酒を出してくる事に何の意味があったのでしょう。
ぶどう酒は何を表していますか?
私たちが、今日も聖餐式をします。このぶどうから作った物は、イエス様の血を表しています。
血について聖書にはこう書いてあります。

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すべての肉のいのちは、その血が、そのいのちそのものである。それゆえ、わたしはイスラエル人に言っている。『あなたがたは、どんな肉の血も食べてはならない。すべての肉のいのちは、その血そのものであるか
らだ。それを食べる者はだれでも断ち切られなければならない。』
レビ記17章14節
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皆さん。聖書の中で、血はいのちそのものだと言われます。
この律法があるので、ユダヤ人は肉を血のままで食べません。
ですからしっかりと血抜きをします。
だから、イスラエルでは、肉はかすかすしていて美味しくないというお話を聞いた事があります。
いま、私たちは、私達の文化や生活習慣をイエス様によって赦されていることを感謝します。
主は全ての食物をきよいとされました。

とにかく、命は血にあると、律法はいいます。

イエス様は、この地上に何をしに来られましたか?
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人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。」
マルコの福音書10章45節
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イエス様は命を与えるために来て下さいました。

また、こうも書いてあります。
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盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。
ヨハネの福音書10章10節
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イエス様を信じる人々がいのちを得るためだと言う事です。

イエス様は、この命を与えるためにこられました。
そして、命を豊かに与えるために来られたのです。
イエス様のなされたこのことは、その事の象徴でもあります。命の無い水を、命である血を象徴するぶどう酒に変えられました。
イエス様がぶどう酒に変えられた水は、少なくとも80リットルのカメが6つです。480リットルこれは、2リットルのペットボトルで240本。
20リットルの灯油缶で考えると24本。それは、大変な量です。
豊かに与えるといわれたそのように、イエス様は与えてくださるのです。

イエス様は、水を血に替えることの出来る方です。
そして、私たちに命をお与えになる方です。

だから、こう書いてあります。
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しかし、わたしが与える水を飲む者はだれでも、決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水がわき出ます。」
ヨハネの福音書4章14節
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イエス様のお与えになる水は、泉となり、その泉は永遠のいのちへの水を湧き上がらせます。

イエス様は、私たちに命を与えるために来られました。

しかし、そのイエス様は、また、この地を清めるためにこられました。
過ぎ越しの祭りのときです。
イエス様は、実際に宮をきよめられました。

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2:13ユダヤ人の過越の祭りが近づき、イエスはエルサレムに上られた。
2:14そして、宮の中に、牛や羊や鳩を売る者たちと両替人たちがすわっているのをご覧になり、
2:15細なわでむちを作って、羊も牛もみな、宮から追い出し、両替人の金を散らし、その台を倒し、
2:16また、鳩を売る者に言われた。「それをここから持って行け。わたしの父の家を商売の家としてはならない。」
2:17弟子たちは、「あなたの家を思う熱心がわたしを食い尽くす。」と書いてあるのを思い起こした。
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これに対して人々は聞きました。
その問答がこれです。

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2:18そこで、ユダヤ人たちが答えて言った。「あなたがこのようなことをするからには、どんなしるしを私たちに見せてくれるのですか。」
2:19イエスは彼らに答えて言われた。「この神殿をこわしてみなさい。わたしは、三日でそれを建てよう。」
2:20そこで、ユダヤ人たちは言った。「この神殿は建てるのに四十六年かかりました。あなたはそれを、三日で建てるのですか。」
2:21しかし、イエスはご自分のからだの神殿のことを言われたのである。
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ご自身のからだの神殿。
人々が引き裂いたイエス様の体は三日目に蘇られた事で取り戻されました。

人々は46年かかって造られたヘロデの神殿を見ていました。
それは、ヘロデが自分の権力を示すために作らせた神殿です。
その立派な神殿。
しかし、イエス様は、ご自身の体の神殿をさしていわれました。

人間の体の事を少し見てみましょう。
この体は、細胞から、そしてそれを構成する分子、そして、それを構成する原子で出来ています。
その数は、表そうとすると、1の後にゼロが27個も28個も付くほどの数になります。
億とか兆で表現できない。兆はゼロが12個ですから、それの兆倍でもたらない。
それほどのパーツを神様は組み立てて体を作っておられます。

自動車、DVD、また、大きな橋など、人が作った様々なものがあります。
しかし、どれをとっても、それだけの部品で出来ているもはありません。
神様が人間を造られた事からすれば、それらの人間の手によるものは、造られた方には失礼ですが、プラモデルや、ブロックを組み立てているくらいに過ぎないとも思えます。
そのようにして、神様は私たちに体を作られました。
それは、なんのためですか?

それは、神ご自身がその中に住まわれるためです。

あのヘロデの神殿。それは大変素晴らしいものでした。
しかし、同じ、神殿を造ったソロモンは、その神殿には神様の足も入らないといいました。

ところが、神様は、私達の中に住むといわれます。
私達の中にすむために、私たちを作られました。

しかし、人々は神様を自分の中からしめだしました。
神様との関係を断ち切ってしまったのです。
それを取り戻すために、イエス様はこられました。
そして、ご自身の肉体をはじめの神の宮とされたのです。

そして、今、神の宮とはなんでしょう。

こうかいてあります。
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あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではないことを、知らないのですか。
コリント人への手紙第一6章19節
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これは、私達のことです。
私たち主を信じたものは、聖霊の宮、すなわち神の宮なのです。
イエス様の来られた目的の一つは、神の宮である尊い私たちを取り戻すためでした。

イエス様は、先ほどの箇所で何をされましたか?
宮にいた商売人を追い出されました。
それは、この地上の宮をきよめる為でした。

イエス様は、私達の体、神の宮を、ご自身の血を代価として買い取られました。
それは、大きな代価でした。
私たちは、その大きな代価によって、神の宮とされました。
そして、その宮を罪の無いものとしてきょめようとされます。
そのような、私たちが集められ、建てあげられるのが教会です。

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ご自身で、しみや、しわや、そのようなものの何一つない、聖く傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。
エペソ5章27節
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これは、外見の聖さや立派さを意味しません。むしろ、本当の愛、本当の聖さを意味します。
私たちを栄光の教会として主は立てあげられます。

そのことを覚えて主に祈りましょう。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20070506神の建てられた神殿
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