礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20070415

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自分を低くする者
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【内容】へりくだる者に主が働かれる。
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<いのり>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、へりくだるものに恵みを注ぎ、共に歩み、高くして下さる方です。
この方を覚えて、御言葉を聞いて参りましょう。

さて、今日は、墓前礼拝があります。
墓前礼拝は、先に天に召された方々を覚えつつ、復活のさきがけとなられたイエス様を礼拝するものです。
そういう意味で、先に召された方々を礼拝する事があってはならないのですが、その思い出を大切にするためのことでもあります。
午後からです。お時間のある方はご参加ください。

ではまず、聖書を開きましょう。
今日の聖書箇所は、ルカの福音書14章です。

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【聖書箇所】ルカの福音書14章7-24節
・新改訳Up132(贈呈p119英対p218)
・新改訳Vp144・口語訳p113
・新共同訳p136(贈呈p136英対p211)
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では、司会者お読みください。
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【聖書箇所のテキスト】
ルカの福音書14章7-24節
14:7招かれた人々が上座を選んでいる様子に気づいておられたイエスは、彼らにたとえを話された。
14:8「婚礼の披露宴に招かれたときには、上座にすわってはいけません。あなたより身分の高い人が、招かれているかもしれないし、
14:9あなたやその人を招いた人が来て、『この人に席を譲ってください。』とあなたに言うなら、そのときあなたは恥をかいて、末席に着かなければならないでしょう。
14:10招かれるようなことがあって、行ったなら、末席に着きなさい。そうしたら、あなたを招いた人が来て、『どうぞもっと上席にお進みください。』と言うでしょう。そのときは、満座の中で面目を施すことになります。
14:11なぜなら、だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。」
14:12また、イエスは、自分を招いてくれた人にも、こう話された。「昼食や夕食のふるまいをするなら、友人、兄弟、親族、近所の金持ちなどを呼んではいけません。でないと、今度は彼らがあなたを招いて、お返し
することになるからです。
14:13祝宴を催すばあいには、むしろ、貧しい人、不具の人、足なえ、盲人たちを招きなさい。
14:14その人たちはお返しができないので、あなたは幸いです。義人の復活のときお返しを受けるからです。」
14:15イエスといっしょに食卓に着いていた客のひとりはこれを聞いて、イエスに、「神の国で食事する人は、何と幸いなことでしょう。」と言った。
14:16するとイエスはこう言われた。「ある人が盛大な宴会を催し、大ぜいの人を招いた。
14:17宴会の時刻になったのでしもべをやり、招いておいた人々に、『さあ、おいでください。もうすっかり、用意ができましたから。』と言わせた。
14:18ところが、みな同じように断わり始めた。最初の人はこう言った。『畑を買ったので、どうしても見に出かけなければなりません。すみませんが、お断わりさせていただきます。』
14:19もうひとりはこう言った。『五くびきの牛を買ったので、それをためしに行くところです。すみませんが、お断わりさせていただきます。』
14:20また、別の人はこう言った。『結婚したので、行くことができません。』
14:21しもべは帰って、このことを主人に報告した。すると、おこった主人は、そのしもべに言った。『急いで町の大通りや路地に出て行って、貧しい人や、不具の人や、盲人や、足なえをここに連れて来なさい。』
14:22しもべは言った。『ご主人さま。仰せのとおりにいたしました。でも、まだ席があります。』
14:23主人は言った。『街道や垣根のところに出かけて行って、この家がいっぱいになるように、無理にでも人々を連れて来なさい。
14:24言っておくが、あの招待されていた人たちの中で、私の食事を味わう者は、ひとりもいないのです。』」
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では、主題聖句の暗唱を、教会学校の皆さんでお願いします。

<あんしょう>
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【しゅだいせいく】
なぜなら、だれでもじぶんをたかくするものはひくくされ、じぶんをひくくするものはたかくされるからです。」
ルカのふくいんしょ14しょう11せつ
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では、皆さんでいいましょう。

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【主題聖句】
なぜなら、だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。」
ルカの福音書14章11節
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では、今日はこのところから、

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自分を低くする者
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と、題しまして、御言葉を見て行きたいと思います。

聖書の通読は、
旧約聖書が、士師記からルツ記そしてサムエル記第一となっています。
士師記の最後の方は、何がいいたいのだろうかと思うような文章です。
しかし、私たちは、人が思い思いに正しいと思う事を行うとどうなるのかを、ここから学びたいと思います。
また、ルツ記ですが、ルツ記は、実は、ダビデの家系に関わる事柄です。
しかも、異邦人の女性が、信仰をもって行動する姿が描かれています。
そして、サムエル記。
旧約聖書の中で、物語として面白いのはここです。
サムエルの誕生から始まり、サウル、そして、ダビデに至ります。
是非、皆さん聖書を御読み下さい。

バイブルQはこうなっています。

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【【【先週のバイブルQの答え・聖書箇所】】】
【バイブルQ】
旧約:エルバアルとは誰の事ですか?
新約:ヨナは誰の為のしるしとなりましたか?
【バイブルQの答え・聖書箇所】
旧約:ギデオン。(士師記7章1節)
新約:ニネベの人々。(ルカの福音書11章30節)

【バイブルQ】
旧約:ナオミの夫は誰ですか?
新約:ひとりの罪びとが悔い改めると、神の御使いたちはどうなりますか?
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聖書を開いて探してみて下さい。
では、本題に戻ります。

本日の聖書箇所には、3つの招待が書かれています。
まず、一つ目の宴会を見てみましょう。
ある宴会にイエス様がいかれました。
すると、人々が、上座を選んでいたのです。
今ですと、大体、結婚の披露宴などは、誰の席と、はっきりと書いてあります。
しかし、そうでないときは、どこに座ったらいいのか考えてしまいます。
イエス様はそんなとき、上座にすわらないようにと教えておられます。
それは、今お読みいただいたように、こうです。

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14:8「婚礼の披露宴に招かれたときには、上座にすわってはいけません。あなたより身分の高い人が、招かれているかもしれないし、
14:9あなたやその人を招いた人が来て、『この人に席を譲ってください。』とあなたに言うなら、そのときあなたは恥をかいて、末席に着かなければならないでしょう。
14:10招かれるようなことがあって、行ったなら、末席に着きなさい。そうしたら、あなたを招いた人が来て、『どうぞもっと上席にお進みください。』と言うでしょう。そのときは、満座の中で面目を施すことになります。
14:11なぜなら、だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。」
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そして、この御言葉に続くのです。

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14:11なぜなら、だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。」
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これが、今回の主題聖句です。

ヤコブの手紙にはこう書いてあります。
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しかし、神は、さらに豊かな恵みを与えてくださいます。ですから、こう言われています。「神は、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」
ヤコブの手紙4章6節
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先ほどの箇所は、この世での処世術のようです。しかし、本当にイエス様が言おうとされたのは、神様との関係です。
私たちが、へりくだるとき、主は恵みを与えてくださいます。
では、神様の前にへりくだるために、自分を低くするために私たちは、どうすればいいでしょう。
それは、神様の偉大さを知る事です。
先週のお話でいいましたように、聖とは、この世の全てを超越して素晴らしいということです。
その事を知るなら、あなたは神様の前にへりくだります。

高慢については、こうも書いてあります。
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人の心の高慢は破滅に先立ち、謙遜は栄誉に先立つ。
箴言18章12節
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私達の高慢がどれほど恐ろしいかは、旧約聖書の中、特に、今のサムエル記のサウルの姿を見ると良く分ります。
彼は、へりくだった人でしたが、王になり、心が高ぶり、滅ぼされてしまいました。

御言葉は続きます。
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14:12また、イエスは、自分を招いてくれた人にも、こう話された。「昼食や夕食のふるまいをするなら、友人、兄弟、親族、近所の金持ちなどを呼んではいけません。でないと、今度は彼らがあなたを招いて、お返し
することになるからです。
14:13祝宴を催すばあいには、むしろ、貧しい人、不具の人、足なえ、盲人たちを招きなさい。
14:14その人たちはお返しができないので、あなたは幸いです。義人の復活のときお返しを受けるからです。」
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これは、簡単な事ではありません。
私たちは、何かするなら、知っているもの、親しいものでと思います。
しかし、主は、知らないものにするようにといわれるのです。
それは、その報いを、天から受けるためです。

イエス様は、施しをするとき、何か良い事をするとき、それを、知っている人の間でしないで、貧しい人にするように言われました。
それは、天から報いを受けるためだと教えておられます。

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このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである。』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たの
です。」
使徒の働き20章35節
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わたしたちは、受けるよりも与えるほうが幸いです。
それは、私たちが与える時に、神様の祝福さらにあふれるからです。

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与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからで
す。」
ルカの福音書6章38節
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与えると無くなるのがこの世の考え方です。
しかし、イエス様は、与えたら与えられると言われたのです。
それは、私たちが神様から期待しての事です。
主は与えるものに与えてくださいます。

更に見て行きましょう。

ある人が、人々を宴会に招きました。

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14:16するとイエスはこう言われた。「ある人が盛大な宴会を催し、大ぜいの人を招いた。
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ところが、その宴会には、結局招かれた人々はこなかったのです。
だからこうなります。

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14:21しもべは帰って、このことを主人に報告した。すると、おこった主人は、そのしもべに言った。『急いで町の大通りや路地に出て行って、貧しい人や、不具の人や、盲人や、足なえをここに連れて来なさい。』
14:22しもべは言った。『ご主人さま。仰せのとおりにいたしました。でも、まだ席があります。』
14:23主人は言った。『街道や垣根のところに出かけて行って、この家がいっぱいになるように、無理にでも人々を連れて来なさい。
14:24言っておくが、あの招待されていた人たちの中で、私の食事を味わう者は、ひとりもいないのです。』」
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なぜ、このようなお話をイエス様はされたのでしょうか?
この箇所は、その前のここからはじまります。

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14:15イエスといっしょに食卓に着いていた客のひとりはこれを聞いて、イエスに、「神の国で食事する人は、何と幸いなことでしょう。」と言った。
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ここで、そこにいた一人の客は、神の国で食事する人を想像して、その人はなんと幸いだろうと言いました。
考えてみて下さい。この人は、その幸いな人がどんな人だと考えているでしょうか?
それは、どんな人でしょうか?
ユダヤの社会です。まず、律法を守っている立派な人と考えるでしょう。

イエス様が、金持ちが天国に入るのは難しいといわれたのを覚えていますか?
そのとき、弟子たちは、それでは誰が入れるのかと言いました。
それはなぜですか?
律法を正しく守り行っているものを主は祝福されます。
ですから、律法を守り行い豊かになった人々はいたのです。
私たちが神様に従って歩む。
神様が私たちを祝福される。
しかし、そこで、神様から離れてしまう人がいます。

金持ちたちは、何もかも間違った生活をしていたのではありません。
沢山の献金をしたかもしれません。
見かけ上は立派に振舞ったかも知れません。
しかし、天国に招かれたにもかかわらず、その人たちは自分の生活を選び、そして、その人たちは天国に入れなくなりました。

では、入れたのはどのような人たちですか?
それは、ここに書かれています。

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14:21しもべは帰って、このことを主人に報告した。すると、おこった主人は、そのしもべに言った。『急いで町の大通りや路地に出て行って、貧しい人や、不具の人や、盲人や、足なえをここに連れて来なさい。』
14:22しもべは言った。『ご主人さま。仰せのとおりにいたしました。でも、まだ席があります。』
14:23主人は言った。『街道や垣根のところに出かけて行って、この家がいっぱいになるように、無理にでも人々を連れて来なさい。
14:24言っておくが、あの招待されていた人たちの中で、私の食事を味わう者は、ひとりもいないのです。』」
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それは、その人がどんな人かに関わらない全ての人です。
そして、その人たちは、また、神様の呼びかけに答えた人たちです。
自分のしたいこと、自分を言い立てなかった人たちです。

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「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。
マタイの福音書5章3節
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皆さん。心の貧しい者は幸いです。
私たちが、神様の前にへりくだるとき、神様の恵みが注がれます。
神様にへりくだり、神様の呼びかけに答えるとき、神様の祝福を受け取ることが出来るのです。

そして、いつもお読みする聖書の箇所、この箇所を見て下さい。

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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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ここでも、へりくだる事の大切さが教えられています。
私たちが、神様にへりくだるとき、神様は祝福して下さいます。
私たちが、神様の前にへりくだること無しに、本当の平安はありません。
そして私たちが神様の前にへりくだる為に大切なのは、神様を知ること。
その為に、皆さん、毎日聖書を読み祈りましょう。


[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20070415自分を低くする者
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