礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20070408
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祈りを教えてください
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【内容】どのように祈るべきか
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<いのり>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は私たちの祈りを聞き、祈りに答え、私たちを導いて下さる方です。
この方を覚えて、御言葉を聞いて参りましょう。

さて、皆さんおめでとうございます。
今日は、復活祭です。
イエス様が十字架で死んで三日目に蘇られた事を記念してお祝いする日です。

しかし、私たちは、一年に一度だけ、主の復活をお祝いしているのではありません。

日曜日の朝に集まるのは何故かわかりますか?
安息日だからと思って居られる方は少し違います。

安息日は、もともと今の土曜日です。
では、日曜日は何でしょう。
聖書で、イエス様が、十字架につけられたのは、安息日の前の日だとわかります。
それは、つまり、金曜日です。
そうすると、蘇られたのはいつですか?
それは、日曜日です

日曜日の朝、イエス様は、蘇られたのです。
これは、死に対する勝利、悪魔に対する勝利でした。

私たちは、この事を記念し、毎週お祝いしているのです。
そして、この朝も、主の前に礼拝を捧げ、主の御言葉を聞いて参りましょう。

ではまず、聖書を開きましょう。
今日の聖書箇所は、ルカの福音書11章です。

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【聖書箇所】ルカの福音書11章1-13節
・新改訳Up123(贈呈p111英対p203)
・新改訳Vp135・口語訳p106
・新共同訳p127(贈呈p127英対p198)
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では、司会者お読みください。

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【聖書箇所のテキスト】
ルカの福音書11章1-13節
11:1さて、イエスはある所で祈っておられた。その祈りが終わると、弟子のひとりが、イエスに言った。「主よ。ヨハネが弟子たちに教えたように、私たちにも祈りを教えてください。」
11:2そこでイエスは、彼らに言われた。「祈るときには、こう言いなさい。『父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。
11:3私たちの日ごとの糧を毎日お与えください。
11:4私たちの罪をお赦しください。私たちも私たちに負いめのある者をみな赦します。私たちを試みに会わせないでください。』」
11:5また、イエスはこう言われた。「あなたがたのうち、だれかに友だちがいるとして、真夜中にその人のところに行き、『君。パンを三つ貸してくれ。
11:6友人が旅の途中、私のうちへ来たのだが、出してやるものがないのだ。』と言ったとします。
11:7すると、彼は家の中からこう答えます。『めんどうをかけないでくれ。もう戸締まりもしてしまったし、子どもたちも私も寝ている。起きて、何かをやることはできない。』
11:8あなたがたに言いますが、彼は友だちだからということで起きて何かを与えることはしないにしても、あくまで頼み続けるなら、そのためには起き上がって、必要な物を与えるでしょう。
11:9わたしは、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。
11:10だれであっても、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。
11:11あなたがたの中で、子どもが魚を下さいと言うときに、魚の代わりに蛇を与えるような父親が、いったいいるでしょうか。
11:12卵を下さいと言うのに、だれが、さそりを与えるでしょう。
11:13してみると、あなたがたも、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天の父が、求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがありましょう。」
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ありがとうございます。次に主題聖句の暗唱を、教会学校の皆さんでお願いします。

<暗唱>
では、皆さんで言いましょう。

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【主題聖句】
わたしは、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。
ルカの福音書11章9節
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ありがとうございます。

今日は、このところから、

祈りを教えてください

と題しまして、御言葉を見て行きたいと思います。

さて、聖書の通読は、
旧約が士師記、新約がルカの福音書が続きます。
旧約の士師記は、その名の通り、士師と呼ばれる、神様がイスラエルに起こされたリーダーたちの働きを記録したものです。

しかし、一口にリーダーと言っても色んなリーダーがおり、また、リーダーシップも、色んなリーダーシップがあるのだと教えられます。
また、一話完結の短編集のようで、読みやすい所です。
是非お読みください。
ルカの福音書は、お話の中で取り上げていきたいと思います。

バイブルQは、こうなっています。

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【【【先週のバイブルQの答え・聖書箇所】】】
旧約:イスラエルの全会衆はシロに集まり何を建てましたか?
新約:ヤイロという人の職業は何でしたか?
【バイブルQの答え・聖書箇所】
旧約:会見の天幕。(ヨシュア記18章1節)
新約:会堂管理人。(ルカの福音書8章41節)

【バイブルQ】
旧約:エルバアルとは誰の事ですか?
新約:ヨナは誰の為のしるしとなりましたか?
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これも、是非、聖書から探してみてください。

さて、御言葉に戻りたいと思いますが、
祈りを教えてください。
とのタイトルで御言葉を見ていこうとしています。

この箇所で、弟子たちは、イエス様の所に祈りを教えてくださいとやってきました。
すると、イエス様がお答えになったのが、この箇所です。

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11:2そこでイエスは、彼らに言われた。「祈るときには、こう言いなさい。『父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。
11:3私たちの日ごとの糧を毎日お与えください。
11:4私たちの罪をお赦しください。私たちも私たちに負いめのある者をみな赦します。私たちを試みに会わせないでください。』」
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これは、マタイの福音書の6章と共通する祈りの言葉です。
一般に、この祈りを主の祈りと呼びます。

マタイの福音書の6章を見てみたいと思います。

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9だから、こう祈りなさい。『天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
10御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。
11私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。
12私たちの負いめをお赦しください。私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。
13私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。』〔国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン。〕
マタイの福音書6章9-13節
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ここで、イエス様は、まず、主の御名が崇められますようにと祈るように教えられます。
この、あがめられますようにと翻訳された言葉は、原語のギリシャ語では、神聖を意味するハギオス、英語ではhollowedという言葉が使われています。
このhollowdハロウドは、例えば、hallowedground聖地という風に使われることもある言葉です。

つまり、単に御名を人々が崇めると言うだけでなく、この主の御名は神聖であるという事を意味しているのです。
主の御名は神聖である。聖である。このことは、大変に重要な事です。

神聖とは、単に純粋さや綺麗である事を意味しません。

聖書で言う聖とは、この地上にある全てを超越したものであることを意味しています。
英語のウルトラや、スーパーを、日本では超という言葉に訳しますが、このウルトラやスーパーを越えたものが、ホーリー、聖です。
その、清らかさにおいて、正しさにおいて、力強さにおいて、考えられる全てにおいて、この地上の何者をも超越した存在、それが、父なる神様です。

御名をあがめさせたまえ、この祈りには、実は、御名は聖である、偉大な超越した御名であるとの意味があるのです。
イエス様のお教え下さった祈りは、まず、このことを祈り宣言することからはじまります。

そして、天の御国の到来と、みこころの実現をいのります。
天の御国が来る、それは、神様の力と権威が到来する事です。

それは、偉大な力であり、偉大な権威です。
その力はこの地上にある全てに勝る力です。

そして、みこころが天で行われるように、地でも行われますようにと祈ります。
みこころが、地でも行われる。神のみこころとは何でしょう。
このことは、ヨハネの福音書の6章にはっきりと書いてあります。
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わたしを遣わした方のみこころは、わたしに与えてくださったすべての者を、わたしがひとりも失うことなく、ひとりひとりを終わりの日によみがえらせることです。
事実、わたしの父のみこころは、子を見て信じる者がみな永遠のいのちを持つことです。わたしはその人たちをひとりひとり終わりの日によみがえらせます。」
ヨハネの福音書6章39-40節
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全てのものが、神の御子、すなわちイエス様を信じて、永遠の命を持つ事です。これが、神様のみこころです。

この地上で、あなたがみこころをなすというとき、まず、イエス様を信じる事から始まるのだということを決して忘れてはなりません。
そして、この事の為に、イエス様は、十字架で死んでくださったのです。

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「父よ。みこころならば、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願いではなく、みこころのとおりにしてください。」
ルカの福音書22章42節
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おなじ、みこころが出てくる聖書箇所です。
この箇所は、イエス様のゲッセマネでのお祈りです。
ゲッセマネで、イエス様は、みこころがなるようにと、血の様に汗を流して祈られたのです。
この祈りの後、イエス様はとらえられ、そして、私達の罪の身代わりに十字架につけられ、死んでくださって、そして、三日目に蘇られました。
今日は、復活祭です。これは、その事をお祝いするお祭りです。

イエス様が、私達の為に死んで、そして、蘇られ、今も生きて私達の為にとりなして下さる。
ハレルヤ。この主を褒め称えましょう。

そして、日ごとの糧について祈ります。

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2そこでイエスは、彼らに言われた。「祈るときには、こう言いなさい。『父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。
3私たちの日ごとの糧を毎日お与えください。
4私たちの罪をお赦しください。私たちも私たちに負いめのある者をみな赦します。私たちを試みに会わせないでください。』」
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これは、日ごとの食物を与えてくださいという祈りでもあり、また、必要の全てを求める祈りでもあります。
そしてイエス様は、こういわれました。

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イエスは答えて言われた。「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる。』と書いてある。」
マタイの福音書4章4節
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私たちはパンだけで生きるのではなく、神の言葉で生きるという事です。

この事に関して、まず、いえることは、私たちは、神の言葉がないと、存在すらしないということです。
私たちひとりひとりは、神の言葉によって、作られそして、生かされているのです。
そして、私達の食べているものも、神様がその御言葉によって造られたものです。
ですから、私たちは、神様の言葉無しに、何も無いのです。

そして、この神の言葉がまとめられているのが聖書です。
だから私たちは、毎日聖書を読まなければなりません。

信仰書を読む事も良い事ですが、まず、聖書を読み、聖書の言葉にある神の命にふれなければならないのです。
この地上で必要な物が沢山あると思います。
しかし、聖書の御言葉を読む事は、あなたの霊に命を与える事です。

聖書を読めますように、御言葉をお与えくださいと祈る事は、大切な事です。
なぜなら、あなたの周りには、あなたの目には見えないけれども、あなたと神様の関係を破壊しようとするものが存在するからです。
私たちは、主の守りの中、導きの中で、聖書の言葉を頂きましょう。

次に、罪の許しがきます。

ここで、私たちは、大切な注目しなければならない言葉に出会います。
ここにはこうかいてあります。

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私たちの罪をお赦しください。私たちも私たちに負いめのある者をみな赦します。私たちを試みに会わせないでください。』」
ルカの福音書11章4節
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私たちも私たちに負い目のある者たちをみな赦します。

皆さん。私たちにとって、私達の周りの人の罪を赦すことは大切です。
このことを、マタイの福音書はこう書いてあります。
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もし人の罪を赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたを赦してくださいます。
しかし、人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの罪をお赦しになりません。
マタイの福音書6章14-15節
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いかがですか?
私たちは、赦さなければならないのです。
しかし、このようなイエス様の御言葉もすべて、救いが恵みによって与えられたものであるという事を覚えた上で考えなければなりません。
どういうことかというと、あなたが赦せない時、そんなあなたを神様は見捨ててしまわれないということです。

なぜですか?それは、私たちが救われたのが、行いではなく恵みによるからです。
そして、このことは、神様の恵みによって、救われ、愛されるものとなった私たちが、神様の愛に応答して成長し成し遂げて行くものです。
あなたが、主を崇めていくなら、そのことは必ず実現します。

そして、最後に試みにあわせないでくださいと続きます。
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11:2そこでイエスは、彼らに言われた。「祈るときには、こう言いなさい。『父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。
11:3私たちの日ごとの糧を毎日お与えください。
11:4私たちの罪をお赦しください。私たちも私たちに負いめのある者をみな赦します。私たちを試みに会わせないでください。』」
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私たちは、私たちを試みにあわせないで下さいと祈るのだとイエス様は教えてくださいます。

私たちは、誘惑と自分が戦わなければならないと思ってしまいます。
しかし、悪魔と戦うのはわたしたちではありません。
すでに悪魔に打ち勝たれたイエス様の御名によるのです。

主の助けによらなければ試みにおいて、それに勝利することは出来ません。

最後に10節にあるこの御言葉にも注目しましょう。
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だれであっても、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。
ルカの福音書11章10節
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この御言葉は、私達の祈りの姿勢を教えてくれるものです。

私たちは、祈るとき、このことを忘れないようにしなければなりません。
この御言葉は、その続きでこうかかれています。
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してみると、あなたがたも、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天の父が、求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがありましょう。」
ルカの福音書11章13節
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父なる神様は、良い方です。
そして、祈りに答えてくださる方です。
そして、この方は聖霊をも与えて下さる方です。
聖霊を与えてくださるとはすなわち、神様が私たちと共におられるということです。

この事の為に、イエス様は何をされましたか?
イエス様は、十字架で死んで、蘇られました。

このことを記念する復活祭。
今回はじめに、御名を崇めるというお話をしました。
このイエス様の御業は、まさに崇められるべき御業です。

このことを覚えてお祈りしましょう。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。


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シティーチャーチメッセージ20070408祈りを教えてください
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