礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20070401
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種まきのたとえ
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【内容】良い地に蒔かれるとは
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<いのり>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私達の内に御言葉を蒔き、豊かに成長させて下さる方です。
この主を覚えて、御言葉を聞いて参りましょう。

では、まずは、いつものように、聖書箇所をお読み頂きましょう。
司会者お願いします。
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【聖書箇所】ルカの福音書8章4-18節
・新改訳Up114(贈呈p102英対p188)
・新改訳Vp125・口語訳p98
・新共同訳p118(贈呈p118英対p183)
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【聖書箇所のテキスト】
ルカの福音書8章4-18節
8:4さて、大ぜいの人の群れが集まり、また方々の町からも人々がみもとにやって来たので、イエスはたとえを用いて話された。
8:5「種を蒔く人が種蒔きに出かけた。蒔いているとき、道ばたに落ちた種があった。すると、人に踏みつけられ、空の鳥がそれを食べてしまった。
8:6また、別の種は岩の上に落ち、生え出たが、水分がなかったので、枯れてしまった。
8:7また、別の種はいばらの真中に落ちた。ところが、いばらもいっしょに生え出て、それを押しふさいでしまった。
8:8また、別の種は良い地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。」イエスは、これらのことを話しながら「聞く耳のある者は聞きなさい。」と叫ばれた。
8:9さて、弟子たちは、このたとえがどんな意味かをイエスに尋ねた。
8:10そこでイエスは言われた。「あなたがたに、神の国の奥義を知ることが許されているが、ほかの者には、たとえで話します。彼らが見ていても見えず、聞いていても悟らないためです。
8:11このたとえの意味はこうです。種は神のことばです。
8:12道ばたに落ちるとは、こういう人たちのことです。みことばを聞いたが、あとから悪魔が来て、彼らが信じて救われることのないように、その人たちの心から、みことばを持ち去ってしまうのです。
8:13岩の上に落ちるとは、こういう人たちのことです。聞いたときには喜んでみことばを受け入れるが、根がないので、しばらくは信じていても、試練のときになると、身を引いてしまうのです。
8:14いばらの中に落ちるとは、こういう人たちのことです。みことばを聞きはしたが、とかくしているうちに、この世の心づかいや、富や、快楽によってふさがれて、実が熟するまでにならないのです。
8:15しかし、良い地に落ちるとは、こういう人たちのことです。正しい、良い心でみことばを聞くと、それをしっかりと守り、よく耐えて、実を結ばせるのです。
8:16あかりをつけてから、それを器で隠したり、寝台の下に置いたりする者はありません。燭台の上に置きます。はいって来る人々に、その光が見えるためです。
8:17隠れているもので、あらわにならぬものはなく、秘密にされているもので、知られず、また現われないものはありません。
8:18だから、聞き方に注意しなさい。というのは、持っている人は、さらに与えられ、持たない人は、持っていると思っているものまでも取り上げられるからです。」
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続いて、教会学校の皆さん。主題聖句の暗唱をお願いします。
<あんしょう>
では、皆さんで言いましょう。

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【しゅだいせいく】
ただしい、よいこころでみことばをきくと、それをしっかりとまもり、よくたえて、みをむすばせるのです。
ルカのふくいんしょ8しょう15せつ
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では、このところから、
種まきのたとえ
と題しまして、御言葉を見て参りたいと思います。

先週は、CSKキャンプがあり、いつものように、淡路島に行きました。
皆それぞれに、祝福された時となりましたが、中でも一番大きな祝福は、一緒に行った中で、イエス様を信じた方のあった事でした。

先日、この場所でも、はっきりと信仰告白をされました。今日一緒に礼拝し、聖餐にも与る事が出来る事を感謝します。

行き帰りも守られ、素晴らしいキャンプでした。
皆さんお祈りありがとうございました。

さて、聖書の通読は、旧約聖書が、ヨシュア記、そして、週の終わりには、士師記に入ります。
モーセは120歳でしたが、ヨシュアは110歳で死にました。ヨシュアは、救いを意味する名前ですが、実は、イエスという名前は、このヨシュアに由来します。
このヨシュアが死んで、明確なリーダーを失ったイスラエルの姿が士師記です。

また、新約聖書は、ルカの福音書が続いています。
今週の箇所は、主イエス様がなさった御業の数々、そして、主イエス様の語られた御言葉、イエス様に起こった出来事が書かれています。
非常にダイナミックなところです。是非お読み下さい。
皆さん聖書を通読しましょう。

バイブルQですが、前回の答えはこうなっています。
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【【【先週のバイブルQの答え・聖書箇所】】】
【バイブルQ】
旧約:エリコを偵察したイスラエルの斥候をかくまったのは誰ですか?
新約:新しいぶどう酒は何に入れなさいと書いてありますか?
【バイブルQの答え・聖書箇所】
旧約:ラハブ。(ヨシュア記2章1-6節)
新約:新しい皮袋。(ルカの福音書5章38節)
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このラハブは、ユダ部族のサルモンという人と結婚し、ボアズを生みます。
このボアズは、ダビデの先祖であり、そして、イエス様の系図に出てくる人物です。

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5サルモンに、ラハブによってボアズが生まれ、ボアズに、ルツによってオベデが生まれ、オベデにエッサイが生まれ、
6エッサイにダビデ王が生まれた。ダビデに、ウリヤの妻によってソロモンが生まれ、
マタイの福音書1章5-6節
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新しいぶどう酒は、何に入れなさいと書いてありますかとの答えは、新しい皮袋です。
新しいぶどう酒とは、新しい教え、新しい皮袋は、新しいものを受け入れる柔らかな心です。
新しいぶどう酒は、2000年前に、イエス様が来られて語られた福音です。
この福音は、何が新しかったのでしょう。それは、私達の行いではなく、神様の恵みを信じる信仰によって救われるということです。

この福音を私たちは受け入れたのです。
これは、当時、戒めを守る事によって、天国に入ろうとしていた人々にとって受け入れがたい事でした。

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「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」
マタイの福音書3章2節
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こう聞くと、私たちが考えるのは、行いを正す事です。
しかし、私たちが本当にしなければならないのは、生き方、考え方を正す事です。
自分で自分をなんとかしようとする生き方から、神様を信頼して生きる生き方に変える。
それが、悔い改めです。

そのように生きる為に大切なのは、聖書を読み祈る事です。
皆さん聖書を通読し祈りましょう。

次回のバイブルQはこうなっています。

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旧約:イスラエルの全会衆はシロに集まり何を建てましたか?
新約:ヤイロという人の職業は何でしたか?
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ぜひ、聖書から探してみてください。

さて、本題に戻ります。

本日の箇所は、種まきの譬えといわれる所です。

イエス様は、ここで、神のことばを種に譬えられました。

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このたとえの意味はこうです。種は神のことばです。
ルカの福音書8章11節
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このことを忘れないようにして、続くこの箇所をお読み下さい。

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道ばたに落ちるとは、こういう人たちのことです。みことばを聞いたが、あとから悪魔が来て、彼らが信じて救われることのないように、その人たちの心から、みことばを持ち去ってしまうのです。
ルカの福音書8章12節
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道端に落ちるとはこういう人たちだと聞くと、道端に落ちた種が、そういう人たちかと誤解をしてしまう事があります。
しかし、種は、あくまで種、そして、それは、神の言葉です。
そうすると、その種が蒔かれた場所が、私たちの事です。

皆さん、ここで、私たちは、岩であるのか、いばらの中であるのか、良い地であるのかを、イエス様は問いかけておられるのです。

このことは、先ほどのバイブルQにあった、
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新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れなければなりません。
ルカの福音書5章38節
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に通じる所です。

私たちが、神様の言葉をどんな心で受け止めるのか、それによって、御言葉がどのように私たちを成長させるかが決まるのです。
まず、順番を逆にして、一番いい例から考えましょう。

それは、良い地に落ちると言う例です。
こうかいてあります。

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8:15しかし、良い地に落ちるとは、こういう人たちのことです。正しい、良い心でみことばを聞くと、それをしっかりと守り、よく耐えて、実を結ばせるのです。
ルカの福音書8章15節
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良い地に落ちる。
それは、どういう事でしょうか?
正しい、良い心でみことばを聞く事だと書いてあります。

種は本来どこに蒔きますか?
畑や、鉢など、用意された場所です。
その場所は、種を植えようとしている人が、耕し、石を取り除けて整えます。

皆さんの中には、御言葉を聞く前に、困難な状況を経験した人があると思います。
それは、神様があなたを、御言葉を受け入れるにふさわしく整えておられたのです。
もちろん、そういう事の無い方もあるでしょう。
それは、あなたが、はじめから柔らかな土地であったからかもしれません。

私たちは、私達の心をやわらかくして、御言葉を聞かなければならないのです。

その様にして、御言葉を聞くなら、それは、あなたの心の中で育ちます。

御言葉は、霊の食物、あなたの霊のパンだというお話をしますが、ここで、御言葉は、あなたの内に蒔かれる種でもあると分ります。

この種は、あなたの中で成長して、豊かな実を結ぶのです。

土地である私たちに対して、イエス様は、クワを入れ、また、石を取り除けて整えようとされます。
しかし、その時に、私たちは痛い思いをするかも知れません。
神様が大きな石をあなたの中から取り除けられるなら、あなたは痛いかも知れません。

また、困難な状況がやってくるかもしれません。
しかし、そのまましっかりと耐えているなら、必ず、その種は成長します。

では、そうで無いものを見ておきましょう。

岩の上に落ちるとは、こう書いてあります。

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岩の上に落ちるとは、こういう人たちのことです。聞いたときには喜んでみことばを受け入れるが、根がないので、しばらくは信じていても、試練のときになると、身を引いてしまうのです。
ルカの福音書8章13節
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聖書のお話を聞いたとき、私たちが注意しなければならないのは、聞いたままで終わらない事です。
よく、何か特別な集会などありますと、「良いお話でした。」という言葉を聴きます。
しかし、その事が、その場限りで、本当にその人のものになっていない時があります。

ここで、試練と言う事が言われています。
聖書のお話を聞くと、その後、試練の来るときがあります。
この試練は、実は、私たちを成長させるものです。
しかし、私たちが、しっかりと神様につながらなければ、その試練は私たちを潰してしまいます。

私たちは、ただの良いお話に心を留めてはなりません。
私たちを愛して居られる神様の愛に目を留めなければならないのです。

聖書のお話は奇麗事ではありません。
なぜならば、聖書の中で、一番重要な出来事は、同時に非常に残酷な、十字架刑というその事によって現れているからです。

一番大切なことはこれだとパウロは言いました。

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私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと、
コリント人への手紙第一15章3-4節
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イエス様が私達の為に十字架で死んでくださり、三日目に蘇られたこの事が福音です。
私達の為、それはどういうことですか?
それは、私たちと神様とを隔てている罪の壁を打ち砕くためです。
私達の罪の為に、イエス様は死んでくださいました。
これが福音、英語でグッド・ニュース。良い知らせです。

パッションという映画を見られた方もおられたでしょう。
あまりに残酷で、R指定がついてしまったのです。
それほどに、イエス様の十字架は残酷です。
そのおかげで、私たちは、罪が赦され、神の子とされ、天国に行くものとされました。
皆さんいいですか?
聖書のお話を、ただの道徳と考えてはなりません。
イエス様が命がけで勝ち取って下さった救いなのです。

今日も聖餐式があります。
これは、このイエス様の裂かれた御身体と流された血潮を覚えて行うものです。
そして、イエス様の血と肉を、自分のものとし、自分の内にイエス様が生きておられることを覚えるためのものです。

もう一つ、いばらの中に落ちるとかいてあります。

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いばらの中に落ちるとは、こういう人たちのことです。みことばを聞きはしたが、とかくしているうちに、この世の心づかいや、富や、快楽によってふさがれて、実が熟するまでにならないのです。
ルカの福音書8章14節
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このイバラは、御言葉をふさぐ、間違った教え習慣です。
私たちはそれらの事にまどわされ、良い実を失わないようにしなければなりません。

その為にも、わたしたちは、毎日聖書を読みいのり、しっかりとイエス様に結びついていなければならないのです。

そして、イエス様は言われます。

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だから、聞き方に注意しなさい。というのは、持っている人は、さらに与えられ、持たない人は、持っていると思っているものまでも取り上げられるからです。
ルカの福音書8章18節
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私たちが信仰を持って聞くとき、その信仰は、次の信仰を生み出します。
ですから、御言葉を良い心でしっかりと受け止め、そして、素晴らしい実を結ばせていただきましょう。



[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20070401種まきのたとえ
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