礼拝でのお話
テキスト版
画像がある場合は
クリックすると
表示されます
※携帯で表示できない
物もありますので
ご了承下さい
トップページへ



−−−−−−−−−−
シティーチャーチ
メッセージ20070318
−−−−−−−−−−
主の約束の通りに
−−−−−−−−−−
【内容】信仰によってキリストがお生まれになった事
−−−−−−−−−−

++++++++++
11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
++++++++++

<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちを愛し、救いの計画を立て、それを成し遂げて下さいました。
その救いの計画。御子イエス様を十字架につけるという計画によって、私たちは今救われて神の子とされています。
このことを感謝しつつ、主の御言葉を聞いて参りたいと思います。
さて、本日の聖書箇所は、ルカの福音書です。
皆さん、聖書をお開き下さい。

++++++++++
【聖書箇所】ルカの福音書1章46-67節
・新改訳Up98(贈呈p87英対p161)
・新改訳Vp107・口語訳p83
・新共同訳p101(贈呈p101英対p156)
++++++++++

では、司会者お読み下さい。

++++++++++
【聖書箇所のテキスト】
ルカの福音書1章46-67節
1:46マリヤは言った。「わがたましいは主をあがめ、
1:47わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます。
1:48主はこの卑しいはしために目を留めてくださったからです。ほんとうに、これから後、どの時代の人々も、私をしあわせ者と思うでしょう。
1:49力ある方が、私に大きなことをしてくださいました。その御名は聖く、
1:50そのあわれみは、主を恐れかしこむ者に、代々にわたって及びます。
1:51主は、御腕をもって力強いわざをなし、心の思いの高ぶっている者を追い散らし、
1:52権力ある者を王位から引き降ろされます。低い者を高く引き上げ、
1:53飢えた者を良いもので満ち足らせ、富む者を何も持たせないで追い返されました。
1:54主はそのあわれみをいつまでも忘れないで、そのしもべイスラエルをお助けになりました。
1:55私たちの先祖たち、アブラハムとその子孫に語られたとおりです。」
1:56マリヤは三か月ほどエリサベツと暮らして、家に帰った。
1:57さて月が満ちて、エリサベツは男の子を産んだ。
1:58近所の人々や親族は、主がエリサベツに大きなあわれみをおかけになったと聞いて、彼女とともに喜んだ。
1:59さて八日目に、人々は幼子に割礼するためにやって来て、幼子を父の名にちなんでザカリヤと名づけようとしたが、
1:60母は答えて、「いいえ、そうではなくて、ヨハネという名にしなければなりません。」と言った。
1:61彼らは彼女に、「あなたの親族にはそのような名の人はひとりもいません。」と言った。
1:62そして、身振りで父親に合図して、幼子に何という名をつけるつもりかと尋ねた。
1:63すると、彼は書き板を持って来させて、「彼の名はヨハネ。」と書いたので、人々はみな驚いた。
1:64すると、たちどころに、彼の口が開け、舌は解け、ものが言えるようになって神をほめたたえた。
1:65そして、近所の人々はみな恐れた。さらにこれらのことの一部始終が、ユダヤの山地全体にも語り伝えられて行った。
1:66聞いた人々はみな、それを心にとどめて、「いったいこの子は何になるのでしょう。」と言った。主の御手が彼とともにあったからである。
1:67さて父ザカリヤは、聖霊に満たされて、預言して言った。
++++++++++
はい、ありがとうございます。
では、主題聖句のあんしょうを小学生の皆さんでお願いします。
<あんしょう>
では、皆さんで言いましょう。

++++++++++
【主題聖句】
わがたましいは主をあがめ、わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます。
ルカの福音書1章46節
++++++++++
では、このところから、
主の約束の通りに
と題しまして、御言葉を見て参りたいと思います。

旧約聖書の通読は、申命記が続きます。
律法がどのようなものか、それを守り行う事がどれほど大変かを、感じて頂けると良いのではないかと思います。
新約聖書の通読は、マルコが終わり、ルカに入りました。
ルカは各章が長く読みにくいのですが、通読表では、その分細かく分割していますので、毎日の通読はしやすいかもしれません。
是非、聖書をお読み下さい。

そして、バイブルQですが、先週の答えがこれです。
−−−−−−−−−−
【【【先週のバイブルQの答え・聖書箇所】】】
旧約:父と母を敬う事にはどんな約束がありますか?
新約:ユダは、イエス様を裏切るとき何をしましたか?
【バイブルQの答え・聖書箇所】
旧約:齢が長くなり、しあわせになる。(申命記5章16節)
新約:イエス様に口づけした。(マルコの福音書14章45節)
−−−−−−−−−−
父母を敬うと祝福され長生きします。
これは、人と人の関係の基本です。
新約聖書の問題ですが、ユダは、イエス様を裏切るとき口付けしました。
親愛を示す行動をもって、ユダはイエス様を裏切ったのです。
人の罪の深さを教えられます。
さて、次回は、
−−−−−−−−−−
旧約:律法では、畑で穀物の刈り入れをして、束の一つを忘れた時、どうする事になっていますか?
新約:御使いが、羊飼いたちに、救い主の誕生を告げたとき、御使いと一緒に何が現れましたか?
−−−−−−−−−−
となっています。是非聖書から探して見て下さい。
では、聖書に戻ります。
今回の箇所は、イエス様がお生まれになる少し前の事です。
母であるマリヤが聖霊によって、身ごもり、そいて、親戚であった祭司ザカリヤの元へ行きます。

ザカリヤは神殿の働きをする祭司でした。
そして、彼は、あるとき神殿の中で天使を見ます。
天使は彼に子どもが生まれる事を伝えます。
彼も、そして、彼の妻も年をとっていましたが、その言葉の通り、ザカリヤの妻エリサベツは一人の子どもを生みます。
それが、バプテスマのヨハネです。
このエリサベツは、日本では余り聞かない名前で、聖書の中にしかないように思うかも知れません。
でも、このエリサベツを英語読みすると、エリザベスになります。
エリザベスは良く聞くのではないでしょうか?
イギリスの女王もエリザベスでしたね。
でも、それは、このエリサベツから取った名前です。

で、このエリサベツは、イエス様の母マリヤと親戚であったようです。

さて、そのエリサベツが身ごもったあと、マリヤの所に御使いがやってきます。
そして、マリヤが聖霊によって身ごもる事を語ります。
マリヤは、その事を信じ受け入れます。
そのときの御使いとマリヤのやりとりがこれです。
++++++++++
35御使いは答えて言った。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。
36ご覧なさい。あなたの親類のエリサベツも、あの年になって男の子を宿しています。不妊の女といわれていた人なのに、今はもう六か月です。
37神にとって不可能なことは一つもありません。」
38マリヤは言った。「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」こうして御使いは彼女から去って行った。
ルカの福音書1章35-38節
++++++++++
マリヤは、
あなたのおことばどおりにこの身になりますように。
と、このことを信じ受け入れます。

このときに、御使いは言います。
++++++++++
神にとって不可能なことは一つもありません。」
ルカの福音書1章37節
++++++++++

皆さん、神にとって不可能な事はありません。
神様は、全知全能、全てを知り、なんでもおできになる方です。
しかし、それを引き出すのは何ですか?
ここで、マリヤがなんと言ったか見てみましょう。
++++++++++
マリヤは言った。「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」こうして御使いは彼女から去って行った。
ルカの福音書1章38節
++++++++++
彼女はまず、主のはしためですと主の前にへりくだっています。
そして、自分自身を主にゆだねているのです。
多くの人が、神様は私の人生に何もして下さらないといいます。
祈っても何も変わらないといいます。
マリヤは、彼女の人生に神様の計画された偉大なみわざを受け入れました。
あなたの人生に神様の御計画がります。
あなたは、その神様の御計画が、あなたの身に実現して欲しいと思っていますか?
ある方は、祈ります。
神様私を祝福してください。
そうすると神様は、その方が祝福を受けるようにとその方向に歩まされます。
しかし、その道は、彼の考えていたのと違います。
すると、彼は、自分の祈りを神様は聞いておられないと考えるのです。

神様の知恵は、私達の知恵にはるかに勝ります。
ですから、私たちは、神様のご計画の全てを知ることなど到底出来ないのです。
マリヤにとって、まだ、結婚もしていないのに、聖霊によって、身ごもるなど、考えられない事でした。
ですから、マリヤに御使いは、エリサベツの事をいいます。

エリサベツは、年老いていましたが、神様によって、今は、お腹に子どもがいる。
そして、神には不可能はないと教えるのです。
それを聞いて、マリヤは、信じます。
主の御心がなるようにと祈るのです。

いいですか?
皆さんの人生に、神様は計画をお持ちです。
それは、どんな計画ですか?
++++++++++
わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。――主の御告げ。――それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。
エレミヤ書29章11節
++++++++++
平安を与える計画
将来と希望を与える計画
です。
このことを信じますか?
でも、注意してください。
その為に、あなたの人生に用意された道があります。
主が用意された道があるのです。

その門は狭いかも知れません。
しかし、それが、主のあなたへの計画であるなら、その道の先に祝福があるのです。
ですから、その道を進まなければなりません。

しかし、困難があるかも知れません。
あなたの人生の神様の計画が大きければ大きいほど、神様はその為にあなたを訓練されます。
++++++++++
7訓練と思って耐え忍びなさい。神はあなたがたを子として扱っておられるのです。父が懲らしめることをしない子がいるでしょうか。
8もしあなたがたが、だれでも受ける懲らしめを受けていないとすれば、私生子であって、ほんとうの子ではないのです。
9さらにまた、私たちには肉の父がいて、私たちを懲らしめたのですが、しかも私たちは彼らを敬ったのであれば、なおさらのこと、私たちはすべての霊の父に服従して生きるべきではないでしょうか。
10なぜなら、肉の父親は、短い期間、自分が良いと思うままに私たちを懲らしめるのですが、霊の父は、私たちの益のため、私たちをご自分の聖さにあずからせようとして、懲らしめるのです。
11すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、かえって悲しく思われるものですが、後になると、これによって訓練された人々に平安な義の実を結ばせます。
12ですから、弱った手と衰えたひざとを、まっすぐにしなさい。
ヘブル人への手紙12章7-12節
++++++++++
神様は、あなたを愛するがゆえに訓練されます。
しかし、それは、あなたを愛しておられるからです。

だから、
弱った手と、衰えたひざとをまっすぐにしなさいと言われます。
しかし、その信仰の道を行くとき、あなたは助けを必要とする事があります。
主は、マリヤの為に、エリサベツという助けをお与えになりました。

信仰を励ましあえる友がいるのは大切な事です。
教会の中でも、少し積極的な事を言う。
また、祈りの確信として、告白する、宣言する。
その時、そんな事ありえないじゃないですか?
と、信仰に水をさす方がおられます。

中には、否定的なことを言って、その人の信仰を試してあげたのですとまで言う人がいます。
余りに高慢で愛の無い態度です。
人は人をそのように扱う事は正しい事ではありません。
それは、主がされることです。

私は、本当に悲しい事だと思います。
正しい言葉で信仰を励ましあいましょう。
もちろん、信仰を正しく用いる事が大切です。

誤った信仰、投げやりな信仰、信仰に見せかけた思い込みと言ったものも教会の中にあります。
しかし、わたしたちは、現実や状況をみて、ありえないからということを、否定する理由にしてはならないのです。
なぜなら、私達の信じる方は、何でも出来る方だからです。

この御言葉は、前回も見たところです。
++++++++++
イエスは、彼らをじっと見て言われた。「それは人にはできないことですが、神は、そうではありません。どんなことでも、神にはできるのです。」
マルコの福音書10章27節
++++++++++
以前この箇所で、神の国に入る事は人には出来ない。神が私たちを救って天国に入れて下さるのだという話しをしました。

今回、この同じ箇所を見ていますが、
どんなことでも、神にはできる。
と、書いてあります。

どんなことでも、つまり、限定がないのです。
神様は何でも出来る方です。
この何でも出来る神様が私たちと共におられます。

だとしたら、どんな不思議な事、ありえないことと考えても、神様はおできになるのです。
そして、その何でも出来る方を信じているどおしとして、私たちが出来るのは、互いの信仰を励ましあう事です。

ただ、聖書にも基づかない、いい加減な感覚や、その人の思いから、こうなってほしいという希望を、こうなると宣言しているなら、それは、実現しないかもしれません。
しかし、それは、神様が出来ないのではなく、その人が神様に結びついていないだけです。

光の御使いに変装するという悪魔に騙されないように、しっかりと聖書を読み、聖書に根ざした信仰を持っている事が大切です。

さて、マリヤは、急いでエリサベツのところに行くのです。
年をとっているのに、妊娠して、しかも6ヶ月のエリサベツにあうためです。
そして、神には出来ない事の無い事を、その目で確かめ、自分に起こる事に確信を持つのです。

私たちもそうです。
世界中で起こる主の御業、あなたの周りの誰かに起こる主の御業。
それらを見るとき、あの人だから起こったとか、あの国に起こっても私にはとか考えてはなりません。

それらの主がなさった素晴らしい出来事を見るとき、私達の考えなければならないのは、
主には何でも出来るというその事です。
ただ、そのことに、目を留めなければならないのです。
日本の状況がどうとか、あなたの状況がどうとか、そんな事はどうでもいいことです。
まず、目を留めるのは、神様は何でも出来るという事です。

見える所から目を離して、神様に目を向ける事が、悔い改めであり、信仰です。

さて、救い主を生む事になるマリヤ、
それは、突然起こったことではありません。

++++++++++
それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。
イザヤ書7章14節
++++++++++

これは、イザヤ書に預言されていたことだったのです。
そしてその事をマリヤは受け入れたのです。
このマリヤにエリサベツはいいます。
++++++++++
40そしてザカリヤの家に行って、エリサベツにあいさつした。
41エリサベツがマリヤのあいさつを聞いたとき、子が胎内でおどり、エリサベツは聖霊に満たされた。
42そして大声をあげて言った。「あなたは女の中の祝福された方。あなたの胎の実も祝福されています。
43私の主の母が私のところに来られるとは、何ということでしょう。
44ほんとうに、あなたのあいさつの声が私の耳にはいったとき、私の胎内で子どもが喜んでおどりました。
45主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。」
ルカの福音書1章40-45節
++++++++++
そのときのマリヤの応答が、今回の聖書箇所です。
++++++++++
1:46マリヤは言った。「わがたましいは主をあがめ、
1:47わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます。
1:48主はこの卑しいはしために目を留めてくださったからです。ほんとうに、これから後、どの時代の人々も、私をしあわせ者と思うでしょう。
++++++++++
ここで、マリヤは、自分に主がなさる事を、ただ感謝し、主の前にへりくだっています。
そして、ここで、マリヤは3ヶ月エリサベツと過ごしました。
何の為かわかりません。
しかし、彼女たちが、自分におこった事のゆえに互いに励ましあう事が出来た事がわかります。
マリヤにとっては、無くてはならないほどの励ましを受けた事でしょう。
++++++++++
45主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。」
ルカの福音書1章40-45節
++++++++++
エリサベツは、このことばでマリヤを励ましました。
私たちは、どんな言葉でお互いを励ますのでしょう。
信仰を持って互いに励ましあい、互いに使えあうものとならせて頂きましょう。
では、お祈りしましょう。
[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
−−−−−−−−−−
シティーチャーチメッセージ20070318主の約束の通りに
−−−−−−−−−−



INDEX
TOP