礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20070121
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神に近づく心
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

ハレルヤ
皆さんおはようございます。

聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちを愛していつも守り、祝福してくださる方です。
この方を覚えて、今日も、聖書の言葉を一緒に見て行きましょう。

では、まず、本日の聖書箇所をお読み頂きましょう。
皆さん聖書を開いて下さい。
聖書箇所は、マタイの福音書15章です。

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【聖書箇所】マタイの福音書15章1-11節
・新改訳Up27(贈呈p25英対p44)
・新改訳Vp29・口語訳p24
・新共同訳p29(贈呈p29英対p43)
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では、司会者お願いします。

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【聖書箇所のテキスト】
15:1そのころ、パリサイ人や律法学者たちが、エルサレムからイエスのところに来て、言った。
15:2「あなたの弟子たちは、なぜ昔の先祖たちの言い伝えを犯すのですか。パンを食べるときに手を洗っていないではありませんか。」
15:3そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「なぜ、あなたがたも、自分たちの言い伝えのために神の戒めを犯すのですか。
15:4神は『あなたの父と母を敬え。』また『父や母をののしる者は、死刑に処せられる。』と言われたのです。
15:5それなのに、あなたがたは、『だれでも、父や母に向かって、私からあなたのために差し上げられる物は、供え物になりましたと言う者は、
15:6その物をもって父や母を尊んではならない。』と言っています。こうしてあなたがたは、自分たちの言い伝えのために、神のことばを無にしてしまいました。
15:7偽善者たち。イザヤはあなたがたについて預言しているが、まさにそのとおりです。
15:8『この民は、口先ではわたしを敬うが、その心は、わたしから遠く離れている。
15:9彼らが、わたしを拝んでも、むだなことである。人間の教えを、教えとして教えるだけだから。』」
15:10イエスは群衆を呼び寄せて言われた。「聞いて悟りなさい。
15:11口にはいる物は人を汚しません。しかし、口から出るもの、これが人を汚します。」
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ありがとうございます。
では、続いて、主題聖句の暗唱をおねがいします。

<あんしょう>

では、皆さんで言いましょう。

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【主題聖句】
口にはいる物は人を汚しません。しかし、口から出るもの、これが人を汚します。」
マタイの福音書15章11節
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ありがとうございます。
では、今日は、ここから、神に近づく心と題しまして、御言葉を見て行きましょう。

聖書の通読は、旧約聖書は、創世記が終わりまして、出エジプトです。
モーセの誕生からモーセが神様の使命を受ける所です。是非、読んで見て下さい。
また、新約聖書は、マタイの福音書が続きます。
イエス様の活躍をねたんだ、パリサイ人や律法学者の攻撃と、それに対するイエス様のお言葉から、福音とは何なのかをより詳しく知る事が出来ます。
是非、聖書を読んでください。

そして、バイブルQです。
前回のバイブルQは、このようになります。
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【【【先週のバイブルQの答え・聖書箇所】】】
1月17日(水)[]創39-40/[]マタ12:1-28
旧約:エジプトに連れて行かれたヨセフを買い取ったのは誰ですか?
新約:イエス様が、安息日に麦畑を通られたとき、弟子たちは何をしましたか?
【バイブルQの答え・聖書箇所】
旧約:侍従長のポティファル。(創世記39章1節)
新約:穂を摘んで食べ始めた。(マタイの福音書12章1節)
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ヨセフは、神様の祝福を受け、お父さんから大切にされ、その結果、兄弟たちの恨みを買い、エジプトに売り飛ばされてしまいます。
しかし、この事が、エジプトをそして、周りの国々を大飢饉から救い、ヨセフの父ヤコブ、すなわちイスラエルと、その部族を大きく祝福するための、
神様のご計画だったのです。
ですから、私たちは、どのような困難な中でも神様に信頼して行きましょう。

また、新約の方ですが、イエス様の弟子たちは、麦畑で、麦の穂をつんで食べ始めたのです。
これは、泥棒ではないか。
そう私たちは思うのですが、ユダヤの社会では、そこになっている物を取って食べるのはOKなのだそうです。
それは、貧しい者を助けるために主が定められた事です。
ですから、いまですと、車で来た人は、食べてはいけないとかそういうふうにも言われるそうです。

そういうわけで、弟子たちが食べた事が悪いのではありません。

人々は、弟子たちが、安息日を破ったといって、せめているのです。
収穫するのは、仕事で、安息日にしてはならないと言っているのです。

イエス様の語られた事の多くは、律法の形を守るだけになっていたユダヤ教に、
律法の心である、神の愛を教えようとするものでした。

これらのところを、聖書で開いてみて下さい。

次回のバイブルQは、

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旧約:モーセの杖は何に変わりましたか?
新約:七つのパンと、小さい魚が少しで、人々が満腹したとき、男は何人いましたか?
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です。

是非聖書から探してください。
では、聖書箇所に戻りましょう。

神に近づく心

とのタイトルですが、今回の聖書箇所から
神様の御心を行うという事について、見て参りたいと思います。

イエス様は、ガリラヤ湖の周辺を回り、福音を述べ伝えておられました。
人々の病を癒し、また、悪霊を追い出しながら、神の国の到来を述べ伝えておられたのです。

そんなとき、パリサイ人や律法学者たちが、エルサレムから、イエス様の所にやって来ました。
今回の聖書箇所は、そこから始まります。

ガリラヤ湖は、エルサレムから100キロ以上離れて、北にあります。
彼らは、イエス様に会うために、エルサレムからガリラヤにやってきたのです。

そして、そこで、最初にいうのが、なぜ、先祖たちの言い伝えを守らないのかということです。
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そのころ、パリサイ人や律法学者たちが、エルサレムからイエスのところに来て、言った。
「あなたの弟子たちは、なぜ昔の先祖たちの言い伝えを犯すのですか。パンを食べるときに手を洗っていないではありませんか。」
マタイの福音書15章1-2節
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彼らは、イエス様の所に100キロも旅をして、やってきて、イエス様に言ったことが、パンを食べるときに手を洗っていないということです。
まあ、手洗いうがいは、大切で、風邪やインフルエンザを予防する事は大切です。
でも、いまここで大切なのは、そんなことではありません。

これに対して、イエス様が言われたのが、これです。
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3そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「なぜ、あなたがたも、自分たちの言い伝えのために神の戒めを犯すのですか。
4神は『あなたの父と母を敬え。』また『父や母をののしる者は、死刑に処せられる。』と言われたのです。
5それなのに、あなたがたは、『だれでも、父や母に向かって、私からあなたのために差し上げられる物は、供え物になりましたと言う者は、
6その物をもって父や母を尊んではならない。』と言っています。こうしてあなたがたは、自分たちの言い伝えのために、神のことばを無にしてしまいました。
マタイの福音書15章
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ここで、イエス様が言われた、父と母を敬えという御言葉は、モーセの十戒に出てくる言葉です。

ここに書いてあります。
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あなたの父と母を敬え。あなたの神、主が与えようとしておられる地で、あなたの齢が長くなるためである。
出エジプト記20章12節
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モーセの十戒は、

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ほかの神々があってはならない。
偶像を造ってはならない。
主の御名を、みだりに唱えてはならない。
安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。
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と続きます。

そして、この父と母を敬え、それから、
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殺してはならない
姦淫してはならない。
盗んではならない。
あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。
すべてあなたの隣人のものを、欲しがってはならない。
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と、続くわけですが、この順番を見ると、

こうなります。

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ほかの神々があってはならない。
偶像を造ってはならない。
主の御名を、みだりに唱えてはならない。
安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。

父と母を敬え。

殺してはならない
姦淫してはならない。
盗んではならない。
あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。
すべてあなたの隣人のものを、欲しがってはならない。
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神様を大切にすること、安息日も、創造主を覚え、神様との関係を大切にすることです。
しかし、その次に来るのは、殺してはならないではなく、父と母を敬えです。

これは、ここに非常に大切なことがあります。

これは、人と人との関係だからです。
人にとって、父と母との関係が、最初の人間関係、もっと大きく言えば、最初の社会との関係です。

皆さんが生まれて来て、父と母がいつもそばにいてもいなくても、
神様は、皆さんの父と母を用いて、皆さんの命をこの地上にお与えになりました。

ですから、この父と母を敬う事、すなわち、父と母を大切にすることは、兄弟を大切にすること、家族を大切にすること、親族を大切にすること、周りの人々を大切にすること、そして、社会を大切にすることにつながるのです。

一般に、家庭の基本は夫婦で、それが、社会の基礎だといわれます。
ですから、聖書は、創世記で、こういいます。

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それゆえ、男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。
創世記2章24節
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ここに社会の基盤があります。
核家族化した社会の中で、それは、当然に感じられます。
しかし、単に、父母の所を飛び出して、そして、家庭を築いたのでは、どのように、家庭を築けばよいのかわかりません。
家庭を築く前に、わたしたちは、父母を敬う事で、しっかりと人と人の関係を学んでおかなければならないのです。

そして、そこから、殺すな、盗むな、姦淫するなという律法が生まれてくるのです。
モーセの十戒のすべては、神を愛し、隣人を愛する事に要約されます。

ですから、イエス様はこういわれました。
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28律法学者がひとり来て、その議論を聞いていたが、イエスがみごとに答えられたのを知って、イエスに尋ねた。「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか。」
29イエスは答えられた。「一番たいせつなのはこれです。『イスラエルよ。聞け。われらの神である主は、唯一の主である。
30心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
31次にはこれです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』この二つより大事な命令は、ほかにありません。」
マルコの福音書12章28-31節
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神を愛し、隣人を愛する事、そして、このことをイエス様は、更に、互いに愛し合うという新しい戒めにされました。

神の戒めを守る事は、神を愛する事だと聖書はいいます。
この互いに愛し合うという戒めを守る事は、神様を愛する事です。

そこに、神を愛し、隣人を愛するという律法の全てが成就します。

人は、何か、難行苦行をしたり、よい行いをしたりすることで、神様に近づけると考えます。
しかし、神様の御心とは、すなわち、私たちが、神様を愛し、互いに愛し合う事です。

このこと以外に、何もありません。

聖書の中で、一番大きな祝福は、神様との愛の関係です。

多くの人は、この地上の祝福を求めて神様に近づきます。

旧約聖書に出てくる、二人の王様を考えて見ましょう。
一人は、ソロモン、一人はダビデ。
どちらも、有名で、立派な王様です。

しかし、彼らの求めたものは違いました。

ソロモンは、治める為の知恵を求めました。
神様はその事を喜ばれ、目に見えるものでなく、知恵を求めたソロモンを祝福されました。
その立派さは、シェバの女王がやってきた時、女王が、その立派さと、その知恵に驚いたほどでした。
しかし、ソロモンは、最後には神様を離れました。

ダビデは、何を求めましたか?
ダビデは、完全な人ではありませんでした。
大きな罪を犯しました。

しかし、彼は、神ご自身を求めました。

それゆえに、その祝福は、永遠に続くものとなったのです。

ダビデは神様との愛の関係を求めたのです。
これが、最高の祝福でした。

私たちにとって、この教会を建て上げていく上で、知恵も必要でしょう。
また、立派に見える外観も必要かも知れません。

ある方は、ここに来て、誰かがちゃんと挨拶出来ないと、その事を指摘する方もあるかもしれません。
また、愛を感じないと言われるかも知れません。
しかし、本当に問題なのは、そういうことではありません。

皆さんに一人一人の神様との関係、そして、私たちが互いに愛し合うという事です。

私たちが形だけ整えて、あいさつ運動のように、皆さんちゃんと挨拶をしましょう。などと、いったとしても、私達の中身が変わらなければどうにもなりません。
また、愛を示そうと、形だけ、何かしても、それも長続きしません。
挨拶は大切なことです。また、愛を示す事は大切なことです。

でも、もし、誰かに愛が無いと言われたら、私たちは、ああ、愛が無いんだなと認めなければなりません。
そして、私たちが次にする事は、私たちと神様との関係が正しくないかも知れないと吟味することです。

なぜですか?
私たちとイエス様の関係が正しいなら、当然、必ず、愛の実は実るからです。

私たちとイエス様の関係を正すにはどうすればいいですか?
それは、聖書を読み、祈る事です。
これ以外にありません。

私たちが、主に近づき、本当の実を実らせる事が出来る様に。
お祈りしましょう。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20070121神に近づく心
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