礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20070114
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本当の安心
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

ハレルヤ
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私達に変わることの無い平安を与えて下さる方。
揺るがない岩である方です。
この方を覚えつつ、主の御言葉を聞いて参りましょう。

さて、本日の聖書箇所をお読み頂きましょう。

本日の聖書箇所は、マタイの福音書11章です。

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【聖書箇所】
マタイの福音書11章15-30節
・新改訳Up18(贈呈p17英対p30)
・新改訳Vp20・口語訳p16
・新共同訳p20(贈呈p20英対p29)
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では、司会者お読み下さい。

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【聖書箇所のテキスト】
11:15耳のある者は聞きなさい。
11:16この時代は何にたとえたらよいでしょう。市場にすわっている子どもたちのようです。彼らは、ほかの子どもたちに呼びかけて、
11:17こう言うのです。『笛を吹いてやっても、君たちは踊らなかった。弔いの歌を歌ってやっても、悲しまなかった。』
11:18ヨハネが来て、食べも飲みもしないと、人々は『あれは悪霊につかれているのだ。』と言い、
11:19人の子が来て食べたり飲んだりしていると、『あれ見よ。食いしんぼうの大酒飲み、取税人や罪人の仲間だ。』と言います。でも、知恵の正しいことは、その行ないが証明します。」
11:20それから、イエスは、数々の力あるわざの行なわれた町々が悔い改めなかったので、責め始められた。
11:21「ああコラジン。ああベツサイダ。おまえたちのうちで行なわれた力あるわざが、もしもツロとシドンで行なわれたのだったら、彼らはとうの昔に荒布をまとい、灰をかぶって悔い改めていたことだろう。
11:22しかし、そのツロとシドンのほうが、おまえたちに言うが、さばきの日には、まだおまえたちよりは罰が軽いのだ。
11:23カペナウム。どうしておまえが天に上げられることがありえよう。ハデスに落とされるのだ。おまえの中でなされた力あるわざが、もしもソドムでなされたのだったら、ソドムはきょうまで残っていたことだろう。
11:24しかし、そのソドムの地のほうが、おまえたちに言うが、さばきの日には、まだおまえよりは罰が軽いのだ。」
11:25そのとき、イエスはこう言われた。「天地の主であられる父よ。あなたをほめたたえます。これらのことを、賢い者や知恵のある者には隠して、幼子たちに現わしてくださいました。
11:26そうです、父よ。これがみこころにかなったことでした。
11:27すべてのものが、わたしの父から、わたしに渡されています。それで、父のほかには、子を知る者がなく、子と、子が父を知らせようと心に定めた人のほかは、だれも父を知る者がありません。
11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
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ありがとうございます。
では、続いて、主題聖句の暗唱を、教会学校の皆さんでお願いします。

<あんしょう>

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【主題聖句】
すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
マタイの福音書11章28節
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では、この所から、本当の安心と題しまして、御言葉を見て参りたいと思います。

さて、聖書の通読は、旧約が、創世記です。
ヨセフが登場し、兄弟との争い、そして、離別、エジプトでの生活、そして、再会という、感動の物語です。
是非、お読み下さい。

また、新約は、マタイの福音書。イエス様の歩まれる姿が、丁寧に書かれています。
この一年の聖書通読、スタートの創世記とマタイだけでものつもりで、頑張って見ましょう。
きっと、12月頃に、ちゃんと全部読めていると思います。

私は、皆さんが聖書通読を出来る様にお祈りしています。

さて、バイブルQです。
前回の答えはこうなります。

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【【【先週のバイブルQの答え・聖書箇所】】】
1月10日(水)[]創25-26/[]マタ8:1-17
旧約:エサウはヤコブに何を売りましたか?
新約:湖に大暴風が起こって、船が大波をかぶった時、イエス様はどうしておられましたか?


【バイブルQの答え・聖書箇所】
旧約:長子の権利。(創世記25章33節)
新約:眠っておられた。(マタイの福音書8章24節)
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エソウは、長子の権利を軽んじました。
目に見えるところにしか、関心を持つことが出来ない、そんなエソウだったのです。
そして、ヤコブを主は祝福されました。

ヤコブは、目に見えないものを求めたのです。

実際、ヤコブは、イサクがアブラハムから引き継いだ霊的な祝福を受け継ぎました。
それは、最終的に、そこに、全人類の救い主イエス様がお生まれになるという祝福でした。

その祝福は、永遠の祝福でした。

エソウどうなったでしょう。エソウの子孫は、エドム人そして、エドム人は、イドマヤ人と呼ばれるようになります。
このイドマヤ人に、イドマヤ人アンティパテル2世という人がいます。
そんな人知らないですか?
彼は、ユリウス・カイザルの支持を受け、ユダヤ、サマリヤ、ガリラヤを支配し、その息子は、ユダヤの王となり、ヘロデ大王と呼ばれるようになります。
そう、イエス様がお生まれになったとき、子どもたちを殺したヘロデです。

ヤコブとエソウの争いは、ここに至るという感じですが、
その事を見ると、エソウは、王家が出るほどに祝福されているわけです。
決して、ヤコブに祝福を奪われて、すぐにそのまま滅んだのではありません。

しかし、ここに、私たちが、この世に生きるのか、永遠の祝福を求めて生きるのかという大きな選択があります。
主が私たちにお与えになるのは、世が与えるものではありません。
主からの祝福を求めて、更に聖書を読みましょう。

また、大暴風の時、イエス様は、眠っておられました。
どんな状況の中でも、イエス様には平安がありました。
それは、その全てを支配しておられる父なる神様の元にある平安です。

これは、今日のメッセージの内容にもつながります。

さて、次回のバイブルQです。

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旧約:エジプトに連れて行かれたヨセフを買い取ったのは誰ですか?
新約:イエス様が、安息日に麦畑を通られたとき、弟子たちは何をしましたか?
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是非、聖書を開いて探して見て下さい。


では、本題に戻りましょう。
本当の安心
とのタイトルで、聖書を見ていこうとしています。

この聖書箇所は、同じ11章の2節でのバプテスマのヨハネがイエス様に使わした、ヨハネの弟子たちとの応答から始まります。

まず、イエス様は、ヨハネの弟子たちに対して、イエス様が何者なのかを、イエス様のわざによって知るようにと教えます。
そして、彼らが去った後、今度は、人々に語り掛けます。
それは、まず、ヨハネがエリヤであるということです。

エリヤは、旧約聖書の中の偉大な預言者でした。
旧約聖書は、救い主が来る前に、エリヤがもう一度やってくると預言しています。

イエス様は、ヨハネが、救い主イエス様の到来を知らせるエリヤだと人々に教えます。
そして、そのことは預言の通り実現しています。
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29その翌日、ヨハネは自分のほうにイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の小羊。
30私が『私のあとから来る人がある。その方は私にまさる方である。私より先におられたからだ。』と言ったのは、この方のことです。
31私もこの方を知りませんでした。しかし、この方がイスラエルに明らかにされるために、私は来て、水でバプテスマを授けているのです。」
ヨハネの福音書1章29-31節
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そして、イエス様はこのエリヤであるヨハネが、悔い改めを迫っても、人々は、悔い改めなかった。
神の子、救い主イエス様が、福音を語っても受け入れようとしなかったと、その時代の姿を言われます。

この御言葉は、その事を簡単に表しています。

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こう言うのです。『笛を吹いてやっても、君たちは踊らなかった。弔いの歌を歌ってやっても、悲しまなかった。』
マタイの福音書11章17節
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これが、笛吹けど踊らずという言葉の元です。

そして、そのような悔い改めない町々について語られます。
それが、先ほどの21節から24節です。
ここに書かれた町は、ガリラヤ湖の近くにある町々です。

ここまでの事が語られたところで、イエス様が言われます。

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25そのとき、イエスはこう言われた。「天地の主であられる父よ。あなたをほめたたえます。これらのことを、賢い者や知恵のある者には隠して、幼子たちに現わしてくださいました。
26そうです、父よ。これがみこころにかなったことでした。
27すべてのものが、わたしの父から、わたしに渡されています。それで、父のほかには、子を知る者がなく、子と、子が父を知らせようと心に定めた人のほかは、だれも父を知る者がありません。
マタイの福音書11章25-27節
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この続きに、出て来るのが、有名な箇所。
そうです。シティーチャーチの看板にも書かれているこの箇所です。

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28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28-30節
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この箇所は、ここだけ聞いていると、非常に柔らかな穏やかな言葉です。
でも、この箇所は、厳しい裁きとの対比の中にあるのです。

私たちは、この事を忘れてはなりません。
では、責められている側は、なぜ、責められていますか?
それは、イエス様を受け入れなかったから、神様の声に答えなかったからです。

イエス様は、言われます。

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わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。またわたしは彼らを知っています。そして彼らはわたしについて来ます。
ヨハネの福音書10章27節
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私たちが、平安を得るために必要なのは、まず、イエス様の声に従い、イエス様についていくということです。

いや、そんな、イエス様の声なんて聞こえませんよと言われますか?
イエス様が語りかけてこられる声が聞こえる人もいるかも知れません。
しかし、それ以上に大切なのはあなたが、聖書からイエス様の言葉を聴くことです。

父なる神様が、聖霊様が、イエス様が、聖書を通して語られるその語りかけを聞かなければならないのです。

そのために、私たちは、毎日聖書を読まなければなりません。
そして、イエス様の声に従うのです。

先ほどの箇所
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28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28-30節
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ここは、毎週毎週お読みする箇所です。
この箇所は、耳障りのいい言葉です。
主はこの言葉で人々を招いておられます。

でも良く聞いて下さい。

一番大切なのは、ここです。
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わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
マタイの福音書11章29節
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皆さん、皆さんが、主から学び、そして、へりくだるのでなければ、たましいに安らぎを得る事が出来ません。
皆さんが主の前にへりくだり、そして、心優しく歩むとき、皆さんの魂に平安が来るのです。

28節からをもう一度見ます。
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28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28-30節
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重荷を負っている。この重荷は、どんな重荷ですか?
イエス様がまず取り除いてくださるのは、罪の重荷です。

罪の重荷とは、どんな重荷ですか?
それは、結局、神様中心でなく、自分の目に見えるところに従って、やりたいように生きていこうとする事です。
その人生は、その人の重荷となり、その人を滅ぼします。

そして、また、自分の心を堅くして、神様の前にへりくだる事が出来ません。
場合によっては、神様の前にまで、自分の立派さを示そうとしてしまいます。

神様の前に自分の立派さを示し、神様に祝福されて当然といった顔で主の前に出ようとします。
しかし、人間にはそんなことは不可能なのです。

自分の立派さを示すといえば、教会の中でも、そのような事が起こってしまうことがあります。

教会は、確かに、大変な奉仕をして下さる皆さんお一人お一人によって、支えられています。
しかし、もし、その奉仕で自分を示そうとする心があるなら、その事は、自分自身を苦しめる事になります。

奉仕は楽であるとはいいません。必ず喜びがあるともいいません。
時には、涙ながらに奉仕することがあると思います。
しかし、私たちが教会で奉仕するのは、主にあってその奉仕が喜びであるか、主への感謝のゆえであるか、
また、どんな形であっても、そこにあなたと主イエス様との関係がなければならないのです。

今日は愛さんがあり、皆さん朝からお時間をさいて、用意してくださったと思います。
それらの事に、主が報いて下さり、また、皆さんの様々な奉仕の中で、主との関係が築かれて行きますようにお祈りします。

私たちが、神様の前でするべきことは、神様の前にへりくだることです。

私たちは、互いに愛し合い、互いに使えあい、そして、互いの奉仕に感謝する事は大切です。
でも、イエス様の言われたのは、こういうことです。

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だから、施しをするときには、人にほめられたくて会堂や通りで施しをする偽善者たちのように、自分の前でラッパを吹いてはいけません。まことに、あなたがたに告げます。彼らはすでに自分の報いを受け取っているのです。
あなたは、施しをするとき、右の手のしていることを左の手に知られないようにしなさい。
あなたの施しが隠れているためです。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。
マタイの福音書6章2-4節
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だから、もし、何かして、誰からも感謝されなかったら、「やった」と思って下さい。
それは、神様が最高に祝福して下さる扉を開いた事です。

お話しがそれました。
私たちは、自分の素晴らしさを示そうとするのでなく、へりくだるようにとイエス様に言われているのです。
主の前にへりくだる時、主は平安を与えて下さいます。

ヨハネの福音書にこう書いてあります。

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わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。
ヨハネの福音書14章27節

わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」
ヨハネの福音書16章33節
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主が与えて下さる平安は、世が与えるのとは違うとイエス様が言われます。

クイズにありましたね。
船の中でも、眠っておられたイエス様。
イエス様は平安の中におられました。

私たちは自分で生きているのではありません。
神様に創られ、そして、神様に生かされているのです。

どんな状況の中でも、自分で生きているのではない、神様に生かされているというへりくだり、
自分の命の全てを、その手の中に守っておられる方、そして、その方によらなければ、一羽の雀も落ちないといわれる方。

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29二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょう。しかし、そんな雀の一羽でも、あなたがたの父のお許しなしには地に落ちることはありません。
30また、あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。
31だから恐れることはありません。あなたがたは、たくさんの雀よりもすぐれた者です。
マタイの福音書10章29-31節
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この方が私たちを愛して、また、全てを治めておられるのです。
ですから、この方の前にへりくだりましょう。

あなたが主の前にへりくだり、主を知るなら、あなたの平安は、ますます豊かなものとなります。
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神と私たちの主イエスを知ることによって、恵みと平安が、あなたがたの上にますます豊かにされますように。
ペテロの手紙第二1章2節
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いま、主の前にへりくだりますとお祈りしましょう。
人生の全てを主に捧げ、主に明け渡しましょう。
主は、この世の物とは違う平安を与えて下さいます。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。


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シティーチャーチメッセージ20070114本当の安心
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