礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20061231
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世の終わりの裁き
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>
皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、世界を治めておられる方。
王の王、主の主です。
この方を覚えて、主の御言葉を聞いて参りましょう。
では、はじめに、本日の聖書箇所をお読みいただきましょう。
本日の聖書箇所は、黙示録17章です。
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【聖書箇所】黙示録17章1-18節
・新改訳Up454(贈呈p395英対p755)
・新改訳Vp494・口語訳p402
・新共同訳p471(贈呈p471英対p695)
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では、司会者お願いします。
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【聖書箇所のテキスト】
17:1また、七つの鉢を持つ七人の御使いのひとりが来て、私に話して、こう言った。「ここに来なさい。大水の上にすわっている大淫婦へのさばきを見せましょう。
17:2地の王たちは、この女と不品行を行ない、地に住む人々も、この女の不品行のぶどう酒に酔ったのです。」
17:3それから、御使いは、御霊に感じた私を荒野に連れて行った。すると私は、ひとりの女が緋色の獣に乗っているのを見た。その獣は神をけがす名で満ちており、七つの頭と十本の角を持っていた。
17:4この女は紫と緋の衣を着ていて、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものや自分の不品行の汚れでいっぱいになった金の杯を手に持っていた。
17:5その額には、意味の秘められた名が書かれていた。すなわち、「すべての淫婦と地の憎むべきものとの母、大バビロン。」という名であった。
17:6そして、私はこの女が、聖徒たちの血とイエスの証人たちの血に酔っているのを見た。私はこの女を見たとき、非常に驚いた。
17:7すると、御使いは私にこう言った。「なぜ驚くのですか。私は、あなたに、この女の秘義と、この女を乗せた、七つの頭と十本の角とを持つ獣の秘義とを話してあげましょう。
17:8あなたの見た獣は、昔いたが、今はいません。しかし、やがて底知れぬ所から上って来ます。そして彼は、ついには滅びます。地上に住む者たちで、世の初めからいのちの書に名を書きしるされていない者は、その獣が、昔はいたが、今はおらず、やがて現われるのを見て驚きます。
17:9ここに知恵の心があります。七つの頭とは、この女がすわっている七つの山で、七人の王たちのことです。
17:10五人はすでに倒れたが、ひとりは今おり、ほかのひとりは、まだ来ていません。しかし彼が来れば、しばらくの間とどまるはずです。
17:11また、昔いたが今はいない獣について言えば、彼は八番目でもありますが、先の七人のうちのひとりです。そして彼はついには滅びます。
17:12あなたが見た十本の角は、十人の王たちで、彼らは、まだ国を受けてはいませんが、獣とともに、一時だけ王の権威を受けます。
17:13この者どもは心を一つにしており、自分たちの力と権威とをその獣に与えます。
17:14この者どもは小羊と戦いますが、小羊は彼らに打ち勝ちます。なぜならば、小羊は主の主、王の王だからです。また彼とともにいる者たちは、召された者、選ばれた者、忠実な者だからです。」
17:15御使いはまた私に言った。「あなたが見た水、すなわち淫婦がすわっている所は、もろもろの民族、群衆、国民、国語です。
17:16あなたが見た十本の角と、あの獣とは、その淫婦を憎み、彼女を荒廃させ、裸にし、その肉を食い、彼女を火で焼き尽くすようになります。
17:17それは、神が、みことばの成就するときまで、神のみこころを行なう思いを彼らの心に起こさせ、彼らが心を一つにして、その支配権を獣に与えるようにされたからです。
17:18あなたが見たあの女は、地上の王たちを支配する大きな都のことです。」
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ありがとうございます。
では、主題聖句の暗唱を、小学生の皆さんでお願いします。
<暗唱>
では、皆さんでいいましょう。
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【主題聖句】
この者どもは小羊と戦いますが、小羊は彼らに打ち勝ちます。なぜならば、小羊は主の主、王の王だからです。
黙示録17章14節
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では、この所から、世の終わりの裁きと題しまして、聖書の御言葉を共に開いて行きましょう。
聖書通読は、今日で終わりです。
そして、明日からまた、旧約聖書は創世記、新約聖書はマタイの福音書からの通読が始まります。
皆さん、聖書を読みましょう。
先週のバイブルQは、
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【バイブルQ】
旧約:ゼカリヤが見た四台の戦車が出て来た二つの山は何で出来ていましたか?
新約:黙示録18章1節もうひとりの御使いが下ってきたとき、地はどうなりましたか?
【バイブルQの答え・聖書箇所】
旧約:青銅(ゼカリヤ書6章1節)
新約:地はその栄光のために明るくなった。(黙示録18章1節)
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でした。是非、聖書で確かめてください。
また、今週のバイブルQは、
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旧約:大洪水が起こり、大水が地の上にあったとき、ノアは何歳でしたか?
新約:バプテスマのヨハネはどこで教えを宣べましたか?
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これは、簡単かも知れませんが、聖書を開いて見て下さい。
さて、先ほどもいいましたが、今日で、この一年が終わります。
皆さん一年間ありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。
皆さん、この一年は礼拝から始まりました。
一月一日は、日曜日でした。
それで、いつもと違って、正月の礼拝も、グレイスと別でこちらでさせていただきました。
一年は365日ありますので、うるう年でなければ、一月一日と十二月三十一日は、同じ曜日になります。
だから、この一年は、礼拝で始まり、礼拝で終わる一年でした。
いろいろな事がありましたが、神様は、私たちを、ゆっくりと一歩一歩成長させて下さっておられる事を感謝します。
この日本で、殆どの人が、イエス様の事をしらないと思うと、もっと早くという思いも起こって来ます。
しかし、サムエル記を思い返して下さい。
サウル王は、敵を前にして、あせってしまい、祭司のサムエルが到着しないのに、自分で捧げ者を捧げてしまいました。
そして、それは、神様の怒りを買うことになったのです。
私たちは、同じ様な罪を犯すことが無い様に、じっくりと神様の時を待ちましょう。
私たちは、今、主が私たちに与えてくださっておられるレッスンを、しっかりと学ばせて頂きましょう。
主は言われます。
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あなたがたが神のみこころを行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。
(ヘブル人への手紙10章36節)
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さて、今回の箇所にを見る前に、一つ見てみたい地名があります。
それは、シヌアルです。
聞いたことがありますか?
このシヌアルとは、チグリス・ユーフラテス流域の南部と言われます。
また、バビロンを意味するといわれますが、旧約聖書にしばしば出て来る地名です。
まず、ここに出てきます。
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1さて、全地は一つのことば、一つの話しことばであった。
2そのころ、人々は東のほうから移動して来て、シヌアルの地に平地を見つけ、そこに定住した。
創世記11章1-2節
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これは、何について書かれている所でしょう。
人々が、バベルに塔を作ろうとしたという話しです。
その時人々は、いいました。
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そのうちに彼らは言うようになった。「さあ、われわれは町を建て、頂が天に届く塔を建て、名をあげよう。われわれが全地に散らされるといけないから。」
創世記11章4節
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天に届く塔、すなわち、神様に届く塔を作ろうとする。
これは、神様に対する反逆でした。
そのために、神様は人々の言葉を混乱させることで、その事をやめさせました。
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それゆえ、その町の名はバベルと呼ばれた。主が全地のことばをそこで混乱させたから、すなわち、主が人々をそこから地の全面に散らしたからである。
創世記11章9節
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これが、バベルの塔のお話しです。
この場所はシヌアルでした。
シヌアルの地は、チグリス・ユーフラテスの文明の栄えた地です。
ですから、そこは、豊かな所でした。
しかし、そこは、また、神様への反逆の地だったのです。
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このシヌアルは、罪を象徴する場所でした。
ですから、ゼカリヤ書では、こう書いてあります。
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7見よ。鉛のふたが持ち上げられ、エパ枡の中にひとりの女がすわっていた。
8彼は、「これは罪悪だ。」と言って、その女をエパ枡の中に閉じ込め、その口の上に鉛の重しをかぶせた。
9それから、私が目を上げて見ると、なんと、ふたりの女が出て来た。その翼は風をはらんでいた。彼女たちには、こうのとりの翼のような翼があり、彼女たちは、あのエパ枡を地と天との間に持ち上げた。
10そこで私は、私と話していた御使いに尋ねた。「あの者たちは、エパ枡をどこへ持って行くのですか。」
11彼は私に言った。「シヌアルの地で、あの女のために神殿を建てる。それが整うと、そこの台の上に安置するためだ。」
ゼカリヤ書5章7-11節
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ここで、シヌアルの地に、罪を象徴する女が安置されると書いてあります。
シヌアルとはすなわち、バビロンを意味するのですが、黙示録、今回の箇所はこうなっています。
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その額には、意味の秘められた名が書かれていた。すなわち、「すべての淫婦と地の憎むべきものとの母、大バビロン。」という名であった。
黙示録17章5節
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このバビロンは、シヌアルの地、そして、人類歴史の全ての罪、神様への反逆と不従順を象徴しているのです。
そして、この女は、聖書の中に、突然出てきたのではなく、このゼカリヤ書の時から預言されているということも知っておいて下さい。
さて、この箇所は、非常に分かりにくいところです。
しかし、そこには、世の中の終わりに起こる出来事が書いてあります。
細かな説明をする時間がありませんが、一箇所見てみましょう。
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12あなたが見た十本の角は、十人の王たちで、彼らは、まだ国を受けてはいませんが、獣とともに、一時だけ王の権威を受けます。
13この者どもは心を一つにしており、自分たちの力と権威とをその獣に与えます。
黙示録17章
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ここに出てくる獣が、反キリストです。
そして、王たちは、心を一つにして、その権威を獣に与え、獣は、全てを支配するようになります。
その人物は、10人の王が、権威をゆだねるほどの、人格と力を持っています。
もう一箇所。
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御使いはまた私に言った。「あなたが見た水、すなわち淫婦がすわっている所は、もろもろの民族、群衆、国民、国語です。
黙示録17章15節
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この大バビロンと呼ばれる、罪を象徴する女は、もろもろの民族、群集、国民、国語を支配しています。
この箇所で、海は、罪の世界を象徴しています。
また、その世界は、罪に満ちています。
ところが、その世界を支配する町そのものを、この獣は滅ぼしてしまうのです。
ここに、罪の世界、神様を離れた世界に、結局のところ、本当の一致や愛はないのだと言うことがわかります。
彼らは、自分たち自身で滅ぼしあう事になるのです。
また、黙示録の18章にはこうかいてあります。
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また、ひとりの強い御使いが、大きい、ひき臼のような石を取り上げ、海に投げ入れて言った。「大きな都バビロンは、このように激しく打ち倒されて、もはやなくなって消えうせてしまう。
黙示録18章21節
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バビロンは、このように滅ぼされてしまう。
罪の世界は、そのように完全に滅んでしまうのです。
その様を聖書はまた、こう書いています。
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18彼女が焼かれる煙を見て、叫んで言いました。『このすばらしい都のような所がほかにあろうか。』
19それから、彼らは、頭にちりをかぶって、泣き悲しみ、叫んで言いました。『わざわいが来た。わざわいが来た。大きな都よ。海に舟を持つ者はみな、この都のおごりによって富を得ていたのに、それが一瞬のうちに荒れすたれるとは。』
20おお、天よ、聖徒たちよ、使徒たちよ、預言者たちよ。この都のことで喜びなさい。神は、あなたがたのために、この都にさばきを宣告されたからです。」
黙示録18章18-20節
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今日は、大晦日で、明日は元旦。
多くの人が、神社に集います。
しかし、その願いの多くは、この世での繁栄です。
しかし、それらは過ぎ去ると聖書はいいます。
皆さん。この世の有様は、すべて過ぎ去ってしまうのです。
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世の富を用いる者は用いすぎないようにしなさい。この世の有様は過ぎ去るからです。
コリント人への手紙第一7章31節
富んでいる人は、自分が低くされることに誇りを持ちなさい。なぜなら、富んでいる人は、草の花のように過ぎ去って行くからです。
ヤコブの手紙1章10節
あなたがたは、異邦人たちがしたいと思っていることを行ない、好色、情欲、酔酒、遊興、宴会騒ぎ、忌むべき偶像礼拝などにふけったものですが、それは過ぎ去った時で、もう十分です。
ペテロの手紙第一4章3節
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私たちが本当に知らなければならないのは、過ぎ去るこの世でなく、変わることの無い神様です。
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この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。
マタイの福音書24章35節
世と世の欲は滅び去ります。しかし、神のみこころを行なう者は、いつまでもながらえます。
ヨハネの手紙第一2章17節
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今の時代は、どんどん、世の終わりへと近づいています。
しかし、その中で、私たちが、本当に目を留めておかなければならないのは、変わることの無い主の御言葉です。
そして、その先に、新しい天と新しい地があります。
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また私は、新しい天と新しい地とを見た。以前の天と、以前の地は過ぎ去り、もはや海もない。
黙示録21章1節
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先ほど、海は、罪の世界を象徴しているといいました。
罪の世界は過ぎ去り、新しい天と地が造られるその時が来るのです。
これは、真実です。
皆さん。
あたらしい年を迎えるに当たり、私たちは、この事を覚えましょう。
世の中は、どんどん終わりへと向かいます。
しかし、私たちは天国の希望の中に生かされています。
世は滅び去ります。しかし、主を信じるものは、ながらえるのです。
ですから、新しい年も、私たちは、変わることの無い、神の言葉にしっかりと結びついて行きましょう。
では、お祈りしましょう。
<いのり>
[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。
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シティーチャーチメッセージ20061231世の終わりの裁き
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