礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20061203
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確かな預言のみことば
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。

主は、昔も今も変わることの無い方。
祈りに答え、必ず、約束を果たされる方です。
この方を覚えて、主の御言葉を聞いて参りましょう。

さて、まずはいつものように、聖書箇所をお読みいただきたいと思います。
主題聖句は、ペテロの手紙です。
では、司会者お願いします。
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【聖書箇所】ペテロの手紙第二1章16-21節
・新改訳Up422(贈呈p367英対p697)
・新改訳Vp461・口語訳p372
・新共同訳p437(贈呈p437英対p643)
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【聖書箇所のテキスト】
1:16私たちは、あなたがたに、私たちの主イエス・キリストの力と来臨とを知らせましたが、それは、うまく考え出した作り話に従ったのではありません。この私たちは、キリストの威光の目撃者なのです。
1:17キリストが父なる神から誉れと栄光をお受けになったとき、おごそかな、栄光の神から、こういう御声がかかりました。「これはわたしの愛する子、わたしの喜ぶ者である。」
1:18私たちは聖なる山で主イエスとともにいたので、天からかかったこの御声を、自分自身で聞いたのです。
1:19また、私たちは、さらに確かな預言のみことばを持っています。夜明けとなって、明けの明星があなたがたの心の中に上るまでは、暗い所を照らすともしびとして、それに目を留めているとよいのです。
1:20それには何よりも次のことを知っていなければいけません。すなわち、聖書の預言はみな、人の私的解釈を施してはならない、ということです。
1:21なぜなら、預言は決して人間の意志によってもたらされたのではなく、聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったのだからです。
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はい、ありがとうございます。
では、主題聖句の暗唱をいつものように、教会学校の皆さんでお願いします。

<あんしょう>

では、皆さんで言いましょう。
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【主題聖句】
なぜなら、預言は決して人間の意志によってもたらされたのではなく、聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったのだからです。
ペテロの手紙第二1章21節
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では、今日はこの所から、確かな預言のみことばと題しまして、聖書を見て行きたいと思います。

聖書の通読は、先週、ヤコブの手紙が終わって、ペテロの手紙に入りました。
そのペテロの手紙も、第一から第二へと入って行きます。
ペテロの手紙については、後ほどお話するとして、旧約聖書は、ダニエル書が続きます。
前にお話したように、ダニエル書は、非常に読みやすいところですから、ここから通読を始めると、はじめやすいと思います。
是非、来年の初めに、聖書通読をスムーズにスタートするために、いまから通読表にそって聖書を読まれることをお勧めします。
ダニエル書が終わりますと、ホセア書です。

実は、ホセア書は私の一番好きなところです。
そして、その中でも、ホセア書の6章6節は聖書の中の中心だと思えるほどに輝いている言葉です。
いま、ここでは、それが何なのかは言いません。是非皆さん読んでみてください。

予定しておいたように、週報の聖書通読表は、日曜日から日曜日にしてあります。
これは、月曜日からであったものを変更したのですが、今日始めようと思ってくださった方のためです。

バイブルQですが、先週のバイブルQは、

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旧約:神殿の本堂のとびらには何が彫刻されていましたか?(エゼキエル書41章25節)
新約:病気の人は、何を塗って祈ってもらうように書いてありますか?(ヤコブの手紙5章15節)
【バイブルQの答え・聖書箇所】
旧約:ケルビムとなつめやしの木
新約:オリーブ油
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となっています。
この中で、神殿の本堂の扉には、ケルビムとなつめやしの木が彫刻されていました。
ケルビムは知ってますか?

一番詳しいのは、エゼキエル書でしょうか、その姿が細かく書かれています。顔が4つあり、翼が4つあり、主の周りを飛び回りながら、主を褒め称えているのです。
なつめやしは、イスラエルにおいては、繁栄をあらわすものですね。聖書で確かめてみてください。

もう一つ、病の人は、オリーブ油を塗って祈ってもらうようにと書かれています。
私は、講壇に、オリーブ油を置いているのですが、祈るときに時折使います。
それは、信仰の接点です。目に見えない神様への信仰を強めるために、信仰の接点としてそれは、用いられます。
ベタッと塗ると塗られたほうが気持ち悪いので、私の場合は、自分の手に塗っておいて、その手を置いて、祈るようにしています。

次のバイブルQは、
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旧約:メディヤ族のアハシュエロスの子ダリヨスはどこの王ですか?
新約:義人ロトは何に悩まされていましたか?
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です。是非、聖書を開いて見て下さい。

さて、今回の聖書箇所は、ペテロの手紙です。
ペテロはどんな人か、覚えていますか?
福音書や、使徒の働きを読むと、ペテロの事がよくわかります。

何か一本気で、衝動的で、それでいて、いい加減なそんなペテロだと思う方もおられると思うのですが、ペテロのもっとも偉大な発言はこれでしょう。
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15イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」
16シモン・ペテロが答えて言った。「あなたは、生ける神の御子キリストです。」
17するとイエスは、彼に答えて言われた。「バルヨナ・シモン。あなたは幸いです。このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、天にいますわたしの父です。
18ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。
19わたしは、あなたに天の御国のかぎを上げます。何でもあなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたが地上で解くなら、それは天においても解かれています。」
マタイの福音書16章15-19節
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ここでのペテロとイエス様のやり取りの中で、ペテロは、
「あなたは、生ける神の御子キリストです。」
と、はっきりと宣言しています。

この信仰こそ、ペテロの信仰です。
そして、この信仰の上に、イエス様は、教会を立てると言われました。
また、天の御国のかぎをあげるといわれたのです。

もっとも、このすぐ後、ペテロは、非常に厳しい叱責を受けます。
高められた時、高慢はやってきます。それは、非常危険なことだと教えてくれるところでもあります。

しかし、この箇所でのイエス様の約束された、ペテロへの祝福、それは、霊的にもそうなのですが、
目に見えるところにおいてこんなことがあります。

皆さん、サン・ピエトロ大聖堂をご存知でしょうか?
それは、ローマのバチカンにあるカトリックの総本山です。
サンピエトロは聖ペテロの意味ですが、その教会は、世界最大級の教会、まあ、カトリックの総本山ですから当然でしょうが、
この教会は、ペテロの墓の上に立てられたといわれています。
世界遺産でもあるそうです。まさに、ペテロの上に教会はたっているのです。

カトリックにおいて、初代法皇と言われるペテロがどれだけ偉大なものとして扱われているか分かると思います。
プロテスタントは、ペテロを低く見過ぎかもしれません。

ま、もし、ペテロがここにいたら、そんなことはどうでもいいと言うと思いますので、お話をもどします。

ペテロがした最大の失敗は、イエス様を裏切った事でしょう。
しかし、そのペテロに、イエス様は語り掛けられました。
それは、ヨハネの福音書という、愛に焦点を置いた福音書の最後を飾るにふさわしい記述です。
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イエスは三度ペテロに言われた。「ヨハネの子シモン。あなたはわたしを愛しますか。」ペテロは、イエスが三度「あなたはわたしを愛しますか。」と言われたので、心を痛めてイエスに言った。「主よ。あなたはいっさいのことをご存じです。あなたは、私があなたを愛することを知っておいでになります。」イエスは彼に言われた。「わたしの羊を飼いなさい。
ヨハネの福音書21章17節
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ペテロは、イエス様に「私の羊を飼いなさい」といわれました。
そして、ペテロは、命がけで、イエス様の命令に生きるのです。

そのペテロが、このペテロの手紙を書いています。
このペテロの手紙を読むときに、その事をしっかりと覚えておくことは大切です。
ペテロの信仰、ペテロとイエス様との関係、そこから、この手紙の一言一言は出てきます。

この手紙の冒頭はこの言葉から出てきます。
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イエス・キリストのしもべであり使徒であるシモン・ペテロから、私たちの神であり救い主であるイエス・キリストの義によって私たちと同じ尊い信仰を受けた方々へ。
ペテロの手紙第二1章1節
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いつも、イエス様と一緒にいて、そして、イエス様の姿を見、愛を受け、そして、イエス様から天の御国のかぎをあげるといわれたペテロが、
「私たちと同じ尊い信仰を受けた方々へ」と私たちに呼びかけているのです。

ペテロはまた、キリストの威光の目撃者でもあります。
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16私たちは、あなたがたに、私たちの主イエス・キリストの力と来臨とを知らせましたが、それは、うまく考え出した作り話に従ったのではありません。この私たちは、キリストの威光の目撃者なのです。
17キリストが父なる神から誉れと栄光をお受けになったとき、おごそかな、栄光の神から、こういう御声がかかりました。「これはわたしの愛する子、わたしの喜ぶ者である。」
18私たちは聖なる山で主イエスとともにいたので、天からかかったこの御声を、自分自身で聞いたのです。
ペテロの手紙第二1章16-18節
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これは、今回読んでいただいたところです。
このキリストの姿をはっきりと見たそのペテロが、こうも言います。
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あなたがたはイエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、いま見てはいないけれども信じており、ことばに尽くすことのできない、栄えに満ちた喜びにおどっています。
ペテロの手紙第一1章8節
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私たちは、イエス様を見ていないけれども、信仰によって、その方を知り、そして、愛しているのだと、ペテロは語ります。

ペテロはそこにおいて、ペテロと私たちが、同じだといっているのです。
そのような私たちの信仰をさらに励ますために、ペテロはこの手紙を書きました。
特にペテロの手紙の第二は、その目的がはっきりと書かれています。
この箇所です。
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愛する人たち。いま私がこの第二の手紙をあなたがたに書き送るのは、これらの手紙により、記憶を呼びさまさせて、あなたがたの純真な心を奮い立たせるためなのです。
それは、聖なる預言者たちによって前もって語られたみことばと、あなたがたの使徒たちが語った、主であり救い主である方の命令とを思い起こさせるためなのです。
ペテロの手紙第二3章1-2節
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ペテロが思い起こさせようとしているのは、聖書の言葉の約束です。
そして、なぜそのことが大切かというと、次の御言葉によります。
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3まず第一に、次のことを知っておきなさい。終わりの日に、あざける者どもがやって来てあざけり、自分たちの欲望に従って生活し、
4次のように言うでしょう。「キリストの来臨の約束はどこにあるのか。先祖たちが眠った時からこのかた、何事も創造の初めからのままではないか。」
5こう言い張る彼らは、次のことを見落としています。すなわち、天は古い昔からあり、地は神のことばによって水から出て、水によって成ったのであって、
6当時の世界は、その水により、洪水におおわれて滅びました。
7しかし、今の天と地は、同じみことばによって、火に焼かれるためにとっておかれ、不敬虔な者どものさばきと滅びとの日まで、保たれているのです。
ペテロの手紙第二3章3-7節
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ここを読んでどうおもわれますか?

自分は、どうだろうかと考えられた方は、非常に健全に御言葉を用いておられます。
そして、自分を御言葉に照らして悔い改めるのです。

そのことも大切ですが、しかし、私たちにとってもっと大切なのは、いま、まさにそのような時代だということです。
あざけるものが、好き放題に語る時代、終わりの日の時代に私たちは生きています。
先日の新聞に、日本は、勤勉であることや、まじめである事、正直である事を、悪い事にしてしまったというようなことが書かれていました。
そうだと思います。しかし、それは、日本だけではありません。
世界中がいま、混乱しています。

しかし、変わらないように見える、今の天と地でさえ、7節にかいてあるように、
裁きの日に火で焼かれるためにあると書かれています。
恐ろしいことです。
皆さん、皆さんの家族友人、周りの方が、もしまだイエス様を知らないなら、彼らを待っているのはこの裁きです。
私たちは、イエス様を信じたことによって、この裁きから救われたのです。
ですから、この福音を述べ伝えましょう。

私たちの為に、父なる神様は、御子を与えて下さったこと、これがクリスマスのテーマですね。
12月に入りまして、私も、近くの小学校で、サンタの格好でクリスマスソングを歌わせていただきました。

神様がイエス様を与えてくださったというクリスマス。
ここに神の愛があります。
そして、そのイエス様が私たちの罪の身代わりに死んでくださったこと、葬られたこと、蘇られたこと、天に上げられて今も生きておられること。
これらのこと、すなわち、神の愛をわたしたちは、信じています。

そして、その愛を確認し、また、この主の死を述べ伝えることを決心するのが、聖餐式です。
今日も、聖餐式がおこなわれますが、信仰をもって受けたいと思います。

さて、いまお読みしたような、神の言葉、神の約束は、必ずなります。

私たちは、この聖書の言葉が間違いであるかのようなもっともらしい言葉を退けるためにも、聖書の言葉をしっかりと読まなければなりません。

ところで、パウロとペテロの関係を教えてくれる箇所がここのすぐ後にあるので、見てみたいと思うのですが、ペテロはこう書いています。
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15また、私たちの主の忍耐は救いであると考えなさい。それは、私たちの愛する兄弟パウロも、その与えられた知恵に従って、あなたがたに書き送ったとおりです。
16その中で、ほかのすべての手紙でもそうなのですが、このことについて語っています。その手紙の中には理解しにくいところもあります。無知な、心の定まらない人たちは、聖書の他の個所のばあいもそうするのですが、それらの手紙を曲解し、自分自身に滅びを招いています。
17愛する人たち。そういうわけですから、このことをあらかじめ知っておいて、よく気をつけ、無節操な者たちの迷いに誘い込まれて自分自身の堅実さを失うことにならないようにしなさい。
ペテロの手紙第二3章15-17節
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ペテロにとって、パウロの手紙は難しかったようです。
皆さんもそうだと思いますか?
でも、それらに勝手な解釈をつけるのでなく、正直に受け止めることが大切だとペテロは教えます。
最後のところで、迷いに誘い込まれないようにとペテロは語ります。

今の時代、私たちは、テレビやいろんなメディアの影響を非常に受けやすくなっています。それらは、非常に巧妙に、間違った教えを私たちにいれてこようとします。
そして、大嘘であっても、テレビで報道したら真実になってしまいます。
ですから、どんなにキリスト教的に見えても、それらが、危険なものである事を忘れないで戴きたいと思います。

私たちにとっての聖書は、霊の食物、命のパンです。このパンを食べずに、刺激的なお菓子ばかり食べていたら、体を壊すのは当然です。
刺激だけでなく、そこには毒まで入っています。

あなたが、テレビをみたいなら、その前に聖書を読みましょう。
食事の前にスナックを食べると、食事がちゃんととれなくなります。
まずはちゃんとご飯を食べることです。
同じように聖書を読み、祈る。これが大切です。

ペテロは、この手紙の中で、何度も何度も、そのようなことに惑わされないように、御言葉を正しく読むようにと語ります。
わたしたちが聖書を読むとき、一番大切なことは、そのまま受け止めることです。
子どもにとって美味しくないものも、親に言われて、そのまま飲み込むように、わたしたちは、聖書の言葉が分からなくても、そのまま受け止めて読んでいくのです。

今回の箇所にこうかいてあります。
++++++++++
20それには何よりも次のことを知っていなければいけません。すなわち、聖書の預言はみな、人の私的解釈を施してはならない、ということです。
21なぜなら、預言は決して人間の意志によってもたらされたのではなく、聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったのだからです。
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聖書は、聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったものです。
人の意思によるのではありません。

主は今も生きて語りかけてくださいます。
また、聖書の言葉は、生きていて私たちに語りかけ、私たちの霊を成長させます。
この方の前に、謙り、御言葉を読むものとのならせていただきましょう。
お祈りしましょう。

<祈り>

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20061203確かな預言のみことば
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