礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20061126
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悪魔に立ち向かいなさい
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。

主は、悪魔に打ち勝たれた方、私たちと共にいて、
その勝利を私たちに与えて下さる方です。

この方を崇めつつ、聖書を共に開いて参りましょう。

では、今週の聖書箇所をお読み頂きましょう。
今週の聖書箇所は、ヤコブの手紙です。
司会者お願いします。

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【聖書箇所】ヤコブの手紙4章1-17節
・新改訳Up411(贈呈p358英対p680)
・新改訳Vp449・口語訳p363
・新共同訳p425(贈呈p425英対p627)

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【聖書箇所のテキスト】
4:1何が原因で、あなたがたの間に戦いや争いがあるのでしょう。あなたがたのからだの中で戦う欲望が原因ではありませんか。
4:2あなたがたは、ほしがっても自分のものにならないと、人殺しをするのです。うらやんでも手に入れることができないと、争ったり、戦ったりするのです。あなたがたのものにならないのは、あなたがたが願わないからです。
4:3願っても受けられないのは、自分の快楽のために使おうとして、悪い動機で願うからです。
4:4貞操のない人たち。世を愛することは神に敵することであることがわからないのですか。世の友となりたいと思ったら、その人は自分を神の敵としているのです。
4:5それとも、「神は、私たちのうちに住まわせた御霊を、ねたむほどに慕っておられる。」という聖書のことばが、無意味だと思うのですか。
4:6しかし、神は、さらに豊かな恵みを与えてくださいます。ですから、こう言われています。「神は、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」
4:7ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。
4:8神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。罪ある人たち。手を洗いきよめなさい。二心の人たち。心を清くしなさい。
4:9あなたがたは、苦しみなさい。悲しみなさい。泣きなさい。あなたがたの笑いを悲しみに、喜びを憂いに変えなさい。
4:10主の御前でへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高くしてくださいます。
4:11兄弟たち。互いに悪口を言い合ってはいけません。自分の兄弟の悪口を言い、自分の兄弟をさばく者は、律法の悪口を言い、律法をさばいているのです。あなたが、もし律法をさばくなら、律法を守る者ではなくて、さばく者です。
4:12律法を定め、さばきを行なう方は、ただひとりであり、その方は救うことも滅ぼすこともできます。隣人をさばくあなたは、いったい何者ですか。
4:13聞きなさい。「きょうか、あす、これこれの町に行き、そこに一年いて、商売をして、もうけよう。」と言う人たち。
4:14あなたがたには、あすのことはわからないのです。あなたがたのいのちは、いったいどのようなものですか。あなたがたは、しばらくの間現われて、それから消えてしまう霧にすぎません。
4:15むしろ、あなたがたはこう言うべきです。「主のみこころなら、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう。」
4:16ところがこのとおり、あなたがたはむなしい誇りをもって高ぶっています。そのような高ぶりは、すべて悪いことです。
4:17こういうわけで、なすべき正しいことを知っていながら行なわないなら、それはその人の罪です。
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では、続いて主題聖句の暗唱を教会学校の皆さんでお願いします。

<暗唱>
ありがとうございます。
では、皆さんで言いましょう。
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【主題聖句】
ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。
ヤコブの手紙4章7節
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では、今日は、この所から、
悪魔に立ち向かいなさい
と題しまして、御言葉を見てまいりたいと思います。

聖書の通読は、今、旧約が、エゼキエル書、そして、ダニエルに入っていきます。
ダニエル書は読みやすく面白いところです。
通読を始めてみようと思う方は、是非、お読みください。
通読が、今年はあと一ヶ月で終わるのですが、だからこそ、いまからはじめる事をお勧めします。
いまからはじめると、二、三日読んで、しんどくなったとして、少し休んで又読んでも、あまり問題に感じないですみます。
そうこうするうちに、続けているとなれてきますから、来年のスタートをうまく切ることが出来ます。
是非、聖書を通読しましょう。

また、新約は、ヤコブの手紙から、ペテロの手紙です。
明快なヤコブの手紙、そして、イエス様と共に歩んだ、ペテロの手紙、どちらも、パウロの手紙に比べ、論理性がかけるように見えるかも知れませんが、
本当に教えられる手紙です。

皆さん聖書を読みましょう。
ところで、来週から週報にのせる通読表を、日曜日から日曜日にします。

これは、今日はじめようとする方のためです。ご了承ください。
バイブルノートも、来年から、日曜日スタートに変えて、次週の分も、必ず用意するようにしようと思います。
年間のものも用意しようとしています。

バイブルQは、先週の答えが、
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【【【先週のバイブルQの答え・聖書箇所】】】
【バイブルQ】
(水曜日の箇所から)
11月22日(水)[]エゼ24-26/[]ヘブ11:17-40
旧約:エゼキエル書26章で主はツロがどんな場所となると預言されましたか?
新約:信仰によって、アブラハムは、何を捧げましたか?

【バイブルQの答え・聖書箇所】
旧約:海の中の綱を引く場所となる。
新約:イサク。
(バイブルQは水曜日の通読箇所から)
26:5ツロは海の中の網を引く場所となる。
11:17信仰によって、アブラハムは、試みられたときイサクをささげました。彼は約束を与えられていましたが、自分のただひとりの子をささげたのです。
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です。
聖書を開いて確かめて見て下さい。

次のバイブルQは、
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旧約:神殿の本堂のとびらには何が彫刻されていましたか?
新約:病気の人は、何を塗って祈ってもらうように書いてありますか?
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です。
今週の聖書個所に答えがありますので、探してみましょう。

聖書箇所に戻ります。
今回はヤコブの手紙です。
ヤコブの手紙は、信仰を実践するということを教えています。

ヤコブの手紙というと、まず、出てくるのは、この箇所です。

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それと同じように、信仰も、もし行ないがなかったなら、それだけでは、死んだものです。
ヤコブの手紙2章17節
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パウロが信仰による義を教え、そして、それに対してヤコブが行いがなければ、信仰は死んだものだという。
これは、矛盾しているじゃないかと言われる方もおられます。
しかし、そのように感じたかたは、もっとよく聖書を読んで頂きたいと思います。

ヤコブの手紙に書かれているのは、信仰があるなら、行いが生じるはずだということです。

いままで、何度も見てきましたように、信仰とは、最終的には、神様との信頼関係です。

私たちの中に、神様との信頼関係があるならば、私たちは、御霊の実を結びます。

その実はこれです。
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5:22しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、
5:23柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。
ガラテヤ人への手紙5章22-23節
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この中には、親切、善意、誠実、柔和、自制といった、行動を表すものがあります。

これらの実が、行動として当然現れてくるのだとヤコブはいうのです。

ですから、私たちが、もし、
「私には、信仰がありますから、何もしなくていいんです。」
と、いうなら、それは、聖書から完全に外れた、間違った考えです。

信仰によって、私たちは義とされます。
義とされた私たちは、当然その義の実を結ぶのです。

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蒔く人に種と食べるパンを備えてくださる方は、あなたがたにも蒔く種を備え、それをふやし、あなたがたの義の実を増し加えてくださいます。
コリント人への手紙第二9章10節
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主は、私たちの義の実を増し加えてくださると書いてあります。
主が、義の実を増し加えてくださるのです。

しかし、そのためには、私たちは、主にしっかりと結びついていなければなりません。
そのために必要なのはなにですか?
祈りと御言葉です。

聖書を読み、祈る。このことなし、私たちの霊的な成長はありえません。

さて、
悪魔に立ち向かいなさい
というのが、今回のタイトルです。

悪魔に立ち向かいなさいというと、私たちペンテコステのクリスチャンが思い浮かべるのは、
イエスの御名によって、悪魔よ出て行けと宣言し、追い出すのだということです。
間違ってはいません。

御言葉の剣、つまり、聖書の言葉で、悪魔に手を引くように命じる。それも、必要です。

しかし、私たちは、それだけが、悪魔にうちかつ方法だと思ってはなりません。

ある方が言われました、
「毎日毎日、悪霊が私を攻撃してくるのです。この悪霊との戦いばかりで疲れてしまいます。」
その方とお話していて、いろいろな意味で疑問をもったので、私は、
「聖書を読んでいますか?」
と、お聞きしました。

そうすると、聖書箇所をすらすらと何箇所か答え、そのところを繰り返し読んでいるといわれました。

私が、聖書の通読をしているか聞くと、しておられないとのお返事でした。

その時にわかったのは、その方の霊は、幼児のままだということでした。

皆さん、私たちの霊は、聖書を読むと、成長します。
逆にいいます。私たちの霊は、聖書を読まなければ成長しません。
ま、読むだけでなく、いまは、テープで聞く方法や、DVDまであるわけですが、
とにかく、私たちは、聖書によって成長します。

霊の戦いを、いつもあなたの所にきて、あなたを苦しめるガキ大将との戦いだと思ってください。

あなたが、小さな子どもだったら、ガキ大将は、おもしろがってやってきます。
小さなあなたが、剣をとりだして、振り回します。
ガキ大将は、おっと危ないと思い、離れます。
しかし、ガキ大将にとっては、面白い遊びのようなものです。
時々からかいに来ようとします。

しかし、考えてください。
あなたが、小さな子どもでなく、大人だったらどうでしょう。
ガキ大将よりもずっと背が高かったら、ガキ大将は、大人にもいたずらをしかけるかもしれませんが、
もし、大人が真剣に怒ったら、剣でなくても、木刀でも出してきたら怖いです。

もうやめようと思うのです。

私たちは、霊の戦いにおいて、聖書の言葉を使う方法を学ぶことは大切です。

しかし、それ以上に大切なのは、聖書の言葉によって、私たちの信仰が成長することです。

そうすれば、悪魔は、私たちに手を出すことが出来ません。
また、悪霊どもが私たちに攻撃を仕掛けてきても、私たちは揺らぐことがありません。

子どものあなたに、ガキ大将がぶつかってくると、子どものあなたは倒れるかもしれませんが、
大人のあなたに、ガキ大将がぶつかってきても、大人のあなたはめったなことでは倒れません。
逆にガキ大将が、弾き飛ばされてしまいます。

めったなことではといったのは、わたしたちのバランスがくずれていたり、病気で弱っていたり、空腹でよわっていたりするときです。

私たちが、聖書を偏って読んでいるなら、バランスをくずします。
また、私たちが、毎日聖書を読まないなら、霊が、病気になったり、空腹になったりします。

霊の健康ということからすると、そこには、また、霊の体を動かす、つまり、信仰を用いるということも大切です。
皆さん、今のお話を、抽象的だと考えないで下さい。
霊の世界の現実を話しています。

あなたに一番必要なのは、聖書を毎日読んで祈り、あなたの霊が成長し、あなたの霊が、子どもでなく、大人になることです。
霊の成長、それは信仰の成長です。神様との深い信頼関係が出来上がっていくということです。

そこに、前回のメッセージでお話した、信仰の姿、イエス様の言われたこの言葉が出てきます。
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わたしは、あなたがいつもわたしの願いを聞いてくださることを知っておりました。
ヨハネの福音書11章42節
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これは、思い込むのではありません。そういえるように頑張るのではありません。
あなたが、日々、聖書を読み、祈るなら、あなたの中に出来上がってくるのです。

そして、あなたの霊が成長し、信仰が成長したのであれば、悪魔悪霊は、そうそうあなたに手出しできなくなるのです。
毎日毎日、剣を振り回して疲れることもなくなります。

しかし、私たちの霊が成長し、大人となっても、霊の戦いがなくなるのではありません。

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身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。
ペテロの手紙第一5章8節
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悪魔はいつも、私たちに攻撃しようとしています。
だから、私たちの霊が目覚めていなければなりません。
私たちの霊が眠る、つまり、私たちが、神様の事を考えないで歩むとき、敵はすぐにでも攻撃をしかけてきます。

だから、私たちは、いつも、主と共に歩むのです。
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【主題聖句】
ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。
ヤコブの手紙4章7節
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これが、今回の主題聖句です。
まず、神に従うことから、悪魔との戦いははじまるのです。
いや、神に従うことが、悪魔に対する勝利といえるかも知れません。

では、悪魔への勝利とはなんでしょう。

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兄弟たち。互いに悪口を言い合ってはいけません。自分の兄弟の悪口を言い、自分の兄弟をさばく者は、律法の悪口を言い、律法をさばいているのです。あなたが、もし律法をさばくなら、律法を守る者ではなくて、さばく者です。
ヤコブの手紙4章11節
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私たちは、互いに悪口をいいあうのではなく、愛し合うようにと命じられています。
神の命令とはなんですか?
イエス様のたった一つの戒めは、これでした。

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あなたがたに新しい戒めを与えましょう。あなたがたは互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。
ヨハネの福音書13章34節
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私たちが互いに愛し合うこと、これが、私たちの悪魔に対する勝利です。
考えてください。悪魔がそこで人を殺しているのを見たなんて、聞いたことがありません。
悪魔は、人間に働いて、人を傷つけ、殺させるのです。

だから、私たちが、私たちが互いに愛し合うこと、神を愛し、互いに愛し合うことは、まさに、悪魔に対する勝利なのです。

私たちが神様としっかり結びつき、互いの間に愛があり、そして、その愛を世に示していくなら、そこに悪魔に対する勝利があるのです。

悪霊を追い出し、病を癒す、そのような霊的な戦いも大切です。

しかし、それ以上に大切なのは、私たちが、しっかりと主に結びつき、互いに愛し合うことです。
お祈りしましょう。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。


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シティーチャーチメッセージ20061126悪魔に立ち向かいなさい
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