礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20061001
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神による相続人
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、栄光に満ち全てを治めておられます。
そして、私たちに子としての特権を与えて下さいました。
この方を覚えつつ、御言葉を聞いてまいりましょう。

さて、本日の聖書箇所を、お読みいただきましょう。
本日の聖書箇所は、

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【聖書箇所】
ガラテヤ人への手紙4章1-12節
・新改訳Up336(贈呈p294英対p561)
・新改訳Vp368・口語訳p297
・新共同訳p347(贈呈p347英対p521)
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です。司会者お願いします。

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4:1ところが、相続人というものは、全財産の持ち主なのに、子どものうちは、奴隷と少しも違わず、
4:2父の定めた日までは、後見人や管理者の下にあります。
4:3私たちもそれと同じで、まだ小さかった時には、この世の幼稚な教えの下に奴隷となっていました。
4:4しかし定めの時が来たので、神はご自分の御子を遣わし、この方を、女から生まれた者、また律法の下にある者となさいました。
4:5これは律法の下にある者を贖い出すためで、その結果、私たちが子としての身分を受けるようになるためです。
4:6そして、あなたがたは子であるゆえに、神は「アバ、父。」と呼ぶ、御子の御霊を、私たちの心に遣わしてくださいました。
4:7ですから、あなたがたはもはや奴隷ではなく、子です。子ならば、神による相続人です。
4:8しかし、神を知らなかった当時、あなたがたは本来は神でない神々の奴隷でした。
4:9ところが、今では神を知っているのに、いや、むしろ神に知られているのに、どうしてあの無力、無価値の幼稚な教えに逆戻りして、再び新たにその奴隷になろうとするのですか。
4:10あなたがたは、各種の日と月と季節と年とを守っています。
4:11あなたがたのために私の労したことは、むだだったのではないか、と私はあなたがたのことを案じています。
4:12お願いです。兄弟たち。私のようになってください。私もあなたがたのようになったのですから。あなたがたは私に何一つ悪いことをしていません。
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はい、ありがとうございます。
では、続いていつものように、主題聖句の暗唱をお願いします。

<あんしょう>

では、皆さんでいいましょう。

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【主題聖句】
ですから、あなたがたはもはや奴隷ではなく、子です。子ならば、神による相続人です。
ガラテヤ人への手紙4章7節
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はい、ありがとうございます。
では、今日はこの所から、

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神による相続人
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と題しまして、聖書をいっしょに見て行きましょう。

さて、聖書の通読は、
旧約が、イザヤ書
新約が、ガラテヤ人への手紙からエペソ書へと続きます。

イザヤ書は、ユダヤと、周辺の国々への裁きが告げられるところでもあります。
しかし、そのような、神の怒りの全てが、最終的に、キリストの十字架に向かっているのです。

ガラテヤ人への手紙は、今週の3章から5章だけでも、信仰による義とはどういう事かが分かるところです。

前回もいいましたが、何か一箇所読むとするなら、私は、ガラテヤ書をお勧めします。
私も、ガラテヤ書を読んで、そして、真剣に聖書を読むようになりました。

是非、皆さんお読みください。

前回のバイブルQは、

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<クイズ>
旧約:イザヤ書4章で、裁きの後エルサレムに残ったものは何と呼ばれますか?
新約:サタンは何に変装すると書いてありますか?
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となっています。

答えは、
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<クイズの答え・聖書箇所>
旧約:聖(イザヤ書4章3節)
新約:光の御使い(コリント人への手紙第二11章14節)
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です。
ここで、イザヤ書の、聖ですが、エルサレムに残されたもの、生き残ったものを、神様は聖と呼ばれる。

聖書における聖とは何でしょう。それは、単に綺麗だとか清潔だとかそういう意味とは違います。

特別、とか、別にしてあるとか、そういう意味です。
分けたもの、より分けたもの、それが聖です。

そういう意味で、私たちは聖です。
神様によって、この世からより分けられたのです。

それが、特に、いいかどうかではなく、神様がより分けられたのです。
そのより分けた基準が何なのか、それは、私たちには分かりません。
ただ、神様が、私たちを、この世からより分けて下さった。
この事を覚えて感謝します。

そして、サタンが光の御使いに変装すると、聖書は言います。
どういう事かわかりますか?
サタンは、自分が正しいものであるかのように見せかけて、
偽りをもたらします。それは、ちょうど、アダムとエバを誘惑したようなものです。

私たちが、この悪魔の策略にはまらない為に、私たちは、正しく聖書を理解する必要があるのです。

その為にも聖書を読みましょう。
聖書を部分的に読むのでなく、聖書全体をしっかりと読みましょう。

そのためには、毎日の聖書通読が大変重要です。

今度のバイブルQがそこに書いてあります。

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【クイズ】
旧約:志の堅固な者を、主はどうされますか?
新約:キリスト・イエスにつくものは、自分の肉をどうしたと聖書はいいますか?
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皆さん、聖書から、答えを探して見てください。


さて、お話を戻します。

神による相続人とのお話ですが、聖書はこういいます。

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もしあなたがたがキリストのものであれば、それによってアブラハムの子孫であり、約束による相続人なのです。
ガラテヤ人への手紙3章29節
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もし、あなたがたが、キリストのものであれば、と書いてあります。
皆さんはキリストのものでしょうか?

では、皆さんはどのようにしてキリストのものとなったのでしょうか?

それは、こうです。

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26あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもです。
27バプテスマを受けてキリストにつく者とされたあなたがたはみな、キリストをその身に着たのです。
28ユダヤ人もギリシヤ人もなく、奴隷も自由人もなく、男子も女子もありません。なぜなら、あなたがたはみな、キリスト・イエスにあって、一つだからです。
ガラテヤ人への手紙3章26-28節
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キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもです。
と、聖書は言います。

ガラテヤ人への手紙において、義とされること、救われること、神の相続人すなわち、神の子どもとされることは、一つです。

それらは、全てキリストによって、与えられます。
そして、こう書いてあります。
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17私の言おうとすることはこうです。先に神によって結ばれた契約は、その後四百三十年たってできた律法によって取り消されたり、その約束が無効とされたりすることがないということです。
18なぜなら、相続がもし律法によるのなら、もはや約束によるのではないからです。ところが、神は約束を通してアブラハムに相続の恵みを下さったのです。
ガラテヤ人への手紙3章17-18節
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私たちは、神の約束により、律法と無関係に、相続人すなわち神の子どもとなります。
それは、ただ、神の恵みにより、そして、それを受け取る信仰によるのです。

そのことが、同じガラテヤ人への手紙で、こうかいてあります。

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22しかし聖書は、逆に、すべての人を罪の下に閉じ込めました。それは約束が、イエス・キリストに対する信仰によって、信じる人々に与えられるためです。
23信仰が現われる以前には、私たちは律法の監督の下に置かれ、閉じ込められていましたが、それは、やがて示される信仰が得られるためでした。
24こうして、律法は私たちをキリストへ導くための私たちの養育係となりました。私たちが信仰によって義と認められるためなのです。
ガラテヤ人への手紙3章22-24節
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これが、信仰による義です。
私たちは、ただ、信仰によって、義とされたのです。

いいですか?
私たちは、ただ、信仰によって、義とされました。
それは、行いによらないのです。

では、律法には何の意味があるのでしょうか?

それは、キリストへの養育係だと聖書は教えます。
なぜなら、律法がないなら、罪は明確でなく、赦しの意味も、救いの意味もわからなくなってしまうからです。

では、もう、律法を行わなくて良いのか、と、考えるならそうではありません。

なぜなら、私たちはいま、キリストの命によって、生きるものだからです。

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バプテスマを受けてキリストにつく者とされたあなたがたはみな、キリストをその身に着たのです。
ガラテヤ人への手紙3章27節
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私たちは、律法を完全に成し遂げられた方、キリストをその身に着たのです。
キリストの成し遂げられた律法とは、いったい何ですか?
それは、神を愛し隣人を愛することです。

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37そこで、イエスは彼に言われた。「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
38これがたいせつな第一の戒めです。
39『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。
40律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」
マタイの福音書22章37-40節
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神を愛し、隣人を愛する。
律法全体と、預言者とが、このことにかかっているとイエス様が言っておられます。

イエス様は、このことを成し遂げるために、十字架で死んでくださったのです。
そこに、神の戒めとご計画を果たす神への愛と、そして私たちを赦し、救って下さる、私たちへの愛が、完全に表されているのです。

この愛によって、わたしたちは、義とされました。

ですから、私たちは、この愛によって、仕えあうのです。

愛は、律法を越えたものです。

というふうにいうと、簡単に、男女の愛や恋愛感情が、律法よりも素晴らしいと考える方もあるかもしれません。

とんでもない誤解です。
いや、今の時代、愛が素晴らしいと言っている人の頭の中は、多くはそんな事ではないかと思います。

必ず最後に愛は勝つという歌詞もありましたが、単なる恋愛で誰が彼女の心をつかむかというだけの歌ですし、
世界の中心で愛を叫ぶも、ただ、自分と彼女との愛です。

真実の愛、それは、聖書の教える愛です。
いま、この世が考える愛ではありません。

聖書の愛、それは、キリストが命をかけて表された愛です。

そして、その愛は、神の戒めの全てを成し遂げる愛なのです。
ですから、律法は、捨てられるのでなく、成就されるのです。
愛によって、律法はいらないのでなく、愛は当然のように、律法を成し遂げるのです。

ですから、神を信じているといいながら、戒めに従う必要がないと考えている方があるとすれば、大変な間違いです。

律法の全ては、生きて働いて、私たちをキリストへと導くのです。

私たちは、キリストにあって自由です。
だから、互いに仕え合うのだとも言われています。

お話を戻しましょう。

キリストを信じる信仰によって、私たちは、義とされています。
そして、そのことによって、相続人とされている。

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6そして、あなたがたは子であるゆえに、神は「アバ、父。」と呼ぶ、御子の御霊を、私たちの心に遣わしてくださいました。
7ですから、あなたがたはもはや奴隷ではなく、子です。子ならば、神による相続人です。
ガラテヤ人への手紙4章6-7節
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皆さんは、神の相続人です。
何を相続したのでしょう。

子どもが親から相続するのは何でしょう。
それは、親の人格であり、また、親の財産、また、親の能力も、相続する事があるでしょう。

私たちは、神様の御性質と、神様の能力、そして、神様のもっておられる全ての物を相続したのです。

私たちの着たキリストの内には、神の満ち満ちたご性質が宿っています。
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キリストのうちにこそ、神の満ち満ちたご性質が形をとって宿っています。
コロサイ人への手紙2章9節
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そして、その満ち満ちたさまにまで、満たされますようにと、聖書はいいます。
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人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。
エペソ人への手紙3章19節
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神の満ち満ちたさま、
神の栄光。
私たちは、それを相続しています。

しかし、それは、信仰によるのです。

この信仰によって、私たちは、キリストの中に行き、キリスト共に生き、そして、神の栄光を表しながら、主と同じ姿に変えられていくのです。

そのことは、御霊によると、書いてあります。

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私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。
コリント人への手紙第二3章18節
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神の相続人として、御霊が私たちを変えてくださる事を感謝します。

お祈りしましょう。


[[祈りの課題]]・次週の洗礼式の為に。・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。


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