礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20060827
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純粋で真実なパン
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。

主は、整えられた新しいエルサレムのような美しい花嫁として、
私たちの教会を整えて下さいます。

この主を覚えて、御言葉を聞いてまいりましょう。

さて、では、いつものように、本日の聖書箇所をお読み戴きましょう。

司会者お願いします。

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聖書箇所:コリント人への手紙第一5章1-13節
・新改訳Up295(贈呈p259英対p494)
・新改訳Vp323・口語訳p260
・新共同訳p304(贈呈p304英対p461)
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聖書箇所のテキスト
5:1あなたがたの間に不品行があるということが言われています。しかもそれは、異邦人の中にもないほどの不品行で、父の妻を妻にしている者がいるとのことです。
5:2それなのに、あなたがたは誇り高ぶっています。そればかりか、そのような行ないをしている者をあなたがたの中から取り除こうとして悲しむこともなかったのです。
5:3私のほうでは、からだはそこにいなくても心はそこにおり、現にそこにいるのと同じように、そのような行ないをした者を主イエスの御名によってすでにさばきました。
5:4あなたがたが集まったときに、私も、霊においてともにおり、私たちの主イエスの権能をもって、
5:5このような者をサタンに引き渡したのです。それは彼の肉が滅ぼされるためですが、それによって彼の霊が主の日に救われるためです。
5:6あなたがたの高慢は、よくないことです。あなたがたは、ほんのわずかのパン種が、粉のかたまり全体をふくらませることを知らないのですか。
5:7新しい粉のかたまりのままでいるために、古いパン種を取り除きなさい。あなたがたはパン種のないものだからです。私たちの過越の小羊キリストが、すでにほふられたからです。
5:8ですから、私たちは、古いパン種を用いたり、悪意と不正のパン種を用いたりしないで、パン種のはいらない、純粋で真実なパンで、祭りをしようではありませんか。
5:9私は前にあなたがたに送った手紙で、不品行な者たちと交際しないようにと書きました。
5:10それは、世の中の不品行な者、貪欲な者、略奪する者、偶像を礼拝する者と全然交際しないようにという意味ではありません。もしそうだとしたら、この世界から出て行かなければならないでしょう。
5:11私が書いたことのほんとうの意味は、もし、兄弟と呼ばれる者で、しかも不品行な者、貪欲な者、偶像を礼拝する者、人をそしる者、酒に酔う者、略奪する者がいたなら、そのような者とはつきあってはいけない、いっしょに食事をしてもいけない、ということです。
5:12外部の人たちをさばくことは、私のすべきことでしょうか。あなたがたがさばくべき者は、内部の人たちではありませんか。
5:13外部の人たちは、神がおさばきになります。その悪い人をあなたがたの中から除きなさい。
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では、続いて、小学生の皆さん。
主題聖句の暗唱をお願いします。

<あんしょう>

では、皆さんで言いましょう。

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主題聖句:
ですから、私たちは、古いパン種を用いたり、悪意と不正のパン種を用いたりしないで、パン種のはいらない、純粋で真実なパンで、祭りをしようではありませんか。
コリント人への手紙第一5章8節
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では、今日はこの所から、
純粋で真実なパン
と題して、聖書を開いて行きましょう。

さて、今週の通読は、

旧約が、詩篇
新約が、コリント人への手紙第一です。

詩篇は、今回119篇が最後に入っています。
これは、聖書で一番長い章です。

そして、自分の人生をかけて、神様に従おうとする、著者の思いが伝わってくる書です。

また、コリント人への手紙も、非常に重要なところです。
是非、お読み下さい。

バイブルQは、先週のクイズの答えが、

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旧約:詩篇81篇で、祭りの日の、新月と満月に、何を吹き鳴らせと書いてありますか?
新約:フィベは何処の教会の執事ですか?

<クイズの答え・聖書箇所>
旧約:角笛(詩篇81篇3節)
新約:ケンクレヤにある教会(ローマ人への手紙16章1節)
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です。聖書で確認してみてください。
この中で、ケンクレヤは、ちょうど、今回の箇所であるコリントの直ぐそばです。

また、今週のバイブルQは、

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旧約:詩篇105篇で王はヨセフを何にしたと書いてありますか?
新約:からだは何の為にありますか?
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です。
こちらも、是非、聖書で読んで、答えを探してみましょう。

さて、聖書箇所はコリント人への手紙がしばらくつづきます。

コリントの場所は、前にも説明しましたが、アテネの西になります。
ここは、このように陸地がくびれていて、その為、交易の要所であったようです。
荷物を、大きな船から、小さな船に移して、こちらでまた大きな船に乗せて運ぶといったことも行われていたようです。

このコリントは、パウロが福音を伝えたところです。
アテネでの宣教を終え、コリントに来たパウロは、そこで、アクラとプリスキラという夫婦に出会います。
彼らは、パウロを非常に助けた人たちで、パウロの書いた手紙にも何度か名前が出てきます。

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1その後、パウロはアテネを去って、コリントへ行った。
2ここで、アクラというポント生まれのユダヤ人およびその妻プリスキラに出会った。クラウデオ帝が、すべてのユダヤ人をローマから退去させるように命令したため、近ごろイタリヤから来ていたのである。パウロはふたりのところに行き、
3自分も同業者であったので、その家に住んでいっしょに仕事をした。彼らの職業は天幕作りであった。
使徒の働き18章1-3節
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このコリントにおいて、パウロは、一年半に渡って御言葉を述べ伝えました。

そのときの様子が、使徒の働きに書かれています。

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4パウロは安息日ごとに会堂で論じ、ユダヤ人とギリシヤ人を承服させようとした。
5そして、シラスとテモテがマケドニヤから下って来ると、パウロはみことばを教えることに専念し、イエスがキリストであることを、ユダヤ人たちにはっきりと宣言した。
使徒の働き18章4-5節
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そして、その結果、多くの人がイエス様を信じました。

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会堂管理者クリスポは、一家をあげて主を信じた。また、多くのコリント人も聞いて信じ、バプテスマを受けた。
使徒の働き18章8節
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この宣教の働きは、聖霊様によるものであったと、パウロは語っています。

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4そして、私のことばと私の宣教とは、説得力のある知恵のことばによって行なわれたものではなく、御霊と御力の現われでした。
5それは、あなたがたの持つ信仰が、人間の知恵にささえられず、神の力にささえられるためでした。
コリント人への手紙第一2章4-5節
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前回、コンヒー先生のお話をしました。
彼の教会は、今は2万人を超えるのですが、もともと、20人から800人になった教会でした。
それから、3年間成長が止まったといいますが、どうやって800人になったかを、メッセージの中で語っておられました。
その説明は簡単でした。
「リバイバルの中にあったからです。」

参考にも何にもならないと思いますか?

でも、リバイバルがくれば人は教会に導かれてきます。

かって、ロシアで、ソビエト連邦が崩壊した後、人々が教会に詰め掛けた時期があったそうです。
しかし、人々は直ぐに散っていきました。
人々を、教会につなぎとめることが出来なかったからです。

人々を、教会につなぎとめるのはなにでしょう?

綺麗な歌でしょうか?面白いジョークでしょうか?感動する劇でしょうか?

でも、そんなものは、この世にもあり、教会よりはるかに見事に演じられています。

ならば、教会には何があるのですか?

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1さて兄弟たち。私があなたがたのところへ行ったとき、私は、すぐれたことば、すぐれた知恵を用いて、神のあかしを宣べ伝えることはしませんでした。
2なぜなら私は、あなたがたの間で、イエス・キリスト、すなわち十字架につけられた方のほかは、何も知らないことに決心したからです。
コリント人への手紙第一2章1-2節
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この世には無い、教会にだけあるもの。
それは、イエス様です。
イエス様が、ここにおられます。


私たちが、教会の人数を増やすことだけに目を留めるなら、私たちは、いろいろな方法を考え付くと思います。

しかし、ただ、十字架につけられたイエス様の他は何も知らないことに決心したとパウロはいいます。

それだけでは、ダメだと思われる方もあるかもしれません。
しかし、私たちのしていることが、この世のことではなく、目に見えない神様に人々を導く為であるなら、
目に見える方法こそ、かえって妨げになるかもしれないのです。

もちろん、主は、様々な思いを起こさせ、導いて下さる方です。
しかし、私達にとって、一番大事なことはなにか?
それは、イエス様です。


皆さん。私は、牧師としてのわたしの働きについて、誰かに聞かれたら、はっきりとこういいます。

「私の働きは、人々が、神様とのしっかりとしたつながりを持つためのお手伝いをすることです。」

いいですか?皆さん。皆さんお1人お1人が、神様にしっかりと結びつく為のお手伝いが私の仕事だと思っています。

どういうことでしょうか?
それは、皆さんが、神様に祈る手助け、また、聖書を読んで霊において成長する為の手助けです。

幼い子どもや、病気の子どもは、自分で食事を食べる事がうまく出来ないかも知れません。
ですから、あるときは、口元に、食べやすくすりつぶしたものを持っていく必要があるかもしれません。

しかし、その食べ物を食べることで、羊はだんだんと元気になり、そして、自分の力で食べるようになります。

そのように、教会に来ておられるお1人お1人が、少しづつ、また、簡単な事からはじめて、成長し、御言葉を自分で読み、正しく理解できるようになって、
祈りにより、神様とのしっかりとした結びつきを持つ事。それが、私の仕事だと、私は思っているのです。

それが、私が主から受けた命令です。

お話がそれました。今回の御言葉の中で、こうかいてあります。

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6あなたがたの高慢は、よくないことです。あなたがたは、ほんのわずかのパン種が、粉のかたまり全体をふくらませることを知らないのですか。
7新しい粉のかたまりのままでいるために、古いパン種を取り除きなさい。あなたがたはパン種のないものだからです。私たちの過越の小羊キリストが、すでにほふられたからです。
8ですから、私たちは、古いパン種を用いたり、悪意と不正のパン種を用いたりしないで、パン種のはいらない、純粋で真実なパンで、祭りをしようではありませんか。
コリント人への手紙第一5章6-9節
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古いパン種や悪意と不正のパン種でなく、純粋で真実なパンで祭りをしよう。
祭り、それは、すなわち礼拝です。純粋で真実なパンで礼拝を捧げようとパウロはいいます。

今では、記念や祝賀の為の行事も、祭りというわけですが、元々の意味からすると、
市民祭りなどといった言い方は、問題があるようにも思います。

それは、祭りではなく集会です。

逆に、私たちが集会と呼んでいる一つ一つは、そこに神様がおられ、神様に捧げる祭りです。

いま、この集会もそうです。
ここで、私たちが礼拝を捧げるこのことは、祭りです。

ここには、金魚すくいやたこやきなどの出店も、太鼓も踊りも無いかもしれません。
しかし、どんなににぎやかな祭りも、それが、本当の神様に関係ないなら空しいものです。

いま、私たちが、捧げている祭り、ここに皆さんが集まっている祭り、
これは、本当に素晴らしい祭りです。

考えてください。
神様が、天から地を見られて、今日は、ところどころ、光っていることろがある。
みんなで神様に賛美を捧げているところです。
きっとそれは、神様の前で美しく光り輝き、そして、また、いい香りが、神様の前に立ち上っているのです。

そんな場所を、私たちは、京阪沿線全ての駅に造りたいと思います。

天から神様が見られたときに、京都から大阪まで、いつも、神様の前に、礼拝を捧げ、輝いているところがある。
それは、24時間、神様の前に輝き、いい香りを立ち上らせている。それが、24時間365日礼拝です。

今、私たちが捧げている礼拝も、神様に感謝を捧げ、また、神様に喜んでいただく為です。

純粋で真実なパンのお話でした。

ふくらしこを入れて膨らませたり、実は悪いものの中に隠してあるようなパンでなく、

純粋で真実なパン。

悪意や不正のパンでなくとパウロが言うように、見せ掛けだけ膨らませたパンでなく。
純粋で真実なパン。

私たちは、そのようなパンをもって礼拝を捧げましょう。

純粋なというと、ペテロの手紙にこうかいてあります。

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信仰の試練は、火を通して精練されてもなお朽ちて行く金よりも尊いのであって、イエス・キリストの現われのときに称賛と光栄と栄誉に至るものであることがわかります。
ペテロの手紙第一1章7節
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ここで、信仰の試練は、金よりも尊いと書いてあります。

皆さん。金は、るつぼで、溶かして、不純なものを取り除けて、純粋な高品質の金になります。

神様は、私達を、最高の金にしてくださいます。

そのために、信仰の試練を通るかも知れません。

しかし、それは、私達を苦しめてつぶす為ではありません。

かえって純粋な、最高品質の金とするために、主は私達をるつぼで溶かされます。

それは、何の為ですか?
それは、私たちと神様が、より、密接な関係をもち、皆さんが、喜びと祝福に満ちた人生を歩む為。
そして、もう一つ、やがて来るリバイバルのためです。

リバイバルに、人々が教会につめかけるようになったとき、私たちが偽者のパンであったり、偽者の金であるなら、
人々を、真実な神様に導くことなど出来ません。

ですから、私たちは、いま、精練された金、純粋で真実なパンとならなければならないのです。

いま、祈ります。その様な試練を、私たちが通る時に主が守って下さるように。
助けてくださるように。
そしてまた、私たちのこの教会が、そして、一人一人が、本当に、素晴らしく整えられていくように。
そして、一人一人が、素晴らしい祝福された人生を生きることが出来、
教会が、リバイバルに備えることが出来るように。

共にお祈りしましょう。


[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20060827純粋で真実なパン
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