礼拝でのお話
テキスト版
画像がある場合は
クリックすると
表示されます
※携帯で表示できない
物もありますので
ご了承下さい
トップページへ



−−−−−−−−−−
シティーチャーチ
メッセージ20060813
−−−−−−−−−−
福音と信仰
−−−−−−−−−−

++++++++++
11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
++++++++++

<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。

主は、御言葉により私達を救い、
御言葉により、私達を励まし、導かれます。
この方を覚えつつ、御言葉を聞いて参りましょう。

では、まず、本日の聖書箇所をお読みいただきましょう。
本日の聖書箇所は、ローマ人への手紙の10章です。

++++++++++
聖書箇所:ローマ人への手紙10章1-21節
・新改訳Up279(贈呈p245英対p468)
・新改訳Vp305・口語訳p246
・新共同訳p288(贈呈p288英対p438)
++++++++++

では、司会者お願いします。

++++++++++
聖書箇所のテキスト
10:1兄弟たち。私が心の望みとし、また彼らのために神に願い求めているのは、彼らの救われることです。
10:2私は、彼らが神に対して熱心であることをあかしします。しかし、その熱心は知識に基づくものではありません。
10:3というのは、彼らは神の義を知らず、自分自身の義を立てようとして、神の義に従わなかったからです。
10:4キリストが律法を終わらせられたので、信じる人はみな義と認められるのです。
10:5モーセは、律法による義を行なう人は、その義によって生きる、と書いています。
10:6しかし、信仰による義はこう言います。「あなたは心の中で、だれが天に上るだろうか、と言ってはいけない。」それはキリストを引き降ろすことです。
10:7また、「だれが地の奥底に下るだろうか、と言ってはいけない。」それはキリストを死者の中から引き上げることです。
10:8では、どう言っていますか。「みことばはあなたの近くにある。あなたの口にあり、あなたの心にある。」これは私たちの宣べ伝えている信仰のことばのことです。
10:9なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。
10:10人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。
10:11聖書はこう言っています。「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」
10:12ユダヤ人とギリシヤ人との区別はありません。同じ主が、すべての人の主であり、主を呼び求めるすべての人に対して恵み深くあられるからです。
10:13「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる。」のです。
10:14しかし、信じたことのない方を、どうして呼び求めることができるでしょう。聞いたことのない方を、どうして信じることができるでしょう。宣べ伝える人がなくて、どうして聞くことができるでしょう。
10:15遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。次のように書かれているとおりです。「良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう。」
10:16しかし、すべての人が福音に従ったのではありません。「主よ。だれが私たちの知らせを信じましたか。」とイザヤは言っています。
10:17そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。
10:18でも、こう尋ねましょう。「はたして彼らは聞こえなかったのでしょうか。」むろん、そうではありません。「その声は全地に響き渡り、そのことばは地の果てまで届いた。」
10:19でも、私はこう言いましょう。「はたしてイスラエルは知らなかったのでしょうか。」まず、モーセがこう言っています。「わたしは、民でない者のことで、あなたがたのねたみを起こさせ、無知な国民のことで、あなたがたを怒らせる。」
10:20またイザヤは大胆にこう言っています。「わたしは、わたしを求めない者に見いだされ、わたしをたずねない者に自分を現わした。」
10:21またイスラエルについては、こう言っています。「不従順で反抗する民に対して、わたしは一日中、手を差し伸べた。」
++++++++++


では、つづいて、主題聖句の暗唱をお願いします。

<あんしょう>

今日は、このところから信仰と福音と題しまして、御言葉を共に開いて参りたいと思います。

さて、聖書の通読は、新約がローマ人への手紙、旧約が詩篇が続きます。
もうしばらくですが、どちらも読みやすいところです。
皆さん聖書をお読み下さい。

クイズは、先週のクイズと答えが、

−−−−−−−−−−
<先週のクイズの答え・聖書箇所>
旧約:ダビデは賛歌の中で、主がいつ御座に着かれたと言っていますか?
約:罪から来る報酬は何ですか?
<クイズの答え・聖書箇所>
旧約:大洪水の時(詩篇29篇)
新約:死(ローマ人への手紙6章23節)
−−−−−−−−−−
です。
ダビデは、主が、大洪水の時に、御座に付かれたと歌います。
この大洪水とは、ノアの箱舟の時です。
主は、ノアという、1人の人に、語りかけ、そして、御座に座して、彼が信仰を持って行うさまを見ておられました。

また、罪からくる報酬は、死です。
ここで、聖書が罪といっているのは、ただわたしたちの悪い行いではなく、
私達に罪を犯させる存在、すなわち悪魔です。

考えようによっては、私たちの日々の歩みは、この悪魔との戦いの連続でもあります。

私たちは、ただ単に道徳を学び、行おうとしているのではありません。

私たちは、現実に生きて働いておられる、天の父なる神様と、御子イエス様、そして、聖霊様を信じています。
この神様と交わり、また、この神様に従う。
また逆に、私たちの日々の歩みを妨げる悪魔に立ち向かい、その働きを退ける。

それが、私たちの日々の歩みです。
言い換えれば、私たちは、神様と悪魔との戦いの真っ只中に生きているのです。

その様な中で、私たちは、主にしたがって歩んで参りましょう。

また、次のクイズは、
−−−−−−−−−−
旧約:詩篇56篇でダビデはみことばをどうすると歌いますか?
新約:救いが異邦人に及んだのは何の為だとパウロは言いますか?
−−−−−−−−−−
となっています。
是非、聖書を読んで見つけてください。

さて、今回の聖書箇所であるローマ人への手紙は、信仰による義と言う大変重要な事柄について、パウロが説明しているところです。

まず、パウロは、彼ら、すなわち、イスラエルの救われる事を望んでいると語った上で、次のように言います。

++++++++++
10:3というのは、彼らは神の義を知らず、自分自身の義を立てようとして、神の義に従わなかったからです。
10:4キリストが律法を終わらせられたので、信じる人はみな義と認められるのです。
++++++++++

ここで、自分自身の義を立てようとして、神の義に従わなかった。
と、書いてあります。
イエス様は、義と言うことについて、ヨハネの福音書でこういわれました。

++++++++++
8その方が来ると、罪について、義について、さばきについて、世にその誤りを認めさせます。
9罪についてというのは、彼らがわたしを信じないからです。
10また、義についてとは、わたしが父のもとに行き、あなたがたがもはやわたしを見なくなるからです。
11さばきについてとは、この世を支配する者がさばかれたからです。
ヨハネの福音書16章8-11節
++++++++++

ここで、義についての説明としてイエス様は、わたしが父のもとに行き
と、言っておられます。

旧約の律法の中では、大祭司が捧げ物を持って、神様の前に出ることが義でした。

また、創世記では、こうかいてあります。

++++++++++
また、アベルは彼の羊の初子の中から、それも最良のものを、それも自分自身で、持って来た。主は、アベルとそのささげ物とに目を留められた。
創世記4章4節
++++++++++

主は、ここで、アベルの捧げ物に目を留められました。
このことは、新約聖書にも書かれています。

++++++++++
信仰によって、アベルはカインよりもすぐれたいけにえを神にささげ、そのいけにえによって彼が義人であることの証明を得ました。神が、彼のささげ物を良いささげ物だとあかししてくださったからです。彼は死にましたが、その信仰によって、今もなお語っています。
ヘブル人への手紙11章4節
++++++++++

アベルの信仰による捧げ物は、アベルを義人としました。
イエス様も、アベルについて、こういわれます。

++++++++++
それは、義人アベルの血からこのかた、神殿と祭壇との間で殺されたバラキヤの子ザカリヤの血に至るまで、地上で流されるすべての正しい血の報復があなたがたの上に来るためです。
マタイの福音書23章35節
++++++++++

ここで、アベルは、義人だとイエス様が言っておられます。

お話をもどしますが、イエス様が父なる神様の前に、捧げ物をもって行かれた、それが、義なのです。
その捧げ物とは、ご自身の御体であり、またご自身の血でした。

そのことにより、イエス様は、最高の捧げ物を捧げられたのです。

それによって、律法は終わりました。
イエス様が、律法を成し遂げられたのです。

このことだけが、いまや、人に義を与えるのです。
ですから、いま、私達にあるのは、信仰による義です。

そのことについて、こう書いてあります。

++++++++++
10:9なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。
10:10人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。
++++++++++

これが、私達に救いを与えるのです。
何かの行いではありません。

++++++++++
10:14しかし、信じたことのない方を、どうして呼び求めることができるでしょう。聞いたことのない方を、どうして信じることができるでしょう。宣べ伝える人がなくて、どうして聞くことができるでしょう。
10:15遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。次のように書かれているとおりです。「良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう。」
++++++++++

パウロは、ここで、信仰が起る為に、述べ伝えるものが必要だと言っています。
そして、私たちの語るべきことはこれです。

++++++++++
10:17そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。
++++++++++

ここで、キリストについてのみことばと書かれています。

パウロはコリント人への手紙第一でそのことをこう書いています。

++++++++++
15:3私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、
15:4また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと、
コリント人への手紙第一15章3-4節
++++++++++

私たちは、この福音の言葉をゆだねられています。
祈りましょう。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。


−−−−−−−−−−
シティーチャーチメッセージ20060813福音と信仰
−−−−−−−−−−



INDEX
TOP