礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20060806
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神との和解
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は慈しみ深く哀れみ深い方。
私たちとの和解の為に、御子を与えて下さった方です。
この方を覚えつつ御言葉を聞いてまいりましょう。

では、まず、本日の聖書箇所を、司会者お読み下さい。

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聖書箇所:ローマ人への手紙5章1-11節
・新改訳Up271(贈呈p238英対p454)
・新改訳Vp296・口語訳p238
・新共同訳p279(贈呈p279英対p426)
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聖書箇所のテキスト
5:1ですから、信仰によって義と認められた私たちは、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。
5:2またキリストによって、いま私たちの立っているこの恵みに信仰によって導き入れられた私たちは、神の栄光を望んで大いに喜んでいます。
5:3そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、
5:4忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。
5:5この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。
5:6私たちがまだ弱かったとき、キリストは定められた時に、不敬虔な者のために死んでくださいました。
5:7正しい人のためにでも死ぬ人はほとんどありません。情け深い人のためには、進んで死ぬ人があるいはいるでしょう。
5:8しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。
5:9ですから、今すでにキリストの血によって義と認められた私たちが、彼によって神の怒りから救われるのは、なおさらのことです。
5:10もし敵であった私たちが、御子の死によって神と和解させられたのなら、和解させられた私たちが、彼のいのちによって救いにあずかるのは、なおさらのことです。
5:11そればかりでなく、私たちのために今や和解を成り立たせてくださった私たちの主イエス・キリストによって、私たちは神を大いに喜んでいるのです。
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では、つづいて、主題聖句の暗唱を小学生の皆さんでお願いします。

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主題聖句:
ですから、信仰によって義と認められた私たちは、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。
ローマ人への手紙5章1節
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では、この所から、神との和解と題しまして、御言葉を見てまいりたいと思います。

聖書の通読は、旧約が詩篇、新約がローマ人への手紙です。
どちらも、聖書の中で、非常に大切なところです。
是非お読み下さい。

また、バイブルQは、
先週のクイズが、
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旧約:苦難の後、ヨブは息子娘を何人与えられましたか?
新約:御子は肉によれば誰の子孫ですか?
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で、答えが、
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旧約:息子七人、娘三人。
新約:ダビデの子孫。
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です。聖書で実際に確認してみてください。

また、今週のバイブルQは、
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旧約:ダビデは賛歌の中で、主がいつ御座に着かれたと言っていますか?
新約:罪から来る報酬は何ですか?
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という問題です。
実際に聖書で探してみて下さい。

では、聖書箇所に戻りたいと思います。
神との和解というのが、今回のタイトルです。

神様と、私たち人間との間の和解について、お話をしようとしているのですが、
もし、関係が良いなら和解など必要が無いわけで、私たちと神様との間に難しい関係のある事が分かるのですが、

私たちと神様との間には、敵意があると聖書は教えています。

この敵意はどのようにして生じたのでしょうか?
まず、この敵意は、人間から神様に対する一方的な敵意です。

神様は悪い方だという誤解といってもいいかもしれません。
神様は悪い方だというと、そんなことないでしょうと言われるかも知れません。
そうです。神様は正しい方です。
しかし、あなたにとって、神様が時に意地悪に思えたり、厳しく思えたりしないでしょうか?

神様は、正しい方です。
しかし、私たちは、神様に対して敵意を抱いているのです。
この敵意は、この事に始まります。

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1さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」
2女は蛇に言った。「私たちは、園にある木の実を食べてよいのです。
3しかし、園の中央にある木の実について、神は、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ。』と仰せになりました。」
4そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。
5あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」
6そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。
創世記3章
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この出来事は、皆さんご存知の通り、神様の戒めを人間が破ったところです。

エバが、はじめに神様の戒めを破り、また、アダムが破りました。

神様の戒めはこうでした。

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2:16神である主は、人に命じて仰せられた。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。
2:17しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ。」
創世記2章
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この戒めは、アダムが創造されて後、まだエバが創造される前にアダムに与えられました。
この神様の戒めをアダムが破ったその事が、最初の罪、原罪となって、神様と人間の関係を引き裂いてしまいました。

でも、なぜ、この戒めを破ったことは、私達と神様との関係を引き裂いたのでしょう。

先ほどの創世記の3章を見ると、

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4そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。
5あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」
創世記3章
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と、書いてあります。
これを言うのは、蛇として登場するサタンです。
ここで、サタンは、神様か嘘を言われたという、嘘をつきます。

このサタンの嘘には、神様に対する敵意があります。
サタンは、神様に対する敵意を持って、この嘘を語りました。

彼らは、サタンの語るうそを受け入れてしまったのです。

彼らにとって、食べたら死んでしまう木の実など、食物ではありませんでした。
しかし、彼らが、神様が嘘つきだと言う、サタンの嘘を受け入れた事で、この木の実に対する見る目が変わったのです。
そして、彼らはそれを食べました。

神様が嘘つきだという嘘を受け入れた事は、サタンの持っている神様への敵意を受け入れたことでした。

神様が、私達に人間を造り、そして、一方的に愛しておられるにも関わらず、
私たちたち人間は、神様の事を悪くいい嘘をつく悪魔の嘘を受け入れて、
一方的に神様に敵意を抱くものになったのです。

このときから、神様は悪い方だと言う敵意が、私たち一人一人の心の奥深くに刻みつけられています。

神様は、この人間と神様との間の壁を取り除こうとされました。
そのために、父なる神様は、キリスト・イエス様を、私達に与え、ご自身の愛を私達に示してくださったのです。

ですから、コリント人への手紙第二にこう書いてあります。

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18これらのことはすべて、神から出ているのです。神は、キリストによって、私たちをご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えてくださいました。
19すなわち、神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。
20こういうわけで、私たちはキリストの使節なのです。ちょうど神が私たちを通して懇願しておられるようです。私たちは、キリストに代わって、あなたがたに願います。神の和解を受け入れなさい。
コリント人への手紙第二5章
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この中で、20節にこう書いてあります。

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ちょうど神が私たちを通して懇願しておられるようです。私たちは、キリストに代わって、あなたがたに願います。神の和解を受け入れなさい。
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わかりますか?
神様が、懇願しておられるのです。
和解しようと、神様から懇願しておられるのです。
懇願と言うのは、
「おい、救ってやるから信じろ」といったものですか?
そうではありません。
イエス様は、どうぞ救われてください。和解を受け入れて下さいと、十字架で死んで下さったのです。

人類の歴史の始めに、人類が、一方的に神様に敵意を抱き、そして、神様との約束を破り、神様から離れてしまったのに、
神様は、神様の側から、御子さえも与え、そして、和解しようと懇願しておられるのです。

この神様との和解を受け入れると、私たちと神様との間には平和が訪れます。

そのことについて、今回のローマ人への手紙は語っているのです。

この、神との平和の為にイエス様が成してくださった御業が、今回の聖書箇所です。

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6私たちがまだ弱かったとき、キリストは定められた時に、不敬虔な者のために死んでくださいました。
7正しい人のためにでも死ぬ人はほとんどありません。情け深い人のためには、進んで死ぬ人があるいはいるでしょう。
8しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。
ローマ5章
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ここで、罪人であった時と書いてあります。
クリスチャン・ホームの子ども達は、気をつけてください。
もしも、皆さんが、自分は小さいときから教会にいってるから罪なんて無いなどというなら、
あなたは、この神様の和解と無関係です。

これを受けることの出来るのは、自分の罪を認め、そして、このキリストの成してくださった御業を信じるものです。

イエス様を信じると言うことは、この神様からの愛を受け入れると言うことです。
そして、神様からの和解の申し出に応答するということです。

皆さんは、いかがですか?
この神様の和解の申し出に応答されますか?

クリスチャンであるということは、この申し出に応答されたということです。

ですから、パウロは、

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5:1ですから、信仰によって義と認められた私たちは、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。
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といっているのです。

私たちは、神との平和を持っています。

そして、そのことは、それだけにとどまりません。
パウロはこう続けます。

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5:3そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、
5:4忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。
5:5この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。
ローマ人への手紙5章
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この患難ということを考えると、ヨブを思い出します。

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1:20このとき、ヨブは立ち上がり、その上着を引き裂き、頭をそり、地にひれ伏して礼拝し、
1:21そして言った。「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」
1:22ヨブはこのようになっても罪を犯さず、神に愚痴をこぼさなかった。
ヨブ記1章
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ヨブは、持ち物の全てと、自分の子ども達の全てを失ったときにこのように言います。

そして、この続きに、ヨブの妻との会話があります。

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7サタンは主の前から出て行き、ヨブの足の裏から頭の頂まで、悪性の腫物で彼を打った。
8ヨブは土器のかけらを取って自分の身をかき、また灰の中にすわった。
9すると彼の妻が彼に言った。「それでもなお、あなたは自分の誠実を堅く保つのですか。神をのろって死になさい。」
10しかし、彼は彼女に言った。「あなたは愚かな女が言うようなことを言っている。私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないではないか。」ヨブはこのようになっても、罪を犯すようなことを口にしなかった。
ヨブ記2章
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神様は、サタンがヨブに対してする事を許されました。
そのとき、ヨブに対して、その妻は、神をのろって死になさいというのです。
ところが、ヨブは、神様に対して悪い事をいいません。

この世界の全てのことは、神様から出ています。
神様の許し無しに、なにもおこらないと聖書は言います。
この患難の中で、ヨブの品性は、練られていきます。

そして、品性が造られていくのです。
品性は、英語ではキャラクターcharacterなのですが、
これは、性質とかそういうこと全般を意味します。

私たちは、性格は変わらないという言葉を口にする事があります。
しかし、ここで、性格が練られるのだと聖書はいっています。

皆さんの性格がどんな性格であっても、皆さんが神様との和解を受け入れて、そして、患難さえも神様から受け止めていく時、
その性格は練られて行きます。必ず、変えられるのです。
そして、そのことは、希望を与えます。
これは、失望に終わらない希望だと書いてあります。
それは、なぜか、それは、言葉だけのことではなく、現実に、聖霊様によって、神様の愛が注がれているからです。

聖霊様は、何をされましたか?
創世記のはじめ、

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1:1初めに、神が天と地を創造した。
1:2地は形がなく、何もなかった。やみが大いなる水の上にあり、神の霊は水の上を動いていた。
1:3そのとき、神が「光よ。あれ。」と仰せられた。すると光ができた。
創世記1章
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ここで、何も無い世界、やみが大いなる水の上にあり、この水の上を、神の霊が動いていました。
神様が光よあれと言われると、光ができました。
このとき、神の霊、聖霊様が、働かれたのです。

神様の言葉を実現されるのは聖霊様です。
聖霊様は、私たちの中に、今、生きておられるのです。
聖霊様は、使徒の働きの中で、ペテロやパウロを通して御業をなされたと同じように、いまもなさることの出来る方です。

私たちは、この大きな希望が与えられているのです。
しかし、そのために必要なことは、まず、神様との和解を受け入れることです。

それはまた、私たちが、私たちの周りの出来事に対し、

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患難さえも喜んでいます。
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と書いてあるように、
神様の御手から感謝を持って受け止めていくとこです。

私たちの周りに起る一つ一つの出来事に対し、神様の御手から受け止めましょう。
そして、互いに愛し合って歩みましょう。

そのとき、聖霊様は豊かに働かれます。
そして、聖霊様は大いなる事をあなたの人生を通してなして下さるのです。

全ての事を神様が納めておられます。
そして、この神様は、御子さえ与え、和解をなしとげて下さった方なのです。

お祈りしましょう。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20060806神との和解
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