礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20060716
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真実の神
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、天地を造られた方。
唯一の神。全ての主。王の王です。
この方を覚えつつ、御言葉を聞いてまいりましょう。

では、司会者。御言葉の朗読をお願いします。
本日の聖書箇所は、

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聖書箇所:使徒の働き19章23-34節
・新改訳Up245(贈呈版p216)・新改訳Vp268
・口語訳p215・新共同訳p252(贈呈p252英対p386)
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です。

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聖書箇所のテキスト
7月18日(火)[]エステ1-3/[]使徒19:23-34
19:23そのころ、この道のことから、ただならぬ騒動が持ち上がった。
19:24それというのは、デメテリオという銀細工人がいて、銀でアルテミス神殿の模型を作り、職人たちにかなりの収入を得させていたが、
19:25彼が、その職人たちや、同業の者たちをも集めて、こう言ったからである。「皆さん。ご承知のように、私たちが繁盛しているのは、この仕事のおかげです。
19:26ところが、皆さんが見てもいるし聞いてもいるように、あのパウロが、手で作った物など神ではないと言って、エペソばかりか、ほとんどアジヤ全体にわたって、大ぜいの人々を説き伏せ、迷わせているのです。
19:27これでは、私たちのこの仕事も信用を失う危険があるばかりか、大女神アルテミスの神殿も顧みられなくなり、全アジヤ、全世界の拝むこの大女神のご威光も地に落ちてしまいそうです。」
19:28そう聞いて、彼らは大いに怒り、「偉大なのはエペソ人のアルテミスだ。」と叫び始めた。
19:29そして、町中が大騒ぎになり、人々はパウロの同行者であるマケドニヤ人ガイオとアリスタルコを捕え、一団となって劇場へなだれ込んだ。
19:30パウロは、その集団の中にはいって行こうとしたが、弟子たちがそうさせなかった。
19:31アジヤ州の高官で、パウロの友人である人たちも、彼に使いを送って、劇場に入らないように頼んだ。
19:32ところで、集会は混乱状態に陥り、大多数の者は、なぜ集まったのかさえ知らなかったので、ある者はこのことを叫び、ほかの者は別のことを叫んでいた。
19:33ユダヤ人たちがアレキサンデルという者を前に押し出したので、群衆の中のある人たちが彼を促すと、彼は手を振って、会衆に弁明しようとした。
19:34しかし、彼がユダヤ人だとわかると、みなの者がいっせいに声をあげ、「偉大なのはエペソ人のアルテミスだ。」と二時間ばかりも叫び続けた。
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では、続いて、主題聖句の暗唱を小学生でお願いします。

<暗唱>

では、みなさんで言いましょう。

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主題聖句:
この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、手でこしらえた宮などにはお住みになりません。
使徒の働き17章24節
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今日は、このところから、真実の神と題しまして、御言葉を聞いてまいりたいと思います。

聖書の通読は、
旧約がネヘミヤ、エステル、ヨブと続きます。
エステル記は、バビロン捕囚の中で迫害され滅ぼされようとしていたユダヤ人が救われた出来事です。

主は、敵の真っ只中において、モルデカイとエステルを通して、ユダヤ人を救われました。

そして、ヨブ記です。ヨブはいいました。

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「主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」
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苦難の中でのヨブのあかららな姿を見ていただければと思います。

そして、新約聖書は、使徒の働きが続きます。
パウロの宣教の様子が続いてまいります。
このところも是非お読み下さい。

バイブルQは、
先週は、

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旧約:ネヘミヤの仕事は何でしたか?
新約:パウロはどこで、テモテと会いましたか?
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という質問でした。

回答は、

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旧約:王の献酌官(ネヘミヤ1章11節)
新約:ルステラ(使徒の働き16章1節)
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となっています。

聖書で確かめてください。

また、今回のクイズは、

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旧約:アハシュエロス王を殺そうとしているのがモルデカイの報告で発覚した宦官は誰と誰ですか?
新約:パウロの話が長く続くので寝てしまい3階の窓から落ちた青年は誰ですか?
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です。
聖書を読むと答えがわかりますので、是非読んで見てください。

さて、御言葉に戻りますが、今回の聖書箇所は、パウロの宣教の中で起こった一つの大きな事件です。

それは、エペソにおいて、アルテミスの神殿の模型を造って生活をしていた銀細工人たちが起こした騒動でした。

このアルテミスというのは、実は、隕石が祭られていたと聞いていますが、それを祭る立派な神殿がありました。
そして、その立派な神殿の模型を銀で造り、それを売って儲けている人々がいたのです。

そのような人々のリーダーであった、デメテリオが、パウロに反対して騒動を起こしたのです。

ここで、人々は叫んでいます。

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「偉大なのはエペソ人のアルテミスだ。」と二時間ばかりも叫び続けた。
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しかし、パウロは、ここに来る前に、アテネにおいて、こういっています。


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22そこでパウロは、アレオパゴスの真中に立って言った。「アテネの人たち。あらゆる点から見て、私はあなたがたを宗教心にあつい方々だと見ております。
23私が道を通りながら、あなたがたの拝むものをよく見ているうちに、『知られない神に。』と刻まれた祭壇があるのを見つけました。そこで、あなたがたが知らずに拝んでいるものを、教えましょう。
24この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、手でこしらえた宮などにはお住みになりません。
25また、何かに不自由なことでもあるかのように、人の手によって仕えられる必要はありません。神は、すべての人に、いのちと息と万物とをお与えになった方だからです。
使徒の働き17章
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この中の24章が今回の主題聖句です。

この世は、何処の国であっても神様に対して非常にいい加減です。
それが、本当に神様かどうか、そういうことは、中々考えません。

西行法師の歌に、
「何ごとのおわしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる」
というのがあります。
これは、非常に宗教的な心情を表したものと言われます。

しかし、「いわしの頭も信心から」
ということわざもありますが、
それが、いったい何なのかを自分で確かめず、闇雲に信じていると言うことがあるのでは無いでしょうか?

実は、キリスト教についても同じことがありえます。
だから、パウロは言うのです。

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また、もしあなたがたがよく考えもしないで信じたのでないなら、私の宣べ伝えたこの福音のことばをしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。
コリント人への手紙第一15章2節
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良く考えもしないで信じたので無いなら。
もし、良く考えもしないで信じるなら、それは、他の宗教となんらかわりません。
そこには、何の救いもありません。

それは、クリスチャンホームの子ども達にも言えることです。
また、親につれられて来ているだけであるならそれは、救いと関係がありません。
自分がしっかりとイエス様を信じることが必要です。
こどもだけではありません。ただ宗教的な気分で教会にくるなら、それは、神社や仏閣に行くのとかわりません。

救いは知識ではありませんから、聖書の全てを知らなければならないのではありません。
しかし、聖書の中で特に重要な事柄である。
創造主の存在・神の愛・神の御子イエス様の十字架と復活の意味は、分かっていなくて信じていると言うほうがおかしいことです。

私たちは、私たちの信じる神様が本当の、唯一の、偉大な神様である事を知っていなければなりません。

神様が唯一だなんてそんな排他的な、、。

といって、ユダヤ教やキリスト教を批判する方がおられます。
しかし、考えてください。あなたが絵を描いたとします。

別な人が来て、その絵の事を、「これを描いたのは私だ。」というとします。
あなたは、「いいえ、これは、私が描いたのです。」といいます。

そのとき、それを聞いた別の人がいいます。
「どっちが書いたのでもいいじゃないですか?どっちかに決めるなんて排他的ですよ。」

どう思いますか?ばかげていませんか?
真実は一つなのです。
そうではない。あれもこれも正しいと言うのは、心が広いのでなくいいかげんなのです。

天地創造の神様がおられるなら、神様は唯一です。

そして、その事を考えないなら、実は、その宗教は、神様など信じていないのです。
自分たちの気分の為、自分たちの利益の為、自分たちの商売の為に、何かを持ち出して拝んでいるだけなのです。

イザヤ書にはこうかいてあります。

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15それは人間のたきぎになり、人はそのいくらかを取って暖まり、また、これを燃やしてパンを焼く。また、これで神を造って拝み、それを偶像に仕立てて、これにひれ伏す。
16その半分は火に燃やし、その半分で肉を食べ、あぶり肉をあぶって満腹する。また、暖まって、『ああ、暖まった。熱くなった。』と言う。
17その残りで神を造り、自分の偶像とし、それにひれ伏して拝み、それに祈って『私を救ってください。あなたは私の神だから。』と言う。
18彼らは知りもせず、悟りもしない。彼らの目は固くふさがって見ることもできず、彼らの心もふさがって悟ることもできない。
19彼らは考えてもみず、知識も英知もないので、『私は、その半分を火に燃やし、その炭火でパンを焼き、肉をあぶって食べた。その残りで忌みきらうべき物を造り、木の切れ端の前にひれ伏すのだろうか。』とさえ言わない。
イザヤ書44章
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ここに偶像を拝むことのおろかさが書かれています。
それは、人が造ったものに過ぎません。

そして、それは、人が運ばなければ動くことも出来ないのです。

皆さん。偶像を礼拝することは、このように、本当におろかなことです。

そして、そこには何の救いもありません。

エルサレムの神殿を最初に作ったソロモンはいいます。


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18それにしても、神ははたして人間とともに地の上に住まわれるでしょうか。実に、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。まして、私の建てたこの宮など、なおさらのことです。
19けれども、あなたのしもべの祈りと願いに御顔を向けてください。私の神、主よ。あなたのしもべが御前にささげる叫びと祈りを聞いてください。
歴代志第二6章18-19節
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ここで、ソロモンは主が知恵と知識をお与えになった人でした。
その人は、その神殿の奉献の際に、このようにいのるのです。
自分の立てた宮はおろか、天も、天の天も主をお入れすることは出来ない。

ダビデも言います。

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ダビデ王は立ち上がって、こう言った。「私の兄弟たち、私の民よ。私の言うことを聞きなさい。私は主の契約の箱のため、私たちの神の足台のために、安息の家を建てる志を持っていた。私は建築の用意をした。
歴代志第一28章2節
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このソロモンが造る宮が、神の足台のためといっています。

そして、イザヤ書で、主が言われます。

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主はこう仰せられる。「天はわたしの王座、地はわたしの足台。わたしのために、あなたがたの建てる家は、いったいどこにあるのか。わたしのいこいの場は、いったいどこにあるのか。
イザヤ書66章1節
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天が王座、地が足台。

この世界の全てを創造された方を何かに入れることなど出来ません。
そして、私たちは、そのような偉大な方を信じているのです。

私たちの思いをはるかにこえた、真実の神様は、私達を愛し、それゆえに、御子イエス様を与えてくださいました。
そして、真実の愛を十字架で示してくださいました。

その方が、私たちの信じる方です。

そして、その方は真実の主です。

また、唯一の神様です。

私たちは、この方を、そして、イエス様を通して表された、この方の愛を述べ伝えるのです。

お祈りしましょう。




[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。


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シティーチャーチメッセージ20060716真実の神
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