礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20060702
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世界の全ての主
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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<祈り>

聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、世界の全てを造り治めておられる方。
全てのものの主です。
この方を覚えつつ御言葉を聞いてまいりましょう。

さて、では、聖書箇所の朗読を、司会者お願いします。

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聖書箇所:使徒の働き10章34-48節
・新改訳Up228(贈呈版p202)・新改訳Vp249
・口語訳p198・新共同訳p233(贈呈p233英対p357)
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聖書箇所のテキスト
10:34そこでペテロは、口を開いてこういった。「これで私は、はっきりわかりました。神はかたよったことをなさらず、
10:35どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行なう人なら、神に受け入れられるのです。
10:36神はイエス・キリストによって、平和を宣べ伝え、イスラエルの子孫にみことばをお送りになりました。このイエス・キリストはすべての人の主です。
10:37あなたがたは、ヨハネが宣べ伝えたバプテスマの後、ガリラヤから始まって、ユダヤ全土に起こった事がらを、よくご存じです。
10:38それは、ナザレのイエスのことです。神はこの方に聖霊と力を注がれました。このイエスは、神がともにおられたので、巡り歩いて良いわざをなし、また悪魔に制せられているすべての者をいやされました。
10:39私たちは、イエスがユダヤ人の地とエルサレムとで行なわれたすべてのことの証人です。人々はこの方を木にかけて殺しました。
10:40しかし、神はこのイエスを三日目によみがえらせ、現われさせてくださいました。
10:41しかし、それはすべての人々にではなく、神によって前もって選ばれた証人である私たちにです。私たちは、イエスが死者の中からよみがえられて後、ごいっしょに食事をしました。
10:42イエスは私たちに命じて、このイエスこそ生きている者と死んだ者とのさばき主として、神によって定められた方であることを人々に宣べ伝え、そのあかしをするように、言われたのです。
10:43イエスについては、預言者たちもみな、この方を信じる者はだれでも、その名によって罪の赦しが受けられる、とあかししています。」
10:44ペテロがなおもこれらのことばを話し続けているとき、みことばに耳を傾けていたすべての人々に、聖霊がお下りになった。
10:45割礼を受けている信者で、ペテロといっしょに来た人たちは、異邦人にも聖霊の賜物が注がれたので驚いた。
10:46彼らが異言を話し、神を賛美するのを聞いたからである。そこでペテロはこう言った。
10:47「この人たちは、私たちと同じように、聖霊を受けたのですから、いったいだれが、水をさし止めて、この人たちにバプテスマを受けさせないようにすることができましょうか。」
10:48そして、イエス・キリストの御名によってバプテスマを受けるように彼らに命じた。彼らは、ペテロに数日間滞在するように願った。
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続いて、主題聖句の暗唱を小学生の皆さんでお願いします。

<あんしょう>

では皆さんで言いましょう。

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主題聖句:
神はかたよったことをなさらず、どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行なう人なら、神に受け入れられるのです。
使徒の働き10章34-35節
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聖書の通読は、
旧約は歴代志の第二からエズラに入ります。
今まで読んできた歴代志ですが、
歴代志第一はアダムからはじまりダビデまでが書かれています。
そして、歴代志第二はソロモンから始まりバビロン捕囚と神殿の再建開始までです。

最も栄華に輝くソロモンの時代から始まって、最後バビロン捕囚に向かって行く様は、この歴代志第二全体が下り坂のようです。
しかし、歴代志第二の最後はエルサレム崩壊とバビロン捕囚の後、ペルシャ王クロスによるエルサレム神殿の再建命令で終わります。
単に滅びに終わるのでなく、次の希望をもって終わる歴代志に、主は常に主を信じるものに希望を与えて下さるのだと教えられます。

そして、聖書は、その再建を実際に行うエズラへと続きます。

新約聖書は、使徒の働きが続きます。

バイブルQですが、
前回のバイブルQは、

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旧約:アビヤの子で、主がよいと見られることを行った王は誰ですか?
新約:ステパノは最後に何と叫びましたか?

<クイズの答え・聖書箇所>
旧約:アサ(歴代志二14章1-2節)
新約:主よ。この罪を彼らに負わせないでください。(使徒の働き7章60節)
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です。
聖書で確かめて見てください。
そして、今回のバイブルQは、

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旧約:ヒゼキヤ王とアモツの子預言者イザヤが祈るとどうなりましたか?
新約:ペテロが夢ごこちに見た幻に出てきた大きな入れ物には何が入っていましたか?
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これも、聖書を読めば答えがわかります。
皆さん一緒に聖書を通読しましょう。

本題に戻りたいと思います。

今回の聖書箇所は、使徒の働きの10章ペテロとコルネリオの事です。

前回の聖書箇所は、ステパノの殉教でした。
そして、そこに登場するのがパウロです。
このパウロの改心が9章に書かれており、そして、この10章に続きます。

キリスト教を異邦人の世界に広めた。
つまり、異邦人への伝道を行ったのは誰でしょうか?
それは、パウロです。
このステパノの殉教のときに荷物の番をし、そして、教会への熱心な迫害を行ったサウロと呼ばれた人。
後にパウロと呼ばれた彼が、異邦人への伝道を行いました。

パウロは言います。
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すると、主は私に、『行きなさい。わたしはあなたを遠く、異邦人に遣わす。』と言われました。」
使徒の働き22章21節
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また、こうも言います。

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そこで、異邦人の方々に言いますが、私は異邦人の使徒ですから、自分の務めを重んじています。
ローマ人への手紙11章13節
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しかし、9章でパウロが登場して、この10章で、まだパウロの活躍は始まりません。
その前にペテロのしなければならないことがあったからです。

イエス様が言われた言葉に、こういうのがあります。

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18ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。
19わたしは、あなたに天の御国のかぎを上げます。何でもあなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたが地上で解くなら、それは天においても解かれています。」
マタイの福音書16章18-19節
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ここで、イエス様は、ペテロにあるものをお与えになりました。
それは、天の御国のかぎです。
これは、ペテロが持っていて、ペテロが開くのです。

それで、ペテロが、異邦人への福音のカギを開かなければならなかったのです。

それが、今回の聖書箇所です。

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42このことがヨッパ中に知れ渡り、多くの人々が主を信じた。
43そして、ペテロはしばらくの間、ヨッパで、皮なめしのシモンという人の家に泊まっていた。
使徒の働き9章42-43節
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ここで、ペテロは、ヨッパという所にいました。

彼は、まだ、異邦人への福音宣教など考えていませんでした。

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10:9その翌日、この人たちが旅を続けて、町の近くまで来たころ、ペテロは祈りをするために屋上に上った。昼の十二時頃であった。
10:10すると彼は非常に空腹を覚え、食事をしたくなった。ところが、食事の用意がされている間に、彼はうっとりと夢ごこちになった。
10:11見ると、天が開けており、大きな敷布のような入れ物が、四隅をつるされて地上に降りて来た。
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その入れ物には、何が入っていたでしょうか?

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10:12その中には、地上のあらゆる種類の四つ足の動物や、はうもの、また、空の鳥などがいた。
10:13そして、彼に、「ペテロ。さあ、ほふって食べなさい。」という声が聞こえた。
10:14しかしペテロは言った。「主よ。それはできません。私はまだ一度も、きよくない物や汚れた物を食べたことがありません。」
10:15すると、再び声があって、彼にこう言った。「神がきよめた物を、きよくないと言ってはならない。」
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それらは、ペテロにとって、食べてはならないものでした。
しかし、それを主は、神がきよめたものだと言われました。

そのとき、コルネリオという異邦人の所からの使いがやってきたのです。

そして、ペテロは、この人達についていくのです。

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10:22すると彼らはこう言った。「百人隊長コルネリオという正しい人で、神を恐れかしこみ、ユダヤの全国民に評判の良い人が、あなたを自分の家にお招きして、あなたからお話を聞くように、聖なる御使いによって示されました。」
10:23それで、ペテロは、彼らを中に入れて泊まらせた。明くる日、ペテロは、立って彼らといっしょに出かけた。ヨッパの兄弟たちも数人同行した。
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コルネリオは言います。

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10:30するとコルネリオがこう言った。「四日前のこの時刻に、私が家で午後三時の祈りをしていますと、どうでしょう、輝いた衣を着た人が、私の前に立って、
10:31こう言いました。『コルネリオ。あなたの祈りは聞き入れられ、あなたの施しは神の前に覚えられている。
10:32それで、ヨッパに人をやってシモンを招きなさい。彼の名はペテロとも呼ばれている。この人は海べにある、皮なめしのシモンの家に泊まっている。』
10:33それで、私はすぐあなたのところへ人を送ったのですが、よくおいでくださいました。いま私たちは、主があなたにお命じになったすべてのことを伺おうとして、みな神の御前に出ております。」
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そして、ペテロが語るのが、今回の主題聖句です。


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10:34そこでペテロは、口を開いてこういった。「これで私は、はっきりわかりました。神はかたよったことをなさらず、
10:35どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行なう人なら、神に受け入れられるのです。
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皆さん考えてみてください。

ある人は、キリスト教は外国の神様だといいます。

そして、日本には、日本の神様がいる。

しかし、もし、日本の神様が本当の神様なら、それは、世界の神様でなければならないのではないでしょうか?

聖書で神様とはどんな存在ですか?
それは、世界の全てを造られた方です。

しかし日本人が神様だと言っているものはなんでしょう。
何か不思議な力を持ったものを神様として崇めてご利益を得よう。
それは、偶像崇拝です。それは、本当の神様を崇めようとしているのではなく。自分の利益の為に神様を作り上げようとしているだけです。

聖書にも、本当の神様で無い様々な神様が出てきます。
しかし、それらは世界を造られた神様ではありません。

私たちは、何処の国の神様でも無い、この宇宙と全世界を作られた本当の神様を信じています。
そして、この神様が、本当の神様であるなら、それ以外に神様はおられません。

また、世界を造った神様がおられるなら、その方は全世界の神様です。

だからペテロはいいます。

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10:34そこでペテロは、口を開いてこういった。「これで私は、はっきりわかりました。神はかたよったことをなさらず、
10:35どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行なう人なら、神に受け入れられるのです。
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そして、ペテロがイエス様について証する中で、異邦人に聖霊様がそそがれたのです。

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10:42イエスは私たちに命じて、このイエスこそ生きている者と死んだ者とのさばき主として、神によって定められた方であることを人々に宣べ伝え、そのあかしをするように、言われたのです。
10:43イエスについては、預言者たちもみな、この方を信じる者はだれでも、その名によって罪の赦しが受けられる、とあかししています。」
10:44ペテロがなおもこれらのことばを話し続けているとき、みことばに耳を傾けていたすべての人々に、聖霊がお下りになった。
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天と地の全てを造られた神様は、ご自身を証するために、アブラハムを選び、そして、その子孫イエス様によって、救いをお与えになりました。
しかし、この方は、ただ単に、イスラエル民族の神様ではなく、全世界の神様なのです。

そして、聖霊様が注がれたそのことは、神様と異邦人との間の関係が回復した事を意味します。

どうして、外国の神様を信じているのですか?と聞かれる方がおられますが、
私は逆に問いたい。

なぜ、宇宙と地球とその全て、そして、あなたと私を造られた本当の神様を信じないのですか?

私たちの信じる主は、全世界の主です。

私たちは、外国の神様を信じているのではありません。

全ての人間が本来信じるべき、天と地と私たち全てを造られた神様を信じているのです。

そして、この方こそ、私たちの真の主です。

この事を、この日本においてものべ伝え、全ての人が信じるように祈りましょう。

[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。

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シティーチャーチメッセージ20060702世界の全ての主
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