礼拝でのお話
テキスト版
画像がある場合は
クリックすると
表示されます
※携帯で表示できない
物もありますので
ご了承下さい
トップページへ



−−−−−−−−−−
シティーチャーチ
メッセージ20060625
−−−−−−−−−−
祝福される人生
−−−−−−−−−−

++++++++++
11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
++++++++++

<祈り>

聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちが何をする時も、ともにいて導かれる方。
私たちの人生の主です。
この方を崇めつつ、主の御言葉を聞いてまいりましょう。


さて、では、いつものように、聖書箇所の朗読を、司会者お願いします。
聖書箇所は、使徒の働き7章の44から60節です。

++++++++++
聖書箇所:使徒の働き7章44-60節
・新改訳Up221(贈呈版p196)・新改訳Vp241
・口語訳p192・新共同訳p226(贈呈p226英対p346)
++++++++++

今回火曜日の箇所から少しずれて、水曜日の箇所に重なっていますが、一つのつながりの中で、こちらになっています。

++++++++++
聖書箇所のテキスト
6月27日(火)[]U歴代10-12/[]使徒7:19-44
7:44私たちの先祖のためには、荒野にあかしの幕屋がありました。それは、見たとおりの形に造れとモーセに言われた方の命令どおりに、造られていました。
7:45私たちの先祖は、この幕屋を次々に受け継いで、神が先祖たちの前から異邦人を追い払い、その領土を取らせてくださったときには、ヨシュアとともにそれを運び入れ、ついにダビデの時代となりました。
7:46ダビデは神の前に恵みをいただき、ヤコブの神のために御住まいを得たいと願い求めました。
7:47けれども、神のために家を建てたのはソロモンでした。
7:48しかし、いと高き方は、手で造った家にはお住みになりません。預言者が語っているとおりです。
7:49『主は言われる。天はわたしの王座、地はわたしの足の足台である。あなたがたは、どのような家をわたしのために建てようとするのか。わたしの休む所とは、どこか。
7:50わたしの手が、これらのものをみな、造ったのではないか。』
7:51かたくなで、心と耳とに割礼を受けていない人たち。あなたがたは、先祖たちと同様に、いつも聖霊に逆らっているのです。
7:52あなたがたの先祖が迫害しなかった預言者がだれかあったでしょうか。彼らは、正しい方が来られることを前もって宣べた人たちを殺したが、今はあなたがたが、この正しい方を裏切る者、殺す者となりました。
7:53あなたがたは、御使いたちによって定められた律法を受けたが、それを守ったことはありません。」
7:54人々はこれを聞いて、はらわたが煮え返る思いで、ステパノに向かって歯ぎしりした。
7:55しかし、聖霊に満たされていたステパノは、天を見つめ、神の栄光と、神の右に立っておられるイエスとを見て、
7:56こう言った。「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます。」
7:57人々は大声で叫びながら、耳をおおい、いっせいにステパノに殺到した。
7:58そして彼を町の外に追い出して、石で打ち殺した。証人たちは、自分たちの着物をサウロという青年の足もとに置いた。
7:59こうして彼らがステパノに石を投げつけていると、ステパノは主を呼んで、こう言った。「主イエスよ。私の霊をお受けください。」
7:60そして、ひざまずいて、大声でこう叫んだ。「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」こう言って、眠りについた。
++++++++++

では、つづきまして、小学生の皆さん。主題聖句の暗唱をお願いします。

<あんしょう>

では、皆さんでいいましょう。

++++++++++
主題聖句:
ステパノは主を呼んで、こう言った。「主イエスよ。私の霊をお受けください。」
使徒の働き7章59節
++++++++++

今日はこのところから、祝福される人生と題しまして、御言葉を見て行きたいと思います。

ところで、聖書の通読は、新約聖書が使徒の働き、そして、旧約聖書が第二歴代志となっています。

使徒の働きの中でも、今回の箇所は、聖霊様が働かれて、教会が拡大していくそのきっかけとなる出来事が書かれており、パウロの悔い改めも出てきます。

是非、皆さんお読み下さい。

バイブルQは、先週の答えが右下に書いてあります。

−−−−−−−−−−
<先週のクイズ>
旧約:モーセの子孫は、イススラエルのどの部族に属しましたか?
新約:ペテロの宣言によって癒された足の悪かった人の年齢について、何とかいてありますか?
<クイズの答え・聖書箇所>
旧約:レビ部族(歴代志一23章14節)
新約:40歳余り(使徒の働き4章22節)
−−−−−−−−−−

これらの事を、聖書で確認してみてください。

私たちは、聖書に書かれている事を、正しいこととして述べ伝えています。
その様な中で、非常に大切なことは、聞いたことが本当かどうか、少なくとも自分の調べる事の出来る範囲で確かめて見ることです。

私が言ったからこれでいいのでなく、そのことが聖書にはっきりと書かれている事を見て戴きたいのです。

それは、いま問題になっているダビンチコードにも言えることです。
そこで言われていること、また、その中で当たり前だと言っていることが、本当かどうか、残念ながら、それらは、少し調べると嘘だとわかることだらけなのですが、
その様に調べて、行くことが非常に重要です。

しかし、それは、異端と呼ばれるような書を読めと言うことではありません。
聖書に何が書いてあるかをまず確かめてほしいのです。

また、もし、さまざまな異端に関わる書を読んで見たい方は、
私はそういう方に必ず言うのですが、新約聖書、旧約聖書全巻を10回は通読してからにして下さいとお願いしています。

一年に一回通読される方なら、10年でしょうか?

そのように、しっかりと本物に触れて、その後で、様々なものに触れてみられても良いかも知れません。

ところで、バイブルQは、聖書さえ見れば、絶対に答えの分かる問題にしてあります。

今週の問題は

−−−−−−−−−−
旧約:アビヤの子で、主がよいと見られることを行った王は誰ですか?
新約:ステパノは最後に何と叫びましたか?
−−−−−−−−−−

という問題です。

どちらも、聖書を読むと答えがわかります。
ですから、ヒントはありません。

皆さん是非、聖書をお読み下さい。

では、本題に戻りたいと思います。

今回の箇所は、ステパノの殉教という出来事です。

殉教って分かりますか?
つまり、イエス様を信じる信仰の為に、命を捨てる事です。

ステパノは、このキリスト教において、最初の殉教者となられた方です。

今回読んでいただいた箇所に、ステパノの殉教が出てきます。

このステパノの殉教と、今回の「祝福された人生」とのタイトルは、会わないのではないですか?
と、考える方もおられるかも知れません。

しかし、では、ステパノの人生は、不幸な人生だったのでしょうか?

そうではありません。
ステパノの人生は、最高に祝福された人生でした。
そして、その終わり、ステパノは、神様の祝福の中に命をささげ、そして、天におられる主を見ながら死んでいったのです。

++++++++++
55しかし、聖霊に満たされていたステパノは、天を見つめ、神の栄光と、神の右に立っておられるイエスとを見て、
56こう言った。「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます。」
++++++++++

これが、ステパノの生涯の終わりでした。
私は、この生涯を、祝福された人生だと本当に思います。
いや、主は、ステパノを、主を信じて証したが為に、人々から殺された不幸な人としてでなく、
主の為に、命を捧げ主の姿をみながら天に上げられた、そして、最後まで、主の愛の中に生きた本当に幸いな人として見ておられると思いませんか?

今回の聖書箇所の大半はステパノの語った言葉です。
この言葉は、ここから始まります。

++++++++++
6:13そして、偽りの証人たちを立てて、こう言わせた。「この人は、この聖なる所と律法とに逆らうことばを語るのをやめません。
6:14『あのナザレ人イエスはこの聖なる所をこわし、モーセが私たちに伝えた慣例を変えてしまう。』と彼が言うのを、私たちは聞きました。」
6:15議会で席に着いていた人々はみな、ステパノに目を注いだ。すると彼の顔は御使いの顔のように見えた。
7:1大祭司は、「そのとおりか。」と尋ねた。
7:2そこでステパノは言った。「兄弟たち、父たちよ。聞いてください。私たちの父祖アブラハムが、カランに住む以前まだメソポタミヤにいたとき、栄光の神が彼に現われて、
++++++++++

そして、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフ、モーセ、と続き、今回読んでいただいた
幕屋から、ヨシュア、ダビデ、ソロモンと続き、神殿についての話で終わります。

この中で、ステパノがあげた人々に共通していること、そして、ステパノ自身とも共通していることはなんでしょう。
それは、この使徒の働きの重要なキーでもあります。

それは何か、主が共におられたということです。

++++++++++
神は仰せられた。「わたしはあなたとともにいる。これがあなたのためのしるしである。わたしがあなたを遣わすのだ。あなたが民をエジプトから導き出すとき、あなたがたは、この山で、神に仕えなければならない。」
出エジプト記3章12節
++++++++++

モーセは幕屋を造りました、それは、何のためでしょう、それは、主の臨在の現れる場所でした。

このモーセは、イスラエルの民が主に反逆した時、このように主と語り合っています。

++++++++++
33:14すると主は仰せられた。「わたし自身がいっしょに行って、あなたを休ませよう。」
33:15それでモーセは申し上げた。「もし、あなたご自身がいっしょにおいでにならないなら、私たちをここから上らせないでください。
33:16私とあなたの民とが、あなたのお心にかなっていることは、いったい何によって知られるのでしょう。それは、あなたが私たちといっしょにおいでになって、私とあなたの民が、地上のすべての民と区別されることによるのではないでしょうか。」
出エジプト記33章14-16節
++++++++++

ヨシュアはどうだったでしょう。

++++++++++
わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」
ヨシュア記1章9節
++++++++++

では、ダビデはどうだったでしょう。

++++++++++
ダビデはますます大いなる者となり、万軍の神、主が彼とともにおられた。
サムエル記第二5章10節
++++++++++

そして、ソロモンの作った神殿に、主は臨在されました。

++++++++++
5:13ラッパを吹き鳴らす者、歌うたいたちが、まるでひとりででもあるかのように一致して歌声を響かせ、主を賛美し、ほめたたえた。そして、ラッパとシンバルとさまざまの楽器をかなでて声をあげ、「主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」と主に向かって賛美した。そのとき、その宮、すなわち主の宮は雲で満ちた。
5:14祭司たちは、その雲にさえぎられ、そこに立って仕えることができなかった。主の栄光が神の宮に満ちたからである。
歴代志第二5章13−14節
++++++++++

そして、ステパノは、
++++++++++
この提案は全員の承認するところとなり、彼らは、信仰と聖霊とに満ちた人ステパノ、およびピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、アンテオケの改宗者ニコラオを選び、
使徒の働き6章5節
++++++++++

ステパノが信仰と聖霊に満ちた人であったことがわかります。
彼らは、何か器用な人ではなくて、信仰と聖霊に満ちた人々であった。

この使徒の働きの大きなテーマは、聖霊様というプレゼントを、神様からもらった人々がどういうふうに歩んだかということです。

あるかたは、聖霊様の働きそのものだとも言われますし、そういってもいいかも知れません。

聖霊様は私達を通して働かれ、聖霊様の導きの中で歩む時に何が起こるのか。
それが、ここに書かれているのです。

では、聖霊様はどこにおられるでしょうか?
聖霊様は、信じる私たちの中におられます。

でも、イエス様は、聖霊様は、その好むところに行かれるといわれました。

では、聖霊様の好まれるところはどこでしょうか?

イエス様は、聖霊様の喜ばれるところがどこかそれを新しい戒めとして教えられました。

それが、これです。

++++++++++
わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。
ヨハネの福音書15章12節
++++++++++

これは、いつも引用する所ですが、このところで、イエス様は、やがて来る聖霊様が好まれる場がどんな場かも、この御言葉で教えておられます。
二人三人イエス様のお名前によって、集まるなら、イエス様はそこにいると言われました。
それもまた、聖霊様の働きです。
しかし、そのように、集まっていても、二人三人集まって、争っているなら、聖霊様はそれを喜ぶことは出来ません。

御言葉の約束ですので、聖霊様は、そこに居られるかもしれませんが、そのことは、聖霊様を悲しませる結果となってしまいます。

詩篇には、こう書かれています。

++++++++++
見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんという楽しさであろう。
詩篇133篇1節
++++++++++

主は、このように、主を信じるものが、共に集まっている事を喜ばれます。
そして、このことこそ、麗しいと言われるのです。

++++++++++
一切れのかわいたパンがあって、平和であるのは、ごちそうと争いに満ちた家にまさる。
箴言17章1節
++++++++++

私たちが、互いに愛し合っているなら、主はその事を喜ばれます。
そして、そこに主は臨在されるのです。

主が共に居られる、そのこと以上の祝福はありません。

主が、喜んで私たちの中にすまれる為に私たちはどうすればいいか。
それを、イエス様の戒めは教えています。

++++++++++
わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。
ヨハネの福音書15章12節
++++++++++

私たちが、この戒めに従って歩むことが出来るように。
そして、私たちの愛し合う中に、主の臨在が更に豊かに表されるように。お祈りしましょう。


[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。


−−−−−−−−−−
シティーチャーチメッセージ20060625祝福される人生
−−−−−−−−−−




INDEX
TOP