礼拝でのお話
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シティーチャーチ
メッセージ20060611
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十字架での賛美
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11:28すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
11:30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書11章28−30節
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皆さんおはようございます。
聖なる聖なる聖なる主を称えます。
主は、私たちの為に、全てを耐えしのび、私たちの贖いを成し遂げて下さった方です。

この方を覚えて、主の御言葉を、聞いてまいりましょう。

今日は、グレイスチャペルの、献堂3周年記念のコンサートが、グレイスチャペルで持たれています。

私達にとっても、3年がたちました。
主が、全てを導いてくださるように。
共に、祈って参りたいと思います。

また、いま、開かれているコンサートも、主の祝福された時となるようにお祈りしましょう。

では、本日の御言葉をお読み戴きましょう。

聖書の箇所は、

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聖書箇所:ヨハネの福音書19章23-30節
・新改訳Up202(贈呈版p180)・新改訳Vp221
・口語訳p174・新共同訳p207(贈呈p207英対p316)
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です。
司会者お読み下さい。

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聖書箇所のテキスト
6月13日(火)[]T歴代3-5/[]ヨハ19:23-42
19:23さて、兵士たちは、イエスを十字架につけると、イエスの着物を取り、ひとりの兵士に一つずつあたるよう四分した。また下着をも取ったが、それは上から全部一つに

織った、縫い目なしのものであった。
19:24そこで彼らは互いに言った。「それは裂かないで、だれの物になるか、くじを引こう。」それは、「彼らはわたしの着物を分け合い、わたしの下着のためにくじを引いた

。」という聖書が成就するためであった。
19:25兵士たちはこのようなことをしたが、イエスの十字架のそばには、イエスの母と母の姉妹と、クロパの妻のマリヤとマグダラのマリヤが立っていた。
19:26イエスは、母と、そばに立っている愛する弟子とを見て、母に「女の方。そこに、あなたの息子がいます。」と言われた。
19:27それからその弟子に「そこに、あなたの母がいます。」と言われた。その時から、この弟子は彼女を自分の家に引き取った。
19:28この後、イエスは、すべてのことが完了したのを知って、聖書が成就するために、「わたしは渇く。」と言われた。
19:29そこには酸いぶどう酒のいっぱいはいった入れ物が置いてあった。そこで彼らは、酸いぶどう酒を含んだ海綿をヒソプの枝につけて、それをイエスの口もとに差し出し

た。
19:30イエスは、酸いぶどう酒を受けられると、「完了した。」と言われた。そして、頭を垂れて、霊をお渡しになった。
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主題聖句の暗唱を、小学生の皆さんでお願いします。

<あんしょう>

皆さんでいいましょう。

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主題聖句:
イエスは、酸いぶどう酒を受けられると、「完了した。」と言われた。そして、頭を垂れて、霊をお渡しになった。
ヨハネの福音書19章30節
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今日はこのところから、

十字架での賛美

と題しまして、御言葉を共に見てまいりたいと思います。

皆さん聖書の通読はいかがでしょうか?

今週は、旧約聖書が、歴代志が続きます。

また、新約聖書は、ヨハネの福音書が終わり、使徒の働きに入ります。

ヨハネの福音書の今回の箇所は、イエス様の十字架と復活が、非常に詳しく書かれたところです。

また、ペテロとの会話など、本当に素晴らしい記述がなされています。

是非、皆さんお読み下さい。

先週のバイブルQは、

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旧約:ユダの王アザルヤはエルサレムで何年、王位にいましたか?
新約:聖霊様は、世のどんな誤りを認めさせますか?
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です。
答えは、そこに書いたように、

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旧約:52年(列王記第二15章1-2節)
新約:罪について、義について、さばきについての誤り。(ヨハネの福音書16章8節)
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です。
この新約のところでの、イエス様が語られたことは、非常に分かりにくいところです。

しかし、イエス様を信じる私達にとって、罪とはなんでしょう。
それは、すなわち、イエス様を信じないことです。

また、義とはなんでしょう。
それは、イエス様がなしとげられたことで、私たちの何かではありません。

最後に、さばきとはなんでしょう。
それは、悪魔と悪魔につながるものに対するもので、私達にたいするものではありません。

これは、非常に大切なことですが、クリスチャンでも、自分の義を立てようとしてしまうことがあります。

主にゆだねて、主と共に、歩ませて頂きたいと思います。

次回のバイブルQは、

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旧約:レビの子は誰と誰と誰ですか?
新約:墓で泣いていたマリヤに、「なぜ泣いているのですか。だれを捜しているのですか。」と聞いたのは誰ですか?
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です。

是非、読んで見てください。

では、御言葉にもどります。

先週は、ペンテコステでした。

それは、いったいなんでしょう。
イエス様がなされた贖いによって、私達に聖霊様が与えられたことです。

そのことは、こうもたとえることが出来ます。

ある方が、子どもの為に、あるプレゼントをします。
それは、子どもが旅行に行く為のレンタカーと途中のホテルやフェリーのチケットです。

その人は、子どもにいいます。
こんど、旅行をプレゼントするから。

そして、それから数日して、その方は子どもにいいます。

支払いをし、契約をしたから、いついつに、自動車とチケットが届く。

その、契約がなされ、支払いが済んだことにより、その自動車や、ホテルやフェリーのチケットは、必ず、彼の所に届きます。

そして、約束の日に、そのプレゼントは、子どもの元に届き、その子どもは、それに乗って、旅行に出かけるのです。

さて、この中で、彼の元に、プレゼントが届く事が確定したのはいつですか?

それは、契約が成された日です。

しかし、その時にかれはそのプレゼントを受け取ったのではありません。

子どもにとって、一番嬉しいのはいつでしょう。
それは、プレゼントが届いた日、彼の旅行の為に用意された物を実際に目に見た日ではないでしょうか?

神様は、私たちの救いを約束されました。
私たちが天国に行けるようになること、そして、永遠の命を受けることを約束されました。

イエス様が十字架に架かられたとき、何が起こりましたか?

その契約がなされたのです。

そして、聖書を通して、父なる神様が約束されたのは、なんでしょう。
それは、命の御霊、永遠の命を与える聖霊様が、与えられる事です。

その契約が、十字架の上で成し遂げられました。

そして、その聖霊様が実際に与えられたのが、、、。
それが、ペンテコステの日です。

ですから、ペンテコステは、私達にとって、最高に喜こびの日です。

でも、そのように聖霊様が与えられたのは、イエス様の十字架という、契約、支払いがなければありえないのです。

ですから、聖書で一番重要なのは、やはり、イエス様の十字架と復活です。

イエス様は、私たちの為に、十字架で、全ての支払いをし、私たちの罪を贖い、天の御国にいたる、永遠の命を与えて下さいました。

この聖霊のバプテスマについて、今まで見てきましたヨハネの福音書の初めで、バプテスマのヨハネは、こういいます。

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私もこの方を知りませんでした。しかし、水でバプテスマを授けさせるために私を遣わされた方が、私に言われました。『聖霊がある方の上に下って、その上にとどまられ

るのがあなたに見えたなら、その方こそ、聖霊によってバプテスマを授ける方である。』
ヨハネの福音書1章33節
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そして、イエス様も言われます。

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イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国にはいることができません。
肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。
あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。
ヨハネの福音書3章5-7節
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ここでの、水と御霊とはどういうことでしょうか?
水は、すなわち、ヨハネの授けていた、水のバプテスマです。
それは、なんですか?
それは、悔い改めのバプテスマです。

自分たちの今までの行い、その罪の人生を、悔い改める。

そのために、死ぬ事を意味して、水の中につかり、また、新しい人生を生きる事を示して、水から上がってくるのです。
ですから、これは、新しく生まれることです。

そのときから、新しい人生、それまでの人生を悔い改めて、新しい人生を踏み出すのです。

私たちの肉には、それを成し遂げる力はありません。

その、悔い改めたものに、父なる神様は聖霊様を与えてくださるのです。
それは、命の御霊です。

その御霊を受けて、私たちは、新しい命に生きるものとなるのです。

その命は永遠の命です。

ですから、水と御霊がセットなのです。

悔い改めたところに、聖霊様が注がれます。

この聖霊様こそが、最大のプレゼントだというのが前回のメッセージでした。

しかし、それよりも重要なのは、契約が成されたことです。

契約がなければ、これは、実現しなかったからです。

その、契約の場面が、この十字架です。

イエス様が、十字架でなしとげてくださった、その全てが、預言のとおりに行われ、そして、その契約の全てが完了したのです。

ですから、イエス様は言われました。

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イエスは、酸いぶどう酒を受けられると、「完了した。」と言われた。そして、頭を垂れて、霊をお渡しになった。
ヨハネの福音書19章30節
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この時に、何が完了したのですか?

私たちの罪が赦されるということ、そして、聖霊様が与えられ、永遠の命が与えられ、天国に行けるということ、その全ての契約が完了したのです。

そして、ペンテコステの日、その全ては実現しました。

ところで、イエス様は、十字架の上で、言われました。

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この後、イエスは、すべてのことが完了したのを知って、聖書が成就するために、「わたしは渇く。」と言われた。
ヨハネの福音書19章28節
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この言葉は、預言の成就です。
では、それは、どこに書かれているでしょう。

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彼らは私の食物の代わりに、苦味を与え、私が渇いたときには酢を飲ませました。
詩篇69篇21節
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そして、イエス様に、人々はどうしましたか?

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そこには酸いぶどう酒のいっぱいはいった入れ物が置いてあった。そこで彼らは、酸いぶどう酒を含んだ海綿をヒソプの枝につけて、それをイエスの口もとに差し出した。
ヨハネの福音書19章29節
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ここで、イエス様についての預言の一つが実現しました。

十字架のイエス様を表している、旧約聖書の中で、詩篇の22篇は特に重要です。
この中にこう書いてあります。

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彼らは私の着物を互いに分け合い、私の一つの着物を、くじ引きにします。
詩篇22篇18節
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この箇所と、今回の聖書箇所を比べてみてください。

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そこで彼らは互いに言った。「それは裂かないで、だれの物になるか、くじを引こう。」それは、「彼らはわたしの着物を分け合い、わたしの下着のためにくじを引いた。」とい

う聖書が成就するためであった。
ヨハネの福音書19章24節
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以前もいいましたが、この詩篇のとおりのことが、イエス様に実現しました。

この詩篇の22篇の始めはなんでしょう。

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わが神、わが神。どうして、私をお見捨てになったのですか。遠く離れて私をお救いにならないのですか。私のうめきのことばにも。
詩篇22篇1節
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イエス様は、十字架の上で言われました。

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三時ごろ、イエスは大声で、「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」と叫ばれた。これは、「わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか。」という意味である。
マタイの福音書27章46節
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ここで、イエス様が、何をされたか、わかりますか?

ここを見て、イエス様は、神様に不満をいっておられるとかそう取る人もいます。

でも、それは、とんでもない間違いです。

では、何ですか?

イエス様は、十字架の上で、ご自身について、歌われた、ダビデの作った歌を、大声で、歌われたのです。

この詩篇がどんなメロディーで歌われていたものなのかは、知りません。
しかし、この歌は、イエス様が十字架で歌う為に用意されていた歌です。

ダビデは、やがて来るメシアがその御業をどのようになしとげられるのかを歌にしたのです。
つまり、これは、キリストのテーマ曲です。

イエス様は、十字架で、この歌を歌われました。

これは、見放されたかに思える状況での、それでも、神様に頼り、信頼していこうとする歌です。

そして、自分の状況を、神様に伝え、そして、神様の救いを待ち望む歌です。

この歌の最後の方に、こうかいてあります。

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大会衆の中での私の賛美はあなたから出たものです。私は主を恐れる人々の前で私の誓いを果たします。
悩む者は、食べて、満ち足り、主を尋ね求める人々は、主を賛美しましょう。あなたがたの心が、いつまでも生きるように。
地の果て果てもみな、思い起こし、主に帰って来るでしょう。また、国々の民もみな、あなたの御前で伏し拝みましょう。
詩篇22篇25-27節
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イエス様は、契約を果たされました。
十字架のイエス様を見上げる人々の中で、その預言を成就し、救いを成し遂げられたのです。

そして、その結果、主を賛美するものが、いつまでも生きるようになり、全てのものが、主の前で伏し拝むように、なるのです。

これが、イエス様の十字架です。
これが、イエス様の成された十字架での契約です。

そして、私たちは聖霊様を受けたのです。

これが、聖書の教える永遠のいのちです。

皆さん、ダビンチコードや、ユダの福音書、いろんな偽りが出てきます。

しかし、これが真理です。

イエス様の、十字架によって、成し遂げられた事意外に救いはないのです。

主に感謝します。

お祈りしましょう。

いつもの課題もお祈りください。
また、グレイスチャペルのこともお祈りしましょう。



[[祈りの課題]]・御言葉への応答・イスラエル・エルサレムの為。
・母教会グレイスチャペル、近隣の教会の為。八幡の教会の事件で傷ついた人々の為。
・東邦ビル、牧野、枚方、京阪沿線、淀川と流域の町々、関西、日本、世界の為。
(テロからの守りの為に。テロリスト達が悔い改める為に)
・日本の政治が正しく行われるように。
・台風、ハリケーン、地震、津波等の自然災害、事故、テロの被害者の為。対策と復興の為に。
・主がこの日本の子ども達と子ども達にかかわる人々を守って下さる様に。
・シティーチャーチの為、問題を抱えた人々の為、この群れの子どもたちの為。


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シティーチャーチメッセージ20060611十字架での賛美
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